最終更新日:'12/10/29  最終チェック日:'12/10/29
我流・個別分析 〜ハガネール〜

変態ポケモン図鑑はこちら


〜概論〜

物理耐久ランキングを見て頂ければ分かるように、2位以下を大きく突き放して物理耐久1位を誇るポケモン。
耐性も無効2タイプを含む11タイプと非常に多く、それだけ多くの攻撃を耐えることが出来る硬いポケモンである。
ガラガラの地震を、弱点としながらもどのレベルでも確実に1回は耐えられる唯一のポケモンでもある。
特殊面でも、耐久は高くないもののエスパーなど有効な耐性を持っており、
特に電気技を無効化しつつ氷技を弱点としない数少ないポケモンであるので、
これらを攻撃範囲に持つサンダーやライコウ、ゲンガーと言ったポケモンを受けることが出来るのは大きな利点。
カビゴンとサンダーに同時にそれなりに強いというのは2000では非常に大きなステータスになり得る。
また状態異常に関しても、どくどくと電磁波の双方(オマケに砂嵐も)を無効化出来る貴重なポケモンであるため、
眠るを持たせず食べ残しだけで回復させるのに非常に向いているポケモンである。
攻撃手段は決して器用な方ではないが、嫌な音で火力を伸ばしたり吠えるでコンボ封じを担当したりと小細工が利き、
最後には大爆発も決められる、とにかく何かしら仕事を果たしてくれる便利屋的な存在。


〜実戦的ステータス〜

タイマン性能■■□□□□□□□□ 出番の多さ■■■■■■■■■□
複数対決性能■■■■■■■■■■ 使い方の多様性■■■■■□□□□□
対カビゴン性能■■■■■■■■■□ 不利な相手への対抗力■■■■■■■■■□
対その他の一線級■■■■■■■■■□ 個人的総合評価■■■■■■■■■■


〜優劣関係〜

格好の餌マルマイン サンダース ブラッキー ムウマ
割と有利ライコウ ハピナス フーディン ゲンガー ケンタロス
場合によるバンギラス カビゴン ヘラクロス エアームド サイドン
割と不利スターミー カイリキー ナッシー サンダー
天敵ガラガラ スイクン パルシェン ファイヤー リザードン フシギバナ マリルリ


〜防御面〜

55食べ残し53食べ残し50食べ残し50
55サンダーのめざ氷乱数5〜6発乱数5〜6発低確率4発確4
55ライコウのめざ氷乱数6〜8発乱数6〜7発乱数5〜7発超低確率4発
50パルシェンの冷凍ビーム超高確率4発超低確率3発高確率3発確3
50ナッシーのめざ草高確率4発確4低確率3発確3
55フーディンのサイコキネシス乱数5〜6発乱数5〜6発低確率4発確4
52ゲンガーの冷凍パンチ乱数5〜7発乱数5〜6発超低確率4発確4
50ゲンガーの炎のパンチ確3確3微高確率2発超高確率2発
バンギラスの冷凍ビーム超低確率4発中乱数4発確4低確率3発
バンギラスの地震確4微低確率3発確3確3
55カイリキーのクロスチョップ低確率2発中乱数2発確2確2
55ヘラクロスのめざ格確4低確率3発確3確3
50ヘラクロスの地震超低確率4発高確率4発確4低確率3発
55カビゴンの地震中乱数4発確4超低確率3発超高確率3発
50カビゴンの大文字確3超低確率2発高確率2発確2
50カビゴンののしかかり38〜93発26〜45発25〜43発11〜13発
50マルマインの大爆発乱数7〜9発乱数6〜8発乱数5〜7発確5


