最終更新日:'15/1/23  最終チェック日:'15/1/23
我流・個別分析 〜ムウマ〜

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〜概論〜

唯一の純粋なゴーストタイプであり、黒い眼差し+滅びの歌のコンボのスペシャリスト。
ゲンガーに比べて能力的に耐久力が高く、属性面でも弱点が少なく、痛み分けによる誤魔化し性能も高いため、
その分ターンを稼いで滅びの歌が成功しやすくなっている。
特にゲンガーの場合痛手となるカビゴンの地震に対してもそこそこ耐える上、
眠るを持てばLv.50でも55カビゴンのあらゆる特殊技を受け続けることが出来るため、
総合的なカビゴン受け性能としてはナンバーワンと言う人も多く、
ひいては「カビゴンを止めるために生まれてきたポケモン」と呼ぶ人さえ居る。
反面、道連れ戦法に徹底的に頼っているためタイマンになってしまうと手も足も出なかったり、
ゲンガーと違って威力のある多彩な攻撃技を使うことが出来ないため、
苦手なポケモンへの圧力をかけづらく起点にされやすい、と言った短所もある。
大爆発や特殊攻撃技の魅力が大きいのでどちらかと言うと攻撃的な使われ方が多いゲンガーに対して、
ムウマはまさに滅びコンボの象徴的な存在と言えるだろう。


〜実戦的ステータス〜

タイマン性能■□□□□□□□□□ 出番の多さ■■■■■■■■■□
複数対決性能■■■■■■■■■□ 使い方の多様性■■■■■■□□□□
対カビゴン性能■■■■■■■■■■ 不利な相手への対抗力■■■■■■□□□□
対その他の一線級■■■■□□□□□□ 個人的総合評価■■■■■■■■■■


〜優劣関係〜

格好の餌カビゴン パルシェン ハピナス ベトベトン ポリゴン2
割と有利ヘラクロス ゲンガー ブラッキー カイリュー ケンタロス
場合によるエアームド カイリキー スターミー フシギバナ ナッシー スイクン ガルーラ
割と不利バンギラス サンダー ファイヤー ゴローニャ
天敵ヘルガー フーディン ハガネール ガラガラ ライコウ


〜防御面〜

55食べ残し52食べ残し50黄金の実50
55カビゴンの地震低確率3発超高確率3発確3確3
55カビゴンの大文字乱数5〜6発超低確率4発高確率4発確4
50カビゴンの地震高確率4発確4確4超高確率3発
55ポリゴン2の冷凍ビーム超低確率4発高確率4発確4低確率3発
カイリューの雷確4中乱数3発微高確率3発確3
50エアームドのドリル嘴微低確率4発確4確4超高確率3発
50ブラッキーの追い打ち乱数6〜7発乱数5〜6発確5超高確率4発
52ゲンガーの10万ボルト超低確率4発高確率4発確4低確率3発
50スターミーの波乗り確4中乱数3発微高確率3発確3
50パルシェンの冷凍ビーム高確率4発確4確4超高確率3発
50ヘラクロスのメガホーン微低確率4発確4確4超高確率3発
50カイリキーのめざ霊確3中乱数2発低確率2発確2
50ハピナスの雷乱数5〜7発乱数5〜6発超低確率4発確4


