最終更新日:'22/6/18  最終チェック日:'22/6/18
我流・個別分析 ~ニドキング~

変態ポケモン図鑑はこちら


~概論~

元祖・技のデパートの異名を持つ、非常に多種多様な攻撃技を使いこなせるポケモン。
種族値も、特出した点は無いものの、攻撃・特攻ともに高水準を保っているので、物理と特殊の両刀で攻めるのにピッタリ。
地面タイプの中では特に、特攻と素早さが他に比べて圧倒的に高いのが特徴的で、それを活かして特殊技で弱点を突けば、
遅い水ポケモンや草ポケモンに対して、タイマンでも勝てることがあるのが大きな魅力。
実戦でもその広範囲の攻撃技をフルに活かし、フルアタやセミフルで相手の弱点を突きながら戦うというスタイルになるだろう。
また、毒+地面というタイプの組み合わせは、メジャータイプの弱点こそ多いものの、耐性も優秀であり、
どくどくと電磁波の双方(更に言えば砂嵐も)を無効化出来たり、
電気+格闘技や、格闘+岩技の双方に耐性を持つという貴重なポケモンでもある。
カビゴンやサンダーにはあまり強くないため、一線級に出て目立った活躍をするには少々不向きだが、
その裏で活躍するバンギラス、ライコウ、ナッシー、パルシェン、ムウマ、ハガネール、エアームド、ヘラクロスなどなど、
的確に弱点を突けば非常に多くのポケモンに対してタイマンで勝つことが出来る。
そのため、カビゴンやサンダーと張り合うことが出来る一線級エースの裏で、
裏エースとして起用することで、その真価を遺憾無く発揮してくれるはずだ。


~実戦的ステータス~

タイマン性能■■■■■■■■□□ 出番の多さ■■■■■■□□□□
複数対決性能■■■■■■■□□□ 使い方の多様性■■■■■■■■□□
対カビゴン性能■■■■■□□□□□ 不利な相手への対抗力■■■■■■■□□□
対その他の一線級■■■■■■■■■■ 個人的総合評価■■■■■■■■□□


~優劣関係~

格好の餌ブラッキー エアームド ベトベトン ムウマ サンダース
割と有利ヘラクロス バンギラス ライコウ ナッシー ハガネール パルシェン フシギバナ
場合によるカイリキー ゲンガー サイドン ファイヤー バクフーン
割と不利カビゴン ガラガラ サンダー スイクン
天敵スターミー フーディン ポリゴン2 ミルタンク ケンタロス


~防御面~

55食べ残し5550黄金の実50
55サンダーのめざ氷確3確3低確率2発高確率2発
50ヘラクロスの地震低確率2発高確率2発高確率2発確2
55カビゴンの捨て身タックル超低確率2発中乱数2発高確率2発確2
50カビゴンののしかかり高確率4発確4超低確率3発超高確率3発
バンギラスの冷凍ビーム確3低確率2発中乱数2発確2
バンギラスの噛み砕く超高確率4発超低確率3発超低確率3発確3
52ゲンガーの冷凍パンチ確3確3低確率2発中乱数2発
50エアームドのドリル嘴乱数5~7発確5低確率4発確4


~技候補~

地震必須の属性一致メイン技。毒技はまともなものが無いので、これ一択。
大文字
火炎放射
サブ技筆頭候補。鋼・草・ヘラクロスを軒並み焼ける。地震との組み合わせにより、
ライコウ+エアームドや、バンギラス+フシギバナのようなメジャーな組み合わせに刺せる。

