最終更新日:'19/2/18  最終チェック日:'19/2/18
我流・個別分析 〜バンギラス〜

変態ポケモン図鑑はこちら


〜概論〜

Lv.55でしか使えないという大きなハンデを背負いながらも、
ミュウに匹敵する非常に高い能力値から様々な種類の攻撃技を繰り出すことで大活躍しているポケモン。
特に攻撃種族値はカイリューと並んで全ポケモン中1位であり、
その他も素早さ以外は全てかなりの高次元で、2000で使えるポケモンの中では4つの種族値が3ケタである唯一のポケモンである。
その低めの素早さも、Lv.55限定という性質により、
ある意味強制的にLv.50のパルシェンやエアームド、Lv.52ブラッキー等に先制することが出来るため、
このあたりの素早さラインのポケモンは「バンギラスに先制出来るか」を大きく意識してレベルを決めることとなる。
さて、自慢の物理攻撃力だが、最強の属性一致物理技がたった威力75しか無い岩雪崩であるので、
ヘラクロスのメガホーンや、サイドンの地震のような強烈な一撃をお見舞いすることが出来ないのが非常に残念。
しかしその一方で攻撃技のバリエーションはかなり豊富で、
特に「属性不一致で」という条件を付ければ地震や爆裂パンチ、破壊光線など、
多くの物理攻撃を最強のダメージで与えられるポケモンであると言える。
そういう意味では一致ではなく属性不一致のサブ技の方が強く感じられることもあるかも知れない。
また特攻種族値も95と充分過ぎるほどあり、その物理攻撃面の不安定さと砂嵐の相性の良さから、
特殊技を前面に出して使うことすらある。
こちらも属性一致技は噛み砕くと非力ではあるものの、
やはり大文字や冷凍ビーム等のサブ技をかなり満足出来る威力で打つことが出来る。
耐久に関しても優秀で、サンダーの雷を余裕で2発耐えたり、
効果抜群でありながらガラガラの地震を耐えることが出来たりする。
特にこれによって、岩ポケモンとしては、波乗りや冷凍ビームによって55ガラガラにタイマンで勝てるのは非常に大きい。
属性的な弱点は多いものの、ノーマル耐性、エスパー無効と、耐性もまたなかなか美味しいものを持っており、
カビゴンやナッシー、フーディン、ゲンガーと言ったポケモンを起点にしやすいのは大きな魅力。
上記のように物理型でも特殊型でも戦うことができ、また砂嵐を起こしたり鈍いや嫌な音で火力を伸ばしたりと、
かなり幅広い戦術を使うことが出来るので、まさに「何をやって来るか分からない、恐ろしいポケモン」の代表格と言えよう。


〜実戦的ステータス〜

タイマン性能■■■■■■■■□□ 出番の多さ■■■■■■■□□□
複数対決性能■■■■■■■■□□ 使い方の多様性■■■■■■■■■■
対カビゴン性能■■■■■■■■■□ 不利な相手への対抗力■■■■■■■■■■
対その他の一線級■■■■■■■■■■ 個人的総合評価■■■■■■■■■■


〜優劣関係〜

格好の餌ナッシー パルシェン エアームド フーディン ファイヤー ハピナス
割と有利カビゴン ゲンガー ムウマ ライコウ サンダー ポリゴン2
場合によるハガネール スターミー ガラガラ サイドン ベトベトン ブラッキー
割と不利ヘラクロス フシギバナ ケンタロス ミルタンク メガニウム エンテイ
天敵スイクン カイリキー ニョロボン エレブー ドククラゲ オコリザル


〜防御面〜

55食べ残し(壁あり)55(壁あり)55食べ残し55
55磁石サンダーの雷乱数5〜7発超低確率4発確3確3
55ライコウの10万ボルト乱数9〜12発乱数6〜7発超高確率4発超低確率3発
50スターミーの波乗り乱数5〜6発低確率4発超低確率2発微低確率2発
55スターミーのハイドロポンプ低確率3発確3確2確2
55ファイヤーのめざ草乱数8〜11発乱数6〜7発確4中乱数3発
55カビゴンの地震乱数6〜8発乱数5〜6発確3確3
50カビゴンの爆裂パンチ超低確率3発超高確率3発確2確2
55めざ蟲ガラガラの地震超低確率2発微低確率2発低確率1発低確率1発
50ハガネールの地震乱数6〜7発確5確3確3


