大地の蠢き

55ガラガラホネブーメラン岩雪崩目覚めるパワー
剣の舞太いホネDDFF
55ニドキング地震大文字冷凍ビーム奇跡の実FFFF
55ヌオー恩返し腹太鼓ド忘れ眠る薄荷の実FFFF
55ハガネールアイアンテール嫌な音どくどく守る食べ残しFFFF
50ゲンガー冷凍パンチ日本晴れ道連れ大爆発水玉リボンFFFF
50カビゴンのしかかり地震大文字自爆先制のツメFFFF

'20/6/28構築、7/19改良
速さ★★★★
硬さ
コンビネーション★★★★
変態度★★★★
煮詰め度★★★★★
総合的満足度★★★★★

属性統一カルテットエースシリーズ第10弾 〜地面編〜
(※ 作ったのが10番目なので「第10弾」と称していますが、パーティ公開順序は前後しています。)

●ガラガラ
地面エースなのだからまずは一番メジャーなガラガラ・・・というわけでは決してない。
この枠は初め、あらゆる物理ポケモンに勝てるドンファンで考えていた。しかし、他のエースで穴埋めして行くうちに、
「カビゴン・サンダー・炎エース・フーディン」の全てに勝てるガラガラが他には代えられないことが分かった。
特に、地面エースを考えていると、意外と対炎エースで困ることが分かり、そこを有無を言わさず一撃で倒せる偉さを思い知った。
純炎にならドンファンでも戦えるのだが、ファイヤーやサンダーまで考慮するとガラガラしか存在しなかった。
ドククラゲや地震持ちのカイリキーに勝てる唯一の枠でもあり、他にも影分身戦術に刺さったりと、意外と痒い所に手が届く存在。
ガラファントムではないが、実戦ではかなり多くの試合において相手にパルシェンの選出を強制させることで、
実際に選出するよりは威圧としての役目が強かった。
途中からはゲンガーが日本晴れを持ったことにより、光の壁と同様に低レベルのスターミーやスイクン等に勝てるようになった。
また、タイマンに持ち込まずとも、サイクルでガラガラから起点を作って崩して行けそうなパーティもいくつかあったため、
そのような相手には爆破+爆破でなく、序盤からガラガラを出して枚数差を狙って行くような動きも出来た。

●ニドキング
CH流トキワジムでもお馴染み、地面ポケモンの中では最も異色な得意範囲を持つポケモン。
パルシェンとエアームドとナッシーとヘラクロスとフシギバナとギャラドスに同時に勝てる地面ポケモンが他に居るだろうか。
一応、ニドクインも考えてはみたが、高レベルのヘラクロスを考えると、同速を取れるニドキングに軍配が上がった。
また、カイリューに安定して勝てる唯一の枠でもある。
他のポケモンと違って対面性能が高いポケモンなので、爆破+爆破からのタイマンだけでなく、
上記のガラガラのように、初手からいきなり展開する使い方も出来る。
フシギバナやパルシェンといきなり殴り合うことで枚数差を付け、逆にそこからサポメンの爆破で詰めて行くことが出来る。
このような動きが出来るのがかなり偉いため、電気技は命中率が悪くともパルシェンを一撃で倒せる雷を採用している。

●ヌオー
地面ポケモンの中で唯一、水技を弱点としない存在。更にド忘れを覚えるため、水ポケモンを圧殺することが出来る。
半端な水ポケモンならニドキングでも勝てるが、スイクンやスターミーまでしっかり任せられる地面ポケモンはヌオーぐらいしか存在しない。
初めは鈍いだったが、甘えるシャワーズに弱いことに気付いて腹太鼓に変更。
少々危ない橋かも知れないが、鈍いだと対スイクン等も積むのに時間がかかるため、
波乗りの急所試行回数を与えてしまうという意味で、案外危なさはどっちもどっちかも知れない。
一応、対サンダーもガラガラに一任せず戦えるように、攻撃技は地震でなく恩返しとした。
意外にも、恩返しであっても50カビゴンにはタイマンで勝つことが出来る。
のしかかり連打に対しては腹太鼓→眠る→恩返し×2の流れで勝てる(3耐えするので腹太鼓直後以外のタイミングなら麻痺が出ても勝てる!)し、
初手で鈍いを積まれても腹太鼓→恩返し×2で間に合う。
実戦していて思ったのは、「水とサンダーの両方にタイマンで勝てる駒」というのは、このパーティにおいてかなり有り難い存在だった。

