最終更新日:'16/7/17  最終チェック日:'16/7/17
我流・個別分析 〜カメックス〜

変態ポケモン図鑑はこちら


〜概論〜

ドーブルを超えるなかなかの素早さがあり、防御より特防の方が高いという、見た目とは相反する種族値を持つポケモン。
御三家らしく非常に全体的にまとまった能力で、競争相手が多い水ポケモンにしては個性が少なめであまり目立たないが、
逆に言えば、種族値がここまで高次元に纏まっているのはカメックスと相方のオーダイルぐらいである。
それゆえどんな型で使っても一定の価値はあるが、技の種類が攻撃技から補助技までなかなか豊富というのも特徴。
中でも目を引くのは高速スピンとミラーコートで、特に高速スピンについては、
撒き菱を撒いて来るパルシェンやフォレトスに強いので非常にマッチしている。
代表的な高速スピン要員であるスターミーよりも、フォレトスに対する強さで安定感がある。
似た立場にドククラゲが居るが、カメックスは地面に弱くなく、物理耐久もそこそこあるため、
地面・岩流しという役割を兼任出来る貴重な高速スピン要員なのである。
同時にリフレクターや吠える、黒い霧といったサポートの際に便利な技を併用出来るのも頼もしい。
ミラーコートに関しては、同レベルのサンダーの雷もきっちり耐える特殊耐久を活かし、
電気に対して一発逆転を狙える他、サイコキネシス等に対しても有効だろう。
オーダイルと並んで、種族値と器用さを両立した戦い方を期待出来るポケモンだ。


〜実戦的ステータス〜

タイマン性能■■■■□□□□□□ 出番の多さ■■■■■□□□□□
複数対決性能■■■■■■□□□□ 使い方の多様性■■■■■■■□□□
対カビゴン性能■■■■■□□□□□ 不利な相手への対抗力■■■■■■■□□□
対その他の一線級■■■■■■■■□□ 個人的総合評価■■■■■■□□□□


〜優劣関係〜

格好の餌パルシェン フォレトス ハガネール サイドン バンギラス
割と有利ガラガラ リザードン バクフーン エアームド
場合によるナッシー スイクン カイリキー ブラッキー ハピナス
割と不利スターミー カビゴン ゲンガー ムウマ フシギバナ フーディン ケンタロス
天敵サンダー ライコウ ヘラクロス


〜防御面〜

55食べ残し5550黄金の実50
55サンダーの雷確2確2確1確1
55カビゴンの捨て身タックル確3確3低確率2発高確率2発
50カビゴンののしかかり乱数5〜6発高確率4発超高確率4発確4
50ガラガラの地震確3低確率2発微高確率2発確2
50サイドンの地震確4中乱数3発高確率3発確3
バンギラスの岩雪崩超高確率4発超低確率3発低確率3発確3
バンギラスの噛み砕く乱数5〜6発中乱数4発超高確率4発確4
52ゲンガーの10万ボルト確3確3低確率2発高確率2発
55ファイヤーのめざ草超低確率3発超高確率3発確3確3
50ヘラクロスのメガホーン高確率3発確3超低確率2発超低確率2発
50ナッシーのサイコキネシス低確率4発確4確4高確率3発


〜技候補〜

ハイドロポンプ
波乗り
属性一致メイン技。Lv.50ハイドロポンプでバンギラス2発程度の火力はある。
高速スピン低レベカメックスの最重要任務。カメックスでコレをする意味は充分にある。
詳しくは型サンプルにて。
地震水としては電気に有効打を持つ優秀なサブ技。
冷凍ビーム草を意識する場合はこちら。高速スピンの際に後続に負担をかける場合にも
爆裂パンチカビゴンやハピナスを事故らせやすくする技。
捨て身タックルエース用。鈍いで決定力を出す。水技と相性が良い。
地味ながら、これだけで能力的には誰の劣化でもない。
のしかかり麻痺を撒きたいならコレ。以上。
眠る耐久がそこそこあるポケモンなので、出来れば欲しい。
鈍いエースで物理決定力を出すための技。
リフレクターサポートの際に非常に便利。高速スピンと両立出来る。
吠えるこれもサポートとしてロックバトン対策の他、エースで鈍いとの組み合わせも?
黒い霧カビゴンの鈍いや腹太鼓を止められる、侮れない補助技。
どくどく冷凍ビームと同じく、高速スピンの際に後続に負担をかける技。
ミラーコート恐怖の裏択。特殊耐久が高いので色々な特殊技を耐えて返すことが出来る。
カウンターミラーコートと見せかけての更なる裏択。ミラーコートと両立は不可。
雨乞い鈍いとは逆に特殊決定力を出す場合に。
凍える風一応、遅いポケモンのサポートが出来るかも。
噛み付くどくどくと組み合わせてストコン狙いワンチャン?
影分身
身代わり
丸くなる
転がる
四点セット。
このコンボが出来るポケモンとしてはライチュウの次に素早い。
詳しくは型サンプルにて。
地割れ一撃アリ用。種族値が丸いため、重要な決定力となる。


