遍く未曾有の楽園

55カビゴン捨て身タックル地震鈍い自爆食べ残しFFFFログ
1,5
55ケンタロス地震目覚めるパワー
ゴースト
大文字破壊光線破壊の遺伝子DEFFログ
4,7
55ミルタンク丸くなる影分身転がるミルク飲み光の粉FFFFログ
2,8
55ドーブル地球投げ宿木のタネメロメロ身代わり麻痺治しの実1FFFログ
3,6
50マルマイン10万ボルト電磁波リフレクター大爆発奇跡の実FFFF
50ガラガラホネブーメラン岩雪崩大文字剣の舞太いホネFFFF
  Tweet

'26/3/15構築、3/16改良
速さ★★★★★
硬さ
コンビネーション★★★★
変態度★★★
煮詰め度★★★
総合的満足度★★★★★

属性統一カルテットエースシリーズ第16弾 〜ノーマル編〜
属性統一カルテットエースシリーズの最後を飾るナンバー。
金銀はノーマルが極めて強く、6匹全員のノーマル統一パーティでもまともに戦えてしまうぐらいなので、
ノーマルはいつやっても良いだろうということで、敢えて最後に残しておいた。
実際、過去には完全なノーマル統一平凡な毎日や、
ガチでノーマルTAになった無色三重奏といったパーティを組んだ経験もある。

●まず、パーティの大枠とサポメンについて
というわけで、他の属性統一カルテットエースも大体終わりが見えてきた2026年の3月、
いよいよノーマルQAにも着手したわけだが、上記のようなパーティを組んでいた頃(2010年代初期)からは環境も大きく変わっていた。
具体的に言うと、ムウマがかなり幅を利かせており、
ただでさえカルテットエース特有の、Lv.50の2匹で爆破+爆破してエース択ゲーに持ち込むという筋が、
ムウマの存在によって阻まれやすいというのに、
エースがノーマルポケモンだと、更にムウマに止められやすくなってしまう。
しかも、ここはただの拘りではあるのだが、エースにノーマルポケモンを使っている以上、
逆にサポメンにノーマルポケモンは使いたくない、すなわち50カビゴンは使わない方向で考えたかった。
実際、今までも例えば水や氷QAでは50パルシェンを採用せず、草やエスパーQAでは50ナッシーを採用しなかった。
属性統一カルテットエースシリーズでは過去にも50カビゴンを採用しなかった回が一度だけあった(石の上にも四年)が、
これもまだムウマが跋扈する前に組んだ構築である。
ただ、ムウマ云々関係無く、カビゴン以外の爆発ポケモンでLv.50を揃えていると、特殊に激弱になりがちだが、
マルマインなら上からの電磁波や大爆発の圧力で、そこをある程度誤魔化すことが出来る、という知見があったため、
やるなら「マルマイン+誰か」になるかなぁ、という構想は漠然とあった。

ここで、エースに据えるノーマルポケモンを考えていたところ、ケンタロスやミルタンク、ガルーラといったポケモンはもちろんだが、
複数エースには向いていないカビゴンや、Lv.50サポートの方が向いているドーブルなんかも存在する。
ここで、Lv.55のエースをあたかもサポートのように扱い、Lv.50のポケモンを場合によってはエースのように扱う、
という筋を思い立った。
実際、これは近年の管理人の中の一撃無し2000考察における最大とも言えるテーマのひとつであり、
「相手のエースに勝てるLv.50のポケモンがこちらに居る場合、
こちらのエースを相手のLv.50に(大爆発にも恐れず)堂々と当てることで、勝ちやすくなる」
というのは、ここ数年で最も強く感じており、新しい方向性のヒントにもなると考えているテーマである。
このことと、「エースはノーマルで大体ムウマに弱いのだから、サポメンは全力でムウマを起点に出来るようにしたい」という思いとの交差点。
答えはひとつ。マルマインのお供には、Lv.50ガラガラの採用である。

この並びならば、少なくともムウマにはことごとく強い。
マルマイン単体だと、10万ボルトの火力が弱いので生き長らえながら滅ぼされてしまったり、
ガラガラ単体だと、上から道連れされたり、どくどく+痛み分けで実質ほぼ1-1交換のようなものにされてしまうことがあるが、
電磁波を打てるマルマインと、ガラガラが束になってかかれば、ムウマなどはもはや起点である。
そしてこれに加え、Lv.55なのにも関わらず自爆するカビゴンや、バトンタッチでサポートするドーブルと組ませることで、
場合によっては実質ガラガラをエースのように扱うことも出来るようになる。
これを思い付いた時に、一気に「決まった」と思った。
さあ、最終章の幕開けだ。