〜技候補〜

岩雪崩
めざ岩
属性一致メイン技・物理バージョン。メインでこの程度の威力なのでとても非力に感じられるが、
これのお陰でサンダーにタイマンで勝てるというのは貴重。威力と怯みの岩雪崩か、命中とPPのめざ岩か。
噛み砕く属性一致メイン技・特殊バージョン。これも威力はたかが知れているが、
適切な使い方をすれば岩雪崩よりも強く感じられることもある。スターミーに強いのもポイント。
爆裂パンチこちらにあるように非常に人気のサブ技。ある意味バンギラスの物理攻撃力を最も活かせるかも。
特にカビゴンとの対決はコレの有無で大きく変わると言っても過言ではない。
冷凍ビーム地面や草に対して有効なサブ技。特にガラガラにタイマンで勝てるようになるのはかなり大きい。
波乗りこれも地面に有効。砂嵐や悪技と絡める場合、ハガネールが厄介なので冷凍ビームよりこちらが好まれる
大文字
火炎放射
鋼とヘラクロスに対して絶大な効果を発揮するサブ技。悪技との相性は特に良い。
地震地味だがどちらのメイン技ともそれなりに相性が良く、威力も優秀なサブ技。カイリキーになかなかのダメージ。
10万ボルトスイクンなど一部の水に対するピンポイント役割破壊、また水とエアームドを同時に撃退出来る技。
砂嵐パッとしないバンギラスの攻撃力を一気に一流に仕立て上げてくれる技。一部では必須技という声も
眠るちゃんとした受け役割を持ちたい場合に。HPより状態異常を回復したい場面の方が多い。
寝言色んな攻撃を誤魔化せるようになる。試行回数を稼げるので爆裂パンチと相性がよさげ
鈍い特殊技カビゴンを受けられるようになる。また、1回積んでも50カビゴンに先制なのが美味しい。
嫌な音物理火力を一気に伸ばせて相手に受けられなくなる。素早さが遅いため使いこなすのは難しい
吠える昆布を狙ってみる、または鈍いと組み合わせて鈍い吠えを狙ってみる。
追い打ちゴーストやナッシー、フーディン、パルシェンなんかを狩ることが出来る。
ヘルガー等と違ってゲンガーの大爆発も全然怖くないというのがポイント。
恩返し攻撃範囲はせっかく優秀なので、鈍い吠える等で攻撃を1本しか持てない場合に採用されるぐらいか。
破壊光線最強の物理攻撃技。嫌な音と併用して一撃を狙えるか?
アイアンテール威力はあるのでワンチャンはありそうだが、攻撃範囲が・・・
めざ飛格闘に対する最強の役割破壊。地味に同時に草にも効くのもポイント。HP減少により、
55ガラガラの地震で高確率一撃で倒れるようになってしまうのが難点
めざ格格闘技を持たせたいが、爆裂パンチでは不安定で嫌だ、という場合に。これもHP減少が大きいので注意
原始の力あからさまな追加効果狙い。試行回数を稼げればワンチャン。
日本晴れ水技にも雷にも強くなるので実は相性が良い。サブ技に是非炎技を持たせたい所。
メロメロ砂嵐+特殊型で使う場合、意外な活躍が出来るかも?詳しくは型サンプルにて。
悪夢眠って受け続けるスイクンやカビゴンに有効かも知れないが、砂嵐の影に隠れがち。
怖い顔素早さを逆転させて、岩雪崩で怯みを狙ったり、後続のカビゴン等に繋げるか?
竜の息吹麻痺撒き・・・?