〜型サンプル〜

Lv.50 ハイドロポンプ/冷凍ビーム/高速スピン/眠る@薄荷の実

概論に書いたように、パルシェン・フォレトスに対して安定して高速スピンをしつつ、
地面・岩流しという役割を兼任出来るのがこのカメックスである。
ハイドロポンプを持てばLv.50でもバンギラスを確2で倒すことができ、
55サイドンの地震を高確率で2発耐えるのでそれなりに地面と岩を流すことが出来る。
相性補完的には、55カビゴンの隣に置くのが相性が良さそうだ。
残りの技は、後ろのポケモンに負担をかけられて草に抵抗出来る冷凍ビームにしてあるが、
この枠は他にもどくどくを撒いたり、リフレクターを貼ったり、吠えるでコンボ封じを任せたりということも出来る。
因みに冷凍ビームで50ナッシーの体力をギリギリ半分削ることが出来ず光合成で粘られるが、
ほぼ急所待ちや光合成のPP切れ待ちに持ち込める。
宿木のタネを植えられたら高速スピンで解除出来るのが地味に美味しい。
持ち物は、パルシェンの冷凍ビームを気にしたり、ナッシーと張り合いたいなら奇跡の実もアリ。
解説はこちらにも。


Lv.50 ハイドロポンプ/高速スピン/リフレクター/吠える@黄金の実

↑の型と同様の仕事をしつつ、カビゴン等の物理への汎用性も意識した型。
至ってシンプルな型だが、実は意外と水ポケモンでリフレクターを貼れるポケモン自体がそこまで多くなく、
吠えるまで両立するとなるとかなり限られる。
それをこの安定した種族値で出来るため、実は高速スピンすら持たずともカメックスを使う意味があるというわけだ。
その他、対物理性能を上げる技として、黒い霧やカウンター等も候補に挙がる。
黒い霧はカビゴンの腹太鼓にも対応出来るというのがポイント。
なおカメックスは高速スピンを遺伝でなく自力で覚えるため、
リフレクターやカウンター、捨て身タックル、身代わり等の初代マシン技と併用出来る貴重なポケモンでもある。


Lv.50 ハイドロポンプ/冷凍ビーム/地震/ミラーコート@食べ残し

青版の顔さんからの提供。かなり器用なポケモンなのでこのように攻撃範囲を広げることも出来る。
ただし攻撃技はほとんどオーダイルと被り、攻撃性能に関してはそちらの方が高いので、
フルアタ等はオーダイルに任せて、このミラーコートのように一捻り欲しい。
ミラーコートの狙い所はやはり電気か。Lv.50で低レベルサンダーの雷や、55サンダーの10万ボルトなら耐える。
他にはゲンガーの10万ボルト、フーディンやナッシーのサイコキネシスあたりは狙えるかも知れない。
カウンターとミラーコートを両方覚えられる貴重なポケモンだが、その2つは両立不可という点に注意したい。
ミラーコートは高速スピンと違って遺伝技なので、初代マシン技との両立は出来ない。


