最終更新日:'12/10/9  最終チェック日:'12/10/9
我流・個別分析 <ストライク>

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<概論>

ハッサムという進化後のポケモンが居ながら、属性とステータスの大幅な違いにより、
全く違ったポケモンと言える存在。
優秀な耐性を持つハッサムに比べて活躍の場は限られるが、
圧倒的に差を付けた素早さを主に活かしてこちらは展開して行くことになる。
特に剣の舞使いとしては最速で、同レベルのサンダーに先制出来る唯一の存在でもあり、
巧く剣の舞を積むことさえ出来ればそれだけ全抜き性能は優れているポケモンと言える。
蟲ポケモンの中でも最速であり、特に苦手なファイヤーに先制出来るのも大きなアドバンテージ。
また、ハッサムと同じく剣の舞+こらきしを併用出来る貴重なポケモンであるが、
ハッサムと違って元から素早いのでこれも全抜き性能では秀でている。
パルシェンやナッシーに強いことを活かしたバトンタッチ中心の小回りが強いハッサムに対し、
属性面・能力面共に硬いとは言えないので場に何度も出すのは難しいが、
しっかり場を整えてエースとして大暴れするのに適しているのがストライクと言えるだろう。


<実戦的ステータス>

タイマン性能■■■■□□□□□□ 出番の多さ■■■□□□□□□□
複数対決性能■■■■■■□□□□ 使い方の多様性■■■■□□□□□□
対カビゴン性能■■■■■■□□□□ 不利な相手への対抗力■■■■■■■□□□
対その他の一線級■■□□□□□□□□ 個人的総合評価■■■■■■□□□□


<優劣関係>

格好の餌ヘラクロス フシギバナ ブラッキー
割と有利ハガネール ハピナス カイリキー ナッシー フォレトス
場合によるゲンガー ムウマ スイクン カビゴン
割と不利バンギラス スターミー フーディン ファイヤー パルシェン
天敵ライコウ サンダー ガラガラ エアームド


<防御面>

5555めざ格50黄金の実50
55サンダーの10万ボルト確2微低確率1発超高確率1発超高確率1発
55フーディンのサイコキネシス確3低確率2発低確率2発超高確率2発
50カビゴンののしかかり確4高確率3発超低確率3発確3
50ヘラクロスのメガホーン超低確率4発超高確率4発超低確率4発確4
55めざ霊カイリキーの岩雪崩微低確率1発高確率1発確1確1
50エアームドのドリル嘴低確率2発高確率2発微低確率2発確2
50スターミーの波乗り超低確率3発高確率3発中乱数3発確3


<技候補>

捨て身タックル
恩返し
ハッサム同様、強力な属性一致技が無いので、
ノーマル技がメインになることが多い。
剣の舞コレの最速の使い手。抜き性能が大幅に上がるのでほぼ必須技。
翼で打つ
めざ飛
一応の属性一致技1。捨て身タックルより威力が出ないので、
ヘラクロスやナッシー等を強く意識したり、ゴーストで止まりたくない時専用か。
めざ蟲一応の属性一致技2。こちらはナッシーの他バンギラスやフーディン等を意識。
めざ格ノーマル技をメインとした時に相性が良い、サブ技筆頭候補。
めざ岩サブ技候補。ノーマル技との属性的な相性は良くないが、
ファイヤー・サンダー・ゲンガーに強くなるのはなかなか美味しい。
めざ地サブ技候補。めざ格に比べてエアームドを諦める代わりにゴーストで止まらない。
鋼の翼サブ技候補。これも鋼で止まるが、岩とゴーストに同時に有効となる技。
眠る技スペースがあればコレで一度回復出来ると良い。
身代わり素早さを活かしてコレで起点を作ることも出来る。
堪える
起死回生
剣の舞と併用出来るのがポイント。詳しくは型サンプルにて。
バトンタッチハッサム同様、剣の舞や高速移動等をバトン出来る。
高速移動自分は充分速いので、バトンタッチ専用か。
光の壁ハッサム同様サポートに便利な技だが、エースで自らを守るという選択肢も?
神秘の守りサポートの他、自身もハッサムと違って状態異常に弱く、素早いので、
相手の補助技読みで先手で打てたり出来ると良さそう。
泥棒エアームドやハガネールの食べ残しあたりを狙えるかも知れない。
カウンター警戒されにくい一発逆転技。カビゴン等には是非狙いたい。
気合溜め一応バトンタッチで継承出来る技のひとつ。
睨み付ける味方のサポート等の利点はあるが、基本的には剣の舞で充分だろう。
破壊光線剣の舞を2回程積めばかなりのポケモンを一撃で倒せる。吹き飛ばし対策にも。


