最終更新日:'16/12/19  最終チェック日:'16/12/19
我流・個別分析 〜レアコイル〜

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〜概論〜

初代から金銀で唯一タイプが変更され、電気タイプに加え鋼タイプが付属したポケモン。
その影響は尋常でなく大きく、全17属性中、実に13種類もの属性の攻撃に耐性を持つ孤高の存在となった。
この耐性の多さは金銀では全ポケモン中単独トップであり、
また電気技+氷技というメジャーな組み合わせの双方に耐性を持つ唯一の種族でもある。
これによって寝言カビゴン、電磁砲カビゴン、ポリゴン2、ルージュラ、ナッシー、ウツボット、
炎のパンチの無いフーディンやゲンガー、地震や大文字の無いバンギラス等々、
様々なポケモンの技を受け止めることが出来る。
鋼タイプによって砂嵐やどくどくを無効化出来る点も見逃せない。
更には大爆発耐性もあるため、ナッシーやパルシェンに道連れされにくいというのも非常に大きい。
一方で地面技という4倍弱点も持っており、良くも悪くもその独特な属性が試合でダイレクトに活きることが多い。
他の電気ポケモンと違って炎や格闘に弱いという点にも注意が必要だ。
種族値も極端であり、電気ポケモンとしてはライコウを上回り、サンダーに次いで2番目に高い自慢の特攻を誇る。
鋼ポケモンとして見ると高火力の特殊技を打てる唯一の存在とも言える。
その代わり特殊耐久は極端に低く、電気ポケモンとして見ても鋼ポケモンとして見ても単独最下位。
弱点となる炎技はもちろん、等倍の水技ですら一発が重いため、得意であるはずの水ポケモンと戦う際にも注意が必要。
また電気ポケモンにしては素早さも遅いため、上から弱点を突かれるのを気を付ける必要がある。
電気ポケモンとして見ると防御力は高めだが、HPが低いので物理耐久はさほど高くないのが残念。
技に関しては、サンダーやライコウと同じく不器用な方なので特別触れるところは無い。
良くも悪くも、その極端な属性と種族値を活かして戦うポケモンとなるだろう。

〜実戦的ステータス〜

タイマン性能■■■■■■□□□□ 出番の多さ■■■■■■■□□□
複数対決性能■■■■■■■□□□ 使い方の多様性■■□□□□□□□□
対カビゴン性能■■■■■■□□□□ 不利な相手への対抗力■■■■■□□□□□
対その他の一線級■■■■■■■■□□ 個人的総合評価■■■■■■□□□□


〜優劣関係〜

格好の餌パルシェン エアームド ポリゴン2 フリーザー マルマイン
割と有利バンギラス フーディン フシギバナ ナッシー スターミー スイクン サンダー
場合によるカビゴン ライコウ ヘラクロス ゲンガー ムウマ ブラッキー
割と不利ケンタロス ファイヤー カイリキー
天敵ガラガラ ハガネール バクフーン エンテイ


〜防御面〜

55食べ残し5550黄金の実50
55サンダーの雷確4微高確率3発高確率3発確3
55ライコウの10万ボルト乱数5〜6発高確率4発高確率4発超低確率3発
55フーディンのサイコキネシス超低確率4発確4超高確率4発低確率3発
55ルージュラの冷凍ビーム乱数5〜6発高確率4発高確率4発超低確率3発
50スターミーのハイドロポンプ超低確率2発微低確率2発中乱数2発確2
50カビゴンの大文字微低確率2発高確率2発高確率2発確2
55カビゴンの捨て身タックル乱数5〜6発高確率4発超高確率4発超低確率3発
50カビゴンの爆裂パンチ超低確率2発中乱数2発中乱数2発確2
50ヘラクロスのメガホーン乱数5〜6発低確率4発超低確率4発確4
55ポリゴン2の鈍い+捨て身タックル超高確率4発超低確率3発低確率3発確3