〜技候補〜

黒い眼差し
滅びの歌
とりあえず真っ先にムウマがすること。ほとんどセット。
片方もしくは両方無い場合も稀にあるが、あとは型サンプル参照。
痛み分け特殊な回復手段。場合によってはダメージ源にもなる。
道連れ自分より遅い相手への切り札。滅びのターン稼ぎが出来なさそうな時にも。
守る滅びのターン稼ぎ。食べ残しや痛み分けと併用すると物凄く硬くなる。
眠る滅びのカウントが1のターンにコレで回復してすぐ逃げれば、再利用しやすい。
特殊カビゴンをガン受けしたり、状態異常にも強かったりと便利な技。
10万ボルト
電磁砲
攻撃範囲・威力ともに最もまともで採用率が高い攻撃技。
滅びを阻止する吹き飛ばしエアームドには特に効果的。
電磁砲は麻痺重視。詳しくは型サンプルにて。
めざ氷ガラガラ、ナッシー、サンダーあたりに舐められないようにするならコレ。
めざ炎エアームドの他、吠えるハガネールにも有効。ついでにナッシーにも。
めざ水ヘルガー、ハガネール、ガラガラと天敵に軒並み強くなる技。
泥棒ハガネールの食べ残し、ガラガラの太いホネなどを狙える。
怪しい光攻撃手段というよりは防御手段。滅びのターン稼ぎの他、
吠える等のコンボ封じまで阻止出来る可能性があるのが侮れない。
呪い使い所が難しいが、後述の型サンプルのような組み合わせが面白い。
嫌な音エース等で自分が物理技で殴る場合の火力アップ技。サポートとしても、
例えば滅びをかけて、飛ばして来るエアームド等にコレをかけて、
カビゴンが登場出来たりしたら美味しいかも知れない。
シャドーボールアタッカー仕様の属性一致メイン技。素の火力は弱いのでほぼ嫌な音必須
めざ格アタッカーでシャドーボールと相性の良いサブ技候補。
恩返しアタッカーで攻撃技スペースが1個しか無い場合の候補。
雨乞い
日本晴れ
一応どちらも使えるので天候パーティのサポートにもなる。
滅びの最後のターンにコレを残してエース無償降臨、の流れが綺麗。
どくどく滅び等で交代を促進出来るのである程度撒けるかも。
悪夢倒せないとあまり意味が無いので、アタッカー仕様の決定力補助か?
サイコキネシスカイリキーやゲンガー等に効くが、他の攻撃に比べると出番は少ない。
鳴き声使い所が無くはなさそうだが、基本的にさっさと滅ぼした方が早そうである
メロメロ怪しい光と同様、滅びターン稼ぎや吠える阻止など意外と使い道はあるかも。
恨みどう使うかは知らないが、コレの使い手の中では使いやすい方だと思う。


〜型サンプル〜

Lv.50 黒い眼差し/滅びの歌/痛み分け/道連れ@奇跡の実

属性的にも能力的にも耐久はゲンガーより上なので、黒い眼差し+滅びの歌を狙うならムウマの方が優秀というケースが多い。
対策出来ていないパーティは、これで3タテ出来てしまうという場合さえある。
痛み分けは対カビゴンなんかだと回復量は馬鹿にならない。
Lv.50ムウマのHPは166、Lv.50カビゴンのHPは266なので、カビゴンが満タンならムウマはHP66から全回復出来てしまう計算。
回復だけでなく、「相手にダメージを与える」という点も見逃せない。
これによって相手のHPを削ったことで、エースで倒しやすくなったり出来れば儲け物。
この型だと状態異常に弱いほか、痛み分け以外のダメージソースが全くゼロなので、
吠える持ちのポケモンや先制2発で倒して来るようなポケモンにはガン受けされてしまう点にはくれぐれも注意。


Lv.50 電磁砲/黒い眼差し/滅びの歌/道連れ@奇跡の実

ダメージソースがゼロではなく、電磁砲で殴れるほか麻痺も撒けるようにした型。
ムウマ対策として、吠える等が出来なくても先制で2発で倒せるポケモンならムウマにほとんど何もさせない、
というのがあるが、電磁砲で素早さを逆転させることでそれを解決し得る。
例としては吹き飛ばしの無いサンダーで、麻痺をしたサンダーは黒い眼差し+道連れ、とされると困るのでムウマに後出し出来なくなる。
また、フーディンもムウマの弱点のひとつだが、これも麻痺の圧力によって受けを安定させなくすることが出来る。
この麻痺はもちろん、ムウマ単体だけでなく遅いポケモンのサポートとして使うことも出来るだろう。
電気技という性質上、吠えるを持ったハガネールやゴローニャと言ったポケモンには結局ガン受けされてしまう。
ただ、黒い眼差しを打ったターンにそれらのポケモンを後出しして来た場合、相手は吠えるのが精一杯なので、
滅びの歌を相手にだけ残し、吠えるによってエースを無償降臨させてもらって起点にするということも狙える。
解説はこちらにも。


