最終更新日:'17/8/9  最終チェック日:'17/8/9
我流・個別分析 〜エレブー〜

変態ポケモン図鑑はこちら


〜概論〜

主に手足を駆使した打撃技を中心に、幅広い攻撃を使いこなせる珍しい電気ポケモン。
特筆すべきはクロスチョップで、これによってバンギラスやハピナスを簡単に倒すことが出来る。
これは他の電気ポケモンには決して真似出来ない(爆裂パンチでは安定しない)、エレブーの特権である。
もちろんカビゴンに対しても、タイマンではやや厳しいものの眠らせたりすれば充分突破の望みがあるというのは非常に優秀。
更に冷凍パンチを覚える唯一の電気ポケモンでもあり、
サンダーやライコウ等で見られるように電気ポケモンは氷のサブ技を持つと相性が良く、
エレブーの場合それを目覚めるパワーの上位互換技である冷凍パンチとして打てるのも大きな魅力のひとつ。
ここまで攻撃範囲を広げるとまともに受けられるキャラがほとんど存在せず、実質的にほぼ全抜きキャラと見なせるだろう。
またこのような攻撃的な使い方が主であるため忘れがちだが、補助技も充分過ぎるほど充実しているため、
電気ポケモンの中では最も器用なポケモンと言ってしまって良いだろう。
能力値自体は全体的に中途半端で、特に耐久面に関しては非常に不安定であるため一線級での活躍はあまり見られないが、
「電気に弱いポケモン+カビゴン」という組み合わせは実戦でそれなりに多く見受けられ、
(例えばカビゴン+パルシェン+サンダーや、カビゴン+スターミー+エアームド等)
そこに対して強く刺すことが出来る尖ったポケモンとして活躍することが出来る。


〜実戦的ステータス〜

タイマン性能■■■■■■□□□□ 出番の多さ■■■■■■□□□□
複数対決性能■■■■■■■□□□ 使い方の多様性■■■■■□□□□□
対カビゴン性能■■■■■■■□□□ 不利な相手への対抗力■■■■■■■□□□
対その他の一線級■■■■■■■■□□ 個人的総合評価■■■■■■■■□□


〜優劣関係〜

格好の餌エアームド パルシェン ハピナス スイクン ゲンガー
割と有利サンダー スターミー バンギラス ブラッキー ファイヤー ムウマ
場合によるライコウ フシギバナ ミルタンク
割と不利カイリキー ヘラクロス ナッシー カビゴン ベトベトン
天敵ガラガラ ヌオー ハガネール ニドクイン フーディン ケンタロス


〜防御面〜

55食べ残し5550黄金の実50
55磁石サンダーの雷高確率4発確4超低確率3発確3
55ライコウの10万ボルト乱数6〜8発乱数5〜6発乱数5〜6発微高確率4発
50パルシェンの冷凍ビーム中乱数4発確4確4高確率3発
50スターミーの波乗り確4低確率3発微低確率3発確3
52ゲンガーの冷凍パンチ乱数6〜8発乱数5〜6発乱数5〜6発微高確率4発
50ナッシーのサイコキネシス超低確率3発超高確率3発確3確3
52カビゴンの恩返し確3低確率2発低確率2発確2
バンギラスの岩雪崩確3超低確率2発超低確率2発確2
50カイリキーのクロスチョップ低確率2発微高確率2発高確率2発確2