10万ボルト
サブ技候補。地面ポケモンとしては、これで水ポケモンに、
下手したらタイマンでも勝てるというのは極めて貴重。
吹雪
冷凍ビーム
サブ技候補。タイマンでは勝てないもののガラガラやサンダーに抵抗する大事な手段。
爆裂パンチサブ技候補。フルアタやセミフルでカビゴンをちゃんと倒したい場合は必要になる。
カウンターカビゴンのノーマル技や弱点の地面技、サンダーの目覚めるパワーなんかを跳ね返せる。
鈍い攻撃範囲を狭めて、物理決定力を伸ばしたい場合に。カビゴンにもそれなりに強くなる。
吠える鈍いと組み合わせたコンボや、黒い眼差し・身代わり対策などに便利。
眠る素眠りで受け続けるのも寝言で範囲を狭めるのも不向きなので、使うなら薄荷の実と併用で1回きりか。
リフレクターニドクインと違って甘えるは無いが、コレなら覚える。味方全体の耐久を上げよう
砂嵐地震+特殊技で攻めるポケモンなので相性は良い。カビゴンに強くなるのも利点。
ド忘れ眠る+然るべき攻撃技と組み合わせれば、サンダーやスターミーにもタイマンで勝てる!?
どくどく毒や鋼ポケモンには元々強いので、毒を撒きやすい。
泥棒多彩な攻撃技に気を取られて、警戒されないかも。
守る砂嵐+食べ残しと組み合わせる手がある。技枠が悩ましいが・・・
波乗り
岩雪崩
捨て身タックル
アイアンテール
シャドーボール
ちょっと変わったサブ技連中。意識する相手に合わせてチョイスしたい。
波乗りは砂嵐と相性が良さそう。岩雪崩は鈍いと併用か。
日本晴れ敵の水技を半減しつつ、大文字の火力アップ。
雨乞いこちらも覚える。波乗りや雷と併用可能。案外、炎ポケモンとの交戦で役立つ?
のしかかり電磁砲は覚えないので、麻痺を撒きたければこれになる。
睨み付ける物理火力を上げるための、鈍い以外の選択肢。
金縛りガラガラの地震を封じれば、冷凍ビームで勝てる・・・!?
めざ毒毒の属性一致技を使いたければ・・・・・・・・
角ドリル一撃アリ用。苦手なカビゴンを倒しやすくなり、無効化されるムウマには元々強いため、極めて強力。
地割れも覚えるが、対ゴーストしか使い所が無いため、流石に地震で十分だろう。