●カビゴン
複数エースの一角だと一気に使いにくくなるポケモンではあるが、単体性能が途轍もなく高いのは紛れもない事実。
過去にも55カビゴンに自爆を持たせて初見殺しのように使い、こちらのLv.50でタイマンに持ち込む、
という狙いは、例えば夢で逢い魔性のようにマイナーポケモンをLv.50で採用した際に何度か成功している。
そもそも自爆関係無く、Lv.55で鈍いと食べ残しを持ったカビゴンは、
それだけで眠るを使うことなくダメージレースで勝ててしまう場合も多いため、
そのような相手をとにかく鈍いから圧殺する動きが出来るだけで、一定の強さは保証されると言えるだろう。
他のノーマルポケモンと比べると、カビゴンは岩やゴーストポケモンへの打点はある方なので、
それを生かすべく、しっかりと地震は持たせる。
これによって、ガラガラのみに頼らず、マルマインの電磁波から、カビゴンが普通に鈍い+物理技で攻めるコースも作れる。
オムスター、レアコイル、バンギラス、ゲンガーといった、ノーマル耐性を持ちながら特殊決定力もあるようなポケモンは、
他のノーマルエースだと盲点になりやすく、そこをしっかり鈍い+地震で咎められるのは、意外とカビゴンぐらいしか居ない。

●ケンタロス
とにかく困った時の最終手段、コイツが居ないと始まらない。
お馴染みの破壊の遺伝子+破壊光線型だが、カルテットエースという性質上、汎用性を落としてピーキーな型にしている。
汎用技の捨て身タックルを切ることによって、目覚めるパワーゴーストを持たせ、これでもかというほどムウマに厚くした。
ピンポイントで技を割くならツボツボやプテラ対策のアイアンテールを持たせるという手もあるが、
それらは他のエースやマルマイン+ガラガラでそこまで困らなさそうだと思ったため、やめた。
ケンタロス+マルマイン+ガラガラの相性の良さに関しては、マリオパーティ13 の時代に散々擦り倒して身に染み付いている。

●ミルタンク
破壊の遺伝子ケンタロスと来たら、やはりこうである。
もはやノリが完全に2010年代初期。ケンタロスの型こそ異なるが、コガネジムを彷彿させる。
ケンタロスの苦手な、鈍いを積んで来るカビゴンを始めとするノーマルエースのような相手に極めて強い。
時代が変わった2026年現在では、むしろ普通に鈍い+恩返しで殴るミルタンクの方が使い勝手が良さそうだが、
カルテットエースの一角ともなれば、その限りではない。
やはり、よりピーキーで、よりワンチャン性能の高いポケモンの価値が上がる。
ムウマに対しては他で思いっきり強くしてあるので、ここはいっそ滅びの歌に激弱で、
その分カビゴン等に対する強さに全振りしている型ぐらいでちょうど良いだろう。

