最終更新日:'16/5/10  最終チェック日:'16/5/10
我流・個別分析 〜プテラ〜

変態ポケモン図鑑はこちら


〜概論〜

全ポケモン中2位という圧倒的な素早さと、変わったタイプの組み合わせが持ち味であるポケモン。
実戦でもこの2点をフルに活かして戦うこととなる。属性に関しては、
カビゴンやケンタロスに代表される「ノーマル+地面+炎」という非常に受け辛い攻撃範囲を全て止めることが出来たり、
炎耐性を持ちつつ、炎ポケモンがサブ技として使うことが多い草技や格闘技にも弱くないというのが大きな強み。
それに加えて自慢の素早さにより、並のポケモンではなかなか先制出来ないケンタロスや高レベルの炎ポケモンに先制出来るため、
これらに対して非常に強いキラーとなることが出来る。
炎ポケモンは一般に火力が高く、ファイヤーだけでもハピナス等限られたポケモンでしか受けられない上に、
リザードン等まで考えると完全な対策が非常に難しくなるのだが、
それらをほとんど一括して対策することが出来るのがプテラである。
この他に岩タイプにより爆破にも強めで、特に上記のように地震や大文字を持ったカビゴンに強く、
また高レベルで使えば低レベルのマルマインにまで先制することが出来るため、爆破速攻パーティの壁となることも出来る。
今挙げたケンタロス、高火力炎ポケモン、爆破速攻というのは、他のポケモンではなかなか塞ぎ辛い厄介な穴なので、
これらを一手に引き受けることが出来るというだけで需要がある。
素早さ以外の能力は中途半端で、岩ポケモンとは思えないほど物理耐久が脆かったり、
攻撃種族値は105あるもののバンギラスと同じくまともな威力の物理技を覚えないので、
体感的に物理攻撃力がかなり低く感じられたりという残念な面も目立つため、
幅広い相手に対して汎用的に戦えるポケモンではないが、
誰にも塞ぎ得ないパーティの穴を非常にピンポイントに、しかし確実に埋めてくれるポケモンと言えるだろう。


〜実戦的ステータス〜

タイマン性能■■■■■■■■□□ 出番の多さ■■■■■□□□□□
複数対決性能■■■■■■□□□□ 使い方の多様性■■■■■■□□□□
対カビゴン性能■■■■■■□□□□ 不利な相手への対抗力■■■■□□□□□□
対その他の一線級■■■■■■■■□□ 個人的総合評価■■■■■■■□□□


〜優劣関係〜

格好の餌リザードン ファイヤー ケンタロス ベトベトン フォレトス バクフーン
割と有利ヘラクロス カイリキー ライコウ ゲンガー エアームド フシギバナ
場合によるカビゴン サンダー ナッシー フーディン ハガネール
割と不利バンギラス スターミー ブラッキー パルシェン
天敵スイクン ガラガラ ミルタンク ゴローニャ


〜防御面〜

55食べ残しめざ岩55めざ岩50黄金の実めざ岩50めざ岩
55カビゴンの捨て身タックル微低確率4発確4確4超高確率3発
52カビゴンの雷確3確3低確率2発高確率2発
50カビゴンの爆裂パンチ超低確率4発確4確4低確率3発
55ケンタロスの捨て身タックル超低確率4発確4確4低確率3発
50ヘラクロスのメガホーン乱数5〜6発超高確率4発確4超低確率3発
50ナッシーのサイコキネシス低確率3発超高確率3発確3確3
バンギラスの波乗り超低確率2発中乱数2発高確率2発確2
バンギラスの噛み砕く超高確率4発超低確率3発低確率3発確3
55ファイヤーのめざ草乱数6〜7発確5超低確率4発超高確率4発
50リザードンの岩雪崩確4高確率3発超高確率3発確3
55ベトベトンの爆裂パンチ超高確率4発超低確率3発低確率3発確3
50ゲンガーの10万ボルト微低確率2発高確率2発超高確率2発確2


