信号機イチマルゴ

55ストライク目覚めるパワー
起死回生剣の舞堪える黒帯DDFF
55エレブー10万ボルト冷凍パンチクロスチョップ眠る薄荷の実FFFF
55ギャロップ大文字日本晴れ催眠術甘える食べ残し1FFF
50カビゴンのしかかり地震鈍い自爆先制のツメFFFF
50パルシェン冷凍ビーム撒き菱リフレクター大爆発黄金の実FFFF
50ムウマどくどく怪しい光痛み分け滅びの歌奇跡の実1FFF

'22/4/14構築
速さ★★★★
硬さ★★
コンビネーション★★★
変態度★★★
煮詰め度★★
総合的満足度★★★★

素早さ種族値105族のポケモンを揃えてTAにしてみた。それだけのパーティ。
105族はこの他に未進化ポケモンであるユンゲラーが居るだけなので、必然的にこの3匹となる。
110族以上は、以前準速軍団というパーティを既に組んでしまっており、
逆に100族は種類が多いため、組むとしたらここは100族のみで固めてみたい。
ということで、それらに挟まれた中途半端なポジションである105族は、こうしてエースという形で揃えることにした。

特に今回のメインというか、使ってみたかったのはストライクで、
以前神風麻華さんが堪える+起死回生型で使っており、それが思いのほか強そうだなと思ったので、
自分のもどこかのタイミングで使ってみたいなと思っていた。
驚くべきは起死回生の火力で、黒帯を持たせることで、剣の舞を積まなくても55カビゴンと55ミルタンクを上から一撃で倒すことが出来る。
素の状態でこれだけの火力があるため、剣の舞を1回積むことで、等倍の相手はほとんど一撃で倒すことが出来る。
それをヘラクロスやサワムラーと違って、55ミルタンクをも超える素早さから打てるのが非常に優秀だと思った。
問題としては両立不可が多く、特に通常メイン技として使いやすい捨て身タックルが使えなくなる。
恩返しで妥協するのも手だが、ここで属性一致の目覚めるパワー蟲というのを思い付いた。
ハッサムでバトンタッチサポートをする際にもめざ蟲は度々使うことがあるが、
半減される相手は多いものの、逆に有効な相手もそれなりに多く、相手の選出によっては刺さることがある。
火力に関しても、属性一致ボーナスによって恩返しと同等以上にはある。
そして何よりもストライクの場合大きいのは、50スターミーをこれで上から2発で倒せるという点である。
一般的に、このように対カビゴンを工夫して倒せるポケモンというのは、50スターミーで止まるポケモンがかなり多い。
しかし、このストライクならば、剣の舞+目覚めるパワー蟲で上から一撃で倒せるので、
後出しに対しては何もさせずに出オチさせることが出来る。
55カビゴン+50スターミーをここまでサクッと倒せるポケモンはかなり貴重なのだ。
更に、同じく厄介となりがちなフーディンに対しても、余裕で2発で倒せる。
フーディンの場合、Lv.50に対して同速であり、Lv.51以上には後手になってしまうが、
Lv.55で炎のパンチか冷凍パンチを打たれてようやく乱数2発で倒されるため、対面からでも勝てる場合が多い。
ただし、今回は持ち物が黒帯であるため、電磁波は絶対に食らってはいけない点には注意が必要である。
起死回生がゴーストに無効であり、ムウマが多い環境であったため、
目覚めるパワーは蟲ではなくゴーストにするのもアリなのではないかと考えた。
ゲンガーも、中レベルまでになら先制でき、スターミーやフーディンにも同じく抜群が入る。
しかし、肝心の対50スターミーが、やや低確率でしか2発で倒せず、呪いのお札が必要という結果になってしまったため今回は見送り。
また、めざ霊の場合、カビゴンに対しても起死回生しか打つ技が無くなってしまい、
HPが余っているうちは剣の舞を積むぐらいしかやることが無くなってしまうため、型バレしやすいという危険性も孕む。
属性相性的には、蟲+格闘というのはそこまで良いわけではないのだが、
そこはパーティ自体がTA編成であるということを生かして、使えそうなところで存分に活躍してもらえればと考えた。

実際試合をしていると、この目覚めるパワー蟲に救われる試合も少なくなかった。
攻撃種族値110の属性一致目覚めるパワーというのは思ったよりも火力があり、
剣の舞を1回積むことで、ちょうど50カビゴンや55ガラガラ等のラインを高確率2発、
つまりそれ以下の並のポケモンは、剣の舞から確定2発で倒すことが出来る火力を持っている。
起死回生がいつでもフレキシブルに使える技ではない以上、
この火力を安定して出せるメイン技を持っていることは重要だと改めて感じさせられた。

ギャロップも、今回使いたい型があったので、採用してみた。
ギャロップはこのパーティを組んだ頃、同時期に別のパーティで目覚めるパワー格闘を持たせてみたり、
一撃ありルールで角ドリルを存分に振り回したりと、色々な使い方をしていたが、
まだひとつ、ずっと使いたかったが使っていない型があった。
それが今回の型で、まず日本晴れ+大文字で上から55サンダーを超高確率2発で倒すことが出来る。
ギャロップは特攻種族値が80と、炎ポケモンの中では火力が低い方だが、対サンダーに対してはちょうど足りていると言える。
他の炎ポケモンはサンダーを倒す火力自体はもっと高いのだが、肝心の素早さが同速以下。
55サンダーに「確実に」先手が取れる炎ポケモンというのは、全ポケモンで見てもギャロップが唯一の存在である。
また、10万ボルトを食べ残しによって確実に2耐えするので、これには対面からでも打ち勝つことができ、
雷には2発で倒されてしまうが、サンダー側は日本晴れ状態で命中率50%の雷を2連続で当てないとギャロップを倒せない。
ギャロップはこれを一度でも避ければ良いため、やはり有利が取れると言える。
食べ残しを持ったサンダーに対しては、大文字で倒せる確率が落ちてしまうが、そちらには今度は催眠術という択がある。
また、催眠術+甘えるを併用することで、この型は物理ポケモン相手にもそれなりに渡り合える見込みがある。
55カビゴンほどの特殊耐久のポケモンは難しいが、そうでもない物理ポケモンとは十分戦えるのではないだろうか。
岩ポケモンに対しても、不利ではあるかも知れないが、催眠術の耐性が相手に無ければそれなりにワンチャンはある。

以上の2匹をメインとして使いたいパーティであり、あとは普通の型。
エース3匹がイイ感じに道具の被りが無く組むことができ、逆に自由度もある。
例えばエレブーを刺激的美少女で使っていたようなメロみが+食べ残し型にして、ギャロップに奇跡の実を渡したり、
ストライクの黒帯をやめて奇跡の実にする、というようなカスタマイズも出来そうだ。
ムウマは例によって奇跡の実は必須というわけではなく、毒消しの実や黄金の実(その場合パルシェンに木の実ジュース)でも良いだろう。

感想:ストライクで全抜きするのギモヂィィィィイッィィッィイィイィイッィッィイィィイィッィッィイィイイィ


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