「こんばんは!」
「あら、キレイな姐ちゃん」
「あのっ!ボク♂なんですけど!!」
「マジか。中性的男子ってやつか」
「君は、もしかしてキレイハナくんじゃな!」
「あっ!ハイ!よく分かりましたね」
「ダブル粉を使える子がここを探しておったと耳にしてな。」
「流石は校長。情報がお早い・・・」
「今は定員なので・・・、次の卒業生が出てからの入学になりますね。」
「よろしくお願いします!それまで見学させてもらっても良いでしょうか??」
「もちろんじゃよ。」
「よろしくッス!」

予備校物語
第33話 〜輝かしいデビュー〜

「ハクリューちゃん!次の試合はいよいよ君の出番じゃ!」
「やったあ!」
「良かったッスね!存分に腕を奮うとイイッスよ」
「今回は先生も行きます。よろしくね。」
「見学、楽しみです!」



「ふおおおお!!!!なんと美しい・・・!!!」
「すごい!すごいよハクリューちゃん!完璧な活躍だよ!」
「あははっ!やったー!!今日は何だか調子いいみたい。よかった〜!」
「す、すばらしい・・・まるで非の打ち所が無い・・・」
「すごい!ボクも入学したらこれぐらい活躍できるようにがんばります!」
「認めざるを得ねえな。。。」

つづく