最終更新日:'14/9/12  最終チェック日:'14/9/12
我流・個別分析 <ウインディ>

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<概論>

準伝説系(580族)以上を除くと、2位を軽く突き放して全ポケモン中単独トップの合計種族値を持つ孤高の存在。
準伝説並にバランスも取れており、最も低い種族値である防御・特防でさえも80は備えているが、
中でも攻撃・特攻種族値は共に100以上という、攻撃的なステータスとも言える。
炎という一線級では活躍しづらい属性から、その孤高の合計種族値に見合った活躍はなかなか難しいものの、
種族値は絶対に裏切ることが無いため、何をやらせても数字の暴力でそれなりのことが出来るとも言える。
炎ポケモンの中ではヘルガーやマグカルゴのように独特な属性を持ち合わせているわけでもなく、
ギャロップやブースターのようにトリッキーな補助技を使えるわけでもないが、ウインディには神速というかなり優秀な武器がある。
これのお陰でフーディンや、条件によってはサンダーにも高確率で対面から殴り勝てる非常に貴重な炎ポケモンとなることが出来る。
使い方としてはやはり他の多くの炎ポケモンと同様Lv.55エースで、
エアームド、ハガネール、フシギバナ、ナッシー、ヘラクロス、パルシェン、ムウマ等のサポメンで人気なポケモンを軒並み起点にし、
物理+特殊技の両刀で相手のエースごと叩き潰すという使い方が一番だろう。


<実戦的ステータス>

タイマン性能■■■■■■■■□□ 出番の多さ■■■■■■■□□□
複数対決性能■■■■■□□□□□ 使い方の多様性■■■■■□□□□□
対カビゴン性能■■■■■■□□□□ 不利な相手への対抗力■■□□□□□□□□
対その他の一線級■■■■■■■■■□ 個人的総合評価■■■■■■■□□□


<優劣関係>

格好の餌エアームド ハガネール ナッシー フシギバナ ルージュラ パルシェン ヘラクロス
割と有利フーディン ムウマ ゲンガー サンダー ハピナス
場合によるバンギラス カビゴン ライコウ ファイヤー マルマイン
割と不利ガラガラ ケンタロス
天敵スターミー スイクン カイリュー プテラ サイドン リザードン


<防御面>

55食べ残し5555めざ格50
55サンダーの雷低確率2発微高確率2発超高確率2発確2
55カビゴンの捨て身タックル確3超低確率2発微高確率2発確2
50カビゴンののしかかり超低確率4発確4超低確率3発微低確率3発
50ヘラクロスの地震確3超低確率2発高確率2発確2
55カイリキーのクロスチョップ確3確3低確率2発高確率2発
50エアームドのドリル嘴乱数6-7発確5超低確率4発高確率4発
55ファイヤーの大文字乱数5-6発微高確率4発超高確率4発確4
50ナッシーのサイコキネシス超高確率4発超低確率3発高確率3発確3


<技候補>

大文字
火炎放射
属性一致メイン技。特攻種族値は100あり、Lv.55大文字は満足の火力。
神速他の炎に比べて芸が少ないウインディにとって唯一とも言える特徴的な必殺技。
先制される相手に対して2ターン連続で攻撃出来るのがとても強い。
捨て身タックル攻撃種族値は110もあるため、普通にサブ技として強い、有力な選択肢。
めざ格サブ技候補。バンギラスを楽に倒せ、カビゴンも倒しやすくなるのはかなり大きい。
噛み砕くサブ技候補。スターミーへの打点がとにかく重要。カビゴンに対して特防ダウンから大文字ゴリ押しも。
鈍い物理技を使う際、単発では頼りないため欲しい技。特に神速との相性は抜群!!
吠える突破の難しいスイクンを昆布で頑張ったり。ゴーストやブラッキーに強めなので使うなら普通にコンボ封じとしての使い方か。
日本晴れ物理技のイメージがあるウインディだが敢えてコレというのも面白いかも。
眠る種族値が高いポケモンなので下手な小細工せず普通に役割を全うするのも大アリ
寝言同上。しかし技スペースに悩む…。
どくどく
リフレクター
神秘の守り
サポートとして優秀な技たち。
草受け、冷凍ビームパルシェン受け、吠えるを持ってゴースト受け、ブラッキー受け等が可能。
睨み付ける優秀な素早さを鈍いで落とさず物理火力を出す。しかし素早さの問題は神速でクリアしているのであまり出番は無いかも
アイアンテール捻くれたサブ技候補。サイドンやゴローニャに対してはめざ格などよりダメージが入る。
竜の息吹捻くれたサブ技候補。もちろん狙うは麻痺なので、サポートで使うと良いかも知れない!
噛み付く捻くれたサブ技候補。少しダメージが足りない際に、怯みが発動すればボーナスダメージとなる。
炎の渦まあ、交代読みの必要性を無くしたり、定数ダメージを利用したり…
身代わり対面のフシギバナやサポート型ポリゴン2、ハピナス等を完封したり、爆破を抑止したり。
威張る一応種族値が高いので単純に身代わりと組み合わせて攻める手もある。ウインディでわざわざやる必要性は謎。