〜技候補〜


10万ボルト
属性一致メイン技。ライコウより高い優秀な火力の持ち主。
他の電気ポケモン同様、どちらの採用もあり得る。
めざ氷サブ技筆頭候補。多くの草・地面の他、カイリューにも効果抜群。
身代わり優秀な耐性により、かなり色々な技をシャットアウトすることが出来る。
威張る等と組み合わせても良いが、コレ1本あるだけでも防げるものは多い。
威張る身代わりと組み合わせて、攻撃技だけでは倒せないカビゴン等の突破を狙う。
眠る耐性を活かして色々な技を受けながら戦う場合はコレ。
寝言サンダーやライコウと同じく、狭い攻撃範囲ながら火力を活かして戦える。
電磁波優秀なサポート技1。自身も遅いため自らのサポートにもなる。
リフレクター優秀なサポート技2。黄金の実との相性がとても良い。
めざ水サブ技候補。草に弱い代わりにハガネールやサイドン、イノムー等に強くなる。
雨乞いめざ水の火力と雷の命中率を同時にアップ。電気ポケモンの常套手段。砂嵐を覚えないのが非常に残念
めざ草サブ技候補。サイドンやイノムー、ヌオーの他、水ポケモンに確実なダメージが入るため雷との相性が良い。
めざ炎サブ技候補。地面の弱点は突けないが、草とハガネール、イノムーの弱点を同時に突ける。
嫌な音物理技との二刀流で殴る場合や、味方の物理ポケモンのサポート、
威張ると組み合わせて混乱ダメージの増強などの使い方が出来る。
同じ不器用組(?)のサンダーとライコウに技で差別化する方法のひとつ。
めざ鋼属性一致だが攻撃力は低く有効範囲も狭いためかなりニッチな技。
一応、電気ポケモンとしてはバンギラスやサイドン、イノムーと言った面白いところに
有効打を入れることは出来る。このメンツを見ると、めざ水で良いのではないかと思えなくもない。
めざ格サブ技候補。これは攻撃範囲としてはめざ鋼よりはマシだが、やはり火力不足なので嫌な音と併用したい。
電磁砲電気技と電磁波の技枠を圧縮したい時に。ロックオンと併用する!?
どくどく同属性の鋼全般には強めなので、サポート技でコレを打つのもアリ。
守る他の鋼ポケモン同様、食べ残しやどくどくと併用して攻守の増強に使える。
転がる
影分身
身代わりが強いポケモンなので、そこから展開出来る可能性がある。
丸くなるは覚えないため注意。
トライアタック完全に状態異常狙い。
ロックオン他の電気ポケモンには出来ない貴重な技。
自分よりは味方の控えポケモンのサポートとして使う方が現実的だろう。
ものまね火力が高いが技のバリエーションが乏しいというポケモンにピッタリの秘奥義。
是非とも冷凍ビームを奪いたいところ。


