最終更新日:'20/7/31  最終チェック日:'20/7/31
我流・個別分析 〜ウツボット〜

変態ポケモン図鑑はこちら


〜概論〜

草ポケモン・毒ポケモン双方から見て、物理攻撃力No.1(種族値105)のポケモン。
草技にはまともな威力の攻撃技が無いのであまり目立たないが、特攻種族値もしっかり100持っており、
物理・特殊の攻撃力を両立したかなり攻撃的なステータスの持ち主と言える。
その上物理攻撃では剣の舞、特殊攻撃では成長という積み技も両方備えているため、
エースで決定力を出すには何の不自由もしないポケモンだ。
しかし、それだけではない。補助技もかなり優秀であり、何と言っても最大の武器はアンコール。
これを、草ポケモンとしてお馴染みの眠り粉や痺れ粉と併用することで、サポート性能も一流である。
特に、ブラッキーに先制してアンコールが出来るため、吠えるを持たずしてロックバトン対策が出来たり、
どくどくが無効なのでその他のブラッキーも軒並み起点にし放題だったり、
草・毒という属性によって、大文字やめざ飛を持たないカイリキーをことごとく止められたりと、
カビゴンにとって嫌なポケモンを起点にしやすいということで、カビゴンの隣のサポートとして大きく注目されたこともある。
より種族値が安定しており、宿木のタネも持つナッシーやフシギバナほどの活躍とは行かないが、
アンコールを中心としたサポートや、剣の舞+ヘドロ爆弾の火力を売りにしてB級的な活躍を見せてくれる、いぶし銀なポケモンだ。


〜実戦的ステータス〜

タイマン性能■■■■■■■■□□ 出番の多さ■■■■■■■■□□
複数対決性能■■■■■■■■□□ 使い方の多様性■■■■■■□□□□
対カビゴン性能■■■■■■■■□□ 不利な相手への対抗力■■■■■■■■■□
対その他の一線級■■■■■■■□□□ 個人的総合評価■■■■■■■□□□


〜優劣関係〜

格好の餌フシギバナ カイリキー ブラッキー ガラガラ ハガネール
割と有利スイクン ハピナス バンギラス パルシェン スターミー
場合によるカビゴン ナッシー ミルタンク
割と不利サンダー ライコウ ヘラクロス ベトベトン エアームド フォレトス ムウマ
天敵フーディン ゲンガー ファイヤー エンテイ


〜防御面〜

55食べ残し5550黄金の実50
55サンダーのめざ氷超低確率2発中乱数2発高確率2発確2
55ライコウのめざ氷確3超低確率2発低確率2発確2
55ライコウの雷中乱数4発確4超低確率3発超高確率3発
50ゲンガーの冷凍パンチ確3確3超低確率2発確2
55スターミーのハイドロポンプ超低確率4発確4確4低確率3発
50ハピナスの大文字低確率2発微高確率2発高確率2発確2
50エアームドのドリル嘴低確率2発高確率2発高確率2発確2
50カビゴンののしかかり確4微低確率3発微高確率3発確3
55カイリキーの地震超低確率3発高確率3発超高確率3発確3
50ヘラクロスのメガホーン低確率2発微高確率2発高確率2発確2
バンギラスの岩雪崩超高確率3発確3超低確率2発低確率2発
バンギラスの噛み砕く超低確率3発超高確率3発確3確3