<型サンプル>

Lv.55 大文字/目覚めるパワー格闘/鈍い/神速@奇跡の実

ウインディ最大の特長である神速搭載型。これを鈍いと組み合わせるのは攻略本にも載っているような基本的なコンボ。
威力はたかだか80なので、鈍いを1回積んでも単純計算で素の捨て身タックルと同じ火力と、少し頼り無い火力。
しかし、相手に何もさせずに後攻⇒先攻と2連続で攻撃出来る恩恵はかなり大きく、
これによって55フーディンや、食べ残しを持たない55サンダーにタイマンで殴り勝てるというのは炎ポケモンとしては非常に貴重。
サンダーは大文字+大文字+神速で高確率で倒すことができ、
フーディンには大文字+鈍い1回の神速ダメージで倒せるため、大文字⇒神速⇒鈍い⇒神速と動けば倒せる。
大文字の次のターンにフーディンがアンコールを選ぶと神速をアンコールしてしまうことになり、次のターンにフーディンは倒れてしまう。
その後もウインディは後攻鈍い⇒先制神速で間髪入れずに攻撃することが出来るため、フーディンはアンコールをする余裕が無い。
神速はこの他、マルマインやケンタロス相手にも役に立つことはありそうだ。
残りの技はめざ格が相性が良く、素のめざ格で食べ残しバンギラス高確率2発、50カビゴン超高確率3発。
50カビゴンに関しては、大文字+めざ格+めざ格で倒せる確率もかなり高い。
もちろん鈍いを積んでも先制出来るため、鈍い+めざ格なら先制2発で倒せるようになる。
ただし、めざ格にするとHPの減少が意外と重要な所で痛いこともあるので注意(耐久面を参照されたい)。
因みにメイン技の大文字では54ハガネール・52イノムー・51ナッシー確1、50ヘラクロス中乱数一撃、50フシギバナやや低確率一撃、
54ゲンガー・53ガラガラ・52ムウマ確2、50サンダー・50ポリゴン2低確率2発、55ライコウ確3。
素早さは51エレブーや55ファイヤー・ガルーラに先制、53サンダー・55ルージュラ等と同速で、
鈍いを1回積むと50ナッシー・ハピナス・カイリキー等と同速、55ガラガラや52ベトベトン・ドンファン等に先制。
パーティ … バリヤードウインディWA(2015)
パーティ … ウインディオーダイルWA(2014)
ログ … 55サンダーにブッ刺さる
ログ … 55サンダーにブッ刺さる2
ログ … 55サンダーにブッ刺さる3
ログ … バンギパにブッ刺さる
ログ … バンギパにブッ刺さる2
ログ … 対55カビゴン性能
ログ … 神速の強さ
ログ … 鈍い+神速の強さ


Lv.55 大文字/捨て身タックル/鈍い/神速@食べ残し

上記の型はサンダーやバンギラスを中心とした一部のパーティに物凄く刺さるが、水に弱過ぎるという弱点を持つ。
岩を諦めてめざ格の代わりに捨て身タックルを持てば、そこはそれなりに解消することが出来る。
例えば50スターミーに対しては、鈍い+捨て身タックル+神速で高確率で倒せるので、
このコースで行けば後出しして来たスターミーに殴り勝てるというのがポイント。
同様に、低レベルスイクンも鈍い+捨て身タックル×2+神速でトドメを刺せる。
これは殴り勝てるわけではないので、相手を眠らせてから決めたい。
鈍い+捨て身タックルで他には52めざ氷ライコウ・50めざ氷サンダー確2、55カビゴンに先制で確3など。
また、鈍い2回の捨て身タックル+神速で、50カビゴンや55サンダーを倒すことが出来るのが大きい。
その他にも、ウインディより速くて眠っている相手に対しては、
神速による素早さ逆転を利用して4発分攻撃出来るというのを利用したい(先制のツメ+地球投げと同じ要領である)。
なお、この型なら55フーディンは鈍いや神速を使わずとも普通に捨て身タックル2発で倒せる。
パーティ … ウインディグランブルヘルガーTA(2021)
ログ … 鈍い+捨て身タックル+神速の強さ
ログ … 鈍い+捨て身タックル+神速の強さ2
ログ … 鈍い+捨て身タックル+神速の強さ3
ログ … 鈍い+捨て身タックル+神速の強さ4
ログ … 鈍い+捨て身タックルでヌオーに対面から勝てる


