最終更新日:'12/9/1  最終チェック日:'12/9/1
我流・個別分析 〜エアームド〜

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〜概論〜

マンタインと対を成す種族値を持つポケモンだが、
種族値と属性の噛み合いによりマンタインを大きく突き放して対戦界のトップクラスに一気に躍り出たポケモン。
この物理耐久の高さを持ちながら物理弱点をひとつも持たない上に地面・毒と無効化属性も2つもあるので、
ハピナスが「総合特殊受け」ならばこちらは「総合物理受け」の筆頭と言える。
大文字など特殊の有効打を持たず、目覚めるパワーぐらいしか打てない物理ポケモンは、
このエアームドをどう突破するかで必ず頭を抱えることとなるのである。
特に地震を初めとした多くの型のカビゴンを受けることが出来る非常に稀な存在で、
カビゴンに雷や大文字といった特殊技を無理矢理持たせることとなった大きな要因のひとつと言えるだろう。
レベルや技構成にも依るがガラガラに後出しから勝ったり、どくどくや泥棒でボロボロに出来るのも非常に優秀。
パルシェンの次に、あるいはパルシェンと並んで二大ガラガラ受けと認識している人も多いだろう。
格闘や岩技に関しては等倍で喰らってしまうため少々安全ではなくなるが、
格闘ポケモンに関してはメイン技のドリル嘴で殴り倒してしまうことが出来るため、
結果的に格闘にもかなり強いポケモンとなっている。
特殊耐久は低いので等倍でも押し負けてしまいがちだが、
半減出来るエスパーや悪技あたりは、特防ダウンや急所等を考慮しなければかなり受けられると思って良いだろう。
自身に突破性能は無いため完全にその耐久を活かしたサポートキャラとなるが、
幅広い受け役割を持ちつつ、吹き飛ばしでコンボ封じを担当することも出来る、
「穴埋め」としての仕事量の多さは誰にも負けない存在と言えるだろう。


〜実戦的ステータス〜

タイマン性能■■□□□□□□□□ 出番の多さ■■■■■■■■■□
複数対決性能■■■■■■■■■□ 使い方の多様性■■■□□□□□□□
対カビゴン性能■■■■■■■■□□ 不利な相手への対抗力■■□□□□□□□□
対その他の一線級■■■■■□□□□□ 個人的総合評価■■■■■■■■■■


〜優劣関係〜

格好の餌ヘラクロス ガラガラ ブラッキー
割と有利カイリキー ナッシー ハッサム フシギバナ ケンタロス ドーブル ハガネール
場合によるムウマ カビゴン ハピナス ガルーラ
割と不利フーディン ゲンガー バンギラス スターミー スイクン
天敵サンダー ライコウ マルマイン ファイヤー ニドクイン レアコイル マグカルゴ


〜防御面〜

52食べ残し5250黄金の実50
55カビゴンの鈍い+捨て身タックル高確率4発超低確率3発確4微低確率3発
55カビゴンの電磁砲微低確率2発高確率2発低確率2発確2
50カビゴンの腹太鼓+のしかかり確3低確率2発低確率2発高確率2発
55めざ霊カイリキーのクロスチョップ微高確率3発確3高確率3発確3
50カイリキーのクロスチョップ確4微低確率3発確4高確率3発
55ヘラクロスのめざ格乱数5〜6発超高確率4発超低確率4発確4
55ケンタロスの大文字超低確率2発微低確率2発低確率2発超高確率2発
55めざ蟲ガラガラの剣の舞+岩雪崩高確率2発確2微高確率2発確2
バンギラスの岩雪崩中乱数4発確4確4低確率3発
バンギラスの冷凍ビーム高確率4発超低確率3発確4中乱数3発
50パルシェンの冷凍ビーム低確率3発確3微低確率3発確3
55フーディンのサイコキネシス超低確率4発確4中乱数4発確4