〜技候補〜

めざ岩
原始の力
バンギラスと同じで、属性一致メイン技がこの程度の威力なので、体感攻撃力が低く感じられる。
ただ、Lv.55のめざ岩で55サンダーを2発で倒せるぐらいの火力はある。
実は捨て身タックルの方が威力が出るので、飛行を意識しない場合は持たせなくても良い。
地震サブ技筆頭候補。岩技と相性が良い。同レベルライコウを先制2発で倒せるのも嬉しい。
翼で打つ
空を飛ぶ
めざ飛
ゴッドバード
属性一致技2。有効範囲は岩に比べて狭いので優先度は落ちるが、サブ技のような感覚でも使える。
特に飛行技があるか無いかで対草やヘラクロスの優劣が逆転することもある。
目覚めるパワーは岩で使うか飛行で使うかはひとつの分かれ道。
ゴッドバードと空を飛ぶは、相手が眠るターンに使えば、溜めるターンが無駄にならなくなる。
大文字どうしても壁になるエアームドへの役割破壊。対ヘラクロスに、飛行技の代わりにも。
威張る
身代わり
自慢の素早さを活かし、混乱で足りない火力を補いたい。
同レベルカビゴンの恩返しなら身代わりが1発耐える。
鈍い足りない攻撃・防御力を同時に上げられる便利な技。1回積んでもフシギバナ等にまで先制出来る。
吹き飛ばし鈍いとのコンボの他、ケンタロスの破壊の遺伝子やカビゴンの鈍い解除、コンボ封じ等に。
眠るノーマルや炎に対して受け役割を持つ場合、回復は欲しい。
リフレクター素の耐久だと対カビゴンやケンタロスも不安なので、サポートの際には欲しい。
砂嵐足りない決定力を補える技。地震や大文字と相性が良い。ガラガラには注意。
どくどくサポート用。火力が無いので色んな相手へのせめてもの抵抗。
捨て身タックルそれなりに色んな属性の物理技を使えるため採用率は低いが、
普通に打てる攻撃技の中では最も威力が出る技。
めざ岩では足りない相手を倒したい時や、攻撃技を1本に絞りたい時用か。
破壊光線これも素で打っても大したダメージにはならないので、破壊の遺伝子と併用したい。
アイアンテール大抵の場合地震かめざ岩で事足りる。強いて言えば、防御ダウン狙いか?
めざ格カビゴンに対する有効打が欲しい時に。Lv.55で50カビゴン高確率3発。
噛み付く速さを活かして怯み狙いを!砂嵐やどくどくと併用で効果倍増。
追い打ち交代際に当てればゲンガーを1/3以上削れる。吹き飛ばしと組み合わせて滅び封じに?
怖い顔自分は速いので何の得もしないが、遅いポケモンと組ませるとサポートになるかも。
雨乞い何故かこの技を覚えて、日本晴れを覚えない。
炎を絶望させても良いが、使うとしたら雨パーティのサポートだろう。