〜型サンプル〜

Lv.55 岩雪崩/地震/大文字/爆裂パンチ@奇跡の実

カビゴン、ナッシー、パルシェン等の低レベルのポケモンを起点にし、
物理・特殊両面で攻めることにより、自慢の種族値の高さと攻撃技のバリエーションの多さと言った長所を遺憾なく発揮出来るフルアタ型。
カビゴンやサンダーのような、属性一致の強力な一撃を打つことは出来ないが、その分攻撃範囲でカバーすることが出来る。
このような型の場合、一般的にカビゴンに鈍いを積まれるだけで不利を強いられるケースが多いが、
バンギラスは最強の攻撃力からの爆裂パンチを打ち込めるのも大きな強み。
カビゴンのメイン技に対する耐性があるのも大きく、少々の捨て身タックルぐらいなら我慢しつつ爆裂パンチの試行回数を稼ぐことが出来る。
また、威力不足とは言えど最強の属性一致技であり、カビゴン、ナッシー、パルシェン等に対しては怯みも狙えて、
何よりもサンダーに致命傷を与えられる唯一の技である、岩雪崩もほぼ必須となる。
残りの2枠の技に関しては、自由度がかなり高いため、構築の要求によってフレキシブルにカスタマイズして行くことになり、
この柔軟性こそがバンギラスの醍醐味という考え方もある。
サンプルはその一例で、地震は岩雪崩と相性が良く、ライコウに致命傷を負わせられる唯一の技であるほか、
岩雪崩や爆裂パンチと違って命中率が100%なのであらゆる相手に対して確実にトドメを刺したい時に便利であり、
天敵のカイリキーに比較的有効なダメージを与えられる技であり、
また苦手な広範囲で攻めて来る炎ポケモンやエレブー、ドククラゲと言った厄介な相手に対し軒並み弱点を突けるという利点がある。
また、大文字はナッシーに対する遂行技となるほか、苦手なヘラクロスやフシギバナへの対策となり、
眠るを持たないためどくどくでチマチマ攻めて来るタイプの鋼ポケモンを瞬時に倒せるという点でも有効。
また、パルシェンには岩雪崩と、カイリキーには地震と、それぞれほぼ同等のダメージを与えられるため、
リフレクターを貼られた場合の臨時の対策としても使える。
なお、ナッシーやヘラクロスに対しては岩雪崩+大文字でも倒せる、というように、
単に弱点を狙うだけでなく、場面場面で有効な攻撃手段を選ぶことが出来るのもフルアタの利点と言える。
持ち物は奇跡の実が非常に有効。バンギラスはカビゴン、パルシェン、ナッシーと言った低レベルのポケモンを起点にする機会が多いが、
これらはのしかかり、眠り粉、冷凍ビーム等、サポートとして状態異常を狙える技が多いため、そこに対する保険となる。
また、威張るサンダーに対する有効な対策にもなる。
この他には、耐久力を活かした食べ残しも候補。


Lv.55 岩雪崩/噛み砕く/冷凍ビーム/爆裂パンチ@奇跡の実

フルアタは技の選択肢が幅広くあるということで、もうひとつほど例を。
バンギラスは岩雪崩の他に噛み砕くも属性一致で使うことができ、特攻種族値も95とそれなりに高い。
実際に、特殊耐久の低いパルシェンに対しては、弱点を突くわけでもないのに岩雪崩とほぼ同等のダメージを与えることが出来る。
威力は80、属性一致を加味すれば実質120相当なので、不一致の大文字とほぼ同じ火力ということになる。
命中率100%で使い勝手も良いため、地震と似た感覚で使うことが可能。
そして何よりも大きいのが、スターミーを楽に倒せるようになるという点。
↑の型は、実は自己再生スターミーを倒すのが困難であるという欠点がある。岩雪崩では自己再生に回復が追いつかれてしまうのだ。
しかし噛み砕くがあれば、スターミーを余裕で2発で倒せるどころか、
スターミーが低レベルで、水技がハイドロポンプでなく波乗りだった場合、バンギラスはこれを2発耐えるので、
何とタイマンですら勝てることになってしまう。
他にはゲンガーやナッシーにも効果抜群なので、↑の型の地震や大文字に代わって遂行技として使うことが出来る。
もうひとつの技である冷凍ビームは、地面の弱点を突けるというのが極めて重要。
特に、55ガラガラを2発で倒すことができ、こちらは地震をやや高確率で耐えるため、
岩ポケモンでありながらガラガラにタイマンで有利を取ることが出来る貴重な存在となることが出来る。
もちろん他にも、サイドン、ニドキング、ドンファン等に対しても同様に有効。
フシギバナに対しては、大文字と違って中乱数2発となるが、その代わり命中率が100%でPPも倍あるため連射しやすく、
光合成のPPを切らしたり、急所や凍結待ちに持ち込むことが出来る場合がある。
まとめると、↑の型に比べてこちらは、スターミーや地面ポケモンに対して強くなっている。
反面、地震と大文字が無い影響で、ヘラクロスやライコウ等に対しては弱くなっている。
もちろん地震と大文字、噛み砕くと冷凍ビームがそれぞれセットというわけでは全くなく、
これらの型を混ぜてカスタマイズしても良いし、他にもまだ紹介していない攻撃技の候補として、
波乗り、10万ボルト、目覚めるパワー飛行、大文字の代わりに火炎放射、等の選択肢もある。