〜型サンプル〜

Lv.55 雷/目覚めるパワー氷/威張る/身代わり@食べ残し

レアコイルで最も使われることが多い、メジャーと言える型。優秀な耐性を活かして、身代わりを残すことで起点を作りたい。
他の電気と違って圧倒的に大きいのは、どくどくも砂嵐も喰らわないという点で、
これによりエアームドに何も恐れずに後出しして起点を作ったり(ただし泥棒には注意)、
身代わりを貼った所でバンギラスの砂嵐でゴッソリ削られたりという心配が全く無いのが強み。
特にバンギラスに関しては、地震・大文字(火炎放射)・波乗りのいずれも持っていなければ、
基本的にレアコイルの身代わりを確実に壊す術を持たない。
これに該当する、攻撃技が岩雪崩・噛み砕く・冷凍ビーム・爆裂パンチあたりしか持たないバンギラスは決して少なくないので、
バンギラスに対して対面からいきなり身代わりを残せる可能性が高いというのはかなり特筆すべきレアコイルの独自性と言える。
また、フシギバナの前で身代わりを残せるのは他の多くのポケモンでも出来ることだが、
レアコイルの場合エスパー耐性を持っているためナッシーの前でさえそれが出来るというのも非常に大きい。
それどころかノーマル耐性により大爆発も耐えるため、パルシェンやナッシーと言った低レベルの爆破ポケモンの壁となることが出来る。
もちろんカビゴンに対しても、ノーマル技なら身代わりが耐えることが出来る。
火力もサンダーと特攻が5しか変わらないぐらい高く、それだけ突破力があるが、
圧倒的に低い素早さに注意して立ち回る必要がある。
幸いLv.55まで振ればバンギラスやブラッキー、Lv.50のフシギバナと言った絶妙なところに先制出来る。
自分より早い、炎ポケモンや地震持ちのヘラクロス等との対面では即死なので注意。
またスターミーとの対面でも、殴り合いでは勝てるが上から電磁波を打たれてしまうことに対して十分注意が必要である。
そもそも特殊耐久がかなり低くスイクンの波乗りですら痛いため、他の水ポケモンに対しても後出しは避けたい。
それよりも身代わりを利用出来るパルシェンやナッシー、エアームド等を起点にするのが一番良い。
なおガラガラの前で身代わりを貼る際、ホネブーメランを喰らうと即死なのでサンダース以上に注意したい。
いばみがサンダーと同じく、雷は好みにより10万ボルトでも良いし、サブ技もめざ水などにしても良いだろう。
ただしHPが低いため目覚めるパワーによる絶対的なHP減少は痛い。


Lv.55 10万ボルト/嫌な音/威張る/身代わり@食べ残し

威張るに更に嫌な音を絡めることで、混乱自滅をメインとしてダメージを与えるようにした型。
威張ると嫌な音を1回ずつかけただけの状態の自滅ダメージもかなりのもので、
相手によっては10万ボルトで普通に殴るよりもよっぽど大きなダメージを与えることが出来る。
(単純計算で、威張るを3回かけた状態での自滅ダメージとほぼ同じである。)
特にカビゴンに対しては一発で100以上のダメージを与えることが出来るのは、電気ポケモンとしては余りに大きい。
威張るの混乱が効きにくくなる鈍いへも対抗可能。
見ての通り攻撃技が電気技1本になってしまうのが分かりやすい弱点だが、
地面ポケモンに対しても手も足も出ないわけではなく、威張る+嫌な音でそれなりに削ることは出来る。
また、地面以外では草ポケモンにも有効打を持たなくなるものの、
草ポケモンは基本的に身代わりで攻撃を封じることが出来るため、そこからの威張るで突破は難しくない。
ダメージ自体は混乱自滅で十分であるため、攻撃技は安定性のある10万ボルトをチョイスしている。
この型を使ったパーティ&ログはこちら


Lv.55 雷/目覚めるパワー氷/眠る/寝言@ピントレンズ

レアコイルはサンダーやライコウと同じく、電気ポケモンの中では火力は高いが覚える技のバリエーションには乏しい部類なので、
いばみがと並んで、眠る+寝言で戦うのにも向いている。
特にレアコイルの場合、耐性は優秀なのだが耐久力自体は高くなく、
特に特殊耐久に関しては耐性を持ちながらサンダーを受け切れないぐらい脆いので、寝言で誤魔化すことには意味がある。
これもサブ技は他の目覚めるパワーも候補となる。
道具に関しては、サンダーと違って磁石を持たせても55サンダーを2発で倒したり55カビゴンを3発で倒すのは難しく、
また解けない氷を持たせて55ガラガラを2発で倒すのも難しいので、ピントレンズが妥当な所か。
55サンダーの雷でやや高確率3発で倒されてしまうので、それが気になるなら食べ残しや光の粉という手もある。


Lv.50 10万ボルト/目覚めるパワー氷/電磁波/リフレクター@黄金の実

普通に低レベルで電気ポケモンとして使い、サポートをする型。
独特な耐性により大爆発や氷技、エスパー技、電気技などを受けながら電磁波+リフレクターのサポートが可能。
HPがパルシェンと同等に低いため、黄金の実との相性は抜群だが、麻痺を喰らいたくないため麻痺治しの実も候補。
パルシェンやエアームドなど同速が多いので、レベルを振れるならLv.51以上、
更に言うとバンギラスにも先制出来るLv.52まで振れれば動きやすくなる。