●ハガネール
大抵のポケモンにはここまで挙げた3匹で戦えるはず。だがまだ穴があった。ミルタンクとポリゴン2である。
ミルタンクはともかく、冷凍ビームを持ったポリゴン2の対策がかなり難航した。これに勝てる地面ポケモンを探してもなかなか居ない。
そんな中、どくどく+守るハガネールならこれを満たせることに気付いた。
途中でサイクルして猛毒を解除されてしまった場合でも倒せるように、嫌な音まで持たせて徹底した。
対ミルタンクやポリゴン2専門だと相当腐ってしまうが、ヌオーのように歪んだ型にはならなかったため、
普通にカビゴンやエスパー等とも汎用的に戦うことが出来る。型によってはヘラクロスとも戦える予定。
攻撃技は元々地震だったが、地面技である必要が別段無さそうだったため、無効化されないアイアンテールに変更した。
これによって、嫌な音との併用でエアームドとのタイマンで勝てるようになる。
サンダーとも意外と戦えて、まずどくどく+守るで粘って眠りに追い込み、そこから嫌な音を2回かければ3発で倒せるようになる。
身代わりにはどうしようもないが、そこは地震でも同じことなので妥協した。
あくまで対サンダーを担うのはヌオー、次いでガラガラで、ハガネールでサンダーと戦うのは選択肢のひとつという程度。
また、アイアンテールに変更したデメリットとして、相手のハガネールに弱くなるという点と、
水ポケモンを嫌な音から強行突破するような動きは出来なくなったという点もあるが、ここは目を瞑ることにした。
実戦では、速攻型のカビゴン+ゲンガーと速度が合わずなかなか出番が無かったが、
爆破が通りにくかったり、相手が後ろに何を残して来るか読みづらいという時に、サイクルで崩しを図るという使い方で活躍することが出来た。

●サポメン
特殊を流せるカビゴンは確定として、残りの枠は色々考えたが、
最も対カビゴンと特殊を無難にこなせそうな役としてゲンガーが挙がった。
何かと便利な道連れ+大爆発の二刀流に、初めは影分身対策が出来る黒い霧を持たせていたが、
影分身戦術に対してはハガネールやガラガラで十分だった。
それよりも、壁的なサポートが欲しくなることが多いと感じ、ゲンガーは壁技は覚えないものの日本晴れで水技を半減させられることに気付いた。
これによって例えばガラガラにとっては、水ポケモンに対しては光の壁と同様の効果が得られ、
スターミーやスイクンに対してタイマンで勝てるようになったりする。
元々ガラガラはこのパーティにおいては見せ球的な要素が強く、水ポケモン等を釣ってニドキングやヌオーで倒すパターンが多かったが、
日本晴れ+大爆発を組み込むことでガラガラで抜く線も太くなったのではないだろうか。
カビゴンはいつもの鈍い型ではなく、このパーティにおいてはエアームドで止められるのを重く見て、大文字を持たせた。
ゲンガーの日本晴れとのシナジーがあるかどうかは不明。
実際使っていて、エアームドがそこまで居たわけでもなく、鈍いが欲しいという場面が多かったのも事実。

パーティ変更アリのプチドラサマ杯7/18で、5戦中3戦このパーティを使用し、全勝優勝を果たした。
更にその後、パーティ固定のプチドラサマ杯8/8でこのパーティを使用し、10人中4位という微妙な戦績ではあったが、
負け試合では管理人の立ち回りシミュレーションのところが原因で負けた部分が大きいと思っている。
野試合でもこの時期、狂ったようにこのパーティばかりを使いまくっていて、内容もかなり割れつつあったと思うが、
それでも勝率6〜7割程度をキープ出来ており、個人的にかなり満足度の高いパーティとなった。
やっぱ俺トキワジムリーダーだったわ・・・すいません調子こきました


ログ壱 …対55エレブー、ヌオー選出、スイクンとのタイマン!
ログ弐 …対55ブースター、ニドキング選出、サイクルで崩す
ログ参 …対55サイドン、ニドキング選出、対面性能の高さ
ログ肆 …対55エーフィ、ハガネール選出、鉄壁の安心感
ログ伍 …対55サンダー、ヌオー選出、サンダーにもパルシェンにも勝てる
ログ陸 …対55ドンファン、ニドキング選出、ニョロボンとのタイマン!
ログ漆 …対バランス、ヌオー選出、あやみが悪夢スターミーとの死闘
ログ捌 …対50ツボツボ、ガラガラ選出、影分身戦術へのキラー
ログ玖 …対53ガラガラ、ガラガラ選出、日本晴れでスターミーに挑む!
ログ拾 …対55フーディン、ガラガラ選出、緻密なシミュレーション
ログ拾壱 …対バランス、ガラガラ選出、起点さえ居ればOK
ログ拾弐 …対バランス、ガラガラ選出、ドククラゲに勝てる
ログ拾参 …対HA、ハガネール選出、タイマンをせずカビゴンに後出し
ログ拾肆 …対バランス、ガラガラ選出、日本晴れでスイクンに挑む!


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