〜技候補〜

ヘドロ爆弾属性一致メイン技。草技は威力の高い技が無い。特攻より物理攻撃力の方が高い。
そして剣の舞がある。と言った点から、草技よりこちらの方がメインとなることが多い。
ベトベトンと並んで、この技で最も大きなダメージを出せるポケモンでもある。
葉っぱカッター
ギガドレイン
めざ草
属性一致技2。ヘドロ爆弾抜きでメイン技になることもあるが、ヘドロ爆弾のサブで使うことも。
使い勝手が一番良いのは葉っぱカッターだが、めざ草ならLv.50で55ガラガラを高確率2発。
またギガドレインの回復も捨てがたく、どれも採用の余地がある。
アンコール超重要補助技。これによってカビゴンの鈍いを封じたり、毒無効を利用してブラッキーを完封したり。
剣の舞決定力として機能させる際に最重要な積み技。ヘドロ爆弾が一流の火力になる。
アンコールと両立出来ない点に注意。
眠り粉サポートにもなるし、自身の積みの起点にもなる非常に便利な技。
痺れ粉こちらはサポート専用か。素早さ逆転からのアンコールも狙える。
光合成回復技を持たせるならコレ。カイリキー等をキッチリ受けたり出来る。
めざ水エースのサブ技候補。ヘドロ爆弾との相性抜群。詳しくは型サンプルにて。
めざ炎エースのサブ技候補。鋼をより重視したい場合に。
リフレクター便利な補助技だが他に優秀な技が多く、枠から漏れがち。
成長特殊で決定力を伸ばす場合に。速度が遅いしせっかく物理火力があるウツボットでやる必要性は薄い
日本晴れ
ソーラービーム
一応特攻種族値も100はあるので、ソーラービームまですればそれなりの火力が出る。
しかしやはりわざわざウツボットで(略)感がある。
めざ地捻くれたサブ技。対エアームドに目を瞑れば、ヘドロ爆弾との相性はなかなかに良い。
捨て身タックルヘドロ爆弾と相性は悪いので、使うとしたら思い切ってヘドロ爆弾の代わりにメイン技で。
ヘドロ爆弾に比べて属性相性の影響が少ないという利点がある。アンコールとも光合成とも両立不可
巻き付く相手をロックしてアンコールでハメたり、剣の舞の起点にするという策が一応ある。


〜型サンプル〜

Lv.50 ヘドロ爆弾/ギガドレイン/眠り粉/アンコール@麻痺治しの実

物理・特殊2種の属性一致技を活かしつつ、得意なサポート技も絡めた便利な型。
攻撃種族値105、特攻種族値100と攻撃的な数値を持っているので、低レベルで積み技無しの素の状態でもそれなりの火力がある。
ギガドレインで低レベルのゴローニャ・サイドン・オムスターは確定〜高確率一撃、ガラガラもほぼ2発で倒せる。
回復技を持っていないが、ギガドレインの回復が思わぬ役に立つことも多い。
ヘドロ爆弾では多くのポケモンを3発、50カビゴンも4発で倒せるため、上から眠り粉で抑え込めば十分に突破が狙える。
鈍いに対してはアンコールで詰ませることが出来る。
パーティに応じて眠り粉は痺れ粉に変更したり、光合成を持たせたり、ギガドレインを葉っぱカッターや目覚めるパワー草に変更するのもアリ。
また、レベルは51に上げるとバンギラスと同速になる他、パルシェンに先制出来るため対面から確実に勝てるようになる。
更にLv.52まで上げれば、バンギラスに確実に先制出来るようになり、
眠り粉とギガドレインの回復を利用すれば、バンギラスが大文字を持っていても勝てる見込みが出て来る。
ログ … 低レベルでも大活躍
ログ … 低レベルでも大活躍2
ログ … 低レベルでも大活躍3
ログ … ギガドレインの回復を活かす


Lv.51 ヘドロ爆弾/目覚めるパワー草/アンコール/光合成@麻痺治しの実

ウツボットは草+毒という属性の組み合わせにより、大文字やめざ飛を持たないあらゆる型のカイリキーに強い。
そのため、光合成を持たせることで1枚でほぼガン受けが成立出来るようになる。
他にはブラッキーに対しても、先制のアンコールやどくどく無効によりほとんど封じることが出来る。
ロックバトン型のブラッキーと組ませることによって、補助技を使って来るポケモンをアンコールで完封するコンボも可能。
特にブラッキーとの組み合わせに関しては、2006年頃に使われた「カビブラウツボ」が有名。
目覚めるパワー草を持つことで、Lv.50でも55ガラガラを高確率2発で倒せるようになる。
どれかの技を抜いて、痺れ粉などを持たせて状態異常サポートが出来るようにした型もある。