〜技候補〜

地震一致メイン技。火力は微妙ながら、有効範囲は広い。
吠える鈍いカビゴン、ロックバトンブラッキー、ムウマ等、幅広い対策が出来る便利技。
特にブラッキーやムウマはハガネールへの打点を持たないことが多いので、
コレ1本あれば完封出来ることも多い。
どくどくエアームド等と同様、火力があまり無いポケモンなのでコレで弱らせる。
地震との相性も良い。
嫌な音地震の火力が一気に伸びる。地震で50カビゴンを、岩雪崩で55サンダーを2発に!
大爆発火力が低いと言ってもコレがあるのが偉い。地震との相性も抜群。
遅いので使うタイミングは慎重に。
鈍い元々遅いし、場に居座りやすいポケモンなのでコレを積むのに相性が良い。
地震の火力も出せる。吠えると併用してのコンボも可能。
砂嵐これまた自身の耐久とイマイチな火力、地震の属性と相性の良い技。
アイアンテール一致メイン技2。メジャータイプに半減されやすいのがネックだが、
地震と違って無効化されることは無いので、鈍いと併用して決定力を出したい際に、
地震の代わりにメインで採用されることがある。
岩雪崩地震と相性の良いサブ技候補。4倍弱点相手には良いが、
2倍弱点程度には嫌な音や鈍いと併用しないとあまり圧力にならないので注意。
のしかかり場に居座って試行回数を稼ぎやすいので、追加効果の麻痺で結構な嫌がらせが出来る。
守る食べ残しを持たせやすく、どくどくや砂嵐を持つことも多いので攻守共に使える相性の良い技。
眠る多くの場合食べ残しを持たせるのがベストなポケモンだが、余らなかった場合に。
めざ蟲何かと厄介なナッシーへのピンポイント役割破壊。
めざ炎何かと厄介なエアームドへのピンポイント役割破壊。
噛み砕く特防ダウンから味方の特殊ポケモンに繋ぐか…?
捨て身タックル食べ残しを持たせやすいので、地震でもアイアンテールでもなくコレをメインにするのもアリか。
地震との相性が良いので両刀でも良いかも知れない。
転がる耐久を活かして前抜きワンチャン??
締め付けるロックして大爆発や嫌な音というコンボが狙える。
じたばたすばやさェ・・・
泥かけ密かにかなり嫌がらせ出来る技かも知れない。可能性はありそう
地割れ一撃アリ用。硬いので試行回数はそれなりに稼げそう。
遅いので、先制の身代わり対策に吠えるを併用すると良いかも。


〜型サンプル〜

Lv.50 地震/どくどく/吠える/大爆発@食べ残し

最もオーソドックスに近いハガネール。
優秀な物理耐久と耐性により幅広い相手を食べ残しで誤魔化しながら、
毒を撒いたり吠えるで鈍いや黒い眼差しを解除しつつ、ここぞと言う時に爆発。
ハガネールは、黒い眼差しを絡めたコンボを狙って来るブラッキーやムウマのほとんどの攻撃を物ともしないので、
吠える一本あればそれらに対するかなり優秀な対策となることが出来る。
最近はLv.50で寝言で粘るカビゴンが増えて来たため、
それを地震で確2で倒せるように出来る嫌な音の人気がグングンと出て来たが、どの技を抜くかは悩み所である。


Lv.50 地震/どくどく/嫌な音/吠える@食べ残し

その回答のひとつとして、思い切って大爆発を抜いてしまうというのを某氏は推していた。詳しくはこちら
爆発は残しておきたいというなら、どくどくか吠えるを抜くことになる。


Lv.55 地震/岩雪崩/鈍い/吠える@食べ残し

鈍い+吠えるで決定力を出せるようにした型。
水や炎などの圧倒的にハガネールに強いポケモンが居ないと、牛蒡抜き出来てしまう可能性がある。
攻撃範囲は少し変えて、アイアンテールや大爆発を入れてみるというのも面白い。
サンプルではエース仕様にしているが、低〜中レベルでやっても悪くない。


Lv.50 地震/砂嵐/吠える/大爆発@水玉リボン

砂嵐搭載型。砂嵐+吠えるで疑似昆布が狙える。
毒と違って砂嵐は、吠えた時に「引きずり出されたポケモン」の方にダメージが入るため、
撒き菱と似た感覚で、控えのポケモンに強制的にダメージを蓄積させて行くということが狙える。
また水玉リボンを持たせたこの型は、55サンダーに対して砂嵐ダメージ1回分+大爆発で確実に倒せるのが大きな強み。
毒と違って砂嵐ダメージはどのような状況でも必ず入るので、倒し損ねる心配が無い。


Lv.50 地震/のしかかり/嫌な音/大爆発@食べ残し

のしかかりで麻痺を狙える型。
ハガネールはかなり多くのポケモンに対して数ターン場に居座って喧嘩を売るということをしやすいため、
それだけのしかかりの試行回数を稼いで麻痺を撒きやすい。
ぬるい地震程度では物ともしなかった相手に対して麻痺という嫌がらせを狙えるのが魅力。
残りの技はこれに拘らず吠えるなり鈍いなり持たせても良いだろう。


