「校長!お久しぶりです」
「おおアリアドス君!待っておったぞ」
「先生〜〜〜!」
「あ、レディアンちゃんも!」
「ヨルノズクのヤツ、ここで試合するんですね。アイツ元気にしてますか」
「ああ、ワシの見込みが正しければな、今日はきっと良い試合をしてくれるはずじゃぞ〜!」
「アリアドスくんたら、ヨルノズクくんのこと大嫌いとか言いながら、彼の話ばっかりするんですよ。クスクス」
「オイ!!まぁ、俺も大人になったっつーか・・・丸くなったってことで。」
「ふふw さぁさぁ、こっちだよ!」
予備校物語
第59話 〜大人への階段〜
「ゲンガーはそろそろ来るかのう?」
「もうそろそろのはず」
「ゲンガーさん、懐かしいですね〜。私たちもお世話になりました。」
「そうだね〜。今回もヨルノズク君のための講師を快く引き受けてくれて、先生たちも助かっているところだよ。」
「連絡を繋いでくれたキミたちにも感謝しておるぞ。」
「おう、オレのことか」
「うわあビックリした!!突然現れるなよ!!」
「相変わらずイタズラ好きなんですね(クスクス)」
「おうゲンガー!久しぶりじゃのう。相変わらずで、何よりじゃ」
「今回は引き受けてくれて、ありがとうね」
「ッたく、アンタらに頼まれたら・・・やるしかねェだろ。他のメンツは揃ってんのか?」
「うむ。この前ブースター君が繋ぎをつけてくれたブラッキー先生と、新任のニョロボン先生が来ておる。」
「あとは、僕たちが!」
「ヨルノズクのヤツ、ここまでしてもらって何も出来なかったら、相当やべぇぜ?w」
「おい。ボクがどうかしたかい」
「う、うわあ!なんだ!お前も突然現れやがって!お前はゴーストじゃえねだろ!つーか、久しぶり!!!」
「フッ、キミの注意力が鈍っているだけだろう。今のボクはそうではない。一緒にしないでいただきたい(メガネクイッ)」
「何を!?いつまで経っても卒業できねえのは、どこのどいつだ!?」
「はー。言ったな。またしてもキミはボクを怒らせた」
「(やれやれ、早速始まった・・・)」
「(もはや、このやり取りも懐かしいのう)」
「(コイツらいつもこうだったのかよ)」
「(大人になったとか言って、ぜんぜん変わってないじゃん・・・)」
「どうやら僕がいないと、場が収まらないようだね・・・」
「おお、プクリン君!!今日も見学しに来てくれたのかい」
「アリアドス君とヨルノズク君が揃うと聞いて、仲裁役の僕がいないと成り立たないと思いましてね。」
「初めまして。あなたがプクリンくんね。いつも、アリアドスくんが迷惑ばっかりかけてたみたいで・・・」
「」
「」
「さ、そろそろ始めるぞ」
「・・・ゲフン。改めて先生方、よろしくお願いします!(メガネキラリーン)」
「でかしたぞヨルノズク君!なかなかやるじゃないか」
「なァんだ。なかなか卒業できない、なんつって、十分優秀じゃねェか!」
「す、すごい・・・先生方のお陰で、ビックリするぐらいやりやすかった・・・」
「それにしても校長、よく逆Aなんていう思い切りをしましたね・・・」
「うむ!ワシの見込み通りじゃ!」
「やるじゃん」
「良かったねヨルノズク君!この調子だ!」
「そういえば、今日の観戦者は・・・これだけですか。」
「そうね。ここにいる人で全部ですけど?」
「そうですか・・・」
「(ははーん・・・もしかして)」
「(うん。)」
「(草)」
つづく