Lv.50 10万ボルト/目覚めるパワー水/どくどく/守る@食べ残し

あくまで鋼なので、エアームドやハガネールと同様、毒を喰らわないのを利用して守る+食べ残しで粘ることも出来る。
目覚めるパワーを水にしたのはハガネールに強くするためだが、別に普通に氷でも可。
ガラガラやサイドン等を諦めるなら、めざ炎というのも面白いが。
状態異常技はどくどく+電磁波の両刀にするというのも面白いかも知れない。
鋼ポケモンでこのようなことをする際には是非とも砂嵐を使いたいところだが、残念ながらレアコイルは砂嵐を覚えない。


Lv.55 雷/嫌な音/目覚めるパワー鋼/眠る@薄荷の実

嫌な音を覚えるので、エレブーやデンリュウのように電気技+物理技の両刀という型もある。
昔はこのように属性一致であるめざ鋼を持たせた型もあったらしい。
嫌な音+めざ鋼でバンギラス・55フーディン確2、55サイドン・50ハピナス高確率2発、50カビゴン確3。
もっと攻撃範囲が広い恩返しにしたり、カビゴンハピナス意識のめざ格、電気意識のめざ地なんかもアリか。
これも道具を食べ残しにして、眠るを抜いて身代わり、守る、電磁波などを入れても良さそうだ。


Lv.55 10万ボルト/転がる/身代わり/影分身@食べ残し

一応転がるを覚えるため、影分身と組み合わせたコンボが可能。
前述の通り、身代わりを貼ることでメジャーなポケモンの技を色々シャットアウト出来るため、
そこから影分身で展開出来るチャンスは多い。
身代わりを自然採用出来るポケモンならではだろう。
丸くなるを覚えることは出来ないため、代わりに自慢の火力を活かした電気技を持たせることで、立ち回りもしやすくなる。


〜活躍したログ〜

ログ1 … いばみが+嫌な音
ログ2 … いばみが+嫌な音2
ログ3 … いばみが+嫌な音3
ログ4 … いばみが+嫌な音4
ログ5 … いばみが+嫌な音5
ログ6 … 優秀な耐性を活かす
ログ7 … バンギラスを完封
ログ8 … 身代わりの効能
ログ9 … 低レベ寝言型
ログ10 … 転がる型


〜大体どれにでも通用する対策〜

電気ポケモンとしては他と比べて遅い素早さを突きたい。
低レベル相手なら素早さ75族以上、エース相手なら85族以上のポケモンで先制出来る。
4倍弱点の地震はもちろんのこと、特殊耐久の低さを突いた炎技でも致命傷を負わせることが出来る。
炎ポケモンの一致技ならほぼ間違い無く一撃だ。
唯一等倍で通る水技にも滅法弱いため、一見不利に見える水ポケモンでの対面でも、
時には我慢して居座ってキツいハイドロポンプをお見舞いするのが有効となる場面もある。
また、耐性があるとは言えどサンダーの雷やフーディンのサイコキネシスぐらいのレベルならそこそこ通る。
エースの場合、身代わりを持っているかどうかの判断は重要。
持っていた場合、草ポケモンや地震・大文字の無いバンギラスで居座るのは危険。
その代わり、状態異常に弱いためスターミーや電気ポケモンで上から電磁波を狙ったりする対策法がある。
また、先述のように水技などでゴッソリ体力を削ってしまうのも有効。
低レベルの場合、サポート技で電磁波を打って来る可能性が高いので受ける際に注意。
全般的に言えることはサンダーやライコウ等と同じく、ハガネール等の地面やカビゴンが有効な対策となる他、
先制出来る炎や格闘ポケモンで圧力をかけることも出来る。


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