〜型サンプル〜

Lv.55 目覚めるパワー岩/地震/空を飛ぶ/破壊光線@破壊の遺伝子

ケンタロス以上に素早く、素の火力は微妙なので破壊の遺伝子が非常にマッチしている。
遺伝子状態のめざ岩で55めざ氷サンダーを、地震で55めざ氷ライコウを、それぞれ約7割の確率で先制一撃で倒すことが出来る。
ケンタロスと違って高レベルのライコウやスターミー、果てはLv.52までのマルマインにすら先制出来る。
マルマインに先制した上で一撃で出オチさせることが出来る可能性があるのはほぼ唯一と言ってしまって良い。
(他には50マルマインに対して55クロバットの破壊の遺伝子+破壊光線でようやく7割の乱数と言った所である。)
更には、ノーマル耐性を持っているためあらゆるポケモンの大爆発を耐えることが出来る。
これによって、破壊の遺伝子を活かすべく1枚残しした際に枚数差を付けられても詰まないというのが特筆すべき点である。
また、ケンタロスと違って耐性が豊富であるため、破壊の遺伝子を失っても何度か受け役割を遂行することも出来る。
似たような内容だがこちらの記事にもまとめているので参照されたい。
その他の計算結果(破壊の遺伝子状態前提)を書くと、
めざ岩で55バクフーン・55プテラ(ミラー)・53ギャラドス確1、50フーディン・撒き菱を踏んだ50パルシェンやや高確率一撃、
55ヘラクロス・55スターミー・51ナッシー確2、50カビゴン高確率2発、55ケンタロス・50エアームド中乱数2発、
地震でほとんどの電気・55ドククラゲ・51ベトベトン・50ニドクイン確1、55ニドキング高確率一撃、ほとんどの岩を確2、
空を飛ぶで55フシギバナ・52ナッシー・51メガニウム・50ニョロボン確1、55めざ霊カイリキー超高確率一撃。
破壊光線はめざ岩よりも威力が出るので単純に等倍相手なら最も威力の高い攻撃技となるが、
これと言って有効な相手がいるわけでもないので、この枠は他の技に変更しても良い。
例えば大文字なら、55フォレトス・51ハッサム確1、50黄金の実エアームド・54ハガネール確2。
また、攻撃範囲は初めの3つでかなり足りているので、4枠目は火力を伸ばすため鈍いや砂嵐、状態異常対策の身代わり等も候補。
空を飛ぶの枠は他の飛行技も選択肢になるが、翼で打つだと肝心の55カイリキーや50ナッシーに対して威力不足となり、
めざ飛にするとめざ岩が使えなくなり、代わりに原始の力を持たせたとしてもサンダーを一撃で倒せなくなるのが痛い。
ゴッドバードにする手は無くはない。溜め技とは言え他の技と比べて圧倒的な火力があるため、
例えば眠った状態の寝言カビゴン等に対する勝率が大幅に上昇する。
相手が眠るターンにゴッドバードを溜めれば、ターンを有効活用することが出来る。


Lv.55 目覚めるパワー岩/地震/翼で打つ/大文字@奇跡の実

↑とほとんど同じ型だが、持ち物を変えるだけで大幅に性能が変わる。
破壊の遺伝子で一撃で倒せるようなポケモンはそもそも、それが無くても2発で倒せるということなので、決定力としては十分。
なので、破壊の遺伝子に頼らず、普通にフルアタとして奇跡の実でも持たせて使うことも出来る。
ただ、カビゴンやスターミー等、弱点を突けないポケモンに対しては急激に弱くなってしまうので注意。
どれか攻撃技を抜いて鈍い等を持たせても良いだろう。受け役割があるのでもちろん眠るを持たせても良い。
破壊の遺伝子ならめざ岩で50エアームドを中乱数2発で倒せるので良かったが、
破壊の遺伝子が無いと無理なので大文字は出来れば欲しい。飛行技に関しても破壊の遺伝子型と同じことが言える。


Lv.55 目覚めるパワー岩/地震/威張る/身代わり@食べ残し

攻撃範囲的にはめざ岩+地震が優秀なので、それを残していばみが。
火力は乏しいが、混乱を絡めて強行突破を狙う。
プテラの特徴のひとつとして、ここまで速いポケモンの中では唯一ノーマル耐性を持っており、
それを活かして53カビゴンの恩返しぐらいまでなら身代わりが耐えるため起点にすることが出来る。
(プテラの次に速いノーマル耐性はゲンガー、次いでムウマ、その次はカブトプスまで下がる。
これが、一般に素早いポケモンはカビゴンに弱い傾向があるということの原因のひとつである。)
しかし巧く混乱を掻い潜られて鈍いを積まれてしまうとどうしようもなくなってしまうので、
それを防げるように地震の枠を吹き飛ばしにした型もある。
こうすれば、攻撃力が上がり過ぎてしまった相手を一旦吹き飛ばしてリセットすることが出来る。
もちろん身代わりが残った状態で吹き飛ばせば、こちらに負担はかからない。
この場合、撒き菱があればより突破力が上がるだろう。
因みに攻撃技に関しては、格闘に強くしたければ飛行技、カビゴン意識ならめざ格などのチョイスもアリか。
単純に威力重視なら、捨て身タックルという線もある。属性不一致とは言え、めざ岩やめざ飛よりも高い火力が出る。