〜技候補〜

10万ボルト
属性一致メイン技。冷凍パンチを持っている場合は割とどちらでも良いが、
持たない場合はサンダーを倒しやすい雷が有力。
クロスチョップエレブーを使うからにはコレ。ほぼ必須技。
ハピナスやバンギラスを楽に倒せる電気ポケモンというのはとても貴重。
冷凍パンチ他の電気ポケモンのめざ氷と同様、草や地面への対抗手段。
電気技とクロスチョップだけだとこれらで止まってしまうので、出来れば欲しい
眠る奇跡の実で回復するのと、寝言で粘るのと2パターンがある。
寝言コレがあれば55サンダーへの受けも安定する。雷+クロスチョップだけで攻撃範囲はなかなか
ヨガのポーズコレを使うことで対カビゴンやバンギラスが大きく変わって来る。
嫌な音ヨガのポーズよりも物理決定力の伸びは速いが、命中率が低いのと、交代で対策されるデメリットを持つ。
捨て身タックルほぼ嫌な音とセット。幅広い相手にクロスチョップよりも大きいダメージ。
炎のパンチハガネールへのキラーだが、ナッシー等にも効くので冷凍パンチを抜く手もある。
因みにイノムーにはクロスチョップの方が僅かにダメージが大きい
サイコキネシス苦手な格闘への対策。ただしダメージは雷と同じという点に注意。
ベトベトンやフシギバナあたりには何よりのダメージ源。
爆裂パンチクロスチョップがあるのにわざわざコレを使うのはやはり混乱狙いか、
もしくはクロスチョップと両立出来ない初代マシン技を持たせたい場合か。
電磁波
リフレクター
光の壁
泥棒
低レベサポート用の便利な技たち。
このあたりのサポートは一般にデンリュウのイメージが強いが、
実はエレブーもほとんど同じだけの補助技を使いこなすことが出来る。
ただ、種族値的には攻撃型なので、あまり向いていないと言った所か。
威張る
身代わり
暴力的なキャラだし素早さもあるし能力的には悪くないと思うが、
クロスチョップが身代わりと両立出来ないのが最大の難点。
メロメロ電気ポケモンとしてはコレ+氷技を併用出来るのがとても貴重。詳しくは型サンプルにて
めざ地壁になりがちな純電気への役割破壊。ベトベトンあたりにも。
地獄車爆裂パンチ同様、クロスチョップが使えない時の代用?
めざ草完全なるヌオーキラー。炎のパンチと相性が良いかも。
カウンター物理技でイイ感じにダメージを受けるので一発で返せることが多そう。
バリアーあらかじめコレで耐久を上げてから攻めに転ずることで、
物理との交戦では意外な効果を発揮するかも。
雨乞いまあ、わざわざエレブーでやることではないかも知れない・・・


〜型サンプル〜

Lv.55 10万ボルト/冷凍パンチ/クロスチョップ/ヨガのポーズ@奇跡の実

エレブーと言えば電気ポケモンの中では最も暴力的なことで有名。
特にクロスチョップでハピナスやバンギラスに致命傷を与えたり、
他の電気ポケモンに人気のめざ氷の上位互換技である冷凍パンチを使える唯一の存在。
また素早さも絶妙で、Lv.54以上で55サンダーや50スターミー等に先制することが出来る。
その暴れ馬っぷりを遺憾なく発揮出来るのがこの型。
電気技に関しては好みが分かれる所で、不安定でもより一層火力に磨きをかけたい場合は雷でも良いだろう。
因みに55食べ残しサンダーは冷凍パンチでも4発かかる。
ヨガのポーズは、1回使うことでクロスチョップでバンギラスを中乱数一撃、55カビゴンを超高確率2発になるのがかなり大きく、
素早さも高いので1回積めば全抜き出来る可能性が大幅に上がる。
この枠は他にも、一度回復したい場合は眠るを持たせたり、
ヨガのポーズよりも火力が出てライコウ等をクロスチョップで突破しやすくなる嫌な音や、
同族対決意識のめざ地、格闘・ゲンガーキラーのサイコキネシス(雷とほぼ同威力となるが)、
ハガネールに致命傷を与えられる炎のパンチ、等でフルアタにしても良い。


Lv.55 雷/クロスチョップ/眠る/寝言@ピントレンズ

冷凍パンチを削って寝言を持たせることによって55サンダーに比較的安心して何度も出せるようにしたバージョン。
この場合電気技はサンダーを3発で倒せる雷の方が良いだろう。
ただしニドクイン、ニドキング、グライガー、ナッシー、フシギバナ等ほぼ完全に止まってしまう相手が増えるので、
あくまで「一部の組み合わせに対する強いキラー」というポジション。
なお、クロスチョップを持たせなくても、電気技+冷凍パンチだけでも存在意義を発揮出来るポケモンなので、
カビゴン等よりも地面や草を意識したい場合は、サブ技を冷凍パンチにするのもナシではない。


Lv.55 雷/捨て身タックル/嫌な音/眠る@奇跡の実

昔たまに使われた、同じ純電気であるライコウ等を倒せるようにした型。
嫌な音+捨て身タックルで55ライコウを超高確率2発。クロスチョップだと少し火力が落ちる。
相手のライコウは、眠るによって永久的に受け続け、起点にまですることが出来るというのがポイント。
やはりこれも地面や草への有効打に欠けるので注意。
最初に紹介した型のように、眠るを抜いてセミフルにしても良いかも知れない。
なお捨て身タックルはクロスチョップと両立不可。


Lv.55 雷/爆裂パンチ/威張る/身代わり@食べ残し

耐久が元々無いので思い切っていばみがするのも手かも知れない。
特にサンダーに対して先制身代わりで起点にすることが出来るのは美味しい。
サブ技は冷凍パンチや捨て身タックルなどにするのもアリだが、肝心のクロスチョップは身代わりと両立不可なのが残念。


