最終更新日:'14/3/30  最終チェック日:'14/3/30
我流・個別分析 〜ピクシー〜

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〜概論〜

ガルーラのように全体的に纏まって隙の無いステータスを持ち、カビゴンのように非常に豊富な攻撃技を持ち、
ハピナスのように非常に豊富な補助技も備え、ポリゴン2のように再生回復で粘りながらエースもサポートもこなせ、
ついでに何ならミルタンクのように転がることさえ出来てしまうという、
他の色々なノーマルポケモンの特徴を網羅している、「これぞノーマル」と言うようなポケモン。(何
特に覚える技の種類は実に80種もあり、2000で使えるポケモンの中では何とドーブルに次いで全ポケモン中2位。
この中で、多くのノーマルポケモンには真似出来ないピクシーの特権が2つある。
まずは腹太鼓。これによって、他のノーマルポケモンの鈍いとは違って一瞬で決定力を出すことが出来る。
腹太鼓の使い手の中では物理・特殊双方の耐久、そして弱点の無さを総合した「硬さ」ではトップレベルであるので、
それだけ腹太鼓を叩くチャンスを作りやすい。
更には、腹太鼓使いの中では唯一、再生回復(月の光)を使えるため、
減った体力を回復させてまたいつでも腹太鼓を狙えると言った柔軟な立ち回りも可能である。
ピクシーの特権2つ目はアンコール。これによって様々な詰みを解消したり、逆に相手のハメ殺しを狙えたりする。
具体的には腹太鼓と併用することによって起点を作りやすくしたり、鈍い等で対抗して来る相手を詰ませたり、
サポートでは電磁波と併用することによって素早さを逆転させてからの先制アンコールなんかも狙える。
また、このアンコールをカウンターと両立することが出来る非常に希少なポケモン(他にはドーブルとバリヤードのみ)であり、
物理ポケモンとの対面で絶対的有利を取ることも出来る。
これらの得意技に、非常に豊富な攻撃技と非常に豊富な補助技を絡め、
エースで決定力を出しても良し、サポートで起点を作っても良しのとても器用なポケモンと言えるだろう。


〜実戦的ステータス〜

タイマン性能■■■■■■■■■□ 出番の多さ■■■■■■■■□□
複数対決性能■■■■■■□□□□ 使い方の多様性■■■■■■■■■■
対カビゴン性能■■■■■■■■■□ 不利な相手への対抗力■■■■■■■■□□
対その他の一線級■■■■■■□□□□ 個人的総合評価■■■■■■■□□□


〜優劣関係〜

格好の餌ハピナス
割と有利カビゴン スイクン ポリゴン2 ライコウ ナッシー フーディン
場合によるサンダー パルシェン スターミー カイリキー
割と不利フシギバナ ハガネール エアームド ケンタロス ヘラクロス ガラガラ
天敵ムウマ ゲンガー バンギラス


〜防御面〜

55食べ残し555350
55サンダーの雷確3確3中乱数2発確2
55ライコウの10万ボルト超低確率3発高確率3発確3確3
55フーディンのサイコキネシス低確率3発確3確3確3
50ナッシーのサイコキネシス低確率4発確4超低確率3発超高確率3発
50パルシェンの冷凍ビーム乱数5〜6発超低確率4発超高確率4発確4
55カビゴンの捨て身タックル確3低確率2発高確率2発確2
50カビゴンののしかかり低確率4発確4確4高確率3発
50ヘラクロスのメガホーン確3確3超低確率2発高確率2発
バンギラスの岩雪崩超低確率3発高確率3発確3確3
50めざ蟲フォレトスの大爆発低確率1発低確率1発微高確率1発確1