Lv.55 噛み砕く/大文字/爆裂パンチ/砂嵐@食べ残し

バンギラスは砂嵐を有効に使えるトップクラスのポケモンでもある。
まず昔から使われている砂嵐+噛み砕くという組み合わせについてだが、
砂嵐の効かない岩や地面ポケモンは特殊耐久が低く、噛み砕くが通りやすい相手が多いので、なかなか相性が良い。
食べ残しを持たせれば、相手の体力が削れて行く間にこちらは回復して行き、バンギラスの硬さを体感的に味わうことが出来る。
気になる55カビゴンへの突破性能だが、食べ残しの無いカビゴンなら砂嵐状態で噛み砕く急所待ち、もしくは特防ダウン待ちに出来る。
食べ残しがあるとやや粘られるが、それでもカビゴンは寝っぱなしが精一杯で、特防ダウンが発動すれば突破しやすくなる。
ここに爆裂パンチまで絡めれば間違いは無いだろう。
噛み砕くによってスターミーを格段に突破しやすいのもポイント。
バンギラスの砂嵐+特殊技という戦術自体に関して、こちらの記事も参照されたい。
また、某氏もこちらで色々語っている。
あとはサブ技の兼ね合いだが、このような型だとエアームドが厄介になりやすく、
また岩雪崩も無いためヘラクロスにも1枚で止められてしまいがちなので、それらに有効な大文字がオススメ。
他に微妙に厄介なフシギバナやハガネール、ハッサム、イノムー等も撃退することが出来る。
カイリキーに対してそれなりにまともにダメージが入る技でもあり、砂嵐中ならば55カイリキーも3発。
また爆裂パンチは、ここまでで突破が難しいバンギラスミラーやブラッキー、ハピナスに有効である他、
カビゴンに対する圧力が段違いとなる。
一度混乱自滅すれば、そのターンに定数ダメージを更に加算させられるという意味でも、砂嵐とかなり相性が良い。


Lv.55 岩雪崩/波乗り/爆裂パンチ/砂嵐@食べ残し

例として、もうひとつ砂嵐型を。
砂嵐は地面・岩・鋼に無効なので、岩雪崩との相性は属性的には最悪なのだが、
それ以外に対しては、カビゴンを怯ませて定数ダメージだけを加算させたり、
砂嵐中の岩雪崩により50ヘラクロスを確2、低レベルライコウを高確率2発で倒せるようになったりと、意外と侮れない。
また、その砂嵐が効かない属性に対しては全てサブ技の波乗りがあれば解決する。
これによってサイドン等はもちろん、ガラガラにもタイマンで勝てるようになるのは非常に大きい。
50エアームドに関しては中乱数3発で倒せるので、倒し切れないという事態にはならないが、
耐えられてどくどくを入れられると、この型のバンギラスにとっては死へのカウントとなってしまうので要注意。
この型だと草が厄介なので、波乗りの代わりに冷凍ビームでも良いだろう。
ハガネールを倒すのに時間がかかるようになってしまう代わりに、砂嵐+冷凍ビームで55サンダーを確2で倒せる。
他には地震も候補のひとつ。メイン技を岩雪崩とする場合も噛み砕くとする場合も相性が良く、
砂嵐との相性も抜群。カイリキーに対しては特に最も安定したダメージが入る技と言える。
他の特殊技の有効範囲が広いため優先順位は落ちるが、
格闘技持ち炎やエレブー、ドククラゲ、爆裂パンチベトベトンと言った、
バンギラスパーティ全体のキラーとなりやすいポケモンへの総括的な対策になり、
「キラーへのキラー」というような役目もある。
この他、以上の2つの型に囚われず、メイン技・サブ技共に色々な組み合わせを試してみると面白いだろう。
攻撃範囲をひとつ減らして眠るを持たせることで、受け役割を持ったり状態異常に強くするのもひとつの手。
眠るがあるとエアームドやハピナス、冷凍ビームパルシェンあたりに対して、
何も恐れずに後出ししてどんどん起点にして行けるという強みがある。
他には砂嵐+吠えるで砂嵐昆布なんかも夢がある。


