「ホントにちゃんと考えてるの!?」
「いいじゃん〜そんな堅いこと言わなくても〜〜〜」

「先生・・・あの2人、あれからいつも喧嘩ばかりですけど・・・大丈夫ですか?」
「先生も手を焼いています・・・どうにかしてあげないと」

「先生、ぼく、エイパム君が卒業するまで休学しま〜〜す」
「ぇえっ、、そんな、、、」

予備校物語
第13話 〜それぞれの未熟さ〜

「なんだかお困りのようですね。」
「おおブースター君!来てくれたか」
「次から次へと・・・彼はだれですか?」
「ノコッチ君、君には別のクラスを用意しておいた。最近、ありがたいことに、我が校を志望する学生が増えてきてな。
  クラスを増やすことにしたんじゃよ。しばらくそこで経験を積んでくるといい。
  ブースター君はな、代わりにこのクラスに新しく入ってもらう生徒じゃ。
  卒業したギャロップ君と同じ優秀な炎タイプで、のしかかりの麻痺やバトンタッチが狙えるのじゃ」
「なるほど!これは心強い!講師のカビゴンです。よろしくね。」
「何やらゴチャゴチャしたときに来ちゃったようですが・・・ともかく宜しくお願いします!」
「同じバトン使いだ!よろしくね!」



「しまった、、、高速移動から普通にバトンすれば良かったのに、、、申し訳ありませんorz」
「これは惜しかったのう・・・でもあと一歩じゃよ!」
「バトン使いもいろいろ大変ですよね・・気持ちわかります。」
「ううう・・・・せっかくのカモ(ナッシー)が・・・・・中途半端に凍える風打った意味もほとんど無かったな・・・」
「ヤミカラス君もすごく惜しかったね。あと少し!」
「今のは恐らく、今のオイラの力じゃあ無理でしたね。
  エイパム君のほうは立ち回りを間違えなけりゃイケたヤツですが、オイラはというと・・・」
「ヤミカラス君。。。」

「へへ、ここまで来るとね。オイラでも弱音のひとつやふたつは吐きたくなるってもんで」
「絶対にあきらめないでくださいね。ヤミカラス君ならそろそろ晴れ舞台がくる!
  ・・・私、そんな気がするんです。なんとなくですけど。」
「すまねぇな、、トゲチックちゃんにはいつも励まされてらぁ」
「そんなことないです!いつもあきらめないヤミカラス君の姿に勇気をもらっているのは、私のほうなんですよ。」
「・・・まぁ、ともかく次行くしかねぇな!」
「はい♪」

つづく