クモのす
アリアドス族の専用技で、使うと目の前の相手が交代を出来なくなる技。
この技の効果は、「この技を使ったポケモン自身」に対してかかるため、
命中率などの判定は無く、身代わり等で防いだりすることも出来ない代わりに、
使ったポケモン側が退場(チェンジ、吠えられる、倒される等)すると、その瞬間その効果は解ける。
また、使った側・使われた側ともに、バトンタッチで効果が継承される。
その効果によって、この技を使ったポケモンが、目の前の相手に対して有利なポケモンにバトンタッチをし、
相手が逃げられない状態で確実に仕留めるというコンボが極めて有名かつ強力。「ロックバトン」等と呼ばれる。
強力なコンボであるので、これを阻止するために、対策として吠えるや吹き飛ばしを持たせる場合もある。
全く同じ効果を持つ技として黒い眼差しがあるが、技タイプが異なる点を除けば、
この技の方がPPが多い分、技の性能としてはほぼ上位互換と言える。
・アリアドス
この技を使える唯一のポケモン。バトンタッチとのコンボも可能である。
また、相手の黒い眼差しを持ったポケモンへの対策として使うことも出来る。
例えば黒い眼差し+滅びの歌のコンボを狙って来るムウマに対しては、
こちらもこの技をかけることによって、確実に共倒れに持ち込むことが出来る。
つまり、ムウマ側がアリアドスと共倒れするのはマズく、他のポケモンの対策をしたい場合、
ムウマはこの技を持ったアリアドスから逃げざるを得ないということになる。
また、黒い眼差し+バトンタッチのコンボを狙うブラッキーに対しては、やはりこちらもこの技で相手を逃げられなくすることで、
先にバトンタッチを使った方が不利になるというチキンレースに持ち込むことが出来る。
後からバトンタッチを使った方が、相手のポケモンを見てから有利なポケモンを出すことが出来るからである。
アリアドスはこの他、高速移動や影分身なども覚えるためバトンタッチで同時に継承が可能。
アリアドス:ムウマを完封する
アリアドス:ムウマをほぼ無限に流せる
アリアドス:ムウマと組んでダブルロック
アリアドス:フシギバナを捕まえてPPを枯らす
【一撃あり2000】アリアドス:バトンタッチと併用でムウマを倒す
・ドーブル
極めて強力な効果を持つ技であるため、ドーブルがこの技を採用することもある。
様々なコンボを作り出せる技なので、ドーブルに向いているとも言える。
アリアドスと同じバトンタッチの他、滅びの歌、道連れ、アンコール等とのコンボが特に強力。
【2012ルール】ドーブル:バトンタッチと併用してムウマとダブルロック
・小ネタ
実機で野生ポケモンとの戦闘では、相手が突然逃げ出すことを防ぐ効果がある。
そのため、逃げやすいポケモンを捕まえる際の保険として有用。
ただし、相手の方から吠えるを使って来た場合はこちらが逃げ出してしまうためこの技は意味を成さない。
クリスタル発売前の金銀のみの環境では、イーブイがバトンタッチを覚えなかったため、
ブラッキーは黒い眼差し+バトンタッチのコンボが使えず、
ロックバトンのコンボを使うことが出来るのはアリアドス族とドーブルのみであった。
クラブハンマー
キングラー族の専用技。水タイプの技なので、属性一致で使うことが出来る。
威力90、命中率85%、PP10と、基本的な性能は全て波乗りに劣るが、25%の確率で急所に当たるという独自の性能がある。
肝心な、命中率・急所率含めた威力の期待値は約95.6となり、これは波乗りの威力95をほんの僅かに上回るのだが、
波乗りにも6.6%の急所率があり、これを加味すると波乗りの威力の期待値は約101.3となる。
したがって、単純に威力の期待値で言えば残念ながら波乗りを下回ってしまう。
この関係はピントレンズを持たせても逆転することは出来ない。
また、物理攻撃の急所はリフレクターや鈍い、甘えるといったメジャーな技を貫通出来るが、
それに対し光の壁やド忘れと言った技は使用率が低いため、特殊技の急所は恩恵が得られにくい。
以上の点から、せっかくの専用技であるにも関わらず波乗りに劣る点は多い。