~型サンプル~

Lv.55 地震/大文字/雷/爆裂パンチ@食べ残し

持ち前の攻撃範囲の広さを活かした、得意のフルアタ構成。
地面ポケモンと言うと、メイン技の地震に加え、サブ技はそれと相性の良い岩雪崩を使うポケモンが多く、
イノムーやヌオーはそれぞれ属性一致の冷凍ビームや波乗りをサブ技として使うことが多いが、
大文字や雷をそれなりの火力で打てる地面ポケモンというのは、ニドキングぐらいである。
特に大文字はレベル差によってLv.50フシギバナやメガニウムをも確定2発で倒せる火力を持ち、
ヘラクロスもLv.55でない限り、先制しながら2発で落とせる。
更には、雷でLv.50パルシェンを約95%の確率で上から一撃で倒すことまで出来る。
これらをこなせるのが、地面ポケモンとしてはあまりに大きいため、特殊攻撃の中でもこの2つは特に優先度が高い。
肝心のメイン技の地震も、基本的に弱点を突けば2発で倒せるぐらいの火力は持っており、
食べ残しを持ったバンギラスにようやく1/3程度の確率で2耐えされる、という程度である。
カビゴンは地震だけで倒すのは難しいため、ここは爆裂パンチを絡めて行こう。
逆に相手のLv.55カビゴンの捨て身タックルは、食べ残しがあれば超高確率で2耐えすることが出来る。
フルアタの弱点の常として、鈍いを1回でも積まれてしまったら途端に厳しくなる点にはくれぐれも注意しよう。
吹き飛ばしや滅びの歌など、何らかの方法でカビゴンを場から退場させられるサポートは付けておきたい。
なお、初めからカビゴンと戦うのは諦めて、特定の選出に対する刺しキャラとして使う場合、
爆裂パンチの枠を冷凍ビームにするという手もある。
これによって、ガラガラやサンダーにタイマンで勝てるというわけではないが、釘付けは出来るようになる。
また、サイドンやグライガー、カイリューと言ったニッチなところには勝てるようになる他、
ナッシーに対しても2発で倒せるため、命中率の低い大文字を当てる必要が無く、勝率を上げることが出来る。
道具に関しても選択肢は広い。まず食べ残しならば、どくどくや電気技の無効化を活かしながらサイクルを回しやすくなる。
また、フシギバナやナッシーに対しては、後攻で眠り粉を食らってしまうとタイマンで有利とは言えなくなるが、
ここを奇跡の実や薄荷の実によって対策しても良い。
また、各種属性強化アイテムにもそれぞれ恩恵があり、
例えば柔らかい砂を持てば、Lv.55食べ残しカビゴンを地震で高確率4発になるため、素眠りに対する急所待ちが出来るようになったり、
磁石を持てば、Lv.50スイクンを雷で高確率2発になるため、タイマンで5割程度の勝率を確保出来たり、
解けない氷を持てば、Lv.55ガラガラを冷凍ビームで超高確率2発になるため、後出しを一度も許さなかったり、
また氷技を吹雪にすれば、Lv.55サンダーを超高確率2発で倒せるためタイマンでも5割程度で勝てるようになったりする。
特に体力や状態異常が気にならないのなら、これらも候補に挙がって来るだろう。
フルアタニドキングの解説に関しては、2011年に書いたこちらの記事も参照されたい。
パーティ … 地面QA(2020)
パーティ … 毒QA(2017)
パーティ … ガラガラニドキングWA(2012)
パーティ … ニドキングナッシーWA(2012)
ログ … ナッシー+エアームドを一掃
ログ … バンギラス+ナッシーを一掃
ログ … パルシェンを完全に出オチさせる
ログ … 10万ボルトでもパルシェンには勝てる
ログ … 水ポケモンにタイマンで勝つ
ログ … ヘラクロスを起点にして崩す
ログ … フシギバナを起点にして崩す
ログ … エアームドを起点にして崩す
ログ … 炎/飛行ポケモンにも雷は有効
ログ … 爆裂パンチを絡めて突破


Lv.55 地震/冷凍ビーム/カウンター/鈍い@食べ残し

フルアタだとどうしてもカビゴンには強くなかったが、決して数値が足りていないわけではないので、
それ相応の対策をすればカビゴンとも張り合うことは出来る。
例として、カビゴンの鈍いに対してこちらも鈍いを合わせ、殴って来たらカウンターで跳ね返すという策がある。
鈍いを1回積んでもLv.51ガラガラぐらいまでには先制でき、カビゴンには余裕で先制出来るため、
上から鈍いを積んで普通に地震でゴッソリ削ることも可能。
例えばLv.50カビゴンに対しては、鈍いを1回積むことで自爆をギリギリ耐えつつ、上から地震で高確率2発で倒すことが出来る。
また、カウンターは目覚めるパワーに対しても有効なので、電気ポケモンが打って来るめざ氷を跳ね返すことも出来る。
ただし、ニドキングは特防がそこそこあるため、Lv.55サンダーのめざ氷をカウンターしても一撃では倒せない。
その代わり、ニドキング側もめざ氷を2耐えはすることが出来るため、
例えば冷凍ビームを1発与えておいてからカウンターしたりすることによって、サンダーにタイマンで勝てるようになる。
冷凍ビームの枠は、他に大文字や雷などのサブ技にしても良いが、
これらの場合55サンダーが身代わりを貼って来ると中乱数で耐えられてしまう。
そのため、対サンダー性能を重視するなら、冷凍ビームか、もしくは同じく弱点を突ける岩雪崩が欲しい。