Lv.50 目覚めるパワー氷/黒い眼差し/滅びの歌/道連れ@奇跡の実

電磁砲以外の攻撃範囲。意識したい相手によって攻撃技は変えれば良い。
サンプルのめざ氷はガラガラ、ナッシー、サンダー等に同時に打点の入る技。この他にも、
エアームド、パルシェン、スターミー等に打点があり、電磁砲と違って普通の攻撃技として使える10万ボルト・雷や、
パルシェン、スターミー、ガラガラ、ゴローニャ等に同時に打点のあるめざ草、
ガラガラ、ハガネール、ヘルガー、バンギラス等に同時に打点のあるめざ水、
エアームド、ハガネール、ヘラクロス、ナッシー等に同時に打点のあるめざ炎、などなど。


Lv.50 黒い眼差し/滅びの歌/守る/眠る@食べ残し

食べ残し+守る型。守るによって1ターン無条件でノーダメージに出来るので、滅びの歌が成功する可能性はこちらの方が高い。
吠えるや吹き飛ばしで解除して来る相手すら、滅びの歌を打つまでに飛ばして来なかったら、
次のターンに守って、更にもう1回連続で守ることによって、約50%の確率で滅ぼすことが出来る。
失敗しても飛ばされるだけなので、別にムウマに負担がかかるというわけでもない。
滅びの歌に関するトリックとしてこちらの記事にも解説があるため、詳しくない人は熟読して欲しい。
この型は眠るまで持たせて守りを徹底しており、
これによってゲンガーと違ってLv.50でも55カビゴンの雷や大文字を確実に3発耐えることが出来るため、
眠って受け続けることが出来るという点は非常に大きい。
黒い眼差しを持たないただの追い打ちブラッキーぐらいなら、生きたまま一方的に滅ぼすことすら可能。
この他、ポリゴン2やベトベトン等と言ったポケモンにもある程度受け役割を持てるようになる。
ここでは主に守る+食べ残しを言いたかったので、眠るの枠は他に痛み分けや攻撃技を持たせても全然良いだろう。
また、守るは滅びのターンを稼ぐだけで大いに意味があるため、食べ残しまで持たせなくても良い。


Lv.50 黒い眼差し/滅びの歌/10万ボルト/眠る@薄荷の実

攻撃技を持ちつつ、眠るでカビゴン等に対する通常の受け役割も遂行出来るようにした、受け寄りの型。
この場合滅びの歌はあくまでついでであり、眠るで受け役割を遂行しつつ通常の受けポケモンとして扱うことが出来る。
これも↑の型のように、攻撃技は狙いたい相手に合わせて変更可能。
また、眠るによる受けと滅びコンボさえ出来れば良いのなら、攻撃技は持たず、道連れや怪しい光、
他には泥棒や嫌な音によるサポートなんかを任せても良い。


Lv.50 雨乞い/黒い眼差し/滅びの歌/道連れ@奇跡の実

天候サポート型。滅びコンボに持ち込み、最後のターンに雨乞いをかけることによって、
雨乞いの恩恵を受けるエースを無償降臨させることが出来る。
例えばこちらの記事では、55寝言雷サンダーとの組み合わせについて書かれている。
サンプルでは雨乞いを採用しているが、全く同じように日本晴れを使うことも出来る。


Lv.55 シャドーボール/目覚めるパワー格闘/怪しい光/嫌な音@食べ残し

エースで決定力を出そうとした時の代表例。
シャドーボールは52スターミー・55フーディンを確2、50ナッシーを中乱数2発。
嫌な音を1回かければ55食べ残しカビゴンをめざ格で3発。
その他、等倍の相手は嫌な音1回からシャドーボールで乱数2発というのが多いので、
怪しい光の混乱自滅を絡めれば一気に倒しやすくなる。
シャドーボール+めざ格というのは無差別破壊コンビネーションで、攻撃範囲は優秀だが、
これを1個の攻撃技に絞りたい場合は恩返しなんかが無難かも知れない。
寝言カビゴン等を起点にし続けることが出来るが、回復が不安ならどれかを抜いて痛み分けを持たせると面白い。普通に眠るでも良いだろう。