〜技候補〜

ドリル嘴非力だがコレが最もまともな一致メイン技。格闘や草は大体2発で倒せる。
鋼の翼ドリル嘴の効きづらい岩や、イノムーあたりを意識するなら、こちらを採用しても良い。
ドリル嘴と両方とも持たせることはあまり無い。
吹き飛ばしパーティに1匹は必要なコンボ封じとして、エアームドがコレを持つことが多い。
ブラッキーやムウマの黒い眼差し解除、ハッサムやガラガラの剣の舞解除など。
どくどく非力なサポートキャラなのでコレを撒きまくって仕事する。
回復出来ないガラガラやパルシェン等に対しては何よりの圧力になることも。
泥棒ガラガラに対して機能停止に追い込む最強の技。他にも食べ残しを狙ったり、
薄荷の実・奇跡の実を奪って眠るで2度回復したり。
眠るコレを抜いて黄金の実や食べ残しに回復を依存しても充分使えるが、
当然コレがあれば寿命がかなり伸びる。一部の特殊技を受け続けることも。
鈍い大文字や雷以外のカビゴンは、コレと眠るを併用してガン受けが出来る。
逆に鈍いの無いカビゴンはコレを積めば倒せるので、大きな圧力になることも。
守る毒を喰らわないので食べ残しと併用すると非常に硬い。詳しくは型サンプルにて。
砂嵐幅広い相手にちょっかいが出せる。どくどくと違って寝ている相手にも有効。
岩エースの隣で使うと、格闘や地面受けも兼任出来て便利。
睨み付けるカビゴンを受けるだけでなく倒せるようになる。
めざ炎エアームドミラー等、鋼を倒したい時の役割破壊。
寝言かなり硬くなるが、ここまでしなくても充分なので枠の無駄になりがち。
すなかけ意外と厄介な補助技。後出しして来たサンダーの雷などに有効。
めざ地厄介な電気や炎、岩に対するささやかな抵抗。
めざ格バンギラスへの役割破壊だが、カビゴンにもドリル嘴より少しだけ強い
めざ水サイドンやゴローニャと言った4倍弱点へのピンポイント役割破壊。
ガラガラにもドリル嘴より少しだけ強いが、大して変わらない。
ゴッドバード浪漫
空を飛ぶどくどくや砂嵐と併用してターン稼ぎに使えるか?くれぐれも雷には注意
メロメロ♀でコレを使えばカビゴンを倒せるようになったり、
鋼の翼なら岩あたりも倒せるようになるかも・・・?


〜型サンプル〜

Lv.50 ドリル嘴/どくどく/吹き飛ばし/眠る@薄荷の実

色々なノーマルや格闘、地面あたりの物理を幅広く流しつつ毒を撒けるオーソドックスな型。
吹き飛ばしでロックバトンやハッサムの積み技バトン、滅びムウマ等のコンボ封じも担当出来る。
耐性によって、特殊面でもフーディンや噛み砕くバンギラスに対してワンクッション置く役として使える。
(もちろんそれらは鋼対策としてサブ技に炎技を持っていることも多いためあくまでワンクッション役)
ドリル嘴の威力は51ヘラクロス確1、50カイリキーや50フシギバナ高確率2発という程度にはある。
バンギラス、サイドン等の岩を意識するならこの枠を鋼の翼にしたりすることも。


Lv.50 ドリル嘴/鈍い/吹き飛ばし/眠る@薄荷の実

鈍いを持たせることによって、雷や大文字などで弱点を突いて来ないカビゴンをガン受け出来るようにした型。
相手が鈍いを積んで来たら、吹き飛ばすよりこちらも鈍いを合わせて行った方が安全。
ドリル嘴は非力なのでカビゴンを突破するには至らないが、PPで勝てるためタイマンならPP戦の末に勝つことが出来る。
また鈍い+吹き飛ばしも地味にコンボになっており、
稀ではあるがエアームドに対して特殊決定力を持っていない3匹の組み合わせに対してはこれで牛蒡抜きを狙うことも可能。
鈍いを持たないカビゴンへの圧力にもなる。
後出しして来た電気等に対してはドリル嘴を打つことしか出来ず、起点にされやすいという点に注意したい。


Lv.50 ドリル嘴/どくどく/泥棒/吹き飛ばし@黄金の実

ガラガラに最も強くした型。55ガラガラの場合剣の舞+岩雪崩で半分削らされるが、
その際黄金の実が発動するので次のターン泥棒で太いホネを奪うことが出来る。
後はガラガラの火力が貧弱になり、毒を入れることも出来るのでほとんどガラガラを終了させることが出来る。
その他のノーマルや格闘受けに関しては回数制限付きになるが、
その代わりどくどくも泥棒もあるので後ろのポケモンにちょっかいをかけやすい。
例えば交代際にライコウの薄荷の実を奪って寿命を縮ませたり、55サンダーの磁石を奪ってカビゴンで受けやすくする等。
せっかく薄荷の実や奇跡の実を奪えた場合は眠るで更に回復出来ると便利なので、どれかの技を抜いて眠るを入れることも。
また、黄金の実が発動する前からさっさと泥棒出来る状態にしておくために、初めから道具無しで使う手もある。


