最終更新日:'12/11/29  最終チェック日:'12/11/29
我流・個別分析 〜ポリゴン2〜

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〜概論〜

得意も苦手も少ないノーマルタイプであり、種族値は全体的に高水準ながらこれと言って特出した能力は無く、
技もそれなりに豊富なれどテクスチャー以外に特別変わったものは無いため、
一歩間違えば「使ってみればそれなりに便利」程度のキャラに留まっていたかも知れない。
しかし、これらの「可も無く不可も無く」という性質は、自己再生という技によって恐ろしい武器へと豹変する。
眠るで回復するポケモンだったら耐久が足らないところが、自己再生なら同じ耐久でも回復が間に合ってしまうのである。
特に、同レベルのカビゴンの捨て身タックルとサンダーの雷という、主要なポケモンの技を絶妙に2発耐えるのが奇跡的。
耐えることさえ出来ればこっちのもの、あと鈍いで決定力を出すも、電磁波やリフレクターでサポートをするも自由。
更にポイントなのは、鈍い+属性一致ノーマル技で物理決定力を出しやすいのにも拘わらず、
元々高い能力は特攻であり、その値はスターミーやカイリューを超える程度にある(地味にノーマルではNo.1)ので、
サブ技として採用される不一致特殊技が普通に強いという点である。
特に冷凍ビームを持った場合は、受けられるキャラがかなり限定される。
自己再生の恩恵を非常に受けているポケモンなので、それに頼りがちになると状態異常に弱くなるという点には注意したい。


〜実戦的ステータス〜

タイマン性能■■■■■■■■□□ 出番の多さ■■■■■■■■■□
複数対決性能■■■■■■■■■□ 使い方の多様性■■■■■■■■□□
対カビゴン性能■■■■■■■■■□ 不利な相手への対抗力■■■■■■■■□□
対その他の一線級■■■■■■■■■□ 個人的総合評価■■■■■■■■■□


〜優劣関係〜

格好の餌サイドン ニドキング プテラ
割と有利ガラガラ サンダー パルシェン ハピナス エアームド ライコウ
場合によるカビゴン スターミー フーディン ヘラクロス ハガネール ナッシー
割と不利ゲンガー ムウマ カイリキー ファイヤー ブラッキー
天敵バンギラス オムスター


〜防御面〜

55食べ残し555350
55サンダーの雷確3超低確率2発微高確率2発確2
55ライコウの10万ボルト超低確率3発高確率3発確3確3
55カビゴンの捨て身タックル確3確3低確率2発超高確率2発
50カビゴンののしかかり乱数5〜6発超高確率4発確4超低確率3発
55スターミーのハイドロポンプ超高確率3発確3確3低確率2発
50スターミーの波乗り乱数5〜6発超高確率4発確4低確率3発
50ナッシーのサイコキネシス中乱数4発確4超低確率3発超高確率3発
50ガラガラの地震低確率2発微高確率2発超高確率2発確2
バンギラスの岩雪崩確4低確率3発高確率3発確3
55ヘラクロスのメガホーン確3低確率2発高確率2発確2
50パルシェンの大爆発超低確率1発超低確率1発中乱数1発確1


〜技候補〜

自己再生圧倒的に使用率の高い必須技。コレのお陰でとにかく粘れる。
捨て身タックル
恩返し
自ら決定力を出す場合の属性一致メイン技。捨て身タックルは仮にも威力120なので、
中途半端な物理攻撃力でもそれなりに火力を出せる。
冷凍ビームサブ技筆頭候補。低レベサポート型の場合は攻撃技をコレ1本にすることも。
地味に特攻が一番高いポケモンで、スターミーよりも高い威力でコレを打てる。
電磁波非常に便利なサポート技。早いポケモンにも圧力がかかる。冷凍ビームとの相性も良い。
コレを打ってから鈍いで自ら決定力を出す場合も。
リフレクター便利なサポート技2。自己再生回復量と同じぐらいのダメージを受ける際にも、
コレを使うことで急所待ちの負担を軽減することが出来る。
のろいテクスチャーにより2通りの使い方があるため敢えて平仮名で書いたが、
通常は「鈍い」。エースでは自己再生で粘りつつコレを積むのが常套手段。