Lv.50 恩返し/黒い眼差し/嫌な音/眠る@薄荷の実

黒い眼差しでロックした後、滅びの歌をかけるのではなく普通に殴ってやる型。
滅びの歌の場合、滅びの最後のターンに相手が自爆などの大技を選ぶと、こちらは必ず誰か一体を犠牲にせざるを得なくなる場合があるが、
この型なら自爆を持っているカビゴンも一方的に倒すことが出来るという利点がある。
また、追い打ちブラッキーにも一方的に勝てる。
普通に嫌な音+恩返しとして使うだけでも、中途半端ではあるがムウマにしてはそれなりの火力を持つことが出来る。


Lv.50 雷/呪い/守る/痛み分け@食べ残し

呪い+守る+痛み分けで場を荒らす性能はかなり高い。高度な立ち回りを要求されるが、使いこなせば脅威になり得る。
ポイントは幾つかあり、守る+痛み分け+食べ残しによって呪いを複数回撃つことが可能という点、
火力に乏しいムウマにとって1ターンに相手の体力を1/4も削れるというのは貴重なダメージになるという点、
呪いをかけられたあと居座ったら守られて呪いダメージを1回分受けてしまうので交代を促進され、
その間に痛み分けや食べ残しでムウマはどんどん回復出来るという点、
呪いで体力が減ったムウマからの痛み分けはHPが高いポケモンにとっては何よりの大ダメージになり、
且つムウマにとっては何よりの回復技になるという点、など。撒き菱を絡ませたら特に凶悪化するだろう。
攻撃技に関しては、トドメを刺せた方が良いので出来れば雷ぐらいの威力は欲しいところか。


〜活躍したログ〜

ログ1 … 眠るで特殊技カビゴン完封
ログ2 … 眠る守るムウマ
ログ3 … 眠る守るムウマ2
ログ4 … 眠る守るムウマ3
ログ5 … 55滅びの歌で3タテ
ログ6 … 滅びマジックとカビゴン完封
ログ7 … 滅びを解除出来ないとこうなる
ログ8 … 滅びを解除出来ないとこうなる2
ログ9 … ブラッキーとのダブルロック
ログ10  … カビゴン+ポリゴン2受け
ログ11 … カビゴン受け+雷で後ろを崩す
ログ12 … 電気技ムウマが刺さる例
ログ13 … ムウマ受けムウマ


〜大体どれにでも通用する対策〜

とにかく黒い眼差し+滅びの歌への対策。吠えるor吹き飛ばしを持ったポケモンが一番。
10万ボルトやめざ氷など1個だけ攻撃技を持っていることがあるので、それで弱点さえ突かれなければ、それで充分。
電気技なら吠えるハガネール、吠えるゴローニャ、電磁砲の麻痺を気にしないなら吠えるライコウ、
めざ氷なら吠えるスイクン、吠えるライコウ、吠えるエンテイ…など。
水や草、炎などの目覚めるパワーを持っている場合はHPから分かるので、念のためチェックしておきたい。
他には、黒い眼差し+滅びの歌と2ターンも猶予を与えないぐらいの大ダメージを与えられるガラガラなど。
ヘルガーは先制して大文字や噛み砕くで致命傷を与えられる上に、追い打ちで狩ることが出来るためかなりのキラー。
一方ブラッキーは後手で、追い打ちの威力もかなりぬるいので上述の通り一方的に倒されてしまうことさえあるので、
対策したいならこちらも黒い眼差しを持って相打ちに持ち込むのがせいぜい。そうでなければまるで対策にならないことも多い。
とは言え、ムウマ以外の2匹を後ろのポケモンで倒せるなら、その相打ちが何よりの対策になるのだが。

他には黒い眼差しや滅びの歌をアンコールしてコンボを封じること。先制でそれが出来るフーディンやワタッコは特に有効。
耐久力は無いので、吠えるなど有効な対策要員が居なくても、全体で圧力をかければ何とか対策可能なレベル。
相打ち覚悟の場合は、どのポケモンを失うと困るか、どのポケモンを相打ちさせるべきかを考えること。


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