予備校物語
第9話 〜チームワーク〜

「お、久しぶりにオイラの出番でやんすね」
「ヤミカラスさん、よろしくお願いします♪」



「おーーーー!これはすごい!トゲチックちゃん、大手柄だよ!!」
「校長先生も恩返しを活用していて流石ですね。」
「ワシが恩返しを使えるのはヤミカラス君がいてくれるお陰じゃ。いつも感謝しておるぞ」
「今の試合は心残りがあるでやんす・・・フーディンの前の立ち回りを誤りやした。
  追い打ちを連打しておけば、トゲチックちゃんの負担をもっと減らせたってわけで」
「大丈夫ですよヤミカラスさん。またいっしょにがんばりましょう!」
「かたじけねぇ」

「ども!こんにちは!」
「あ、エイパム君だー!」
「おや?もしかして新しい生徒ですか??」
「同じ高速バトン使いのキリンリキ君に紹介してもらいました!僕が活躍できそうな場所があると聞きまして」
「なるほど、確かに君には我が校はピッタリかもしれん!が、しかし、、、」
「定員のことですよね?大丈夫です!空き次第でいいので!」
「なかなか気が利くのう。気に入った!では入学手続きだけしておこう」
「ありがとうございます!みなさん宜しくお願いします」
「元気そうな好青年ですね。講師のカビゴンです。よろしくね。」

つづく