Lv.50 ドリル嘴/吹き飛ばし/どくどく/守る@食べ残し

2004年頃誕生し、2008年頃にブームが起きて一世を風靡した型。今の時代でも有用で、根強く使われている。
毒を喰らわず、耐久力の高さにより受ける1発分のダメージも小さめなので、
眠るで回復するより食べ残し+守るでジワジワと粘った方がよっぽど硬いという場面が結構ある。
守るはどくどくとも相性が良く、電気等に毒を盛ってからすぐ逃げずに1ターン分守って毒ダメージを稼ぐことが出来る。
鈍いを積んで来るカビゴン等は長期的に見ればガン受けすることは不可能だが、
毒を入れて守ってから吹き飛ばしたりすればカビゴンはあっという間に毒が回り眠ることを余儀なくされ、
こちらは吹き飛ばしたターンも食べ残しで回復して行くためかなりの期間粘ることが出来る。
回復方法が眠るでないというのは、常に隙を見せないという利点も大きい。
また大文字や眠るの無い普通の55ガラガラに50でタイマンで勝てるというのも特筆すべき点であり、
どくどく⇒守る⇒ドリル嘴⇒守る⇒ドリル嘴、とすれば勝つことが出来る。
因みにレベルを52まで上げると、更に様々な恩恵が生まれる。詳しくはこちらにまとめられている。
近年は食べ残しを活かした有用な型が様々なポケモンで生み出されているため、
食べ残しを喰ってしまうのはコストが高いというデメリットはある。
またのしかかり持ちのカビゴンも多いため、麻痺を治せないという点に注意。


Lv.50 ドリル嘴/鈍い/睨み付ける/眠る@光の粉

先に紹介した鈍い型から、吹き飛ばしを抜いた型。
吹き飛ばしは既述の通りコンボ封じや剣の舞を積んだガラガラ対策として使えるが、
カビゴン受けとして使う場合は必ずしも必要な技ではないため、このように抜く選択肢もある。
空いた枠にはどくどくや砂嵐、泥棒あたりを入れるのが妥当で汎用性があるが、
睨み付けるを持たせるとカビゴンを受けるだけでなく突破を狙えるというのが強み。
タイマンでPP戦になるのが面倒で嫌だという人向けか。


Lv.50 ドリル嘴/砂嵐/吹き飛ばし/眠る@薄荷の実

砂嵐型。エアームドはあくまでサポート向けなので、砂嵐と共に攻める岩ポケモンあたりの隣で、
地面・格闘受けを兼ねてこのように使うのが良さげ。
あとは細部適当に。眠るを抜いてどくどくや泥棒を入れたり、守る+食べ残しにする等。
こちらの記事も参照されたい。


Lv.50 目覚めるパワー炎/どくどく/泥棒/吹き飛ばし@黄金の実

非常に特攻が低いが、50エアームドやハガネールに対してはめざ炎で一応4発で倒せる。
つまり眠り続けるエアームドに対して急所待ちしたり、眠るの無いハガネールを早めに崩すことが出来る。
このように、微妙ではあるが鋼に対して強めなので毒を撒くのと相性が良い。
あとの技は適当に。砂嵐を入れても良いかも。
余談だが、管理人はエアームドが岩ポケモンに押し負けるのが嫌で、
50サイドンを2発で倒せるめざ水や、バンギラスを3発で倒せるめざ格を持たせてみたこともある。


〜活躍したログ〜

ログ1 … 鈍いエアームドで地震カビゴンを完封
ログ2 … 鈍いエアームドで崩す
ログ3 … 鈍いエアームドで崩す2
ログ4 … どくどく守るエアームド無双
ログ5 … どくどく守るエアームド無双2
ログ6 … 砂嵐+吹き飛ばしを駆使する
ログ7 … 対腹太鼓カビゴン性能
ログ8 … ピクシー・ヘラクロス受け性能
ログ9 … 55エアームドの硬さ


〜大体どれにでも通用する対策〜

型を大体見てもらったら分かるように、基本的に毒や砂嵐でのサポートで、自身に火力があるわけではないため、
このエアームドを受けるだけなら非常に簡単。
ドリル嘴と、せいぜい鋼の翼も受けられて、エアームドに受け続けられない型なら良い。
電気でも、物理耐久の高い水でも、大文字カビゴンでも、炎のパンチフーディンでも。
ただ、そんなサポートのエアームドの影には火力のあるエースが控えている場合も多いので、
あまり悠長なことはせず、「エアームドをこっちから起点にしてしまう」ぐらいのことが出来るのが理想。
これが出来るのは、上記の攻撃技を物ともせず、火力や攻撃範囲があり、出来ればどくどくにも強いポケモン。
例えば日本晴れファイヤー、セミフルニドクイン、レアコイル、砂嵐オムスター、大文字バンギラス、ドククラゲなどなど。
炎技や電気技を持った毒ポケモンは特に起点にしやすい。


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