Lv.55 目覚めるパワー岩/地震/鈍い/吹き飛ばし@食べ残し

素早くて非力ということは、鈍いでパワーアップするという手がある。
55プテラは鈍いを1回積んで50ギャラドスと同速で、50フシギバナ(80族)あたりまでに先制することが出来る。
火力は、鈍い+めざ岩で51カビゴン確3、50ハピナス・スターミー超高確率2発、51黄金の実パルシェン確2、
鈍い+地震でバンギラス確2、55サイドン・50ハガネール高確率2発、52サンダース・51マルマイン確1。
攻撃技に関しては↑の型と同じ。


Lv.50 目覚めるパワー岩/どくどく/リフレクター/吹き飛ばし@黄金の実

冒頭に書いたプテラの役割のうち、マルマインに先制という条件以外は低レベルでも満たすので、
炎ポケモンやケンタロス等の穴を埋めつつ、このようにサポート的に使う方法もある。
55破壊の遺伝子ケンタロスの捨て身タックルでは2発で倒れてしまうので、リフレクターは持っておきたい。
吹き飛ばしも持てば複数対決の状態で無理矢理ケンタロスを引きずり出して破壊の遺伝子を誤作動させたり、
他にコンボ封じも担当出来るようになる。
ただ、これらの役割を遂行する際に回復が欲しい場合もあるので、どれかの技を抜いて眠る+薄荷の実としても良い。
また攻撃技も、ファイヤー等ではなく例えば格闘対策で使いたかったらめざ飛など、柔軟に対応させたい。
攻撃技1本ならそれこそ捨て身タックルも候補。


Lv.55 地震/大文字/砂嵐/守る@食べ残し

使ったことも見たことも無いけど即興で考えました
とりあえず相性の良い砂嵐+地震、それが効かないエアームドには大文字もあるので、
それを活かそうと思った型です。守るは攻防共に役に立つはず
更に強気に攻めるなら守るは吹き飛ばしでも面白そうですね
物凄い勢いでサンダーやらファイヤーやらで止まるので気を付けて下さい
それが嫌ならエアームドを諦めて大文字を大人しくめざ岩にしましょうか


〜活躍したログ〜

ログ1 … 破壊の遺伝子型
ログ2 … 破壊の遺伝子型2
ログ3 … 破壊の遺伝子型3
ログ4 … 破壊の遺伝子型4
ログ5 … 破壊の遺伝子型5
ログ6 … 腹太鼓+バトンタッチが決まるとこうなる
ログ7 … 剣の舞+バトンタッチでも十分
ログ8 … エアームド受け火炎放射プテラ


〜大体どれにでも通用する対策〜

素の火力は本当にぬるいので、弱点を突かれず、物理耐久がそれなりにあるポケモンならば簡単に受かる。
カビゴン、スイクン、ポリゴン2、ブラッキー、ミルタンク等の他、
リフレクターハピナスや、圧力をかけられるスターミー等でも充分だろう。ガラガラもなかなか有効。
弱点を突かれても平気な物理耐久を持ち、水or氷技で追い返せるパルシェンも壁になることが出来る。
ただし遅いポケモンは、鈍いを積まれると厳しい場合がある。
この場合水技で追い返せる上に鈍いを積まれたら先制出来るスイクンやスターミーが特に有効。
破壊の遺伝子に対しては、カビゴンや岩ポケモン等で鈍いを積んでしまうのがとても効果的。
特に岩ポケモンは、地震で弱点を突かれても1発は耐え、強力な岩技で反撃が出来る。
いばみがや鈍い+吹き飛ばしが判明した場合、攻撃技は多くの場合めざ岩+地震なので、
飛行技や大文字を恐れずナッシーやカイリキー等で抵抗したり、エアームドで受けることが出来る。
プテラは速過ぎるあまりに鈍いを1回積んでもエアームドに先制するので、確実に吹き飛ばすことが可能。
ケンタロスでプテラに対抗したい場合は、アイアンテールを地震の代わりに持たせると良い。
地震と同様ゴーストや岩に有効であり、プテラの他ツボツボにも効くようになる。


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