Lv.55 10万ボルト/冷凍パンチ/メロメロ/身代わり@食べ残し

実は電気ポケモンでメロみがが出来るというのは極めて貴重。
というのは、電気ポケモンはサンダー、ライコウ、マルマイン、レアコイルと性別不明が非常に多く、
デンリュウやランターンは身代わりを覚えない。
つまり「メロみがが出来る」という時点でエレブーとサンダースとライチュウのみに絞られるのだが、
サンダースは♀にしてしまうと、性別の仕様上、特殊タイプの目覚めるパワーを持つことが出来ないため、
♀でメロみが+めざ氷というような型を使うことが仕様上出来ない。
一方でエレブーは冷凍パンチを覚えるため、個体値が全く関係無いため心置きなく♀でメロメロを使えるのである。
(ライチュウの場合、冷凍パンチの代わりに波乗りで同じことが出来る。)
カビゴン等を倒すのは時間がかかるが、10万ボルト+メロメロで倒すほか、
メロメロで動けない間に冷凍パンチを連打して凍結を狙うということも出来る。
この型のエレブーを使ったパーティ&ログはこちら


Lv.50 雷/冷凍パンチ/爆裂パンチ/電磁波@黄金の実

電磁波を覚えるので低レベルでサポートが出来なくもない。
ただしクロスチョップが両立不可なので、格闘技を持たせたい場合は爆裂パンチや地獄車で妥協することになる。
他にもリフレクターや光の壁などが使える。


Lv.50 雷/クロスチョップ/泥棒/光の壁@黄金の実

もうひとつ、低レベルサポート型。光の壁や泥棒あたりなら、クロスチョップと両立が可能。
炎のパンチなんかを持たせても、面白い攻撃範囲になるかも知れない。
優秀な攻撃範囲に目を取られがちだが、補助技もデンリュウ並に充実しているため要チェックだ


〜活躍したログ〜

ログ1 … エレブーの全抜き性能1
ログ2 … エレブーの全抜き性能2
ログ3 … エレブーの全抜き性能3
ログ4 … 対55サンダー性能
ログ5 … ムウマを起点にする
ログ6 … フルアタサイキネエレブー
ログ7 … フルアタサイキネエレブー2
ログ8 … 寝言エレブー
ログ9 … メロみがエレブー
ログ10 … メロみがエレブー2
ログ11 … メロみがエレブー3


〜大体どれにでも通用する対策〜

冷凍パンチを持っているかどうかは判別しづらいが、エレブーを使うからには少なくともクロスチョップは持っていると思って良い。
ハガネールはクロスチョップでもなかなかへこたれないので、炎のパンチでも無い限りは何度かは出すことが出来る。
クロスチョップが抜群とならないヌオーも同じぐらい出せる。
この2匹は地震でエレブーを撃退することも出来るのでかなり優秀なエレブー対策となるだろう。
ヘラクロスやカイリキーはLv.50でも雷を高確率で2回耐え、自慢の物理技で2発で倒せるので、
何度も出すことは出来ないにせよなかなか優秀なエレブーキラーとなる。
仮にサイコキネシスを持っていても、雷とほとんど同じダメージなので必要以上に恐れることは無い。
また、クロスチョップを、急所が無ければ少なくとも3回は耐えられるライコウも防御面に関してはそこそこ優秀。
寝言ピントレンズ型だとこれだけでは厳しいが、PPの低さゆえにエレブー側も安易にクロスチョップを連打するわけには行かない。
ただし当然、めざ地でも無い限りはこちらとてエレブーへの有効打は無いので、急所事故死や嫌な音に怯えることとなる。
エレブーのメイン技が雷でなく10万ボルトの場合、Lv.51以上のフーディンが先制で自己再生で回復が追い付くので、
状態異常にさえ気を付ければ比較的しっかり受かる。Lv.50だと55エレブーと同速になってしまうので安定しない。

また、寝言型だと分かれば型サンプルに書いた通り多くの地面や草ポケモンで止めることが出来る。
もし型を読み違えて冷凍パンチを持っていても、
地面ポケモンはグライガー以外はほとんど2発は耐えられるので、地震で最低限の対策は出来る。
草は致命傷は与えられないが、何らかの粉で状態異常をかけたり宿木のタネを植えて数ターン粘るだけでも充分。
カビゴンに関しては、クロスチョップ(低レベで受ける場合は雷も)が痛いが、
こちらもノーマル技や地震で大ダメージを与えられるので威圧することは出来る。
以上のように、きっちり受けることは難しいが物理耐久の低さを突いて全体的に圧力をかけることが重要となるだろう。


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