Lv.55 岩雪崩/地震/嫌な音/眠る@薄荷の実

過去には最も多く使われたであろう、一番オーソドックスだった型。
「受け」が全盛期だった時代では、この嫌な音+2つの攻撃技を誰も受けられず、最強と呼ぶ声すらあった。
嫌な音を1回かければ中レベルのスイクンやエアームド、55カビゴンも岩雪崩で確2。
また低レベルカイリキーは地震で確3なので、寝言を持たせても突破される可能性がある。
しかし、2005年頃の「カビガラポリ」を発祥とする麻痺からの物理決定力の展開速度について行くことが出来ず、衰退して行った。
カビゴンに対し決定力はあるのだが、岩雪崩で急所や怯みが出ないと55鈍い地震カビゴンにタイマンで負けるのは痛い。
以降、このような型のバンギラスは活躍の場は少なくなってはいるものの、
2013年頃以降、バンギラスそのものの使い方に対する意識が大きく変わり、一気にメジャーエースへと躍り出てからは、
あくまで「数ある型の選択肢のうちのひとつ」として、返って復権しつつある。
特に、低レベルのバンギラス受けとしては最強レベルとも言えるスイクンに対し、
突破出来るどころかタイマンですら有利を取れるというのが、他の型には真似出来ない最大のセールスポイントである。
また、地震カビゴンには弱いものの寝言カビゴンに対しては爆裂パンチを持たずして強いという点も、かなり大きい。


Lv.55 岩雪崩/冷凍ビーム/鈍い/眠る@薄荷の実

鈍いを持たせることによって、地震や爆裂パンチの無いカビゴンをガン受け出来るようにした型。
雷も電磁砲も大文字も寝言も怖くない。
ガン受けとはならないが、50カビゴンぐらいなら地震を持っていてもかなり誤魔化せるだろう。
バンギラスは速度が遅いながらも決定力はあるポケモンなので、役割を持つことが出来ればなかなか怖い存在。
このサンプルでは薄荷の実だが、食べ残しを持たせた場合50カビゴンの地震を3発耐え、
こちらは岩雪崩でやや高確率3発なので、地震カビゴンであろうがタイマンなら勝てるということになる。
更に、ジムリーダーの城のPBS環境なら、50カビゴンに対しては鈍いを1回積んで先制も出来る(実機だと同速)上、
爆裂パンチを確定で2回耐えるようになるためクソカビ型にもそれなりに強くなる。
またバンギラスは、Lv.55ポリゴン2に対する数少ないキラーでもあり、
他の型でも充分有利を取ることが出来るが、鈍い+眠るがあれば、冷凍ビームによる凍結を除けば完封出来ると言って良い。
サブ技は地震や爆裂パンチ、他の特殊技など色々候補はあるが、
役割を持つと場に居座れるターンが多いので、試行回数を稼いで事故を狙いやすい冷凍ビームが相性が良い。


Lv.55 岩雪崩/地震/大文字/鈍い@食べ残し

眠らないタイプの鈍い型。鈍いの代わりに嫌な音でも良い。攻撃範囲を広げ、食べ残しを持たせられるので、
どちらかと言うと砂嵐+セミフル型や、フルアタ型に鈍いや嫌な音が付随したような形か。
これによって、フルアタでは苦戦する可能性があった鈍いカビゴンに強くれるため、爆裂パンチを抜く選択肢が生まれる。
鈍いの場合、1回積めば岩雪崩で55サンダーを中乱数一撃にもなる。
この型も、サブ技のチョイスは御自由に。