Lv.55 地震/冷凍ビーム/雷/砂嵐@食べ残し

砂嵐の効かない地面・岩・鋼ポケモンは、どれも特殊攻撃には弱いポケモンが多いため、
多彩な特殊攻撃を、それなりの火力で打つことが出来るニドキングとは相性が良い。
しかも、ニドキング自身はどくどくや砂嵐と言った定数ダメージには滅法強いため、
食べ残しを持たせることで、相手を削りながら、自分はどんどん回復して行くことが出来る。
メイン技の地震によって、岩・鋼には元々強いが、冷凍ビームを持たせることで、地面ポケモンにも強くなれるのが重要。
冷凍ビームの枠を波乗りに変えてみたり、雷を大文字にしてみたり、
カビゴンを倒しやすくするために爆裂パンチを持たせてみたり、といったカスタマイズも可能。
吠えるを持たせることで砂嵐昆布も出来る・・・?
パーティ … ニドキングorニドクインSA(2012)
ログ … 55砂嵐ニドキング


Lv.50 地震/大文字/泥棒/リフレクター@黄金の実

低レベルでサポートする場合の一例。特に格闘やエアームド、ブラッキーと言ったポケモンに強いため、Lv.55カビゴンとは相性が良い。
ただし、このような動きをしたい場合、甘えるを覚えるニドクインに出番を取られがちである。
ニドクインとの差別点として重要なのは素早さと火力で、
ニドキングは50フシギバナを抜きつつ、50ヘラクロスにも同速が取れて、これらを大文字で乱数2発で倒すことが出来る。
これに関してはニドクインには逆立ちしても真似出来ないので、大文字は最重要サブ技となるだろう。
泥棒とリフレクターはあくまで一例であり、ここは雷や爆裂パンチなどで攻撃範囲を広げる他、
サポート技としてはどくどくや吠えるも良いだろう。眠る+薄荷の実で回復出来るようにするのも手。
パーティ … ナッシー逆A(2011)
ログ … ヘラクロスを倒しつつ泥棒サポート


Lv.55 地震/冷凍ビーム/10万ボルト/ド忘れ@食べ残し

地味にド忘れを覚えることが出来る。これによって特殊技に強くなり、
元々対面からは勝てなかったサンダーやスイクンあたりにも勝てるようになる可能性がある。


Lv.55 目覚めるパワー毒/波乗り/雷/鈍い@食べ残し

ネタですすいません
「目覚めるパワー毒という技を無理矢理使うとしたら、どのポケモンでどういう型が良いか」
という問いに対する回答の一例です。((((((((((((
波乗り+雷という組み合わせが草に弱いので、嫌でもめざ毒が欲しくなるというか…(((((
何が悲しいかって、ほぼ唯一弱点を突けるナッシーへのダメージが、冷凍ビームと全く同じという点ですね・・・・・・・・


~相棒~

・ガラガラ
同じ地面タイプのポケモンだが、得手不得手がほぼ真反対という不思議な関係。
ニドキングで勝てないカビゴンやサンダー、フーディン等にはガラガラで有利を取れ、
ガラガラで勝てないパルシェンやナッシー、エアームド、ヘラクロス等にはニドキングで有利を取れる。
ケンタロスやミルタンク、スターミーなど共通の弱点もあるものの、補完率はかなり高く、
またあくまで属性は似ているため、カバーするためのサポメンも共通して組みやすいため、WAにしやすい。

・カビゴン
シンプルに属性相性が良い。
ニドキングの苦手な水やエスパー系に滅法強く、
カビゴンの苦手な格闘や鋼、ブラッキー等はニドキングで起点にすることが出来る。
55カビゴン+50ニドキング、55ニドキング+50カビゴン、どちらも相性の良さは発揮出来るだろう。

・ナッシー
これも属性面での相性が良い。防御面もだが、攻撃面でもなかなか止めづらい組み合わせ。
55ニドキング+50ナッシーも良いが、55やどみがナッシーとWAを組むのもなかなか面白い。


