最終更新日:'17/3/23  最終チェック日:'17/3/23
我流・個別分析 ~バリヤード~

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~概論~

種族値は高くないものの、非常に豊富な補助技を覚えるエスパーポケモン。
バリヤードの特長は何と言っても、「両立可能な技の多さ」である。
アンコールやバトンタッチ、神秘の守りと言った技は、多くのポケモンは遺伝で覚えるため、
初代限定のマシン技とは両立不可であることがほとんどなのだが、
バリヤードはこれらを全て自力で覚えるため何でも両立が出来る。
アンコールは特に、カウンター、電磁波、身代わり等、相性の良い初代マシン技が多いため、
これら全てと両立出来るというだけで大きなアドバンテージとなる。
実機でも、フーディンやカイリキーにアンコールを遺伝させるために必要不可欠な存在となっている。
その他、身代わり+バトンタッチや、電磁波+神秘の守りと言った技の両立も貴重。
他にも補助技は催眠術やリフレクター・光の壁、バトンタッチで継承出来るバリアーやヨガのポーズ、
攻撃技も10万ボルトや3色パンチ、手足を使ったノーマル・格闘技を一通り揃えておりかなりバリエーションが豊富。
純粋なエスパーポケモンとしては特に、10万ボルトや雷と言った電気技を覚えるのが特長。
名前からして耐久力が高そうだが、せっかく特防が非常に高いのにHPがパルシェンにも劣るほど極端に低いため、
肝心な特殊耐久はエーフィ未満、物理耐久に至ってはエイパムやニューラ未満というレベルである。
素早さは高めなので、そこから豊富な補助技を活用したコンボを狙うのが、らしい使い方と言えるだろう。


~実戦的ステータス~

タイマン性能■■■■■■□□□□ 出番の多さ■■■■■□□□□□
複数対決性能■■■■■■■□□□ 使い方の多様性■■■■■■■■■■
対カビゴン性能■■■■■■■□□□ 不利な相手への対抗力■■□□□□□□□□
対その他の一線級■■■□□□□□□□ 個人的総合評価■■■■■■□□□□


~優劣関係~

格好の餌ムウマ パルシェン フシギバナ カイリキー
割と有利カビゴン ブラッキー スターミー ゲンガー ハピナス
場合によるエアームド ナッシー スイクン ポリゴン2 フーディン
割と不利ケンタロス ガラガラ バンギラス バクフーン
天敵ライコウ ヘルガー サンダー ハガネール ヘラクロス


~防御面~

55黄金の実5550黄金の実50
55サンダーの雷低確率2発高確率2発高確率2発確2
55ライコウの10万ボルト中乱数3発確3超低確率2発超低確率2発
50パルシェンの冷凍ビーム超低確率4発確4確4微低確率3発
50スターミーの波乗り中乱数4発確4確4超高確率3発
55バクフーンの大文字超低確率2発超低確率2発低確率2発確2
50ブラッキーの追い打ち乱数6~7発乱数5~6発乱数5~6発超低確率4発
55フーディンの冷凍パンチ乱数5~6発超低確率4発超低確率4発確4
55ゲンガーの10万ボルト低確率4発確4確4高確率3発
55カビゴンの大文字乱数5~6発超低確率4発超低確率4発確4
50カビゴンののしかかり超高確率3発確3低確率2発中乱数2発
50エアームドのドリル嘴確4微低確率3発超低確率3発確3
50カイリキーのめざ霊低確率2発高確率2発高確率2発確2
55カイリキーのクロスチョップ確4微低確率3発微低確率3発確3
バンギラスの岩雪崩低確率2発微高確率2発微高確率2発確2