Lv.55 岩雪崩/爆裂パンチ/眠る/寝言@ピントレンズ

一時期少し使われていたことがある、寝言ピントレンズ型。
この2つの攻撃技はニドクイン・ニドキング以外の全員に等倍以上でダメージを与えることが出来る。
特筆すべきは対カビゴンで、急所に当れば鈍いを積んでいようが53カビゴンぐらいは爆裂パンチ超高確率で一瞬で葬り去ることが出来る。
55カビゴンも乱数なので、耐えられても混乱自滅ダメージや岩雪崩でトドメを刺すことが出来る。
雷3発で倒して来る55サンダーにも、寝言があればかなり抵抗することが出来るだろう。
草の突破が厄介だったり、苦手な格闘や地面に対しては爆裂パンチに無理矢理頼らざるを得なくなるのが難点。
超余談ですが、私が一番最初にニドキングを使い始めたのは、当時流行っていたこの型に強くて、
かつバンギラスの後ろのエアームドやヘラクロスを大文字で倒せるからです。



Lv.55 岩雪崩/火炎放射/追い打ち/眠る@薄荷の実

ヘルガーやブラッキーと同様、悪ポケモンであるのでエスパーやゴーストに滅法強く、強制交換力が高いため、追い打ちで狩ることが可能。
ゴーストを狩れるので寝言カビゴンととても相性が良く、
またナッシーやパルシェンも狩れるのでガラガラとも相性が良い。
火炎放射はナッシーに追い打ちとの二択を迫ることができ、鋼を満遍なく狩ることも出来るが、
厄介な岩や地面に一気に強くなる波乗りも有力候補。
砂嵐型などと同様、眠るは抜いて食べ残しを持たせて攻撃範囲を広げるのもアリだろう。
この型のバンギラスを活かしたパーティおよびもう少し詳しい解説はこちら
吠えるを持たせて、狩りたい相手を強制的に目の前に引きずり出せるようにするのも面白そうだ。


Lv.55 恩返し/鈍い/吠える/眠る@食べ残し

私よりもこちらを参照してもらった方が良さそう。
素早さ低めで他のステータスが軒並み優秀なので、鈍い吠えるもそれなりに使える。
メイン技はめざ岩で使われることもあるが、↑のページに書いてあるように、
ガラガラやカイリキーが出て来た瞬間逃げなければならないというのは鈍い吠えるとは非常に相性が悪い。
鈍い吠えるということで基本的には食べ残しを持たせることになるが、速度を出したいなら眠る+薄荷の実、
また食べ残しに回復を依存して眠るをサブ技に変更する手もあるか。毒が怖いところだが。


Lv.55 岩雪崩/大文字/日本晴れ/眠る@薄荷の実

バンギラスの天候技は砂嵐だけでなく日本晴れともなかなか相性が良い。
弱点である水技に強くなる他に、雷の命中を落とすことによってサンダー受け性能もかなり上がる。
攻撃面も大文字の火力により磨きがかかり、晴れていればLv.52ぐらいのエアームドやハガネール、50ナッシーを何と一撃。
50ヘラクロスも、低確率ではあるが乱数で倒すことが出来る。


Lv.55 岩雪崩/目覚めるパワー飛行/嫌な音/眠る@薄荷の実

天敵である格闘を倒すための最終手段。50ヘラクロスは問答無用で一撃で倒すことが出来る。
カイリキーはLv.50でも半々ぐらいの確率で2発(嫌な音をかければ1発)なので、少し体力を削っておいてから撃つ方が安全。
あくまで格闘キラーであり、一応草ポケモンにも有効ではあるが、このままでは地面や鋼に滅法弱いので、
汎用性を持たせるならやはりフルアタ等の広範囲型に、攻撃のひとつとしてめざ飛を入れる線か。
めざ飛を使う際の注意点として、HP減少により所持がバレるというのもあるのだが、
55ガラガラの地震で高確率一撃で倒れるようになってしまうため、
冷凍ビームや波乗りを持っていてもタイマンで負けてしまうという点がある。
因みにめざ飛の代わりに破壊光線だと、50カイリキーも嫌な音から高確率一撃で倒せる上に、
他の相手にも通用するのでそれなりに汎用性があるかも知れない。