Lv.55 大文字/捨て身タックル/鈍い/眠る@食べ残し

神速という技に拘らずとも、種族値の高さがウリでもあるポケモンなので、このように大人しく眠るで回復出来る型にするのもアリだろう。
この他、眠るの代わりに吠えるを持たせて鈍い+吠えるや昆布を狙えるようにしたり、
日本晴れで大文字の火力も増強させるのも面白いかも知れない。
日本晴れ+大文字で55パルシェン・52フリーザー確1、55サンダー・55ライコウ・54ベトベトン・50ブラッキー確2、55カビゴン確3。
岩もサイドンやゴローニャぐらいなら2発+αで強行突破を狙える。


Lv.55 大文字/噛み砕く/神速/目覚めるパワー格闘@奇跡の実

素早さ、攻撃、特攻すべてそれなりに優秀なので、フルアタにしてみた。
基本的に初めに紹介した型と攻撃範囲は似ているのだが、噛み砕くがポイントであり、
これにより50スターミーを超高確率2発というのはかなり大きい。フーディンも捨て身タックルや鈍い+神速を持たずに倒せる。
鈍いが無いためカビゴンを倒すのは苦労するが、噛み砕くの特防ダウンから大文字という道も一応ある。
めざ格の枠は、ノーマルより岩を強く意識するなら、アイアンテールもアリかも知れない。
捨て身タックルは噛み砕くと両立不可なので注意。


Lv.50 大文字/どくどく/吠える/眠る@薄荷の実

サポート型。やはり種族値が種族値なので、単に役割的に炎が必要になり、毒を撒きたく、吠えたいという場合、それだけで候補に挙がる。
エンテイに負けている点が多いが、特攻で勝っている。
この他、サポートとしてはリフレクターや神秘の守り(この2つは両立出来ないので注意)も可能。
逆にどれかを切って物理技を1個持たせても良いだろう。


Lv.55 火炎放射/目覚めるパワー格闘/威張る/身代わり@食べ残し

まあこんなことも出来なくはないけど……。


<大体どれにでも通用する対策>

他の炎ポケモンと比べて水への打点が薄いことが多いため、基本的に素直に水ポケモンに弱い。
まずはHPを確かめたい。めざ格を持っているようなら、鈍い+捨て身タックル等は出来ないことが多いため、
カイリュー、スイクン、スターミー、シャワーズ、他硬めの水ポケモンでかなり安全に受かると考えて良いだろう。
逆にめざ格を持っていなければ、バンギラス、サイドン等の岩でかなり安全に止まる。
プテラなんかだとほぼ両対応出来てキラーと言えるかも知れない。
鈍いカビゴンやガラガラは受けは安定しないがタイマンなら勝てる。
また、食べ残しを持たないサンダーはタイマンで不利だが、高レベルライコウなら大文字×2+神速を耐えるため、勝てる。
ゲンガーは大文字で致命傷を喰らうが、先制出来て神速を気にする必要が無いため邪魔な存在にはなれるだろう。
鈍いやめざ格を読んでフーディンのアンコールで対処しよう等と考えてはいけない。神速の餌食となる。
フシギバナ、ハガネール、パルシェン等ウインディのカモが揃ったパーティで当たってしまった場合、
爆破+爆破+一番タイマンが出来そうなキャラに賭けた方が良いだろう。
カビゴンで鈍いを積み合った末吠えられてしまったら相手を称えてあげて下さい


<その他ルールのログ>

・一撃あり2000
パーティ … アズマオウイワークウインディTA(2024)
ログ … 素早いポケモンに神速が刺さる
ログ … 素早いポケモンに神速が刺さる2


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