最終更新日:'15/11/16  最終チェック日:'15/11/16
我流・個別分析 <サワムラー>

変態ポケモン図鑑はこちら


<概論>

バルキー3兄弟の中では最も極端に防御力が低く、攻撃力と素早さが高いポケモン。
その攻撃力の高さとHP・防御力の低さから、混乱自滅ダメージ率は最終進化形態の中ではトップとなっている(こちら参照)。
特防もトップレベルの高さだが、パルシェンと同じというHPの低さにより、特殊耐久ではカイリキーやヘラクロスに及ばないという点が残念。
攻撃力が高いと言えども格闘ポケモンとしては上にカイリキー・ヘラクロスがおり、
素早さでも上にオコリザルが居るので、その双方の面を活かして行くことが肝となる。
特に素早さは、スイクンやヘラクロス、ムウマ等の85族を絶妙に上回っている点を利用したい。
これが出来るのはバルキー3兄弟の中でもサワムラーだけである。
技としては、自力で覚える起死回生と、高速スピンが特徴的。ただし起死回生はLv.51以上でしか使えないので注意。
起死回生は、身代わりと両立出来る数少ないポケモンであり、ヨガのポーズまで併用出来るため、
この3つを使ったコンボにより、特定の選出に対する詰ませ性能は非常に高い。
高速スピン使いとしては、素早く、パルシェン・フォレトスの双方に強いというのが極めて優秀であり、
格闘ポケモンという地位を利用すればスターミーやカメックスとは一線を画した活躍が期待出来る。
肝心のメイン技がやや威力不足な飛び膝蹴りというのもあり、そのあたりのテクニカルな戦術を売りにして行くことになるだろう。


<実戦的ステータス>

タイマン性能■■■■■□□□□□ 出番の多さ■■■■■■□□□□
複数対決性能■■■■■□□□□□ 使い方の多様性■■■□□□□□□□
対カビゴン性能■■■■■■■■■□ 不利な相手への対抗力■■□□□□□□□□
対その他の一線級■■■■■■■□□□ 個人的総合評価■■■■□□□□□□


<優劣関係>

格好の餌カビゴン バンギラス パルシェン ハピナス ポリゴン2 ドーブル フォレトス
割と有利ハガネール ヘルガー ブラッキー
場合によるフシギバナ ムウマ ヘラクロス カイリキー
割と不利ゲンガー エアームド ガラガラ ライコウ スイクン ケンタロス
天敵サンダー フーディン ナッシー スターミー マルマイン クロバット


<防御面>

55食べ残し5550黄金の実50
55サンダーの雷微低確率2発高確率2発高確率2発確2
50サンダーの10万ボルト超低確率3発高確率3発高確率3発確3
50スターミーの波乗り中乱数4発確4確4超高確率3発
50パルシェンの冷凍ビーム超低確率4発確4超高確率4発低確率3発
55バクフーンの大文字確3超低確率2発低確率2発確2
55ゲンガーの10万ボルト低確率4発確4確4高確率3発
50ハピナスの雷乱数6-7発乱数5-6発乱数5-6発微高確率4発
バンギラスの大文字微低確率4発確4確4高確率3発
バンギラスの冷凍ビーム乱数5-7発超低確率4発超低確率4発確4
バンギラスの地震確3超低確率2発超低確率2発確2
50カビゴンののしかかり確3確3低確率2発高確率2発
50ヘラクロスのメガホーン確4中乱数3発微高確率3発確3
50ガラガラの地震確2確2中乱数1発中乱数1発


<技候補>

飛び膝蹴り属性一致メイン技。威力がやや不足だが、これに頼るしか無い。
起死回生サワムラーの特徴その1。これを下記のような技と併用出来るのが特筆すべき長所。
ヨガのポーズ起死回生と組み合わせるのがメジャーだが、普通に積み技として使っても良い。
身代わり属性一致起死回生をコレと両立出来るのはサワムラーだけ。代表的なコンボ。
堪える身代わりでなくこちらで使っても良い。立ち回りの柔軟性はこちらの方が高い。
高速スピンサワムラーの特徴その2。パルシェンに強いというのが大きなポイント。
めざ霊サブ技筆頭候補。やはり格闘技とは最も相性が良い。対エスパー・ゴースト。
めざ岩サブ技候補。飛行と蟲対策。ヨガのポーズを1回積めば、同レベルのサンダーは2発。
めざ飛サブ技候補。ヘラクロスと草対策。特にヘラクロスには同レベルで先制という点を活かしたい。
めざ蟲サブ技候補。ナッシーを非常に重視した場合のエスパー対策。
爆裂パンチサブ技候補。メインと属性が被ってしまうため、追加効果の混乱が主な狙いとなる。
のしかかり
恩返し
捨て身タックル
メガトンキック
サブ技候補。ゴーストで完全に止まってしまうが、
それ以外の面ではめざ霊と同じぐらい相性が良く、威力に関してはこちらの方が高い。
のしかかりは麻痺狙い、恩返しは安定性、捨て身タックルは火力重視。
高速スピンを使う場合のしかかりと捨て身タックルは両立不可で、恩返しとメガトンキックなら併用可。
マッハパンチ威力はとても期待出来ないが、残りHPが少ないポケモンへのトドメや、倒れる直前の最後の抵抗で使える
泥棒高速スピンサポートで後ろのポケモンに圧力をかけたり、破壊の遺伝子と併用するという使い方が可能。
どくどくサポート用。主に高速スピンを使う際の後ろへの圧力だろう。
泥かけサポート用。どくどくに同じく。爆破への抑止力として使うことも出来る。
眠る高速スピン型だと技枠が余ることがあるのでコレもアリ。また型サンプルに載せたような寝言型も。
威張る高速スピンの際のサポート技として使う他、みがきしコンボに織り交ぜるという方法もある。
カウンター基本的に隠し持って一発逆転狙いの使い方になるだろう。
心の目ハサミギロチンをください


