ここでは特別新しい手筋を紹介するわけではなく、
Step1〜5で説明したものを組み合わせた、実践的なテクニックを紹介します。
まずはコレ。地雷の密度がある程度高いと、よく出てくる場面です。
まず「243」の2に注目します。地雷は残り1個ですが、仮にDのどちらかに旗を立てるとどうなるでしょうか?
Cは両方とも開くことになりますよね。そうすると、4の周りに旗が3本までしか立たなくなり、矛盾するのです。
よってDのマスは、どちらも地雷があってはならない。つまり、開くことが出来るということです。
開いてみました。まだここで終わりではありません。
ここで再び2を見ると、E(さっきの画像のC)のどちらかが地雷であることが分かります。
あとは4を見れば、二つあるAのマスは両方とも地雷確定ですね。旗を立てることが出来ます。
証拠写真ナリ。
さ、次の例に参りましょう。
これも先ほどの例と似たような考え方が通用します。
まずは「232」の一番右の2に注目。ここで仮にAを開いたら、どうなるでしょうか?
3の影響で、三つあるBは全て地雷だということが確定しますね。
しかしそうなると、一番左の2の周りに地雷が3個あることになり、矛盾してしまうのです。
よって、Aを開けてしまってはいけない。つまりAのマスは地雷だということが分かりました。
旗確定。この状態で再び3を見てみると、地雷は残り2個なので、
三つあるBのうちどれか2個が地雷です。ということは、左の2に注目すれば、
B以外のマスに地雷はもう無いということになるので、赤い四角で囲った3マスは全て開けるわけです。
開けました。この図だとこれ以上進むことは出来ませんが、
Bのうち2個が地雷という事実は変わらないので、最後まで忘れないようにすると良いです。
因みに結果はこうでした。
どんな手筋でも結局は、Step1.どちらか一方は地雷!や、Step2.どちらか一方の応用が基盤になっていて、
すぐには確定出来なくても、
「仮定する」ことによって、背理法のように進んで行けるということが重要です。
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