スパーリング用構築

55ライコウ10万ボルト目覚めるパワー
吠える眠る奇跡の実BDFF
50パルシェン波乗り撒き菱鈍い大爆発黄金の実FFFF
50カビゴン捨て身タックル鈍い眠る寝言食べ残しFFFF
50エアームドドリル嘴鈍い吹き飛ばし眠る薄荷の実FFFF
50ヘラクロスメガホーン目覚めるパワー
格闘
眠る寝言光の粉CCFF
55グライガーハサミギロチン鎌鼬眠る寝言不思議な木の実9FFF

'24/10/30構築
速さ★★
硬さ★★★★★
コンビネーション★★★
変態度★★
煮詰め度
総合的満足度★★★★

ヒストリアカップ2024ルール専用パーティ。

オフ会に出場するプレイヤーの練習相手として、
なるべくスタンダードかつ硬い編成のパーティを組むことになったのがきっかけ。

基本的には古来からある超テンプレライコウ昆布パーティの系譜で、
「ライパルカビ」「ライパルヘラ」「ライパルエア」はいずれも鉄板選出であり、
カビゴン・エアームド・ヘラクロスの3匹もそれぞれ役割が完全に異なっているため、
とりあえず全員ぶっこんどけという、頭が悪いと言えば頭が悪いパーティ。
パルシェンも必須というわけではなく、ガン受けに徹して勝てそうな相手ならば、
「ライコウ+カビゴン+エアームド」「ライコウ+カビゴン+ヘラクロス」などの選出も大アリ。
下手に攻めようとせず受けに徹した方が勝てるというケースはそこそこ多い。

このパーティのポイントは主に2つ。
1つ目は、カビゴンを食べ残し+捨て身タックルで採用している点。
既に公開しているパーティでも低レベルや中レベルでの眠る+寝言カビゴンを採用しているが、
とある人に自爆型で鈍い+捨て身タックルを使われた際に、火力が魅力的だなと感じ、
それを眠る+寝言型で採用して、小型55カビゴンのような使い方が出来ればと思い立った。
鈍い1回の捨て身タックルで、のしかかりと違って55ニョロトノやグライガーを2発で倒せるのはかなり偉い。
2000ルールでこのような型を使おうとすると、55カビゴンと比べた時の数値不足が目立ち、
結局自爆の方が欲しくなる場面が多くなりがちだが、
このルールならば決定力が低い環境なので、このようなカビゴンが成立しやすいと感じた。
このあたりは2000年代の一撃・太鼓カビ禁止2000ルールと少し似た部分があるかも知れない。

2つ目のポイントは、エアームドを鈍い+吹き飛ばしで採用している点。
2000ルールでは一撃の有無問わず、2010年代以降はこの型のエアームドはほとんど見なくなった。
しかし、上記のように低レベルの寝言カビゴンを高く評価したことと、
自分以外にも有識者は寝言カビゴンを使うことが多かったため、
そこを完全にガン受け出来るエアームドは評価に値すると感じた。
特殊ポケモン等にド起点にされてしまう型だが、
その特殊ポケモンをライコウなりカビゴンなりで更にガン受け出来るなら問題無い。
また、ガラガラにも勝てない型だが、パルシェンもヘラクロスも居るため問題無い。
ライコウ+エアームドのガン受け編成をする場合、エアームドが下手にどくどく+吹き飛ばしの型だと、
こちらが決定力を出せないと結局いずれエアームドがカビゴンから突破されてしまうことがあるが、
そのカビゴンすらもガン止め出来てしまえば怖いものは無いという話である。
これも2000年代の環境を想起させる。ルール考案者のゴールドさんの手のひらの上である。

WAのグライガーは、正直不利相性だった時の詰み解消要員だが、他にも色々替えは利きそう。
パルシェンは、パーティが草やサンダーよりもバンギラスや炎に弱いため波乗り。
ヘラクロスは、ゴーストよりもカビゴンへの打点が欲しいため目覚めるパワー格闘。
せっかくニョロトノの上から殴れるため、光の粉で地割れ対策をしている。
このあたりはカスタマイズの余地もあるかも知れない。

とりあえず「まずはこのパーティを倒してくれ」という仮想敵としてはこんなところかな、という感じ。


ログ壱 …対55ニョロトノ、カビゴンの捨て身タックルの火力
ログ弐 …対バランス編成、鈍いエアームドを通す
ログ参 …対55バクフーン、炎エースに対する必死ゲー
ログ肆 …対バランス編成、ガン受けと崩しのバランス


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