Lv.55 ヘドロ爆弾/ギガドレイン/剣の舞/眠り粉@食べ残し

ベトベトンと並んで最強のヘドロ爆弾使いである上に、剣の舞で火力を伸ばせるため、エースにも向いている。
剣の舞+ヘドロ爆弾で55カビゴン・54ブラッキー・52スイクン・51パルシェン確2。
サブ技のギガドレインは、ヘドロ爆弾の効かない地面・岩ポケモンに通る上に、HPを回復出来るのがかなり便利。
Lv.50と違って55なら、ギガドレインでも55ガラガラを高確率2発、バンギラスを確定3発で倒すことができ、
特にバンギラスには先制も出来るため、対面から起点にしやすくなる。
ただし、この攻撃範囲は広くはあるが、鋼や毒など止まってしまうところもある。
そこで、サブ技を変更して攻撃範囲を変える選択肢がある。
代表的なのは目覚めるパワー水・炎の2つ。次いで、一応目覚めるパワー地面も紹介しておく。
めざ水ならばドククラゲと同じ攻撃範囲になり、最も攻撃範囲が広がる。地面・岩に有効なのはギガドレインと同じだが、
この他に特殊耐久の低い鋼ポケモンにも等倍ダメージが入り、眠り粉を絡めることで突破が狙えるようになる。
めざ水で50サイドン高確率一撃、50ハガネール高確率2発、50ガラガラ低確率2発、バンギラス確4、50ゲンガー高確率4発。
等倍となる50エアームドも高確率4発で倒せるので急所待ちに追い込むことが出来る。
かつては、55ウツボットのサブ技と言えばこの目覚めるパワー水が最もメジャーだった時代もあった。
めざ炎は地面や岩には弱くなってしまうが、代わりに鋼に対する強力な役割破壊となり、
低レベルのエアームドには対面からの殴り合いですら勝てるようになる。
めざ炎で50フォレトス高確率一撃、50エアームド高確率2発、ハガネールはめざ水と同じ。
めざ地はこれらと異なり物理技なので、剣の舞の恩恵を受けるのが強み。
剣の舞+めざ地で52ゲンガー・51ヘルガー・50サンダース確1、50マルマイン高確率一撃、
52ムウマ・52サイドン・54ゴローニャ・55エンテイ確2、バンギラス超高確率2発、50ハガネール低確率2発。
因みに耐久面は、Lv.55で食べ残しを持つことで、55サンダーの目覚めるパワー氷を高確率で2耐え出来るようになるのだが、
これはウツボットが目覚めるパワーでHPが下がっていなければの話で、
今挙げた目覚めるパワー水・炎・地面はどれもHPが下がってしまい、これを耐える確率が下がってしまう点に注意。
また、素早さはLv.55によって、Lv.50のフシギバナやメガニウムに先制出来るのがかなり美味しい。
スイクン・ヘラクロス・ムウマ等の85族を抜くことは残念ながら出来ない。
ログ … 55眠り粉+剣の舞で全抜き
ログ … 55眠り粉+剣の舞で全抜き2
ログ … 55眠り粉+剣の舞で全抜き3
ログ … サブ技の目覚めるパワーの強さ


Lv.55 ヘドロ爆弾/目覚めるパワー水/剣の舞/光合成@奇跡の実

眠り粉を抜いた代わりに、光合成で回復出来るようにした型。
ギガドレインだとせっかく回復出来るので、光合成を持たせるのは他のサブ技にした時だろうか。
逆にサブ技を持たせずヘドロ爆弾1本にして、眠り粉を据え置くのも良いかも知れない。
剣の舞+アンコールが併用出来れば、起点を作りやすくなって面白そうなのだが、残念ながらこれらは両立不可。


