†煉獄†

55リザードン大文字地震腹太鼓破壊光線先制のツメFFFF
55ヘルガー大文字ソーラービーム日本晴れ眠る薄荷の実1FFF
55キュウコン火炎放射メロメロ怪しい光身代わり食べ残し1FFF
55ブーバー大文字雷パンチクロスチョップ怪しい光奇跡の実FFFF
50ナッシー目覚めるパワー
眠り粉日本晴れ大爆発黄金の実EEFF
50カビゴンのしかかり地震鈍い自爆毒消しの実FFFF

'16/9/12構築開始、'20/7/11完成
速さ★★★★★
硬さ
コンビネーション★★★★★
変態度★★★
煮詰め度★★★★★
総合的満足度★★★

属性統一カルテットエースシリーズ第1弾 〜炎編〜
(※ 作ったのが1番目なので「第1弾」と称していますが、パーティ公開順序は前後しています。)

●リザードン
岩や水、55カビゴンをも腹太鼓から強行突破出来る唯一無二の存在。
55シャワーズや55カイリュー等も倒せてしまう破壊光線は抜くわけには行かない。
サイクルでも強いのでこのパーティにおいて最もお世話になった枠。
途中、他との兼ね合いで道具は色々変更があったが、最終的に城杯ファントムでも使っていた先制のツメに。
これによって、55フーディンの突破も現実的になるのがこのパーティにおいては大きい。
地味に、ドククラゲに対抗出来る唯一の枠でもある。地震で高確率2発で倒せるため、同速を制せばタイマンで勝てる。

●ヘルガー
初めは「フーディンに強い唯一無二の枠」として、大文字+噛み砕く+ねむねご型で使っていたが、
フーディン自体そこまで多いわけでもなく、また先制のツメリザードン等でも対応出来るため、
それよりも日本晴れ+ソーラービームで多くの水ポケモンに勝てるという点を重視して型変更した。
特に、レベルや型にもよるがスイクンやシャワーズにまでも完全タイマンで勝ててしまうのは他の何物にも代えられなかった。
それと同時に、電気ポケモンに対して日本晴れ+眠る+大文字でしっかりと勝てる枠を1つは用意しておきたかったのだが、
この型ならばちょうど眠る+薄荷の実も、水ポケモンに勝つために自然採用が出来るため、そこも任せることにした。
ヘルガーに対して決定打を持たないフーディンとのタイマンでは、
初めに日本晴れを使い、それをアンコールされたら日本晴れのPPを8回使い切るまで待って、
PPが切れたらアンコールを無効化出来るため、そこから自己再生でも回復が追い付かない超火力の大文字で逆転が狙える。
また、低レベルのスターミーとのタイマンでも、日本晴れ→眠る→ソーラービーム連打という手順で勝ち目がある。

●キュウコン
リザードンとヘルガーは初期からずっと変わらないメンバーだが、ここからの2枠はかなり長い間かけて紆余曲折あった。
基本的に残りのメンバーに求められることは、格闘技を持ってバンギラスに対面から勝てることと、
フーディンと水に極力強いことと、対カビゴンもある程度抵抗出来る(少なくともサイクルで負荷をかけられる)こと、等であり、
このあたりを考えて、バンギラスとフーディンの両方にタイマンで勝つことができ、カビゴンにもある程度抵抗出来るウインディや、
シャドーボール+目覚めるパワー格闘のブースターなど転々としていたのだが、
結局その肝心なバンギラスやフーディンがそこまで頻繁に見るわけでもなくなり、この枠がどうしても腐りがちだった。
そんな中、苛惨で使っていたキュウコンが調子が良く、
このようにクソゲーでワンチャン押し付けるタイプのポケモンが、そういえばこのパーティには居なかったなと思い、採用してみた。
他の枠と違って、これと言って明確な担当エリアを持つポケモンではないのだが、
逆にこういう枠がひとつあることによって、全体的に引き締まった感があり、これをもってようやくこのパーティは完成することが出来た。

●ブーバー
4枠目に居るが実は一番最初に決まっていた枠。まず炎ポケモンとして満足な火力の大文字を打つことができ、
水・岩に対してもそれぞれ役割破壊を持っていて、カビゴンにも対抗出来て全破壊が期待出来るという、
「炎ポケモンとしてのスタンタードな枠」ということで、初めはバクフーンを使っていた。
そこから、不足なところをリザードンやヘルガーで補って行ったという順序なのだが、
逆にスタンダードな動きは他のポケモンでも出来ることが多いため、より細かく条件を満たせるポケモンを色々試していた。
結局、バクフーンと攻撃範囲が同じでありながら、対バンギラスでより安定した勝率を確保出来るブーバーが採用となった。
怪しい光+雷パンチによって、水ポケモンとの打ち合いでもワンチャン残せるのも大きい。
対バンギラス、対水などはここまでの枠でも既に対策しているが、
それぞれに対して1枚でしか対策出来ていないようでは、結局選出の時点で相当な不利を強いられてしまう。
なので、出来る限りこれらの弱点に対しては、複数のポケモンで対策出来るようにしておいた。
フーディンにはリザードンの先制のツメとヘルガーの眠る、
スイクンやシャワーズ等にはリザードンの腹太鼓+破壊光線とヘルガーの日本晴れ+ソーラービームとブーバーの怪しい光+雷パンチ、
カビゴンにはリザードンの腹太鼓+破壊光線とキュウコンのメロメロ+怪しい光とブーバーの怪しい光+クロスチョップ、
ライコウやサンダーにはサイクルでの大文字火力押し付けの他、ヘルガーの日本晴れ+眠る+大文字とキュウコンの怪しい光、
バンギラスにはリザードンの腹太鼓+地震とキュウコンのメロメロ+怪しい光とブーバーのクロスチョップ、等。