電磁砲
10万ボルト
冷凍ビームと違ってパルシェンやオムスター、フォレトス等に強くなるサブ技候補。
冷凍ビームとの相性も良いので、技スペースさえあれば両方持たせるのも手か。
電磁波があるのでわざわざ電磁砲を採用することは少ない。
アイアンテール岩とゴーストに有効打が入るサブ技。特にバンギラスキラーに。
サイコキネシスカイリキーやゲンガーへの役割破壊。元々カイリキーは後出しは安定しないが。
めざ水岩と鋼にそこそこ効く役割破壊。Lv.55で打てばバンギラスは急所待ちに。
めざ格同じく岩と鋼対策。HPが大幅に下がって耐久面で色々と安定しなくなるのが痛い。
泥棒警戒されにくいため密かに狙いたい。リフレクター+黄金の実+コレでガラガラ流しも。
影分身エースで、サブ技の代わりにコレを持たせることで全抜きしやすくなることがある。
眠る状態異常対策でコレを持たせるとしても自己再生は抜けない。詳しくは型サンプルにて。
テクスチャー型サンプルで力説したのでそちらを参照されたい。
テクスチャー2同上
悪夢
どくどく
日本晴れ
雨乞い
テクスチャーのために持つ技。順に悪、毒、炎、水タイプになれる。
一応悪夢は決定力増強、どくどくはサポート、
日本晴れは雷回避や味方の地面ポケモンの防水サポート、
雨乞いは雷と併用など、他の使い方も出来なくはない。
角ばる
丸くなる
鈍いと違ってそれぞれ攻撃か防御の一方しか上げられないが、
素早さを下げたくない時に候補に挙がる。
トライアタック追加効果のロマン


〜型サンプル〜

Lv.55 捨て身タックル/鈍い/冷凍ビーム/自己再生@食べ残し

2000ルールの3強とも言われる、カビゴン・ガラガラ・サンダーの全てにタイマンで有利を取れるという意味で評価したい。
55カビゴンの捨て身タックルや55磁石サンダーの雷を絶妙に2発耐える耐久により、急所等の事故が来ない限り自己再生で粘りながら、
鈍いを積んで捨て身タックルで突破を図れる型。サンダーは冷凍ビーム3発で倒せる。
このポリゴン2の体力を半分以上削れる技はかなり限られており、それだけ多くの技に対して自己再生で回復が追い付くため、
急所や状態異常等を無視すれば理論上はかなり多くの相手に対して受け役割まで持てる。もちろん、実際は無視出来ないのだが。
サポメンを爆破ポケモンで固めたレンタル「芸術は爆発だ!」は有名。
甘える等で粘って来る相手に対しても、凍結待ちという勝ち筋が残されている。
ただしカビゴンとのタイマンは、突き詰めるとかなり際どいということも知られている。
サブ技が電磁砲だったりした場合はもちろんだが、地震カビゴンでも、
捨て身タックル+地震の合計PPが自己再生のPPを上回るので、攻撃を受けるたびに毎回自己再生で粘ることは出来ず、
その場合急所による事故死の確率が上がる。例えば地震+捨て身タックル急所でも倒れてしまう。
試行回数を相手に稼がせる前に、隙を見て捨て身タックルを打ち込んで相手を眠らせるか、冷凍ビームで凍らせたいところ。
複数vs複数なら、後出しでは防戦一方になってしまい不利なので、他のポケモンで毒などでサポートして動きやすくしたい。
相手が寝言持ちの場合は攻撃技が捨て身タックル1本になるため、自己再生のPPで勝つことが出来る。
なお、腹太鼓カビゴンは完全に無理なので要注意。
55というレベルは、50パルシェンやエアームドに先制出来る絶妙な素早さを持つ。
これを55カビゴンの捨て身タックルを耐えられる限界であるLv.53に落として持ち物を奇跡の実にする手も。


Lv.55 捨て身タックル/鈍い/アイアンテール/自己再生@食べ残し

このように、サブ技を変えることもある。
↑の型はバンギラスに非常に弱かったり、ゴーストに受けられたりするが、
アイアンテールがあれば岩とゴーストにはそれなりに強くなれる。代わりにエアームドやハガネールで止まるだろう。
サブ技はこの他にもパルシェンやエアームドを手早く倒せる雷や、岩と鋼の双方にそこそこ効くめざ格やめざ水、
カビゴンに対して↑に書いたような事故死の確率を軽減させる電磁波の場合もある。