Lv.50 地震/岩雪崩/嫌な音/大爆発@食べ残し

50ハガネールの火力と言ったらたかが知れているが、
嫌な音+岩雪崩ならば55サンダーを超高確率2発で倒せるというのはひとつのポイント。
50でサンダーに圧力をかけたい時になかなかオススメ。


Lv.50 地震/嫌な音/砂嵐/守る@食べ残し

どくどく+守るのように、砂嵐+守るで相手にダメージを蓄積させ、こちらは食べ残しで回復を図る型。
ただでさえ硬い食べ残しを持ったハガネールが、守るによって更に硬くなる。
サンプルではそのまま決定力も出せるように嫌な音も持たせているが、この枠は自由。
例えば吠えるを持たせて砂嵐昆布を出来るようにしたり、
鈍いを持たせて守るで粘りながら積めるようにしたり、
どくどくを持たせて砂嵐とダブルで定数ダメージを狙ったり、などなど。


Lv.50 地震/締め付ける/嫌な音/大爆発@食べ残し

私が昔使ったことのあるハガネール。
締め付けるで相手をロックすることによって、その相手を大爆発で確実に仕留めることが出来るというコンボ。
場合によっては、締め付けたあと嫌な音+地震で普通に倒すことも狙えるかも。


〜活躍したログ〜

ログ1 … どくどく吠えるでロックコンボ完封
ログ2 … 食べ残し+吠えるで要塞化
ログ3 … マルマイン+ケンタロスへのキラー性能
ログ4 … 吠える+爆破性能
ログ5 … 吠える+爆破性能2
ログ6 … サンダーを受けながらのしかかりで麻痺を撒く
ログ7 … カビゴン+ゲンガーを受ける
ログ8 … 砂嵐でミルタンクキラー
ログ9 … サンダー昆布の相棒
ログ10 … 先制のツメ+大爆発の強さ


〜大体どれにでも通用する対策〜

物理耐久の高めな水ポケモンならば間違い無い。筆頭はスイクンとパルシェン。
実際にはパルシェンは回復技が無いとどくどく等でジリ貧になってしまうことも多いが、眠るがあれば問題無い。
素眠りに追い込まれてしまった上に嫌な音をかけられるというような状況でも無ければ、
その他にキングドラやオーダイルといったレベルのポケモンでも対策出来る場合が多い。
地震が効かないギャラドスやマンタインなら大抵の場合完封出来る。
岩雪崩は弱点となるが、考えてみれば抜群の岩雪崩は等倍の地震と同じダメージなので、大したことは無い。
もうひとつ有効な特殊弱点として炎があるが、純炎ポケモンでは地震が痛いのでタイマンで殴り勝つ程度しか出来ない。
これもギャラドス等と同じく、リザードンやファイヤーならば出汁に出来る。
ただしこちらは岩雪崩が4倍となるので流石に注意したい。
またサンダーは、ハガネールに受けられることがあるものの、サンダー自身もハガネールを受けられることが多い。
特に寝言サンダーなら地震しか攻撃手段が無いハガネールを出汁にすることまで出来る。

物理面では、ガラガラで起点にすることが出来る。ハガネールはガラガラが先制出来る数少ない相手。
素の地震は確定で耐えるので単純に向かい合ったら爆破されてしまうこともあるが、
ガラガラがハガネール対策ということなら、それで役割を遂行したことになるので良いだろう。
カイリキーもハガネールに強めだが、地震をしっかり受けるには耐久に不安があるので、
受けとして使いたい場合は寝言が欲しい。
ヘラクロスに関しては地震を平気で受かるため、めざ格や地震で弱点を突けば封じることが出来る。

その他の面では、回復を食べ残しに依存していることが多いため、少しずつダメージを与えて行けばジリ貧に追いやれたり、
泥棒や眠り粉が有効な対策になったりもする。
眠り粉と宿木のタネをかけることが出来て、毒を喰らわないフシギバナあたりが有効。

ハガネールというポケモンは決してタイマンで勝てるポケモンが多いというわけではなく、
対戦環境で人気な上位のポケモンにある程度強いというポケモンなので、
地震しか攻撃手段が無いハガネールに関しては、対策として機能出来るポケモンはこの他にも山ほど居る。
例えば飛行ポケモンならそれだけで完封出来る可能性があるし、
地震で簡単に倒れてしまうような物理耐久でさえなければ、
初めに書いたように圧力をかけられる水ポケモンや、地面、格闘あたりでも対策出来る。
このため、普段活躍させることが難しいマイナーポケモンの起点を作るチャンスとなりやすい。


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