●サポメン
初期からずっと変わっていないのは、カビゴン+ナッシーというメンバーと、日本晴れを持たせること。
炎ポケモンは総じて、日本晴れ状態にするだけで、サンダーにあっさりタイマンで勝てたり、
カビゴンの突破が現実的になったり、水ポケモンにすら勝てるようになったりと、段違いに強くなる。
炎ポケモン自身に日本晴れを持たせても良いが、せっかく爆破からエースに繋ぐため、サポメンが日本晴れを使うことで手間が省ける。
初めはナッシーで、裏決定力を期待して日本晴れ+ソーラービームを使っていたのだが、
攻撃技がこれと大爆発しか無いため、普通に殴れる技が無くとても困ることがあったため、大人しく目覚めるパワー草に変更。
ナッシーでなくカビゴンに日本晴れを持たせていた時期もあったが、場にそういうものを残すのはナッシーに任せれば良く、
カビゴンはそれよりも鈍い+地震で確実に1-1交換を狙うことに特化した方が良いと判断。
実際にナッシーの日本晴れに関しては、このパーティの半分ぐらいはこれで成り立っていると言っても過言ではないほどで、
日本晴れ+大爆発に救われた試合の多さは計り知れない。
エースは極力幅広い相手に対して、いずれかのポケモンでタイマン出来るようにはしてあるが、
ガラガラ等どのエースでもタイマンでは勝てない場合、相手のエースが全く読めない場合、
カビゴンとナッシーの爆破が止められてしまう場合など、爆破速攻戦術を使わない方が良さそうな場合はサイクル戦に切り替える。
特に炎エースというのは、対面性能が極めて高いポケモンが多いため、
初手からいきなりエースを出して、後ろに負荷をかけて行くという対面構築的な使い方をする場合もある。
因みにカビゴンの持ち物は毒消しの実となっているが、これは本当に持たせる物が無かったための苦渋の決断で、
後々考えたらこれよりも、光の粉や気合のハチマキあたりにした方が良いと思う。
まさか、先制のツメが足りなくなるとは思わなかった。
食べ残しを持てていた時期もあったのだが、キュウコン採用によってそれも使えなくなってしまった。

2016年と、属性統一カルテットエースシリーズとしては最も初めに組んだパーティで、
当時はまだ炎エースに対する対策が薄いパーティが多く、ゴリ押しで勝てる試合が少なくなかった。
(というかそもそも、炎エースはどれも似た性能を持ちながらも、微妙に得意範囲をズラすことが出来るため、
思い切ってQA編成を組んでしまうと面白いのではないか!?と初めに思い立ったのが事の発端で、
これが他の属性でもQAシリーズを組んで行くことのきっかけとなったというお話。)
しかし、エースの組み合わせが定まらず転々としているうちに、だんだんと炎エースで簡単に勝つのは環境的に難しくなって行った。
それゆえ、一時期完全にお休みさせていた時期もあったが、2020年に再結成して調整していったところ、何とか完成に漕ぎ着けることが出来た。
パーティ固定大会のプチドラサマ杯7/11にはこのパーティで出場し、
55カビゴンや55ライコウ、バンギラス、スイクン等がひしめく中、何とか3勝2敗と勝ち越すことが出来た。


ログ壱 …対55カビゴン、バクフーン選出、日本晴れ+大文字の火力
ログ弐 …対55スターミー、ヘルガー選出、ナッシーの粘り
ログ参 …対55ピクシー、リザードン選出、腹太鼓の起点に
ログ肆 …対55カイリキー、リザードン選出、腹太鼓使わずゴリ押し
ログ伍 …対50エアームド、リザードン選出、日本晴れ+腹太鼓コンボ
ログ陸 …対55カイリュー、リザードン選出、とんだ伏兵
ログ漆 …対55ミルタンク、リザードン選出、相手に受けが居ないので初手からぶっぱ
ログ捌 …対55スターミー、エンテイ選出、ファイヤーを受けながら起点に
ログ玖 …対バランス、ブーバー選出、日本晴れ+怪しい光でスイクンを攻略
ログ拾 …対55フーディン、ブーバー選出、サポメンでかき回す
ログ拾壱 …対55カイリュー、リザードン選出、圧力で誘爆させる
ログ拾弐 …対55ガラガラ、ヘルガー選出、日本晴れの二段構え
ログ拾参 …対バランス、ブーバー選出、雷パンチの強さ
ログ拾肆 …対55カビゴン、キュウコン選出、キュウコンボ炸裂
ログ拾伍 …対55ライコウ、ヘルガー選出、やっぱり日本晴れの強さ


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