〜技候補〜

月の光ポリゴン2やミルタンクと同じく、それなりに耐久があり弱点を突かれにくいノーマルなので、
再生回復と非常にマッチする。逆に無いと相当脆いので、エースでもサポートでも是非欲しい。
アンコールピクシーの必殺技。エースでもサポートでも大活躍。
腹太鼓決定力の重要な源。減った体力を月の光で回復出来るのも美味しい。エースではほぼ必須。
恩返し
捨て身タックル
属性一致メイン技。捨て身タックルは腹太鼓と両立不可なので、大抵の場合恩返しか。
大文字
火炎放射
サブ技を持たせるとしたら、鋼への役割破壊ということで筆頭候補。
アイアンテールサブ技候補2。岩とゴーストに有効であり、腹太鼓の恩恵も受ける。
歌うサポートよりはエースで腹太鼓と併用して来ると決定力として恐ろしい技。
電磁波こちらはサポート用。アンコールと併用することでかなり仕事がしやすくなる。
冷凍ビームサポートで電磁波と相性の良い攻撃技。ポリゴン2やハピナスでもお馴染み。
どくどくこちらもアンコールと相性の良いサポート技。
10万ボルト
攻撃範囲的にはあまり優秀ではなく、電磁波もあるので優先順位は落ちる。
甘える地味ながらカビゴン等に強くなったりする侮れないサポート技。
ただし電磁波など初代マシン技とは両立不可。
光の壁
リフレクター
サポート技は色々便利なものがあり過ぎて枠が足りないが、これらも忘れてはならない存在。
カウンターアンコールと両立出来る非常に貴重なポケモン。詳しくは型サンプルにて。
小さくなる
転がる
ミルタンクやハピナスと同様、再生回復をしながらこのコンボが狙える。
鈍い腹太鼓と違って硬さと決定力を両立出来るので意外と侮れない積み技。
ただし技構成によっては劣化ポリゴン2のようなことにもなりかねないので注意。
爆裂パンチ捻ったサブ技1。エース腹太鼓との併用でゴースト以外への突破を狙える。
サイコキネシス捻ったサブ技2。カイリキーとゲンガーに同時に打点が入ったりするがかなり隙間産業。
日本晴れ
ソーラービーム
捻ったサブ技3。やるなら残りの技は大文字と月の光になるんでしょうね(
めざ水捻ったサブ技4。ノーマル技との無差別破壊コンビネーションなので、一応エースのサブ技候補。
悪夢決定力補助になるが、そんなことをせずとも決定力を出せるポケモンなのであまり必要無いかも。
メロメロ♀の比率が高いため、比較的高い攻撃種族値を維持しながら♀でメロメロを打てる。
詳しくは型サンプルにて。
身代わり小さくなる+転がるのコンボに、コレを併用出来る貴重なポケモン。詳しくは型サンプルにて。
丸くなる小さくなる+転がると併用しても良いが、それならミルタンクでやった方が良いかも
鳴き声甘えるだと両立不可な技があるので、その代わりに?
度忘れコレを鈍いと併用したりすれば、状態異常やアンコール、吠える等の対策が無い相手には、
ほぼ詰み状態に追いやることが可能。
自己暗示使い方分からんけどなんかできそうな技(ちゃんと考えろ


〜型サンプル〜

Lv.55 恩返し/腹太鼓/アンコール/月の光@奇跡の実

非常に多種多様な技を覚えるので出来ることは色々あれど、とりあえずエースの紹介。
器用貧乏で火力が出しにくい能力である中、腹太鼓を覚えるのは大きな救いであり、エースではほぼ必須。
腹太鼓を決めてもリザードンのような速攻性は無いのだが、注目すべきは月の光と併用出来るという点であり、
腹太鼓で減った体力を月の光でまるまる回復出来るので、腹太鼓を使った後でもそれなりに硬いのである。
しかも、分が悪い場合は回復したら一旦引っ込めて再度腹太鼓をやり直すということも出来る。
アンコールを絡めることが出来るというのも特徴的で、
相手の補助技やぬるい攻撃をアンコールすれば腹太鼓の起点を作りやすくなる。
更には55カビゴンとのタイマンに於いて、相手は鈍い等を使うとアンコールで詰むので攻撃技を打たざるを得ず、
ピクシーは腹太鼓を叩いた直後のカビゴンの捨て身タックルを高確率で耐え、
その捨て身タックルの反動+次のターンの恩返しで高確率でカビゴンを倒すことが出来るため、
結果として高確率で55カビゴンにタイマンで勝てるということになる。
この他、腹太鼓+恩返しで、55サンダー・55ガラガラ・52カビゴン・50ブラッキーあたりを確1、
50スイクン・53カビゴンを超高確率一撃、50パルシェンを高確率一撃、50フォレトス・51エアームドを超高確率2発。
対パルシェンに関しては、相手がLv.51だとそこそこの乱数で耐えられるどころか先制までされるので特に注意。
また、上記の55カビゴンとのタイマンの際、
持ち物をピンクのリボンにしておけば腹太鼓+恩返しだけで確実に一撃なので、勝率が上がる。
同じく状態異常に弱くなるが、55磁石サンダーの雷を高確率で2発耐えたりと耐久が上がる食べ残しも選択肢。
因みに捨て身タックルは腹太鼓と両立出来ないので、攻撃技は恩返しで妥協しよう。