<型サンプル>

Lv.55 飛び膝蹴り/ヨガのポーズ/身代わり/起死回生@黒帯

サワムラーはオコリザルに次いで素早い格闘ポケモン、且つヘラクロスに次いで強い起死回生使い。
この型はヨガのポーズ+みがきしで、「ヨガわり」「ヨガきし」等の呼び名もあった戦法。
みがじたやみがきしは一般に、身代わりを張っている間に相手に鈍いを積まれたら対処出来ないという弱点があるが、
サワムラーは逆に身代わりが残ったらヨガのポーズでどんどんパワーアップして行けるというのが強み。
この3段コンボが出来るのは、ドーブルとサワムラーだけである(ヨガのポーズの代わりにしっぽを振るなら、アズマオウとガルーラにも出来るが)。
素早さは50サンダーと同速で、これを超える相手への対処は注意したい。
威力最大の起死回生で弱点を突ける相手は全員一撃。
等倍相手にはヨガのポーズを1回積めば、55フォレトス以外全員一撃。
格闘技を半減する相手はヨガのポーズを3回積まないと一撃にするのは厳しいので、
どちらかと言うと「ヨガのポーズを1回積めば2発で倒せる」というのを利用したい。
このコンボに固執していると使いにくいので、メイン技は普通に使える飛び膝蹴りにしたが、
この枠は格闘耐性への対抗手段となるめざ霊やめざ岩、先制相手に麻痺を狙えるのしかかり等にするのも手。
また道具は、光の粉や気合の鉢巻、王者の印あたりも候補。
体力の調整が非常に難しい上に、HP1の状況を作れても格闘耐性のポケモンを出されるだけで詰んでしまうことも多く、
実際に活躍させるのは相当難しいが、特定の3匹の組み合わせに対して非常に高い詰ませ性能を持っているため、
一部に対するキラーとしての需要がある。こちらの記事も参照されたい。
なお、レベルは55でなくても良いが、起死回生を覚えるのはLv.51なので、少なくともLv.50では使うことが出来ない。
パーティ … フーディンサワムラーWA(2022)
パーティ … ポリゴン2HA(2019)
パーティ … アーボックHA(2019)
ログ … オーソドックスなサワムラーコンボ
ログ … オーソドックスなサワムラーコンボ2
ログ … オーソドックスなサワムラーコンボ3
ログ … オーソドックスなサワムラーコンボ4
ログ … オーソドックスなサワムラーコンボ5
ログ … よくある爆破ポケモンを起点に出来る強み
ログ … 敢えて本体が攻撃を食らうことでエアームドに勝てる


Lv.51 飛び膝蹴り/目覚めるパワー霊/堪える/起死回生@黄金の実

みがきしではなく普通にこらきしを使えるようにした型。柔軟性という意味ではこちらの方が優れている。
これもレベルは、51以上であれば自由で、サブ技も飛行を意識しためざ岩、ゴースト以外に安定したダメージが入るノーマル技等も。
また高速スピンを持たせサポートとして使うことも出来る。この場合相手のパルシェンやフォレトスは大爆発をして来ることがあるため、
それを読んで堪えることが出来ればかなり美味しい。


Lv.50 飛び膝蹴り/高速スピン/目覚めるパワー霊/どくどく@黄金の実

他の格闘ポケモンとの大きな差別点となる、高速スピンを主軸としたサポート型。
フォレトスにもパルシェンにも直接的には強く、特にカビゴン+パルシェンというメジャーな組み合わせに刺せるのが大きい。
Lv.50でもパルシェンの冷凍ビームを3回は耐えることが出来る。
性能はエビワラーと大差無いので、サワムラーを活かす点としては、同レベルの85族に先制出来る所か。
例えばサンプルのようにムウマを倒せるめざ霊を持たせたり、他にはヘラクロスを倒せるめざ飛もアリ。
飛行や毒では完全に止まってしまうので、残りの枠はせめてもの抵抗ということでどくどくにしてある。
ここは他にも泥棒や爆裂パンチ、泥かけなど色々候補はある。眠る+薄荷の実というのも無くはないが、
とにかく物理耐久が低く、50カビゴンののしかかりや55バンギラスの地震ですら2発で倒れるという点に注意したい。
黄金の実があればこれを高確率で2回耐えることが出来るようになる。
火力の注意点として、Lv.50だと飛び膝蹴りで55カビゴンに高めの確率で2耐えされてしまう。
黒帯を持って、ようやくタイマンでは有利を取ることが出来る。
中レベルのカビゴンはほぼ2発で倒せるため、それがエビワラーとの地味な差別点となっている。
なお、高速スピンはのしかかりや身代わりなど初代マシン技と両立不可なので注意。
ただしメガトンキックなら、自力で覚えるため両立することが出来る。