しかし、「急所に当たれば勝ち、当たらなければ負け」というようなシーンは決して少なくなく、
そのようなシーンでは当然波乗りよりもこの技の方が高い勝率を得ることが出来る。
この技の使い手であるキングラー自体がそもそも比較的マイナーな部類であるため、
せっかく使うならばロマンを追求してこの技を採用するというプレイヤーも少なくない。
・キングラー
この技の唯一の使い手。残念ながら特攻は低いためあまり高い火力は出ないが、
それでも属性一致によって地面や岩ポケモンを簡単に倒すことが出来るため、
この技か波乗りのどちらかは最低限の役割遂行のために持たせることが多い。
この技で同レベルのガラガラを高確率2発、急所に当たれば高確率一撃で倒せるため、
光の壁+ガラガラの戦術に対してやや有効な対抗手段と言える。
キングラー:剣の舞+セミフルで全抜き
【城杯ルール】キングラー:やつあたりと両刀で全抜き
・小ネタ
クロスチョップとエアロブラストが存在しない第1世代では、この技は最も威力の高い急所技だった。
更には、キングラーがこの技を使うと急所率が99.6%だったため、
威力の期待値が波乗りを大幅に上回るどころか、何と全ての特殊技の中でも威力の期待値が最も高い技でもあった。
第4世代以降はこの技は物理技に変更されたため、キングラーの高い攻撃力を活かせるようになった。
くろいきり
自分と相手の能力変化のランク補正を全て±0に戻すという効果を持つ。
初代では混乱や宿り木などの状態変化、更にはバージョンによっては状態異常までも治すことが出来たが、
金銀以降ではあくまで能力のランク補正を治すのみに留まった。
当然、相手の上がったステータスや自分の下げられたステータスを元に戻すために有効な技だが、
逆に自分にとって有利な変化も直してしまう可能性があるという点には注意が必要。
相手の剣の舞や鈍いによる攻撃力アップに対しては、甘えるや鳴き声で攻撃力を下げたり、
逆にバリアーや丸くなる等で自分の防御力を上げることで対策することも出来るが、
その他の能力アップ、例えば高速移動や成長、影分身などに同じような方法で対応するのは一般に難しい。
また、同じ攻撃力アップでも腹太鼓は一気にランクが+6まで上昇してしまうので、これを止めるのもやはり難しい。
これらの積み技を一手に対策出来るのが、この技である。
実戦では特に、影分身や腹太鼓に対する対策としての需要が大きい。
ただし、甘えるや丸くなる等と違って、素の状態では効果が全く発揮されず、
あくまでどちらかの能力ランクが変動した際の対症療法的な使い方しか出来ないため、
能動的な使い方が出来ない分、使い勝手は良くないとも言える。
技タイプは氷であるため、水や氷ポケモンが自力や遺伝で覚えることが多いが、
「黒い」と銘打っているだけあって、毒やゴースト系でも覚えられるポケモンは多い。
白い霧とは対になるような技名だが、効果は全く異なる。
白い霧とこの技をセットで覚えるポケモンも居るが、こちらだけを覚えるポケモンの方が多い。
・ゲンガー
カビゴン等を攻略する際、黒い眼差し+滅びの歌があれば手っ取り早いのだが、
大爆発で対処したい場合、相手が鈍いを積んで来たら倒せないという状態に陥ってしまう。
嫌な音など、相手の防御力を下げる技があれば対策出来るのだが、ゲンガーは岩砕きぐらいしか出来ない。
そこで、この技を持たせることで相手の鈍いを解除し、防御力を元に戻して大爆発で倒せるようにするという対策法がある。
この他、影分身+転がるの戦術に対しても、滅びの歌があれば楽だが無い場合は苦戦する。
その際にこの技で影分身や丸くなるを解除し、攻撃技を当てられるようにすることが出来る。
ゲンガー:腹太鼓を解除してカビゴンを無力化
ゲンガー:影分身を解除してミルタンクを突破
・オムスター
鈍いカビゴンを受ける際に、鈍いや殻に篭るによる防御力UPで対応することも出来るが、
この技で相手の上がった攻撃力をキャンセルさせることでも対応が可能。
この技を敢えて採用する利点としては、こちらが眠ったりしている間に相手が鈍いを2回や3回積んだとしても、
この技ならば1発で全て無かったことに出来るという点がある。