Lv.50 冷凍ビーム/電磁波/リフレクター/自己再生@麻痺治しの実

「カビガラポリ」の名称でとても有名なサポート型。主なパーティと解説はこちらだろうか。
ポリゴン2自体を近年そこまでよく見るわけではないが、
後のあやみがスターミー等にも通ずる「麻痺を撒いてカビゴンやガラガラで突破を図る」、
という最重要クラスの戦術の礎となったのがコレらしい。
とにかく電磁波とリフレクターのサポート能力は高い。


Lv.50 捨て身タックル/冷凍ビーム/電磁波/自己再生@奇跡の実

↑の型が開発された当時は居なかったが、あやみがスターミーと向き合った時に詰むという弱点があり、
それを解消出来る上に、カビゴン等にも直接的な圧力をかけられる捨て身タックルを持たせてはどうかと某氏が考案した型。
リフレクターが無い分、サポート色を薄くした代わりに自分もある程度の火力を持てるようになった。
あくまで属性一致の捨て身タックルはこのレベルでも馬鹿にならず、食べ残しの無い55カビゴンも4発で倒すことが出来る。


Lv.53 恩返し/鈍い/自己再生/眠る@食べ残し

エース型の弱点として、回復が自己再生依存である上に持ち物も食べ残しなので、状態異常に非常に弱いという点がある。
それを解消し、更にはPP戦にも強くなる眠るを持たせた型。通称ゾンビポリ。
回復技が眠るだけでは寝ている間に簡単に突破されてしまうので、あくまで自己再生を抜くことはしない。
目が覚めたターンに体力が残り少ない場合、
普通のポケモンのように再び眠るわけでなく自己再生で回復するというような変わった立ち回りが必要。
ここから派生して、同じく再生回復技+眠るを両方持たせたポケモンを「ゾンビ○○」と呼んだりすることもある。
流石に防御的過ぎるので今の環境では意義を見出すのは難しい。


Lv.50 冷凍ビーム/泥棒/リフレクター/自己再生@黄金の実

しゃわさんによる提供。
クリスタル発売当時、恐れられていたガラガラへの対策として生み出された型らしい。
泥棒とリフレクターがあればある程度他の仕事も出来そう。
今の環境で採用するのも意外と悪くない気がする。


Lv.55 捨て身タックル/テクスチャー2/のろい/自己再生@食べ残し

「テクスチャー2をどうにか活用出来ないか」と誰しも一度は考えたことがあるのではなかろうか。
そのひとつの答えがコレ。捨て身タックル+鈍い+自己再生で通常の55ポリゴン2の役目を果たしつつ、
ノーマル技を受けた際にテクスチャー2でゴーストタイプになり、以降ノーマルや格闘技を受け付けない優秀なポケモンになるだけでなく、
のろいを「呪い」として再び使うことが出来る(その上減った体力を自己再生ですぐに回復出来る)という世にも奇妙な戦術。
その他、例えばサンダーの雷を受けた後テクスチャー2で電気タイプになることによってかなり頑丈になり、
鈍いを積みやすくなる、ということも狙えるか。
これはもちろんサンダーの雷に限らずあらゆるポケモンの技に対して言えることである。
ただしテクスチャー2を使う上で最も重要な注意は、何タイプになるか一意に決まらないということ。
ノーマル技を受けてゴーストタイプになると言ったが、これが岩や鋼タイプになる可能性もある。
それで返ってカビゴンの地震に弱くなっているようでは意味が無い。
このあたりの不安定な要素があるので、個人的には実戦で活用させるなら、後述のテクスチャー1の方を狙いたい。