~技候補~

アンコール汎用性の高い技。エースでもサポートでも持たせると役に立つことが多い。
これをあらゆる技と両立出来るのが貴重。
バトンタッチこれまた色々な技と両立したサポートが出来る。
カウンターアンコールとの相性抜群!これでカビゴンにタイマンで勝てることも。
身代わりバトンタッチやアンコールと両立したコンボが可能。
バリアーバトンタッチで継承出来る技。身代わりやアンコールとのコンボもある。
ヨガのポーズ地味ながら、これもバトンタッチで継承出来る貴重な技。
電磁波便利なサポート技。バトンタッチを狙いつつ麻痺を撒いたりすることが出来る。
サイコキネシス属性一致技。攻撃技を何かひとつ持たせるならば使いやすいのはコレ。
カウンター+アンコール型でカビゴンに勝ちたい場合に必要な技でもある。
10万ボルト
攻撃技候補。純粋なエスパータイプでこのような高威力特殊技を覚えるのが珍しい。
これによってスターミーやエアームドを簡単に倒せるのが美味しい。
サイコキネシスのサブ技としても優秀だし、この技をメイン技として使う手も。
炎のパンチ攻撃技候補。これまたサイコキネシスとも相性が良いし、
バトンタッチ型の場合エアームドやハガネールに強くするために持たせても良い。
冷凍パンチ攻撃技候補。電磁波と相性が良い。電気技+この技の2つを持たせるのもアリかも。
爆裂パンチ攻撃技候補。攻撃力は低いため混乱狙いが主。サイコキネシスとの相性は良い。
地球投げ攻撃技候補。攻撃技1本で幅広い相手に安定したダメージを入れたい場合に。
催眠術電磁波の影に隠れがちだが、侮れない状態異常技。悪夢との併用も可能。
神秘の守り便利なサポート技のひとつ。電磁波と両立出来るのは貴重。
リフレクター
光の壁
その他、これらの壁も満遍なく覚える。
影分身
鈍い
バトンタッチで継承出来る技たち。誰でも覚えることが出来るが、
カウンターやアンコール等と両立することで真価を発揮出来るだろう。
自己暗示鈍いや影分身を積んだ相手に対してコレで能力上昇をもらってバトンタッチする手もある。
悪夢エースの決定力増強として使うことが出来る。催眠術と併用すれば再生回復相手にも強くなる。
泥棒他の便利なサポート技をたくさん覚えるからこそ、コレは警戒されにくい。
しかも、黄金の実と相性が良いポケモンなので、道具を消費してからコレを狙いやすい。
めざ悪
めざ水
めざ草
特攻種族値は100あるため、狙いたい範囲に合わせてこれらを攻撃技として採用する手もある。
シャドーボール物理攻撃力はかなり低く、攻撃範囲的にもほとんどめざ悪の劣化だが、
ヨガのポーズ+バトンタッチと併用するような場合に使えるかも知れない。
日本晴れ
ソーラービーム
地味に覚える、威力の高い特殊技。炎のパンチと併用しても良い。
実はフーディンやスリーパーやエーフィと異なり、雨乞いは覚えないので注意。


~型サンプル~

Lv.50 サイコキネシス/電磁波/アンコール/カウンター@黄金の実

他のほとんどのポケモンでは出来ない、アンコールと初代マシン技のコンボをふんだんに取り入れたサポート型。
電磁波で素早さを落としてからのアンコール、攻撃技に対してカウンターを貼りつつ相手が補助技を使って来たらアンコール、
サンプルからは漏れたが他に身代わりで補助技をカットしてそれをアンコール、と言ったコンボもある。
特にカウンター+アンコール、身代わり+アンコールは、ドーブルを除くとバリヤードとピクシーだけに許された特許であり、
そのドーブルでさえ使うことがあるというほど有用なコンボである。
サンプルではとりあえずメイン技として使えるサイコキネシスを持たせたが、
このように補助技が非常にカギとなるポケモンなので、これに拘らず例えば電磁波と相性の良い冷凍パンチだったり、
鋼に強くしたいならゲンガーのように炎のパンチだったり、ハピナスのように安定したダメージソースとなる地球投げだったり。
因みにバリヤードはパルシェンを下回るほどHPが低いので、持ち物は黄金の実が相性が良い。
逆に、カウンターをする際は、意外とダメージを返せないこともあるので注意しよう。
ログ … 電磁波+アンコールサポート


Lv.50 バリアー/アンコール/身代わり/バトンタッチ@黄金の実

もうひとつの得意技として、バトンタッチを絡めた例をひとつ。これまた初代マシン技との両立が可能。
バリヤードは、ヨガのポーズ・バリアー・身代わり・影分身・鈍いをバトンタッチで繋げることが出来る。
バリアーと身代わりが特に貴重。
他には自己暗示も覚えるため、鈍いや影分身を積んだ相手に対して自己暗示+バトンタッチという芸当も出来る。
このサンプルはアンコールまで絡めた型で、管理人が2006ルールで使ったもの。詳しくはこちらのパーティ参照。
2000でもそれなりに使えるのではないかと思うが、流石に攻撃技がひとつぐらいあった方が良いかも知れない。
ログ … バリアー+影分身をバトンタッチ
ログ … バリアー+影分身をバトンタッチ2
ログ … バリアー+影分身をバトンタッチ3


Lv.50 雷/炎のパンチ/バリアー/バトンタッチ@黄金の実

バトンタッチに対して吠えるや吹き飛ばしで対策して来るポケモンを、攻撃技によって撃退出来る型。
エアームドやスイクンには雷、ハガネールには炎のパンチを。
バリアーの枠は、ヨガのポーズや影分身など、バトンしたい能力上昇技を御自由に。
ヨガのポーズを使う場合、自ら物理技で殴れるようシャドーボールや爆裂パンチ等を持たせるのも手。


