シングルエース

5カラカラホネブーメラン目覚めるパワー
凍える風身代わり太いホネDCFF
5チョンチー波乗り10万ボルト電磁波怪しい光奇跡の実1FFF
5タマタマサイコキネシス眠り粉泥棒大爆発  −  FFFF
5ラッキー捨て身タックル電磁波鈍いタマゴ産みラッキーパンチFFFF
5デルビル大文字ソーラービーム袋叩き日本晴れ木の実ジュース1FFF
5ポリゴン冷凍ビーム泥棒電磁波リフレクター黄金の実1FFF

'23/10/21構築
速さ★★★
硬さ★★★
コンビネーション★★★★★
変態度★★★
煮詰め度★★
総合的満足度★★★★

リトルカップ(一撃あり、プレゼント禁止ルール)用構築。
リトルカップはエースという概念が無いが、擬似的にエースを立てた編成を考えてみた。
考えやすいのがカラカラで、2000のガラガラと同じように、麻痺や壁サポートと併用するのが良さそう。
ただ、リトルカップにおけるカラカラは2000のガラガラほどの全抜き性能は無いため、
サポメン自身にもある程度のパワーが要求される。
実はこのコンセプトは、2011年頃に仲間内で少しリトルカップが流行っていた頃に、一度組んでしばらく使っていたことがあった。
しかし残念ながらパーティやログを残すことなく解体してしまったので、
2023年に改めて、当時のことをぼんやりと思い出しながら、新しい環境にも対応させて組んでみようと思った次第。

●カラカラ
ということで擬似的エース。別に選出しなくても良いが、何だかんだで優秀なのでほとんどの試合で選出した。
いつも技3つまではテンプレで、4つ目を迷うポケモンだが、今回実験的に身代わりを採用してみた。
というのは、カラカラはホネブーメラン+目覚めるパワー岩の2本を振り回しているだけでも基本的に強いのだが、
その2つの攻撃技の相性補完が良すぎるがゆえに、逆に一貫を切られてしまい、
上手いこと交代を回されて流されてしまうという展開がある。
そこで、身代わりがあれば、有利対面で1手もらってこれを貼ることで、
相手が誰に交代して来ても後出しジャンケンが出来るのではないかと考えた。
このような身代わりの使い方はどの世代でも共通だと思うが、金銀の2000ルールにおいてはあまり有効に働くことが少なかった。
しかし、リトルカップの速度感ならば、ちょうど良いぐらいかも知れないと思い付いた。
どうせ大体の攻撃で2発ぐらいで落ちるのだから、HPも6程度削っても確定数はそう変わらないだろう、という目論見もあったのだが、
実際はストライクの剣の舞+捨て身タックル等をギリギリで耐えたいような場面も少なくなく、
何だかんだで後攻でHPを6削ってしまうのは使える場面が限られそうだなと感じた。
どこまでも追求の余地がある枠である。

●チョンチー
いつものカラカラの相棒。ガラガラの隣のスターミーのようなもの。道具以外は2011年からずっと同じ型を使っているはず。
以前は食べ残しでよく使っていたが、10ターン居座ってようやく木の実と同じ回復量だし、
状態異常の掛け合いになる場面もやや増えて来たと感じたため、確実にカット出来る奇跡の実を持たせた。
そういう点でもだいぶスターミーらしくなった。

●タマタマ
基本的にはナッシーと同じように、粉を振り撒いて大爆発で1-1交換からの自主退場まで持って行く。
リトルカップにおける持ち物なし泥棒は、誰にでも一貫する汎用性の高い状態異常技のようなもの。
カラカラとのシナジーということで痺れ粉も考えたが、電磁波がパーティに3個もあり流石に過剰かと思ったので、眠り粉に。

●ラッキー
ガラガラと一緒に大暴れするカビゴンのようなもの。
カビゴンのように自分から決定力も出せるし、麻痺撒きにも回れる万能キャラ。
ゴースやイワークに何も出来ないが、それらはカラカラの起点に出来る。この点もカビゴン+ガラガラと似たようなもの。
ラッキー1枚だけで全抜き出来るようなパーティは昨今そうそう見ないが、とにかく困ったら電磁波でサポートになる。

●デルビル
2011年頃でも採用していたポケモンで、当時は牛骨を模した日本晴れ+追い打ち型で使ったりしていたのを覚えている。
カラカラ受けとしてタマタマが出て来ることがそれなりにあったため、そこを狩りつつ、
日本晴れでカラカラに水耐性を付けるなどの働きをしていた。
2023年現在ではタマタマは減ったので追い打ちは必要無くなり、その代わり袋叩きでラッキーを殴れるようにした。
リトルカップにおいて、鈍いを積んで来るラッキーはカビゴンのようなものなので、回答を複数用意しておくに越したことはない。
デルビルを他のパーティで使っていると、イワークやチョンチー等が気になることがしばしばあったので、
せっかく日本晴れを使うならということで、実験的にソーラービームまで採用してみた。
これを打ちたい相手はことごとくデルビルと同速以上なのが惜しいところだが、
有利対面を作って日本晴れするターンを貰えれば、水ポケモンにそのまま打ち勝ったりすることも一応出来る。
また、大文字の強化も目玉で、エレキッドやビリリダマなどを高確率一撃で倒せるなどの恩恵がある。
とは言え、やはりソーラービームは打つ対象に対して後手なので決して使いやすいとは言えず、
また波乗りを打って来るポケモンもそこまで多くはないため、
「日本晴れによってカラカラを水から守る」というシチュエーションも有効になることがほとんど無かった。
趣味の領域かも知れない。
持ち物は、日本晴れで水ポケモンの波乗りを受けてゴッソリ回復したり、
袋叩き目当てでラッキーに後出ししたりしたいので、しっかり木の実ジュースで回復出来るようにしておく。

●ポリゴン
毎度お馴染み超優秀サポーター。型もそのまま。
ラッキー対策でどれかを抜いて捨て身タックルを持たせる手もあるが、このパーティにおいてはそこまでしなくて良いと踏んだ。
属性も型も全く違うのだが、何となく50ゲンガーなんかに似たような手軽な便利さを感じる。
今回他が特に黄金の実を必要としなかったので、贅沢に献上した。

2023年から半年ぐらいにかけて細々と使っていたが、
'24/5/25、パーティ固定の突発対戦会55にてこのパーティを使用し、3勝1敗で優勝することが出来た。


ログ壱 …<カラカラ+チョンチー+デルビル>デルビルの攻撃範囲
ログ弐 …<カラカラ+ポリゴン+デルビル>電磁波+リフレクターの強さ
ログ参 …<カラカラ+ラッキー+タマタマ>カラカラ身代わりで様子見
ログ肆 …<カラカラ+ラッキー+タマタマ>鈍いラッキーで決定力
ログ伍 …<カラカラ+チョンチー+ポリゴン>ストライクに対する択ゲー回避
ログ陸 …<カラカラ+ポリゴン+ラッキー>ラッキーが決定力
ログ漆 …<カラカラ+チョンチー+ラッキー>スーパー上振れタイム
ログ捌 …<カラカラ+ポリゴン+デルビル>デルビル奇跡の逆転劇
ログ玖 …<カラカラ+チョンチー+タマタマ>眠り粉から崩して行く
ログ拾 …<カラカラ+ポリゴン+タマタマ>攻撃技としての泥棒


戻る