Lv.53 10万ボルト/サイコキネシス/テクスチャー/自己再生@奇跡の実

ではテクスチャー1の方はどうかと言うと、個人的にはこの型がそれなりに良かった。
ノーマルタイプからテクスチャーで同じノーマルになることは無いようなので、電気タイプかエスパータイプのどちらかになる。
対55サンダーは電気タイプになれば、自己再生が出来る純電気ポケモンという恐ろしい壁になることが出来る。
その上で10万ボルトで急所待ち、もしくはサイコキネシスで特防ダウンを引いてから10万ボルトで突破することが出来る。
また、55カイリキーにはギリギリ先制出来るレベルで、こちらの場合はテクスチャーでエスパータイプになれば、
クロスチョップはもちろん、めざ霊やめざ蟲も2発は耐えるので自己再生で回復ができ、こちらはサイコキネシス2発で落とせるので有利になる。
電気タイプになってしまった場合、相手が地震を持っていると厳しいが、
それが無ければクロスチョップを2発耐え、つまり急所が来ても1回は耐えられるので、
自己再生を繰り返してクロスチョップのPP切れを狙うことが可能。
相手が他の技を使い出したら、テクスチャーをやり直してエスパータイプになろうとすることも出来る。
この他もちろん、10万ボルトとサイコキネシスに弱いポケモンに対してはテクスチャー関係無く普通に戦っても良い。
これを使ったパーティやログもあるので、あとはこちら参照。
これ以外に考えられるテクスチャー1の使い方としては、
アイアンテールを持たせて鋼タイプになることによって多くの耐性を持ちながら鈍いを積んだり、
悪夢を持たせてゴーストタイプになることによって上記のテクスチャー2+のろい型のような効果を狙ったり、
どくどくを持たせて毒タイプになることによって格闘に強くなる(ただし近年は地震持ち格闘ポケモンが多いので微妙)、
等々が考えられる。この他にポリゴン2がなれるタイプは、
泥棒で悪、日本晴れで炎、雨乞いで水、冷凍ビーム等で氷。この他のタイプになることは出来ない。
テクスチャー2に比べてテクスチャー1の欠点としてはやはり、
なりたいタイプの技を持たせる必要があるため、それでかなり技スペースを喰ってしまうという点にある。
↑行長すぎwwww俺語り過ぎワロタwwwww


〜活躍したログ〜

ログ1 … 正統派冷凍ビーム持ちエース
ログ2 … 55影分身型エース
ログ3 … 55影分身型エース2
ログ4 … 低レベから決定力を出す
ログ5 … 電磁波リフレクターサポート
ログ6 … テクスチャーで電気タイプになる
ログ7 … テクスチャーでエスパータイプになる
ログ8 … 55セミフル型エース
ログ9 … 55セミフル型エース2


〜大体どれにでも通用する対策〜

散々語ったテクスチャーについてはド変態の極みなので全力でスルーすることにして、主に鈍いを積んで来る55ポリゴン2を対策したい。
サブ技が冷凍ビームというケースが一番多く、この場合バンギラス、オムスター、フォレトスあたりが大きな壁となれる。
特にバンギラスは嫌な音でも砂嵐+噛み砕くのような型でも、またポリゴン2のサブ技が電気技などであっても有利を取れるほか、
このポリゴン2と併用されることの多い爆破ポケモン全般に対しても強いため、パーティ全体へのかなり優秀なキラーである。
稀に存在するめざ水やめざ格を持った変態型でさえなければ。
51ムウマや53ゲンガーは冷凍ビームを3発耐えるので眠るがあれば一応受けることは出来るが、急所待ちになってしまうため、
道連れや滅びの歌などで圧力をかけて行く方が無難か。
この他、受け続けることは出来ないがパルシェンやエアームド、ハガネールあたりも、
攻撃を何度か受けつつ大爆発なりどくどくなりで圧力をかけることが出来る。
一方でサブ技が電気技の場合はハガネールやサイドンでほとんど完封することが出来る。サブ技の判別が出来るかどうかが問題だが。
カイリキーに関しては後手で捨て身タックル3発で倒れるので、後出しでは殴り負けてしまうため対策とは言い難い。
その他の格闘ポケモンも、圧力はかけられても捨て身タックルを耐え続けることは不可能。このあたりはカビゴン対策に通ずる面がある。
ポリゴン2の弱点と言えばやはり状態異常も筆頭に挙がるため、毒や麻痺を積極的に狙って行きたい。

低レベサポート型の場合は、誰で電磁波などの対応をし、
後ろに居るカビゴンなりガラガラなりを誰でどう対処するかという、3vs3全体を見渡した対策が要求される。
攻撃技が冷凍ビーム一本であることが多いので、出来ればそれに強いポケモンで起点にするぐらいのことはしたい。


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