逆に、鈍いや殻に篭るに比べると、自分の防御力を上げられるわけではないため、
相手が攻撃力を上げるたびにこの技を何度も使い直さなければならないというデメリットがある。
・カメックス、アズマオウ、ハリーセン、アーボック
その他、サポート的な動きをするポケモンが、鈍いや腹太鼓、影分身などの起点にならないために保険として持たせる場合がある。
逆に言うと積み技に依存した戦術に対しては、この技を持ったポケモンが居るだけで対策になる可能性もある。
水ポケモンは特に、高速移動+バトンタッチをガラガラに繋ぐコンボに対して刺さる場合がある。
アズマオウはこの技が、キングドラとの貴重な差別点のひとつとなる。
くろいまなざし
目の前の相手を逃げられなくする技。ゴーストや悪ポケモンの多くが覚えるが、技タイプ自体はノーマルである。
クモの巣と全く同じ効果であるが、技タイプが異なる点を除けば、
この技の方がPPが少ない分、クモの巣のほぼ下位互換技と言える。
しかし、覚えるポケモンはクモの巣と全く異なり、技の性能自体は極めて強力であるので、
この技を覚えるポケモンには持たせることが多い。
また、この技に対する対策のひとつとして、先制出来るポケモンでこの技をアンコールしてしまい、
この技を無駄に連発している間に倒すという対策法があるが、
アンコールがかかった技のPPが切れた瞬間、アンコールの効果は解け、
次のターンそれに対するアンコールのかけ直しも失敗するという仕様がある。
つまり、PPが切れた瞬間の1ターンは、後攻のポケモンもアンコールにかからずに自由に行動することが出来る。
これを利用して、わざとこの技のPPを増やさずに最小である5の状態で使い、
アンコールされても5ターンだけ我慢して相手の攻撃を耐え抜き、反撃に移るといったテクニックがある。
この点から、実はPPが少ないからと言ってクモの巣の下位互換になるとも言い切れない部分がある。
・ゲンガー、ムウマ
この技を、滅びの歌・道連れ・呪い等と併用出来るポケモン。
特にこの技+滅びの歌は金銀対戦における代表的なコンボのひとつで、相手は当然滅びの歌を解除出来なくなるが、
滅びのカウントが0になる直前のターンに自分だけチェンジで逃げることで、相手だけを一方的に倒すことが出来る。
滅びのカウントが減って行く間に倒されてしまっては元も子もないので、守る、催眠術、怪しい光などで粘る必要がある。
また、もし一方的に倒すのが無理そうなら、道連れによって最悪相打ちに持ち込むことも出来る。
呪いについても、相手が交代してしまったらただ自分がHPの半分を削ってしまっただけの骨折り損となるが、
この技で相手を縛ることによって強力な効果が得られるようになる。
ゲンガーは滅びの歌の代わりに大爆発とも併用が出来る(滅びの歌と大爆発同士は両立出来ないので注意)ため、
この技で相手を逃げられなくしてから、目の前の相手に確実に大爆発を当てるというコンボも可能。
大爆発はドーブルも覚えることが出来ないため、ゲンガーはこのコンボが出来る正真正銘唯一のポケモンである。
ムウマは嫌な音とも併用出来るため、シャドーボール等で決定力を出すことも出来なくはない。
ゲンガー:典型的な滅びコンボの例
ムウマ:典型的な滅びコンボの例
ムウマ:対面の相手を確実に仕留める
ムウマ:相手の滅びの歌を対策出来る
ムウマ:かけて即チェンジすることで確実に有利対面を作れる
ムウマ:この技を使うことで相手に吠えるを使わせてエースを無償降臨させる
ムウマ&ブラッキー:ダブルロック戦術
・ルージュラ
上記のゴーストポケモンと同じく、この技を滅びの歌と併用することが出来る。
ゴーストと違って無効化属性が無い上に耐久力も低いため、滅びの歌の3ターンを凌ぎ切るのは難しいが、
ゲンガーの催眠術よりも命中率の高い悪魔のキッスを覚えるため、これで足止めを狙うことが出来る。
また、ゲンガーは滅びの歌と身代わりが両立出来ないが、ルージュラは身代わりとの併用も可能。
・ブラッキー
この技を、バトンタッチと併用出来るポケモン。
詳しくはクモの巣の項を参照されたいが、アリアドスは耐久力が低いため使い勝手は良くなかった。