<型サンプル>

Lv.55 捨て身タックル/目覚めるパワー格闘/剣の舞/眠る@奇跡の実

エースのハッサムと同じだがやはりこういう構成が、火力・攻撃範囲共に引き出せて強い。
ハッサムと比べるとやはり圧倒的な素早さが魅力で、特にサンダーを上から殴れる唯一の剣の舞使いである。
それゆえ起点を作り出して剣の舞を積むことが出来れば全抜き性能はハッサムより高いのではないだろうか。
低レベファイヤーの火炎放射やリザードンの大文字程度なら1発は耐える上に先制出来るので、
後出しして来たそれらには殴り勝つことが出来るというのもハッサムとの違い。
能力面・属性面ともに耐久に関しては大幅にハッサムに劣り、状態異常にも強くないため、
ハッサムが食べ残しなのに対しこちらは眠る+奇跡の実で回復するのがマッチしているだろう。
ただ、素早さを活かして身代わりを活用する手もある。
その場合、眠るを身代わりにして道具を食べ残しにする線か。
因みに剣の舞+捨て身タックルで55サンダーや55ガラガラ、50スイクンあたりを確2、
剣の舞+めざ格で55食べ残しカビゴン確2、バンギラス確1、50黄金の実パルシェンを高確率2発、50エアームド高確率3発。
パーティ … ストライクSA(2012)
ログ … カビゴンを起点にして全抜き
ログ … 寝言ガラガラを起点にして全抜き


Lv.55 恩返し/剣の舞/堪える/起死回生@奇跡の実

ハッサムでは遅くてやり辛かったこらきし。
ストライクは素早さをあまり気にする必要が無いため、剣の舞を活かしやすいので強い。
最大威力の起死回生で52カビゴンや51ブラッキー、50ゴローニャを一撃、
剣の舞を1回積めば55ガラガラ、52スイクン、51エアームド、50フォレトスぐらいまで一撃。
恩返しは他の技でも良いが、起死回生が普段から打てる技ではないためこの枠は使い勝手の良い技にしたい。
捨て身タックルは起死回生と両立不可なのでこの枠には入らない。
パーティ … ストライクエレブーギャロップTA(2022)
ログ … デンリュウにタイマンで勝つ
ログ … ライコウ+カメックスを2タテ
ログ … ドククラゲを起点にして全抜き
ログ … ゴローニャを起点にして全抜き
ログ … 目覚めるパワー蟲の強さ


Lv.50 翼で打つ/剣の舞/バトンタッチ/光の壁@黄金の実

まあこのように普通のバトンハッサムと同じように使うことも出来る。
しかし剣の舞+バトンというのはもちろん物理ポケモンに繋ぐコンボであり、
その物理ポケモンにとっての壁となりやすいパルシェンやブラッキーを食えるというのがバトンハッサムの強みなのだが、
ストライクの場合それらに強いとは言えないためあまり向いていないかも知れない。
物理特殊両刀の、例えば恩返しライコウみたいなポケモンと組ませるなら道はありそう。
攻撃技はハッサム同様恩返しやめざ蟲、光の壁の枠も泥棒などの選択肢がある。
パーティ … バンギラスニョロトノWA(2018)
ログ … 高速移動+バトンタッチのサポート
ログ … 高速移動+バトンタッチのサポート2
ログ … バトンタッチサポートをしてから最後自分でも決める


<大体どれにでも通用する対策>

圧倒的ストライクキラーはエアームド。剣の舞+こらきしまでされると危ないが、ほとんど完封出来る。
堪えるやカウンターも考慮すると、安易にドリル嘴を打ちまくるよりはまず吹き飛ばしなりどくどくなりで牽制すると良さそう。
フォレトスもそれなりにストッパーになるが、圧力もかけないと剣の舞からゴリ押しされかねないので注意。
ゴーストは一番上の型のような場合は完封出来るが、翼で打つ等を持っていることもあるので過信は出来ない。
目覚めるパワーの可能性が格闘、地面、岩など色々あるポケモンなので、HPは必ず確認しておきたい。
基本的に受け役割はほとんど持てない(ヘラクロスやハガネール等がせいぜい)ポケモンなので、
弱点である電気や氷技などを打てるポケモンで固めて釘付けするのも有効だと思われる。
剣の舞を積んだ火力に依存しているとも言えるので、リフレクターで足止めするのも非常に有効。
因みに55ストライクに先制出来るのは、ゲンガーだと54、ライコウやスターミーだと52から。
50フーディンに関しては奇しくも同速である。


<その他ルールのログ>

・リトルカップ
パーティ … ストライクラッキー編成(2022)
パーティ … ストライクエレキッド編成(2023)
パーティ … 4強編成(2023)
ログ … 剣の舞から3タテ
ログ … 剣の舞から3タテ2
ログ … エレキッドにタイマンで勝ててしまう
ログ … 剣の舞+奇跡の実の強さ
ログ … 上からのスイープ性能


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