Lv.55 ヘドロ爆弾/ギガドレイン/痺れ粉/アンコール@食べ残し

エースだからと言って剣の舞で決定力を出すことに固執せず、サポートのようにアンコールで掻き回す型。
更に眠り粉や痺れ粉で状態異常を撒けるようにすれば、司令塔エースのような動きが出来るかも知れない。
これもサブ技の枠は上記の目覚めるパワーに変更しても良いだろう。
ログ … 55痺れ粉アンコール型エース


Lv.55 ヘドロ爆弾/ギガドレイン/剣の舞/成長@食べ残し

火力を伸ばせるのは物理技だけではない!ウツボットは成長を覚えるため特殊技の火力も伸ばすことが出来る。
成長+ギガドレインでバンギラス・52スイクン・52シャワーズを確2、
成長2回+ギガドレインで53ガラガラ・52スターミーを確1、
55ハガネール・53ケンタロス・53マルマイン・52ムウマ・50ミルタンクを確2、50カイリキー高確率2発!
特殊技は葉っぱカッターや他の目覚めるパワーでも良いのだが、
ギガドレインの場合、成長で火力を上げると、その分回復量も増えるというメリットがある。


Lv.50 ヘドロ爆弾/痺れ粉/眠り粉/アンコール@黄金の実

2種類の粉を使い分け、更にアンコールも絡めることで場を荒らす型。
アンコールで交代を促進して粉を撒き散らすということも狙える。
似たようなことをウツボットよりもずっと速いワタッコでも出来るが、ヘドロ爆弾の火力はウツボットならでは。
他にサポート用の技としてはリフレクターもある。これは遺伝技なのでアンコールとも両立可能。


〜大体どれにでも通用する対策〜

粉やアンコールと言った補助技に気を取られていると、ヘドロ爆弾の意外な火力の高さに足元を掬われることがある。
普通のヘドロ爆弾と草技を考えると、ストッパーとして優秀なのは、まず鋼ポケモンだろう。
特にエアームドならドリル嘴で大きく圧力をかけることが出来る。
ハッサムも平気でウツボットを止めることができ、攻めに転ずることが出来る。
ただし先制でアンコールをされるので、不用意に剣の舞を積んだりは出来ない。
高速移動なら、素早さ逆転によりアンコールを回避出来るので、ドンドン積みの起点にしよう。
鋼以外ではゲンガーが非常に優秀なキラー。ヘドロ爆弾も草技も余裕で受かり、先制ができ、
大抵の場合はウツボットを意識せずとも冷凍パンチか炎のパンチのどちらかは持っているだろう。
他にはベトベトンやマタドガス等の毒ポケモンもストッパーになれる。大文字を持っていれば尚良い。
アンコール持ちが判明したら、剣の舞を持っていないということなので、
寝言カビゴンで誤魔化し続けるという手もある。麻痺を狙えるのしかかりがあると特に有効。
低レベルウツボットの場合、攻撃技はヘドロ爆弾1本という場合もあるので、
それが判明した時には遠慮なく地面や岩ポケモンの起点にして行こう。ただし追加効果の毒には要注意。

エースではサブ技として何らかの目覚めるパワーを持っていることが多いので、HPを必ずチェックしたい。
しかし、めざ草とめざ炎はHPで判別出来ないという点には注意。
↑とは逆に、剣の舞の所持が判明したらアンコールが無いということなので、鈍いや補助技で対抗することが出来る。
エースの場合でも信頼出来る壁となるのが、ゲンガー。めざ地でも使われない限りは、かなりの回数流すことが出来る。
エースでもサポートでも、眠ることはまず無いので、麻痺を狙ったり、
攻撃技を撃ち続けて光合成のPPを切らすという攻略法もある。
ただし、ギガドレインで回復されてしまい、計算を狂わされることがある点に注意だ。
特殊耐久は低いので、強力な炎・氷・エスパー技を打てるポケモンでも対策が可能。
炎ポケモンやフリーザー、ルージュラ、フーディンあたりならば対面から起点にすることが出来る。


戻る