Lv.55 噛み砕く/大文字/砂嵐/メロメロ@食べ残し

バンギラスは砂嵐を起こせば特殊技だけでも充分戦えるポケモンなので、♀にしてメロメロを使うのが実はかなり強そう。
特殊技で押しにくいカビゴンや、砂嵐の効かない地面ポケモン等にはメロメロがとても有効。
ナンバーワンの攻撃種族値を完全に捨てているのが気になるが、それ以外はかなり理に適っているのではないだろうか。
これを実践したパーティがこちら
ハピナスは本当にやめて下さい死んでしまいます


Lv.55 岩雪崩/噛み砕く/砂嵐/メロメロ@食べ残し

♀だからと言って何も、物理攻撃力を捨てる必要は無い。7FFFという個体値で、物理技を使えば良いのだ。
特にバンギラスは、攻撃種族値が高いため、個体値を下げても相対的に攻撃力の減少はさほど大きくなく、
通常の♂の型と遜色ないぐらいの火力の岩雪崩を打つことが出来る。
メロメロと岩雪崩の怯みを組み合わせることで、ストコンのようなことも狙える。
この他に物理技としてはもちろん爆裂パンチ等も有効で、メロメロと重ねがけでクソゲーを仕掛けることも出来る。


Lv.55 岩雪崩/地震/爆裂パンチ/波乗り@破壊の遺伝子

バンギラスは器用貧乏なので攻撃力さえ伸ばせば手に負えなくなる可能性がある。
そこに着目して某氏が考案した型。詳しくはこちら
遺伝子状態の岩雪崩で55サンダー・55フーディン・51パルシェン・51ツボツボ・50ゲンガー・50ムウマ確1、
54エアームド・52フォレトス・52スイクン確2、
地震で55ライコウ・55ニドクイン・52オムスター確1、55カイリキー・55ガラガラ確2、
爆裂パンチで55ポリゴン2・55ガルーラ・52カビゴン・50ブラッキー確1。
岩雪崩や地震でも十分な火力があるため、爆裂パンチは抜いて他の技を持たせる手も。


Lv.55 岩雪崩/地震/眠る/寝言@破壊の遺伝子

上記のような破壊の遺伝子の恩恵を受けつつ、寝言で粘れるように、某氏が某大会で使っていた型。
Lv.53程度のカイリキーなら交代際の岩雪崩+先制地震で乱数で倒せるというのも見逃せない。ログのひとつはこちら


〜活躍したログ〜

ログ1 … フルアタバンギラス
ログ2 … フルアタバンギラス2
ログ3 … フルアタバンギラス3
ログ4 … フルアタバンギラス3
ログ5 … バンギラスの爆裂パンチの重要性
ログ6 … バンギラスの炎技の重要性
ログ7 … 噛み砕くが刺さる例
ログ8 … 砂嵐バンギラスが刺さる例
ログ9 … 砂嵐バンギラスが刺さる例2
ログ10 … 砂嵐バンギラスが刺さる例3
ログ11 … メロメロ砂嵐バンギラスの暴走
ログ12 … メロメロ砂嵐バンギラスの暴走2
ログ13 … メロメロ砂嵐バンギラスの暴走3
ログ14 … メロメロ砂嵐バンギラスの暴走4
ログ15 … 追い打ちでカモる
ログ16 … 鈍い+ピントレンズの破壊力
ログ17 … 高速移動+バトンタッチを繋いで無双


〜大体どれにでも通用する対策〜

どの型にしても受けるのは非常に困難であるため、起点を作らせないような選出で釘付けをしたい。
以下は完全な受けではないが、バンギラス流しとして高性能なポケモンを挙げる。