Lv.55 恩返し/腹太鼓/大文字/月の光@奇跡の実

上記のカビゴンとのタイマン等での恩恵は無くなってしまうものの、アンコールは無くても多くの相手と戦えるので、
これを抜いてサブ技を持たせることで攻撃範囲を増やすのも大いに有効。
このサンプルのように大文字を持てば、鋼ポケモンは全員余裕で1〜2発で倒せるようになる。
もうひとつの有効な選択肢はアイアンテール。
腹太鼓+アイアンテールでバンギラスなど岩全員、更に55ゲンガーやムウマも確定一撃で倒せる。
他にも攻撃範囲が広がるサブ技はあるが、特に有力な候補はこの2つだろう。
因みにサブ技の枠を歌うにする手もあり、
こちらは恩返しで倒し切れないエアームドやバンギラス等も眠らせてしまえば良いので、
ゴースト以外は全抜き出来る可能性を秘めている。ただし当然歌うの命中率は難。
(余談だが管理人はエアームドで吹き飛ばそうとしたら歌うを喰らって壊滅させられたことがある)
道具に関しては↑の型と同じことが言える。


Lv.55 恩返し/腹太鼓/メロメロ/月の光@奇跡の実

ピクシーはキュウコン等と同じく、♂:♀の比率が1:3のポケモンであるため、
最高で攻撃個体値B(11)の状態で♀で使うことが出来る。
つまり他のポケモンに比べてあまり火力を下げずに、♂にメロメロをかけることが出来るということ。
これを利用すれば、↑に書いた歌うのように、倒し切れない相手を倒しやすくなるだろう。


Lv.50 冷凍ビーム/電磁波/アンコール/月の光@奇跡の実

ポリゴン2のように、明確な受け役割は少ないものの豊富な補助技によるサポートで場を掻き乱すことが出来る。
冷凍ビーム+電磁波の相性に関してはポリゴン2やハピナスでもあるので説明省略。
注目すべきはやはりアンコールで、これを巧く使えればサポートの幅がかなり広がる。
特にピクシーは電磁波+アンコールを両立出来る数少ないポケモンであり、
アンコール使いとしては素早さが遅めで使いにくいものの、電磁波をかければ素早さを逆転させることが出来る。
ポリゴン2と同様、カビゴンやガラガラのサポートとして活きると思われる。


Lv.50 大文字/どくどく/アンコール/月の光@奇跡の実

冷凍ビーム+電磁波の裏側のような構成がこちら。これは特に炎技という面でポリゴン2とは全く違った性質になる。
電磁波もさることながら、どくどく+アンコールもやはり相性が良い。
このあたりはこれらのサンプルに拘らずに、狙いによっては炎技+電磁波なんかも大アリだろう。
某氏もこちらで考察しているのでどうぞ。


Lv.50 冷凍ビーム/甘える/アンコール/月の光@奇跡の実

他に優秀なサポート技として、甘えるを覚える。
これがあればカビゴンに背中を向けなくなる。もちろん鈍い等を使って来たらアンコールしてしまえば良い。
同じく甘える+月の光使いのブラッキーと違って、
カビゴンが腹太鼓を使って来てもアンコールで対策出来るのが大きな強みのひとつ。
これも攻撃技は適宜選択したい。なお、甘えるは電磁波など初代マシン技とは両立不可なので注意。
ここまで主にアンコールを利用したサポート型のサンプルを3種書いたが、
他に便利そうなサポート技としては、リフレクターや光の壁、エース型でも紹介した歌う等がある。


Lv.50 捨て身タックル/カウンター/アンコール/月の光@奇跡の実

サポートというよりは一発逆転型。
電磁波以上に、カウンターとアンコールを両立出来るポケモンとして非常に貴重(他にバリヤードとドーブルのみ)で、
物理ポケモンとのタイマンではこの組み合わせが物凄い力を発揮出来ることがある。
ガラガラの地震、ヘラクロスのメガホーン、低レベルカイリキーのクロスチョップ等は、
どれも1発は耐え、カウンターで一撃で倒すことが出来る。他の無駄技を使って来た場合はアンコールすれば良い。
問題は対カビゴンで、55カビゴンの捨て身タックルをカウンターで返しても残りHP50〜70程度で耐えられる。
次のターンにその体力に対してトドメを刺せるなら良いのだが、非力なピクシーにとってそれはなかなか難しい。
捨て身タックルならば一応、残ったカビゴンを高確率で倒せるようだ。
ただしもちろん低レベルカビゴンののしかかりなんかになると絶対に返せないし、
素の捨て身タックルだけ持っていても火力が無さ過ぎて汎用性に乏しいので、
攻撃技は無難に冷凍ビーム等で妥協しても良さそう。
カウンターを狙うなら防御努力値を下げて耐久調整するのも、それでカビゴン等への勝率が上がるなら大いにアリだろう。


