予備校物語
第8話 〜もっと上へ〜

「最近、選出はされてるんだけどなかなかうまくいかないなぁ。。。」
「そのうち必ずいい時がやってくるから、慌てちゃダメだよ。さ、次行きましょう」



「やっとバトンが決まったーーー!!ンギモヂィィィイィイイィィイィィ」
「誰だよ」
「でかしたぞキリンリキ君!これはワシも爽快じゃった!」
「私の出る幕はありませんでしたね。」
「途中でガラガラを出されたりしていたら、トゲチックちゃんも役に立ったはずじゃ。」
「備えあれば憂いなし、ってわけですなー」
「僕も後ろにトゲチックちゃんがいてくれたから心強かったんだよ」
「今回はすごい活躍だったね!」
「でも・・・僕、まだ出来ることがある気がするんです。今はただ高速バトンしただけだし。
  これだけなら誰でもできますからね。」
「その気持ち、よくわかるよ。なにかキリンリキ君にしかできないことを活かせるといいね」

つづく