しかし、耐久力の高いブラッキーがこのコンボを使うことで極めて強力なコンボとなる。
このコンボは吠える・吹き飛ばしの他に、大爆発で共倒れさせられたり、
先述のようにアンコールで行動を縛られると言った対策法があるが、
大爆発に対しては高い物理耐久と甘えるで対策が可能であり、
アンコールも使うポケモンがフーディンやワタッコであれば攻撃をかなりの回数耐えることが出来るため、
この技のPP切れによる対策を狙うことも出来る。
元々クリスタル発売前の金銀のみの環境ではイーブイがバトンタッチを覚えなかったため、
ブラッキーにこのようなコンボは存在しなかったが、
ブラッキーがこれを出来るようになったことによる、黎明期の対戦環境への影響は大きかったと言える。
この他、甘えるや追い打ちとの併用も可能。
この技+バトンタッチのコンボを決めようとしている間に相手のカビゴンに鈍いを積まれてしまったりしても、
甘えるによって相手を無力化することが出来る。
また、この技で捕まりたくない相手はブラッキーの目の前から逃げて行くことになるが、
それに対して追い打ちで仕留めるというコンボも使える。
ブラッキー:有利なポケモンにバトンタッチして確実に処理
ブラッキー:甘えると併用して物理ポケモンを無力化
ブラッキー:どくどくと併用して眠るの無いポケモンを倒す
ブラッキー:フーディンのアンコールとのコンボで完全に相手を詰ませる
ブラッキー:追い打ちとの二択をかける
ブラッキー:積みの起点を捕まえて全抜きに繋ぐ
【ヒストリア2024】ブラッキー:セレビィの滅びの歌と併用で影分身ミラーを有利に
・ドーブル
クモの巣とこの技を両方覚えることが出来る唯一のポケモン。
前述の通り、基本的にはPPの面でクモの巣が上位互換と言えるが、
アンコールへの対策としてこの技を敢えて使う価値が無いわけではない。
しかしドーブルの場合、耐久力が低く相手の攻撃を耐え切ることはまず不可能であるため、
実質的にはクモの巣のPPであってもこの技のPPであっても戦局が変わることはまず無い。
この他に変わる点としては、技タイプが異なるため、
もしテクスチャーを持たせる場合、クモの巣だとテクスチャーが誤作動して蟲タイプになってしまう可能性がある。
しかしこの技ならばノーマル技であるため、元々がノーマルポケモンのドーブルにとっては、
他になりたい属性の技を1個持たせておけば、確実にその技のタイプを貼り付けることが出来る。
PPがほぼ戦局に影響しないと言える以上、クモの巣かこの技かで変わる点と言ったらこれぐらいであり、
テクスチャーを使うわけでもなければほとんど趣味で好きな方を持たせてしまって良いと言える。
・ヤミカラス
この技を、追い打ちやオウム返しと併用することが出来る。
追い打ちとのコンボは前述のブラッキーの項で書いた通り。
オウム返しは、相手の技を返そうとしても相手がチェンジしてしまったら失敗してしまうが、
そこをこの技で逃げられないようにすることで、確実に相手が前のターンに使った技を返すことが出来るようになる。
オウム返しはドーブルも覚えることが出来ないため、ヤミカラスはこのコンボが出来る正真正銘唯一のポケモンである。
・クロバット、ベトベトン
ここまでに書いたような強力なコンボを覚えないため、この技を持たせることは滅多に無いポケモン。
ただし、どちらも嫌な音との併用が可能であるため、相手を捕まえて物理技で倒すというコンボは狙える。
この技の恐ろしいところは、一度使われてしまうと、使い手が場に居る限り効果が永続するため、
油断していると初見殺しさせられかねないという点である。
因みにベトベトンはこの技を自力でなく遺伝で覚える唯一のポケモンである。
遺伝で覚えるということは初代マシン技とは両立不可ということで、
残念ながらゲンガーのように大爆発と併用させることは出来ない。
逆に言うと、大爆発の優先度が高いベトベトンにとっては、その時点でこの技の採用がしづらい。
クロバット:どくどく+守ると併用で眠るを持たないポケモンを倒す
・ゴースト、ゴース
滅びの歌や道連れとのコンボは極めて強力であるため、