Lv.50 炎のパンチ/カウンター/鈍い/バトンタッチ@黄金の実

鈍いで素早さを下げ、カウンターで吠える・吹き飛ばしを阻止する型。
このコンボが狙えるポケモンは非常に少ない。詳しくはこちらの記事にて。
これならば、↑の型で対応出来なかった吠えるライコウや吹き飛ばしサンダーにも対応出来る。
鈍いを積んでもなお後手を取られるハガネールに対して、炎のパンチを打とう。


Lv.55 サイコキネシス/10万ボルト/カウンター/アンコール@黄金の実

某氏が編み出した、55カビゴンパーティに強いバリヤード。こちらの記事を参照。
ただし、実際は地震カビゴンとのタイマンでは、カビゴンが地震⇒捨て身タックルと動くと絶対に勝てない。
この型は捨て身タックルしか打って来ない、寝言カビゴン専用と言える。
サイコキネシス+10万ボルトという攻撃技のチョイスにより、
スターミー、パルシェン、ゲンガー、ニドクイン、フシギバナ、ファイヤー、エアームド等タイマンで勝てるサポメンも多い。
50サンダーに対しては、相手の技や道具次第と言える。
寝言カビゴンとの交戦の際の最大の注意点は、複数対決になると相手が眠ったあと一旦引っ込めた場合、
再度登場したら寝言を使わせてしまいアンコールが通用しなくなるという点。
大爆発などで極力タイマンに持ち込む必要がある。
ログ … カウンター+アンコールの強さ
ログ … カウンター+アンコールの強さ2
ログ … カウンター+アンコールの強さ3
ログ … カウンター+アンコールの強さ4
ログ … ブラッキーにタイマンで勝つ
ログ … サブ技の10万ボルトを活かす


Lv.50 サイコキネシス/催眠術/アンコール/リフレクター@黄金の実

別に何でも良いのだが、他に催眠術やリフレクター、光の壁と言った補助技も覚えるので、紹介程度に。
催眠術は、バトンタッチを狙う際に阻止して来る相手を足止めする使い方も出来る。
壁と同時に神秘の守りも覚え、これをあらゆる技と両立出来る貴重なポケモンでもある。
ログ … 催眠術+影分身+バトンタッチサポート


Lv.55 サイコキネシス/催眠術/悪夢/アンコール@食べ残し

催眠術+悪夢を、アンコールと併用出来るポケモンは他に居ないので、
一応エースでこのように決定力を出す型も意義があると言えばある。
55食べ残しカビゴンや50エアームドを悪夢+サイコキネシスで特防ダウン待ちぐらいには出来る。
また、ハピナス等とのタイマンにおいて、まず催眠術+悪夢をかけ、
たまらず回復して来た所にアンコールで回復技のPPを切らせるということも狙える。
悪夢のお陰で鋼もサイコキネシス1本で突破を狙えるが、催眠術+悪夢を使えるエスパーとしては最速なので、
アンコールを抜いてサブ技を持たせたりしても独自性を持てる。
悪タイプにも安定したダメージが入る地球投げなんかが候補か。


Lv.50 サイコキネシス/電磁波/身代わり/バトンタッチ@破壊の遺伝子

某氏 > どうッスか?55遺伝子バリヤードの調子は(破壊光線)



~大体どれにでも通用する対策~

まず、何をやって来るか分からない恐ろしさがあるため対策という対策も非常に難しい。
エースで使われる場合は、カウンター+アンコールのコンボに最も気を付けたい。
高火力の特殊ポケモンで対策したり、タイマンに持ち込まれないよう爆破対策を用意しておきたい。
低レベルの場合は様々な補助技でサポートをして来るが、やはりバトンタッチとアンコールは最も警戒すべき技だろう。
バトンタッチに対しては、弱点を突かれにくい、ライコウやサンダーで吠える・吹き飛ばしを使うほか、
ヘラクロスのメガホーンや大爆発などの大技でバトンタッチを決めさせないという手もある。
ただし、バリアーや身代わりを絡めて来る場合もあるためこれにも注意した方が良い。
状態異常技としては、電磁波と催眠術を打って来る可能性がある。
特に麻痺したくないポケモンは、目の前に居座るのは危険。
逆にバリヤード自身は、黄金の実を持っていて状態異常を治せない場合も少なくないため、
電磁波や眠り粉で足止めするのもひとつの対策になり得る。


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