●ドーブル
まだまだ他に有力なノーマルエースは色々ある。ガルーラは色々な型で初見殺しが狙えるし、
ハピナスのようなポケモンを敢えてLv.55で使って特殊ポケモンに圧力をかけるとか、
単ノーマルポケモンで縛っているわけではないので、格闘に強くなるキリンリキやドードリオの選択肢もある。
しかし、冒頭に書いたように、「敢えてエースのドーブルで、Lv.50のガラガラにバトンタッチを繋ぐ」という筋を思い付いてしまった。
このマルマイン+ドーブル+ガラガラという選出は、CH流トキワジムにおける主要な勝ち筋のひとつであり、
壁からの大爆発でドーブルが敵の攻撃を耐える余裕ができ、そこで高速移動を積んでガラガラで全抜きするというギミックだが、
使っていると、当たり前のことだがトキワジムと違ってガラガラのレベルが50であることが災いし、
55カビゴンに普通に対面から殴り勝てないなど数値の低さが響いた。
一方のドーブルはただバトンタッチサポートをするだけなので、Lv.55の数値は全く必要無く、Lv.50でも成り立ってしまう。
結局は、上記トキワジムの「50ドーブル+50マルマイン+55ガラガラ」の劣化のような形になってしまい、
わざわざこのレベル編成でやる必要性を感じなかった。
ここは流石に変更しようと考えているうちに、マルマインがハガネールを誘ったり、ガラガラがパルシェンを誘ったりと、
そもそもドーブル自身が上を取れて、型によってはタイマンでも勝てるような相手が出て来がちということに気付いた。
そこで、ドーブル自体は続投し、サポートではなく普通にエースとして、自ら倒せるような型にすることにした。
ドーブルというのは上さえ取れれば無限の可能性があるポケモンで、勝ち方は色々あるが、
最もシンプルで汎用性があるのは、やはり行動不能+定数ダメージを重ねて倒すというもの。
これなら、パルシェンやハガネールに限らず、カビゴンやバンギラス、ガラガラ等に対しても戦うことが出来る。
しかもLv.55なので、Lv.50の85族にまで先制出来るため、50ヘラクロスあたりまで見られる可能性がある。
昔使ったことがあるのは「怒りの前歯/地球投げ/宿木のタネ/身代わり@食べ残し」という型だが、
怒りの前歯が必要なのは対カビゴンぐらいで、他の相手には宿木のタネ+地球投げだけで十分足りる。
その代わり、今回は食べ残しがカビゴンに渡っていて、持たせられない分、耐久力が落ちるので、
そこを♀のメロメロで誤魔化すことにした。これで、怒りの前歯を失った分の対カビゴン決定力も担保出来る。
持ち物は比較的自由度があったが、例えばLv.50カビゴンに対して、初手はまず裸でメロメロか宿木のタネを打つ必要があるため、
のしかかりに対する保険として麻痺治しの実を持たせた。
宿木回復が無いとHPを回復出来ず、身代わりが貼れなくなる危険性があるので、黄金の実あたりでも良いかも知れない。

●サポメン
冒頭に書いた経緯で、マルマイン+ガラガラ。
マルマインの型は、ガラガラとの連接を考えると光の壁が欲しいが、汎用性重視でリフレクターにした。
ケンタロスに繋ぐ場合が多いと考えられるので、破壊の遺伝子で全抜きする際に大爆発耐性を付けておきたい。
一応相手の格闘や地面が一貫しがちなので、そこに対する抵抗でもある。
ガラガラは珍しく大文字を持たせてあるが、流石にここまでノーマルが揃ったら、エアームドを警戒している。
ドーブルの枠が比較的自由度が高く、ここは上記の通りパルシェンやハガネールのようなポケモンに強くしたいため、
例えば大文字を持ったピクシーなどにすることで、ついでにエアームドも見ることが出来て、
ガラガラを普通の目覚めるパワー蟲で採用出来るようになるかも知れない。
実際、マルマイン+ガラガラの並びを見ると相手のナッシーは出て来やすいし、何だかんだで厄介。

●感想
途中でも触れたが、マルマイン+ガラガラと言い、破壊の遺伝子ケンタロスと言い、まるころミルタンクと言い、
見た目からいかにも2010年代初期の匂いがプンプンするパーティとなった。
しかも上記CH流トキワジムで使っていたドーブルまで居るため、
いざこうしてアイコンを並べてみると、本当に「懐かしいあの頃」を思い出すような不思議な感覚だった。
カルテットエースのLv.50にマルマイン+ガラガラなんていう並びを置くのはあまりに実験的すぎて、不安もあったが、
使ってみると思いのほか、想定した通りに機能してくれることが多く、我ながら自分の構築力の成長を感じる結果となった。
一目見ただけで、「こんなのは蟹さんにしか組めないだろうな」とでも思ってもらえれば幸いである。

全ては不可思議な夢


ログ壱 …対55ゲンガー、カビゴン選出、ホネブーメランの強さ
ログ弐 …対55バンギラス、ミルタンク選出、早期転がるで突っ込む
ログ参 …対55カビゴン、ドーブル選出、翻弄しつつガラガラに繋ぐ
ログ肆 …対55バンギラス、ケンタロス選出、破壊の遺伝子を捨てる
ログ伍 …対55ミルタンク、カビゴン選出、自爆からマルマイン残し
ログ陸 …対55ハガネール、ドーブル選出、コンボに持ち込む
ログ漆 …対55ミルタンク、ケンタロス選出、ツボツボをガラガラの起点に
ログ捌 …対55カビゴン、ミルタンク選出、ちゃんと刺さるパターン


戻る