Lv.55 ハイドロポンプ/捨て身タックル/地震/鈍い@食べ残し

エースならこんな感じだろうか。無難な技構成だが、
この安定した能力でこのような技構成が出来るのがカメックスならではだったりする。
Lv.55ハイドロポンプで50ガラガラ・51ハガネール確1、52エアームド・52フォレトス確2、50ムウマ超高確率2発、
鈍い+捨て身タックルで50スターミー・50ハピナス・50ヘラクロス高確率2発、55サンダー・51カビゴン確3、
鈍い+地震で50サンダース・50ゲンガー高確率一撃、55ライコウ確2。
ハイドロポンプ+捨て身タックルは相性が良いが、地震は有効範囲が少ないので他の技に換えても良い。
鈍い+爆裂パンチだと、55カビゴンをほぼ2発になる。
攻撃技を2本にして、鈍い+吠えるのコンボを狙ったり、カウンターでカビゴンに強くするのもアリか。
なお、素早さはLv.55だと50ファイヤーや52スイクン、52ヘラクロス等と同速、
鈍いを1回積んで55カビゴンに先制、55ヌオーや52サイドンと同速、50ガラガラに後手。


Lv.55 ハイドロポンプ/ミラーコート/鈍い/地震@食べ残し

Lv.55だと、55サンダーの雷も耐えられるようになるため、ミラーコートで返すチャンスも出て来る。
レベル的にどうしてもエースになってしまうので、あとは↑の型をアレンジする感じで。
ただし、捨て身タックルやのしかかり等はミラーコートと両立不可なので注意。
敢えて雨乞いを使って、相手に雷を打たせるというのも面白いかも知れない。


Lv.55 影分身/身代わり/丸くなる/転がる@食べ残し

闇の世界に生きるカメックス。
この4段コンボの詳しい解説はライチュウのページを参照されたいが、
これが出来るポケモンの中ではカメックスは実はライチュウの次に素早い。
もちろん、属性も全く違うため、例えばスイクン等の前で身代わりを貼ることで起点に出来たりする。
因みにこれもライチュウと同じことが言えるが、丸くなるは必ずしも必要とは限らないため、
この枠を波乗りもしくはハイドロポンプにすることで、普通の水ポケモンとしても運用出来るようになり汎用性が上がり、
転がる型だからと言ってハガネールやガラガラに舐められることは無くなる。


〜活躍したログ〜

ログ1 … 高速スピンで撒き菱を駆除
ログ2 … 高速スピンで撒き菱を駆除2
ログ3 … 高速スピンで撒き菱を駆除3
ログ4 … プテラ受けカメックス


〜大体どれにでも通用する対策〜

低レベルの場合は基本的に高速スピンをすると思って良いだろう。
撒き菱に決定力を依存しているパーティは、別の方向から決定力を出さないとガン受けされてしまう可能性がある。
こちらの記事のように、高速スピンをゴーストで無効化させるのは対策のひとつ。
立ち回りとしては、撒き菱を使った次のターンは高速スピンを使われることが多いので、
撒き菱を使った直後に交代をすればそのポケモンをほぼ無償で出せるというのがポイントになる。
特に、カメックス自体は苦手なポケモンに対面から刃向う力はあまり無いので、カビゴンやサンダーあたりの出汁にすると良い。
なお、パルシェンは、凍える風で素早さを逆転させることで、高速スピンを対策することが出来る。

高速スピン云々に関係無く、ただカメックスを対策するだけなら、
普通の水と同様にカビゴン、ハピナス、電気、草、ヘラクロス、10万ボルトスターミー、フーディン等で対策可能。
しかしカメックスはサブ技が豊富なのでカビゴンやハピナスは爆裂パンチ、電気は地震、草は冷凍ビーム等に注意。
エースの場合は特に、これらの豊富なサブ技を活かして来る可能性があるので、
弱点を突かれなかったり、突かれても致命傷にはならない、
スターミー、サンダー、カビゴン、ヘラクロスあたりが優秀な対策となるだろう。
フシギバナやメガニウムは同レベルなら先制出来るが、カメックスにレベル差を付けられると先制されるので注意。
スターミーやスイクンは、有効打を持たずとも受けることは出来るが、
カメックスが鈍いで決定力を出して来たりする場合は逆に起点にされる危険性がある。
また、カメックスに電気技を一発分耐える体力が残っている場合、
有効だからと言って安易に電気技を撃つとミラーコートが飛んで来る可能性があるので、読みではあるものの警戒はしたい。


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