~対策例~

・カビゴン、ミルタンク、ポリゴン2
基本は初めに紹介したようなフルアタなので、カビゴンで鈍いを積んで行くのは一番の対策になる。
また、特殊技も弱点さえ突かれなければ大した火力ではないので、
カビゴンほど特殊耐久があるわけでないミルタンクやポリゴン2も、かなり安全に鈍いを積んで行くことが出来る。
それぞれ、地震や冷凍ビーム等でニドキングの弱点を突くことが出来れば、かなり万全だろう。
一応、ニドキング側も、吠えるやカウンターと言った対策も覚えるには覚えるため、頭の片隅には置いておきたい。

・ケンタロス
上記のノーマルポケモンのように鈍いを積んでも良いが、破壊の遺伝子型でも有利を取ることが出来る。
ケンタロスがニドキングに2発で倒されることはまず無いため、少なくとも上から2回は行動することができ、
破壊光線を打つ隙を2回は作ることが出来る。
また、破壊の遺伝子を解除した状態でも、普通に上から地震を2発打つだけで高確率で倒せる。
完全タイマンならばこうした方がより安全となるだろう。

・サンダー
冷凍ビームや岩雪崩で弱点を突かれたとしても、2発では倒れない。
逆にサンダーはニドキングに先制した上で目覚めるパワー氷3発で倒せるため、単純な殴り合いで勝つことが出来る。
サンダーがLv.50であったも、解けない氷+冷凍ビームでない限りは2耐え出来るが、
ニドキングがLv.55で食べ残しを持っていると、めざ氷をやや高確率で3耐えされてしまう点に注意。
完全タイマンというよりは、地震を無効化出来る点を活かして、サイクルに持ち込んだ方が良いだろう。

・スターミー、フーディン
ニドキングに先制を取りつつ、水技なりサイコキネシスなりで安全に2発で倒せるポケモン。
完全タイマンで負けることはまず無いが、後出しするのは危険が伴う。
スターミーは雷を食らうと痛いものの、外れ待ちで自己再生を連打する手がある。

・スイクン、キングドラ、シャワーズ、ラプラス
ニドキングに先制は取られても、硬い水ポケモンなら流石にある程度の壁となることが出来る。
磁石+雷で、レベル差最大のスイクンをようやく高確率2発なので、
中レベルのスイクンだったり、それより特殊耐久がやや高いシャワーズやラプラスなら、より安全になって行く。
シャワーズは物理耐久が高くないため、上からの地震が不安だが、甘えるによる対策法もある。
キングドラはそもそも雷を弱点としないため、かなり安全なニドキングキラーとなることが出来る。
爆裂パンチ+地震に注意と言ったところか。

・ヌオー、ガラガラ、ドンファン
冷凍ビームで打ち負けない地面ポケモンでも、ニドキングに有利を取ることが出来る。
特にヌオーはニドキングのどの技でも弱点を突かれず、
地震も波乗りも有効となるため、眠る+寝言型でかなり強力なストッパーとなることが出来るだろう。
ガラガラはレベル次第で冷凍ビーム2発で倒されてしまうが、逆に地震一撃で倒せるので問題無い。
ドンファンはレベル差を突けられるといけないが、同レベルなら冷凍ビームを高確率2耐え出来る。

・ハピナス
実はハピナスはLv.50でも、55ニドキングの地震を高確率で2耐えすることが出来る。
そのため、歌う+冷凍ビームなどで、対面どころか後出しからでも勝てる可能性がある。
リフレクターを持っていれば、より強くなることが出来る。
流石に「ニドキング対策」として起用するのは無理があるが、臨時の応急処置ぐらいなら任せられるだろう。

・カイリキー
クロスチョップや岩雪崩を止められるものの、逆にニドキングもカイリキーに対する決定的な有効打は無い。
そのため、ニドキングの弱点を突ける地震を持っていれば、圧倒的に有利となれる。
また、カビゴン同様、鈍い+眠るでも、まず負けることは無いだろう。

