「こんにちは!」
「おや?どちら様?」
「おお、バタフリーちゃん、来てくれたか!」
「ここの卒業生第1号のバタフリーちゃんだよ。
  プクリン君と同じようにアシスタントとして、新しい型で試合のお手伝いをしてもらうことになったんだ。」
「なるほど。キレイハナ君が抜けてしまったので、そこに入るというわけですね。」
「卒業生第1号・・・すごい!」
「こんなにかわいらしいお姉さんが・・!?」
「いやいや、そんな、、、大したことはないですよ。みなさん、よろしくね。」
「(初めはあんなに自信が無さそうだったバタフリーちゃんも、こんなに立派な先輩に・・・感慨深いですねえ)」
「(これだから教師というものは、やめられんのう・・・)」

予備校物語
第56話 〜新しい春〜

「なるほど。レベルも自由になったんですね。」
「うむ。今回は身代わり+太鼓型のカビゴン先生のサポートをしてもらうぞ。」
「早速だけどバタフリーちゃんにお願いしようかな。あとは・・・」
「先生、私にやらせてください!」
「おお、いいね!じゃあ、バタフリーちゃんとデリバードちゃんで!」
「(ぐぬぬッ、、!しまった・・・ワシとしたことが・・・)」
「校長先生、どうかなさったのですか」
「ん、いや、何でもない」
「校長、あれでしょ?カビゴン先生が両手に花になっちゃったから、悔しいんでしょ?」
「」



「あーっ、、惜しかったですね。。」
「痺れ粉をうまく捌かれてしまったのが敗因ですね。。」
「でもさすがは先輩、エアームド相手に物怖じせず粉を撒いていくのはかっこよかったです!」
「現役時代では使わなかった、神秘の守りを活用できた点は良かったね。」
「なるほど・・・痺れ粉+神秘の守りを両立できる唯一のポケモンだったのか・・・ッ!!」
「それにしても、カビゴン先生のサポート、私したことが無かったので、新鮮な気持ちです!」
「そうそう。校長先生とはまた違った楽しさがありますよね!」
「(グギギギギギギ・・・・・・・)」
「(まあまあ落ち着いて^^;)」

つづく