Lv.55 飛び膝蹴り/捨て身タックル/目覚めるパワー霊/泥棒@破壊の遺伝子

火力と素早さが高めなので、破壊の遺伝子で暴れるのもアリ。出す所を間違えなければ大暴れ出来るかも知れない。
遺伝子状態の飛び膝蹴りで55カビゴン・55ブラッキー・52サイドン・52パルシェン確1、
50ハガネール低確率一撃、55エアームド・54スイクン確2、
めざ霊で55フーディン・53ゲンガー・ムウマ確1、50スターミーやや高確率一撃、
捨て身タックルで等倍相手はほとんど確2。
対ゴーストを切るならめざ霊は抜いても良いかも知れない。泥棒の枠も自由。
他の選択肢としては、爆裂パンチ、マッハパンチ、起死回生、カウンター等か。
HPがとても低いポケモンなので、捨て身タックルは反動が気になるなら同威力のメガトンキックにする手もある。
因みに概論に書いたように、混乱自滅ダメージが尋常でなく痛い諸刃の剣である。
リフレクターサポートがあれば、混乱自滅ダメージは半減されるため、少しはマシになる。
パーティ … カイリューエレブーWA(2022)
ログ … フルアタ破壊の遺伝子エース型
ログ … 低レベル破壊の遺伝子型


Lv.55 飛び膝蹴り/ヨガのポーズ/眠る/寝言@食べ残し

特殊耐久の高さと素早さを活かして、意外とこんな普通の型でも使うことが出来る。
カイリキーが鈍いで似た動きが出来るが、素の素早さも全然違う上に、
ヨガのポーズなら鈍いと違ってその素早さを落とさず使えるため、中速のポケモンとの戦いやすさが全く違って来る。
自慢の特殊耐久も活かすことができ、スイクンやパルシェン、フシギバナ、地震を持たないバンギラスぐらいになら受け役割を持つことが出来る。
特にフシギバナに後出しした上でほぼ勝てるというのは、格闘ポケモンとしては特筆すべき点。
この型は飛び膝蹴り一点集中なので、サイコキネシス持ちのエスパーや飛行あたりには滅法弱いが、
ヨガのポーズを抜いて突破力を落とす代わりにサブ技を持たせるのもアリだろう。
また、せっかく寝言ならレベルを落として、のしかかりを持たせて麻痺サポート出来るようにするのも面白い。
サンプルではLv.55の特殊耐久に拘って持ち物を食べ残しにしているが、ピントレンズや光の粉などで低コストに抑えても良いだろう。


<大体どれにでも通用する対策>

とりあえず、ヨガきし型を真っ先に警戒したい。相手のパーティに居る時点で、ヨガきし型に詰む選出だけは避けたい。
バンギラス+パルシェン+カビゴン等はNG。対カイリキー等と違って、爆破で処理したりすることが出来ない。
ただし、型の解説に書いたように、少しでもHPを乱すことが出来れば対策は簡単。
先制出来て格闘に弱過ぎないポケモンだったり、後手でも格闘耐性があって身代わりを確実に壊せる技を持つポケモンならOK。
その他の型に関しては、とにかく脆い物理耐久を突いたり、中途半端な素早さなので上から丸めこんだりしたい。
サブ技を目覚めるパワーに頼りがちなので、HPはしっかり確認しておきたい。
めざ霊の所持率は特に高いため、先制されるムウマやナッシー等は少し危険。
飛行や毒ポケモンへの有効打は持たないことが多いため、そのあたりでの対策が非常に有効。サンダー、ベトベトン等。
めざ飛が無いことが分かればヘラクロスも優秀な受けになる。メガホーンは半減だが物理耐久が低いのでそこそこ削れる。
特殊耐久が高い点には注意したい。ゲンガーやハピナス等の不一致特殊技程度は受けられてしまう可能性がある。
レベル差を付けられると、スイクン程度の火力なら属性一致でも受けられてしまう。逆に物理攻撃で倒すのは簡単だ。
フシギバナも、格闘耐性を持つものの葉っぱカッターが弱すぎて身代わりに耐えられてしまうため、
完全タイマンだとヨガきし型に勝つことは出来ない点に注意。
低レベルで使われる場合、十中八九高速スピン持ちと考えて良いだろう。
例えば昆布戦術を狙ったりする際に、相手の手持ちにLv.50サワムラーが居たりする場合には注意したい。
ただ、撒き菱を撒いたら高速スピンして来る可能性が高いので、逆に言えば別のポケモンで起点にしやすいとも言える。
またLv.50だと起死回生は覚えないので、ヨガきしコンボを警戒する必要は全く無い。


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