・バクフーン、リザードン、ファイヤー
ニドキングは地面ポケモンにしては特殊耐久がまともだが、高火力の炎技を2耐え出来るほどではない。
また、これらのポケモンは同レベルならニドキングに先制出来るため、対面からなら大文字で有利を取ることが出来る。
ただしバクフーンは、大文字で6割の確率でしか2発で倒せないので、命中率を加味するとやや不利か。
リザードンも同じ条件だが、バクフーンと違って地震を喰らわないため、ニドキングに雷を打たせる必要がある。
雷の命中率は大文字以上に低いため、結果的に有利と言えるだろう。
ファイヤーはそもそも大文字で確定2発で倒せる。また、雷に対しては日本晴れで命中率を下げる対策も取れる。
ただし、これらはLv.55前提で、ファイヤーはレベル差を付けられるとニドキングに先制されてしまう。


~一撃ありの場合~

Lv.55 地震/角ドリル/冷凍ビーム/カウンター@食べ残し

ニドキングは角ドリルと地割れという2種類の一撃技を覚えることが出来る。
特に強力なのが地震+角ドリルの組み合わせで、角ドリルの効かないゴーストポケモンには元々地震で強いので、
あらゆるポケモンに対して角ドリルの負荷をかけることが出来る。
この組み合わせを使えるポケモンは、他にニドクイン・サイドン・ケンタロスしか存在しない。
特に大きいのは、Lv.50ムウマに対して上から地震2発で落とせる上、
ムウマが打って来るどくどくも電磁砲も無効化出来るため、
ムウマを対面から起点にした上で、角ドリルを振り撒くという動きを取ることが出来る。
ただしムウマが黄金の実を持っていると、地震を高確率2耐えされてしまうため、
対面からでも黒い眼差し→滅びの歌→守る×2で50%の確率で無理矢理滅ぼされてしまう危険性がある点には注意が必要。
地震+角ドリルが軸にあるだけで一定の強さが保証されるため、残りの2枠には自由度がある。
上から地震2発で落として来る上に、身代わりまで貼って来るケンタロスが苦手なので、
その対策法としてカウンターという手がある。
シンプルに地震や捨て身タックルをカウンターで返すだけでも良いが、
VC環境ならば、角ドリルに対しても、外れれば一撃で返すことが出来る。
また、ニドキングが角ドリルを持っている圧力のおかげで、相手は積み技などを使いにくく、
攻撃技で殴って来るという状況を作りやすいため、そこに対して単純にカウンターで返すのもそれなりに狙いやすい。
この他、一撃無しの型サンプルでも紹介したように、冷凍ビーム+カウンターでサンダーにタイマンで勝つことも狙える。
なお、ケンタロスの身代わりに対しては、地震を打てば1発で壊すことが出来るが、
吠えるを持たせることによって身代わりごと退場させたり、砂嵐で本体に直接ダメージを与えるといった対策法もある。
パーティ … アズマオウニドキングWA(2022)
ログ … サイクルで起点を作って角ドリル
ログ … 角ドリルのワンチャン性能
ログ … カウンターでサンダーにタイマンで勝つ
ログ … カウンターを普通に活用


Lv.55 地震/角ドリル/大文字/身代わり@光の粉

ニドキング自身が身代わりを持つことで、有利対面から起点を作りやすくするという手もある。
大文字はただのサブ技の一例で、この枠は何でも良いのだが、
一応大文字の利点として、役割対象(鋼や草ポケモン等)に対して明確な対面有利を作りやすくなるという点がある。
その分、相手が逃げやすくなるため、それを読んで身代わりを残しやすくなる。あくまで読みではあるが。
パーティ … ガラガラニドキングWA(2017)
ログ … 角ドリルのワンチャン性能
ログ … 大文字で対面有利を活かして起点を作る


Lv.55 角ドリル/地割れ/眠る/寝言@先制のツメ

ウェーーーーーーーーーーーーーイwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwって遊びたい人向け


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