ゲンガーが出場出来ないローカルルールでこれらのゴーストポケモンを使う場合でも、
やはり同じようにこのコンボを使うことがある。
また、このコンボは技さえ決まれば相手を倒すことが出来るという効果を持つため、
種族値の影響を受けにくく、種族値の低いポケモンが下克上を狙いやすいと言える。
そのため、通常の2000(一撃無し)ルール等、ゲンガーが使えるルールにおいても、
種族値の低い進化前のゴーストを「2匹目のゲンガー」として使い、同じコンボを狙うことが出来る。
クロスチョップ
格闘タイプの主力技。条件によって威力が変動する技を除けば、最高威力技でもある。
PPが少なく命中率もやや不安定だが、25%の確率で急所に当たる性能が強力で、
相手のリフレクターや鈍い、自分がかけられた甘えるを無効化出来る可能性がある。
特に、鈍いを積んだカビゴンに対しては、弱点を突けるということもあって、急所に当たると非常に有効。
同じ威力の格闘技で、追加効果も強力な爆裂パンチがあるが、そちらは命中率が更に低いためメイン技としては採用しづらい。
かなり強力な技であるため、この技を覚えるポケモンは、格闘ポケモンはもちろん、属性不一致でも積極的に採用される。
なお、威力がこの技の半分の50であり、命中率・PPが高い技として空手チョップがあるため、
この技は空手チョップの進化版とも言える。
・カイリキー、オコリザル
この技を属性一致メイン技として使えるポケモン。どちらも攻撃力が高いため、弱点を突かなくてもそれなりの火力がある。
更には、鈍いやヨガのポーズ、オコリザルは嫌な音で火力を伸ばすことも出来る。
鈍いを積んでいようが急所に当たれば問答無用でカビゴンを一撃で葬り去ることが出来るため、
対戦環境で猛威を振るう鈍いカビゴンに対する、極めて重要な対策法のひとつとなっている。
カイリキーはこの技の最強の使い手。
カイリキー:低レベルでも急所でリフレクターを盾にした55カビゴンを瞬殺
カイリキー:急所で弱点を突けばいくら鈍いを積んだ相手も瞬殺
カイリキー:鈍い+急所の超火力で格闘耐性を強行突破
オコリザル:急所でリフレクターを貫通&ドーブルを上から瞬殺
ゴーリキー:黒帯を持たせれば50でも急所で55カビゴンを瞬殺
【2012ルール】オコリザル:急所でマルマインを瞬殺
・エレブー、ブーバー、ゴルダック
遺伝によりこの技を覚えることが出来る、器用な特殊ポケモン。
サブ技としての扱いになるが、やはりカビゴンを始めとし、
バンギラス、パルシェン、ハガネール、ブラッキー等かなりの広範囲に対して有効な技なので、この技の採用率はかなり高い。
むしろ、これらのポケモンはこの技を覚えることが最大のアイデンティティとも言えるほどである。
特に、特殊ポケモンにとってカビゴンやハピナスに対する打点があるのはかなり大きい。
やはりそれぞれ、ヨガのポーズや嫌な音で火力を伸ばす使い方もある。
注意点として、これらのポケモンは全て遺伝でこの技を覚えるため、
身代わり等の初代マシン技とは両立不可という点がある。
エレブーは電磁波やリフレクターとも併用出来ないため、サポート要員としてそれらの技を持たせたい場合は、
格闘技はこの技の代わりに爆裂パンチを持たせるという手がある。
エレブー:ヨガのポーズを積んで3タテ
エレブー:ヨガのポーズ+急所でカビゴンを一撃
エレブー:鈍いを積んだカビゴンを急所で突破
エレブー:2連続急所でライコウを強行突破
エレブー:寝言+ピントレンズと併用
ブーバー:ドーブルを一撃&大文字と併用でカビゴンを楽々倒す
ゴルダック:嫌な音+急所でミルタンクを一撃
ゴルダック:フルアタの一環として
【リトルカップ】エレキッド:硬いラッキーも急所で上から一撃
・ドーブル
この技を腹太鼓と併用することが出来る唯一のポケモン。
非常に非力でありながらも、腹太鼓を使えばLv.50でもバンギラスやハピナスを上から一撃で倒すに至る。
・小ネタ
この技や爆裂パンチが存在しない初代では、格闘タイプの最高威力技はサワムラーの専用技である飛び膝蹴りであった。
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