まずやはり圧力と岩雪崩・噛み砕く耐性という面で格闘ポケモン全般は最も優秀なバンギラス対策と言えよう。
ヘラクロスは岩雪崩が等倍だが2回は耐えることができ、先制で致命傷を与えられるので対策となり得るが、
バンギラスが大文字を持っていることも多いため安易に後出しするような余裕は無い。
また、バンギラスの隣にエアームドが居てあっさり止められてしまうことも多いため、
それらも含めて全抜きを図れる起死回生型ならキラーになれる可能性がある。
カイリキーは後手だが、弱点を突かれることはまず無い上、
クロスチョップで常に一撃の圧力を与えられるため、寝言ならばかなり高性能な誤魔化しを図ることが出来る。
オコリザルはこれらのポケモンより脆いが、ヘラクロスと同様バンギラスに先制ができ、
身代わりや嫌な音などを巧く活用すれば格闘受けのフシギバナも突破出来ることがあるのが強み。
ニョロボンはLv.52以上でないとバンギラスに先制されてしまうが、
地震を3発耐えることができ、格闘技でも水技でも圧力をかけられるのでバンギラス対策としてはトップレベル。

次に優秀なのは物理・特殊ともに耐久に優れた水ポケモン。
代表的なのはスイクンだが、波乗りで3発かかり圧力がイマイチであるため、これも寝言で粘るか、もしくは毒を入れたい。
逆に寝言ならば、Lv.50でも嫌な音+岩雪崩以外ではまず2発で倒されることは無いため、
あらゆる型を考慮すると「最強のバンギラス受け」と言っても過言ではないだろう。
シャワーズやスターミーも対策としては使えるが、
シャワーズはLv.54以上でないと後手になり、スターミーは噛み砕くがあると全く受けにならないので注意。
パルシェンは岩雪崩にも噛み砕くにも弱く、Lv.52以上でないと先制出来ないためほとんど対策にならないことが多い。
一応、Lv.52で波乗りを持っていれば釘付けにはなる、という程度か。

地面ポケモンは冷凍ビームや波乗りを使われると即死するため、釘付け程度の感覚で使いたい。
地震で大きな圧力をかけられるガラガラ、毒と守るで誤魔化しが利くドンファン、先制出来るニドクイン・ニドキングあたり。
草ポケモンは当然ながら草技を持たせないと全く圧力にならない。
その上冷凍ビームや大文字を打たれると受けにもならない他、砂嵐で光合成の回復量まで半減して来る。
特殊耐久がそれなりにあって、先制で補助技を打てるフシギバナやメガニウムでようやく対策可能と言った所か。
大文字の所持率が高いので鋼ポケモンは危険。ただ、眠らないバンギラスも多いため、
エアームドやハガネールで1ターン我慢してどくどくを入れるのは有効な対策となる場合がある。
因みにエアームドも、パルシェンと同じくLv.52でバンギラスに先制。

「強力な一撃を打たない、広範囲の攻撃技使い」という特徴を利用すれば、
弱点を突かれない高耐久のポケモンでもギリギリ受けられることもある。ただし岩雪崩の怯みや爆裂パンチがあるので先制出来た方が良い。
例えばミルタンクは、爆裂パンチ以外の技はミルク飲みで回復が追い付くため、まるころの起点に出来る可能性がある。
それ以外の型でも、後出しで受けて毒を入れたり爆裂パンチで圧力をかけたりすることが、ギリギリ出来そうだ。
特殊型のバンギラスなら、地震や爆裂パンチ持ちのカビゴンでそれなりに誤魔化すことも出来る。爆裂パンチは特に大きな圧力。
食べ残しバンギラスの場合は眠らないことが多いので、シンプルではあるが特殊ポケモンで電磁波を入れ、
鈍い地震カビゴンで圧殺するということも狙える。

因みにバンギラス単体ではなく、やや古めのバンギラスパーティ全体の特徴として、
格闘や高火力地面のサブ技を持った炎ポケモンが強く刺さる傾向にある。
腹太鼓リザードン、爆裂パンチバクフーン、クロスチョップブーバー、めざ格エンテイあたりが該当。
これらのポケモンは、バンギラスの隣に居ることが多いフシギバナやエアームド、ヘラクロス等を起点にした上で、
その周りのポケモンをサブ技で牛蒡抜きしやすい。特にリザードンに関しては、腹太鼓が決まれば勝ち、という場面も少なくない。
その他には、サポメンにもよるがエレブー、ドククラゲ、破壊の遺伝子ケンタロス、大文字ニドキングあたりも刺さりやすい。


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