CH流クチバジムパーティ

55サンダ−10万ボルト吹き飛ばし眠るめざパ水薄荷の実ADFF
50パルシェン冷凍ビ−ム撒き菱リフレクタ−大爆発黄金の実FFFF
50カビゴンのしかかり爆裂パンチ眠る寝言光の粉FFFF
50ヘルガ−大文字追い打ち日本晴れ吠える気の実ジュ−ス1FFF
50ツボツボ丸くなる転がる影分身眠る食べ残し7FFF
55エレブ−10万ボルト冷凍パンチクロスチョップヨガのポ−ズ奇跡の実FFFF

'12/8/25構築、11/23改良
速さ★★★★
硬さ★★
コンビネーション★★
変態度★★
煮詰め度★★★★
総合的満足度★★

クチバジムパーティを自分流に組んでみた。カスタムではなく完全にゼロから。
嘗てお城で行われていたジム戦と同じように、電気ポケモンを必ず選出するという縛りのもとで。
まず55サンダーが弱いわけがないのでコレは大前提となるのだが、問題は型。
エースはやはり全抜きが出来た方が良いと思うので、寝言やセミフル等では使えず、
55カビゴンを比較的崩しやすい吹き飛ばし型かいばみがの二択だと考えた。
これら2つは、「突破力の限界が無い」というのも大きな理由である。
しかし未完で解説したように、いばみがサンダーはパーティ単位では完成度の高い物を組むのは難しいと感じたのと、
WAの相方がケンタロス等になり、クチバパーティとして組めないという点から、
サンダーの型は吹き飛ばし型が最も濃厚な線だと判断。

WAについて。吹き飛ばしサンダーは寝言やいばみがに比べると、
あやみがスターミーに強く、純電気は昆布で崩せる可能性があるので、弱点は比較的少なめだと思われる。
ケンタロス、フーディン、バンギラス、サンダーミラーあたりには弱いのでそこを埋めたい所。
候補はエレブーやライコウであるが、何にせよケンタロスがネックになってしまうので、
そこはエースに任せずにサポメンに任せる方向にした。
一方、バンギラスはサポメンで対策するのが非常に難しいので、そこにしっかり強くなれるエレブーを採用した。

次に、吹き飛ばしサンダーで考えるので撒き菱は必須。
ここはエレブーがガラガラに弱い点や、両エースがケンタロスに弱い点を考えると、パルシェンほぼ一択だろう。
爆破速攻+ガラガラや、ケンタロスを考えてリフレクター型。

次に、対フーディンや、対電気の2枚受けを考えるとカビゴンはほぼ必須だろう。
状態異常受け(寝言)が入り辛いし、エレブーが居てもバンギラスが「受かる」わけではないので、
バンギラスを釘付け出来るクソカビ型か、
枚数減らしによって昆布を決めやすく出来て、
エレブーとは弱点が被りやすいため間接的役割破壊も決めやすい自爆が候補だったが、
最終的には後述のヘルガーとの兼ね合いによりクソカビ型に。

このコンセプトのパーティはこのあたりまでは比較的すんなり決まるのだが、ここから先が非常に難儀する。
まずは、ここまでだとカビゴン受けが居ないのでそこを埋める必要がある。
初めに使っていたのは夢雷でお世話になっていたドンファン。
サンダーとの相性の良さは既に分かっていたのだが、速度的に見てエレブーとも相性が良いと思った。
(カビゴンを眠りに追い込むのが得意なドンファンと、眠ったカビゴンを突破しやすいエレブー)
更にフォレトスも入れ、撒き菱をパルシェンと2枚体制にしていた。
サンダー+純電気のWAというのは、弱点が異なるので共通するサポメンを考えるのが難しいのだが、
フォレトスは本職をカビゴン流しとしながら、サンダーを出さない場合のヘラクロス受けとなってくれるのが嬉しい。
また、電気エースのパーティはエスパーに弱くなりがちなので、めざ蟲を持たせてエスパーを牽制する役にもなる。
ただ、炎のパンチフーディンを防げないのは問題のひとつだった。

以上のメンツで暫く使っていたのだが、リフレクターパルシェンだけではどうしてもケンタロスを抑えられる気がしなかった。
上記の通り、高レベルの炎のパンチフーディンも、カビゴンしか受けが居なくてかなり怪しい。
そのあたりを埋めるべく、まずケンタロスを50で受けることができ、決定力も出せる転がるツボツボを採用。
ここであることに気付いた。ツボツボは転がるのでミルタンクと同じく、
ナッシー、フーディン、滅びゴーストあたりの弱いので、追い打ちと相性が良いのではないか。
そして、これらの敵というのは、サンダーにとって厄介な相手でもある!
以前ライコウ昆布を組んでいた時にヘルガーが入ったこともあったが、
電気昆布にとって苦手な相手はヘルガーの狩りの対象であることが多く、意外なところでシナジーが効いている。
電気+ヘルガーなんていう出し方をしたらカビゴンに非常に弱くなるのだが、
低〜中レベルカビゴンに対しては一枚でガッチリ受けてくれるツボツボで居ればこそである。

そんなわけで、かなりお互いシナジーが効いている理想的なパーティになった…と思ったが、甘かった。
実戦していると、ツボツボ+ヘルガーの組み合わせ(ツボヘル)は非常に強い。予想以上の活躍を見せてくれた。
…が、コレ、ただツボヘルが強いだけである。電気の存在意義が無い。
確かに電気から組み始めた際に、電気がツボヘルを必要としているらしいことは分かった。
しかしツボヘルから見れば電気は全く必要ではなく、実際3枚目をパルシェン等で選出したいことが多かった。
結局、パーティ単位としては満足出来るものにはならなかった。
というわけでCH流ニビジムと同じ理由(同コンセプトでもっと強いパーティが組める)で、このパーティは中断となった。
今後、クチバジム縛りで良いパーティが自分に組めるかどうかは、分からない。

補足…
サンダーの目覚めるパワーは水。草はヘルガーで狩れるという点、カイリューはエレブーで倒せるという点、
パーティ全体がサイドンに弱いという点から。
エレブーは、初め眠るを持たせていたが、使っていて必ずしも必要ではないと思い、
1回積んだクロスチョップでバンギラス+カビゴンを牛蒡抜きしやすくなる点と、
55カビゴンを超高確率2発で倒せるようになるという利点からヨガのポーズを持たせた。
ツボツボは寝言アンコール型などと区別をさせないために、♀の範囲内で攻撃力を最大にしている。
攻撃手段は転がるなので、どの道攻撃力を下げるデメリットはほとんど無いと言って良い。
この型のツボツボについては、こちらの記事も参照されたい。
木の実ジュースと黄金の実の持ち主は初め逆だったが、
ちゃんと計算してみると、パルシェンが黄金の実でなく木の実ジュースだった場合、
思ったよりも対ガラガラ性能が落ちたので、パルシェンに黄金の実を重視した。

ログ壱 …対55カビ、ドンファンフォレ2枚立て
ログ弐 …対55ダース、吹き飛ばしで身代わり阻止
ログ参 …対55ガラ、爆破には爆破を
ログ肆 …対55健太、パーティの限界
ログ伍 …エレブーとツボツボの抜き性能
ログ陸 …対53ベトン、ツボヘルコンビで完封
ログ漆 …対55健太、ツボツボでガン受け
ログ捌 …対55ガラ、撒き菱未遂


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