Lv.55 冷凍ビーム/10万ボルト/大文字/月の光@奇跡の実

たま〜には、こんなエースが居てもいいじゃないか。
弱点が少なく、再生回復によってそれなりに硬く、これら3色の攻撃技を覚え、ハピナスより特攻が高いポケモン。
冷凍ビームで52ガラガラ・50ナッシー・54サイドンを確2、55サンダーを確3。
10万ボルトで51スターミー・53エアームド確2、51スイクン確3。
大文字で55ハッサム・フォレトス確1、55ナッシー・55ハガネール・52ヘラクロス・51フシギバナ確2、51ゲンガー確3。
カビゴン等で一瞬で止まる一発ネタと言えばそうだが、刺さる所には刺さるのではないだろうか?
まあ低〜中レベルぐらいで地味に暴れるのもアリかも知れない。


Lv.55 捨て身タックル/鈍い/アンコール/月の光@食べ残し

Lv.55で月の光+食べ残しならそれなりに硬さもあるので、
腹太鼓に拘らずこうして他のノーマルポケモンのように鈍いを積むのも意外とアリかも知れない。
それだけだと同じく再生回復技を持ち耐久も高いポリゴン2やミルタンクでやった方が良さそうだが、
ここにピクシーしか出来ないアンコールを絡ませることによって、
鈍いを合わせて来るポケモンをアンコールでハメたり出来るのが面白い。


Lv.55 身代わり/小さくなる/転がる/月の光@光の粉

ナッシーのページに似たような型を掲載したのでそちらも参照して欲しいが、
簡単に言えば身代わりと月の光で粘りつつどんどん小さくなるを積んで行き、
積み切ったら転がるで全抜きを図るという型。
ピクシーは丸くなるも覚えるので、身代わりの代わりに丸くなるを入れて、
ミルタンクと同じように普通にまるころとしても使えなくはないが、
それをやるならあらゆる面でミルタンクに性能で劣ってしまう。
ピクシーで転がる大きな意味としては、丸くなるでなく身代わりを使えるという点。
これによって状態異常に強くなり、防御力が上がらない代わりに身代わりによって事故死を防ぐことが出来る。
転がるの威力が倍増しないのと、相手に鈍いを積まれた上に2連続で攻撃が当るとほぼ即死という欠点はあるものの、
個人的には丸くなると身代わりのどちらも覚えるポケモンで転がるなら、身代わりでやる方が強いと思っている。
なおLv.55で、50パルシェンに先制した上で冷凍ビームや波乗りを高確率で身代わりが耐えることが出来る。


〜活躍したログ〜

ログ1 … 55腹太鼓アンコールエース
ログ2 … 55腹太鼓アンコールエース2
ログ3 … 低レベ電磁波アンコールサポート
ログ4 … 低レベ電磁波アンコールサポート2
ログ5 … 低レベ毒アンコールサポート
ログ6 … 鈍いアンコール型エース
ログ7 … 鈍いアンコール型エース2
ログ8 … 鈍いアンコール型エース3
ログ9 … 身代わり転がる型エース
ログ10 … 身代わり転がる型エース2


〜大体どれにでも通用する対策〜

エースかサポートかで全く型が変わるので、当然対策法も変わる。
まずエースなら型サンプルの頭の方に書いた腹太鼓で十中八九間違い無い。
アンコール型ならゴーストで完封でき、適当な岩や鋼ポケモンでも完全な受けにはならないもののクッションにはなる。
特にバンギラスは先制まで出来るため、嫌な音+岩雪崩や、爆裂パンチでかなりのキラーになれる。
型サンプルに書いたように、大文字やアイアンテールで役割破壊をして来るタイプもあるので注意。
比較的サブ技に動じないのは、上から道連れや大爆発を狙えるゴーストや、
単発の恩返しぐらいなら気にならず眠り粉や宿木のタネの圧力をかけられるフシギバナ、
先制した上で腹太鼓+恩返しを耐えられるLv.51以上のパルシェンあたりか。
他のノーマルと違って鈍いでなく腹太鼓なので、甘えるは逆に起点にされてしまう点に注意。
また、アンコールがある場合鈍いや丸くなるで対策することも出来ないので殴ったり状態異常、爆破等で対処したい。
回復が月の光なので、殴りまくってPPに訴えたり、雨乞いや砂嵐で回復を半減させるのも手か。

サポートの場合は電磁波とアンコールを絡めて来る場合が多い。
単体での突破性能は弱点を突かれない限りほぼ無いに等しい。
攻撃技としては冷凍ビームか大文字あたりの所持率が比較的高いと思われるので、それらを弱点とするポケモンは注意、と言った所。
あとは後ろに控えているポケモンとの連携に気を付ければ良い。
麻痺させられて起点にされたり、アンコールで行動を縛られて起点にされたりしないように。
眠る+寝言を持ったポケモンなら、これら両方を対策出来るため優秀。
例えば後ろに控えているのがガラガラなら、ピクシーにスイクンを当て、
ピクシーがスイクンに対する有効打を持たないことを利用し、いつガラガラを出されても良いように波乗りを連打する、
というような立ち回りでの攻略も可能である。


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