エイパムガチャ

50エイパム恩返し爆裂パンチ嫌な音バトンタッチ破壊の遺伝子FFFF
50カビゴンのしかかり地震鈍い自爆食べ残しFFFF
50パルシェン波乗り撒き菱リフレクター大爆発黄金の実FFFF
50マルマイン10万ボルトリフレクター光の壁大爆発薄荷の実FFFF
55プテラ目覚めるパワー
岩		地震空を飛ぶ身代わり奇跡の実DCFF
55ケンタロス捨て身タックル地震身代わり破壊光線凍った木の実
（※）		FFFF
※PBSでは設定ミスにより、苦い木の実の効果が無く、代わりに凍った木の実で混乱と火傷を両方治せる。
混乱を治したいため、実機での再現の際は苦い木の実を推奨。


'19/11/3構築、'20/2/6改良、9/8改良
速さ★★★★★
硬さ★
コンビネーション★★★★
変態度★★★★
煮詰め度★★★★
総合的満足度★★★★

−−−それは、令和元年11月3日。
金銀発売20周年を盛大に祝うオフ会「シロガネリーグ」での出来事だった。
管理人は、エイパムをこよなく愛するといううぉるかむさんという人物に出会った。
オフ会初めの自己紹介で、うぉるかむさんはこんな発言をした。
「エイパムのいい使い方が分かる人がいたら、教えてください」
その後、番が回って来た管理人は、自己紹介ののち、こう付け加えた。
「因みに金銀のエイパムは、高速バトンをガラガラに繋ぐのが精一杯ですが、正直それでも相当難しいです。がんばってください」と。

そこからオフ会は進行し、途中、実機の破壊の遺伝子の仕様について、
カツノリさん、カイソさん、らてさんなど(※管理人の記憶です。万が一間違っていたらごめんなさい)数人で語り合う流れになった。
「ポケスタ金銀なら良いけど、VC(GB)だと混乱が永続だから、流石にかなり弱いっすよね…」
「今回も遺伝子ケンタほとんど見ませんしね」
「バトンで苦い木の実で治すことは出来ますよね？」
「そうですね、それがもしかしたらVCだと一番良い使い方かも知れませんねー」
「でも遺伝子バトンって誰でやるんだろう。攻撃力活かせる奴・・・」
「ハッサムとかストライク？」
「その辺は普通に剣バトンしたほうが強そう・・・。」
「ジム城では、ブースターとかでやってる人も見ましたが・・・」
「…ﾊｯ、エイパムは？」

ここで、すぐそばにいたうぉるかむ氏もｶﾞﾀｯと反応。ここから先は、管理人の思考回路である。
エイパムで破壊の遺伝子＋バトンタッチ。まだやったことの無い組み合わせだ。
似たものとしては、つい最近華の65期生Bクラスで使っていたキリンリキが該当する。
破壊の遺伝子を、奇跡の実を持ったプテラにバトンタッチするのが主な目的だが、
自分自身も八つ当たり＋地震で幅広く睨みを利かせることが出来るというもの。
これと似たようなことを、エイパムでやると、果たしてどうなるだろうか？
バトンタッチ要員としてのエイパムの大きな特徴としてはズバリ、爆裂パンチを覚えるという点である。
これが出来るバトン要員は、他にバリヤードとレディアンとドーブルしか居ない。どれも物理攻撃力が極めて非力である。
と言うことは！この爆裂パンチを、属性一致の恩返しあたりと併用してそれなりの物理火力で打ちつつバトンタッチを狙えるというのは、
エイパムの貴重な独自性のひとつなのだ。
管理人は以前、エイパムをガラガラ予備校で、高速移動＋バトンタッチをガラガラやカビゴンに繋ぐ役として使用していた。
この際もやはり、前述の理由から爆裂パンチを必ず持たせていた。
しかし、その道のりは険しく、予備校の卒業も正直なところ、かなりのお情けといったところだった。
当時は属性一致の恩返しも持っていなかったし、爆裂パンチひとつ持たせたところで、結局一人ではまともに戦えないのだ。
肝心の爆裂パンチも、バンギラスをようやく高確率2発で倒せるという程度の火力である。
結局、バトンタッチを狙いながら適当に混乱で荒らす程度のことしか出来なかった。
しかし、ここに破壊の遺伝子が加わると、どうだろうか？？
何と、爆裂パンチでバンギラスを中乱数一撃で倒せる火力を出すことが出来る！
それだけなら、前述のハッサム等で剣の舞＋めざ格でもやった方がまだ強いが、爆裂パンチの追加効果の混乱というものは馬鹿にならない。
50カビゴンすら、自爆させずに一方的に倒すことだって狙えるのだ！
しかも、エイパムはスイクンやムウマと同速という素早さは持っているので、
そこそこ多くのポケモンに対して先制で爆裂パンチを打つことが出来る。
破壊の遺伝子があれば、恩返しだってそれなりの火力になる。
待てよ、コイツは嫌な音を覚えるので、そこまで持たせてしまっても良いかも知れない！
破壊の遺伝子＋嫌な音まで決まれば、いきなり4倍の火力のダメージを叩き出すことが出来る。
この動きを、バトンタッチ要員がすることがかつて出来ただろうか！？いや、無い(反語)。
そうか、エイパムは高速バトンに爆裂パンチを組み合わせようとしていたのが間違いだったのだ。
破壊の遺伝子で自らの攻撃力が上がった状態での恩返し＋爆裂パンチを振り回しつつ、
高速かつ非力なプテラやケンタロスのようなポケモンにバトンタッチを決める。
これこそが、エイパムが輝くことの出来る最強の使い方かも知れない！！
以上、管理人の思考回路。

管理人「は、まって、これつよくね？？やばい、城で使いたくなってきた」

かくして、オフから帰宅後、早速パーティを組んだ。
遺伝子バトン先と言えばプテラ。ケンタロスも良いかも知れないが。
55カビゴンやミルタンクがあまりにも無理なので、WAはそこに強く、かつ破壊の遺伝子の恩恵を受けるポケモン。
足は速くないが、条件を満たせるなるべく強力なポケモンを考えると、カイリキーだった。
苦手な飛行やエスパー系などには総じてプテラが強いので、なかなかの相性だと思う。
混乱を治せる道具は、奇跡の実と苦い木の実(PBSでは凍った木の実)の2種類あるため、エースを2種類用意出来るのだ。
正直これがやりたいだけなので、あとは適当な爆破ポケモンを3枚用意。
一応、エース同士のシナジーが効いているため、エイパムを活用せずとも、爆破＋爆破＋エース択ゲーに持ち込めるかなと。

だが数戦後、弱点が発覚した。プテラとカイリキー、どちらも攻撃範囲を広げているポケモンであり、
等倍の相手を一撃で沈めるほどの強力なメインウェポンを持っているわけではない。
バトンタッチを決めたからにはそのまま全抜き出来るぐらいでないと難しく、そのためにはそのようなメイン技の火力が必要。
それを解決すべく、プテラをケンタロスに、カイリキーをガラガラに、2枚替えをした。
しかし、更に使っていて分かって来た。そもそもバトンタッチ先として遅いポケモンが向いていない。
素早さを補うためエイパムに高速移動を持たせ、破壊の遺伝子と高速移動を両方バトンタッチ出来るようにしたりもしたのだが、
やはり混乱しながらここまで決めるのは難しいというのと、嫌な音を抜いてしまったために不便を感じることがあった。
ここは思い切って、遅い高火力キャラと組ませること自体をやめにして、エースを2枚とも素早いキャラにし、
嫌な音を活かせるようにしようということで、プテラ＆ケンタロスという組み合わせに最終的に落ち着いた。

試合後の感想。
エイパム！！！！が！！！！！！！輝いている！！！！！！！！！！！
ログを見ていただければ分かるように、なかなか成功せず負け試合も多い。
というか、実際は絶望的に運が悪く、エイパムが混乱自滅しかせず何も出来ずに負けて破棄されたログは倍以上あると思われる。
がしかし、手応えが全然違う！！「これが成功さえしていれば大活躍だった」というような展開が飛躍的に増えたのだ。
ただ誰にでも出来そうなことしか出来なかった予備校時代とはまるで別のポケモンのようだった。
遺伝子状態でエイパム自身の攻撃力を活かせるような展開は少なかったが、
バトンタッチが成功、もしくは吠えられて失敗した後、後ろに残った単体のエイパムが最後に嫌な音で活躍出来るというシーンが何度かあった。
管理人の中ではもう完全にエイパムはこれがデフォルト型で良いぐらいの勢いだし、
ひいてはエイパム自体のキャラランクまで少しだけ上がった。
これを気付かせてくれた、シロガネリーグで話していた方々には本当に感謝！

なお、このパーティはジムリーダーの城のPBSで使用したため、破壊の遺伝子の混乱はポケスタ金銀同様1〜4ターンで解除されるが、
元々は冒頭に書いた通り、破壊の遺伝子の混乱が永続するVC(GB)版のために組んだコンボなので、
VC版での実機対戦でこそ真価を発揮してくれる……と良いな、と思っている。


ログ壱　…対55バンギラス、バトン役が自ら殴れる強さ
ログ弐　…対55カビゴン、普通にカイリキーで刺すパターン
ログ参　…対55ケンタロス、凄絶な遺伝子バトル！
ログ肆　…対55ハッサム、エースが倒されても終わらない
ログ伍　…対55サイドン、エイパム＋カイリキーを試す時
ログ陸　…対55サンダー、サイクルでカイリキーを使う
ログ漆　…対55サンダー、カイリキーへの後攻バトン
ログ捌　…対55カビゴン、混乱させてからバトンタッチ
ログ玖　…対55リザードン、普通に遺伝子バトンを決める 		　 ログ拾　…対55ミルタンク、！？！？！？ｗｗｗｗｗｗ
ログ拾壱　…対55カイリキー、ドーブルを起点にバトン
ログ拾弐　…対55オコリザル、エイパムの嫌な音大活躍
ログ拾参　…対55ポリゴン２、エイパムの個人技
ログ拾肆　…対バランス、バトンタッチをカビゴンに繋ぐ！？
ログ拾伍　…対55オムスター、バトン成功後にもエイパムを使う
ログ拾陸　…対53ハピナス、空を飛ぶの使い方
ログ拾漆　…対55バクフーン、エースを二度使う

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