最終更新日:'20/7/27  最終チェック日:'20/7/27
我流・個別分析 〜ハリーセン〜

変態ポケモン図鑑はこちら


〜概論〜

技も種族値もイマイチである中、撒き菱という技がひときわ光っているポケモン。
撒き菱が無いと、ハッキリ言って同じ属性であるドククラゲに多くの面で劣るため、
ほとんど撒き菱のお陰で生きているポケモンと言っても過言ではないだろう。
幸いにも、他のメジャーな撒き菱ポケモンであるパルシェンやフォレトスと比べるとかなり異質な存在である。
まず毒タイプという優秀な耐性を持つ属性により、地震を持たない格闘ポケモンを受けることが出来る。
また、ヘドロ爆弾という、まともな属性一致物理技を使うことが出来るのも撒き菱ポケモンの中では唯一。攻撃力もそれなりにある。
そして、素早さは撒き菱ポケモンの中では最速である。
属性一致ヘドロ爆弾使いとして見た場合、ドククラゲ・モルフォンに次ぐ素早さでそれを打つことができ、その中では最も攻撃力が高い。
逆に攻撃面でも、ベトベトン・ウツボットに次いで高い火力でそれを打つことができ、その中で最も素早い。
反面、パルシェンにおける対ガラガラや、フォレトスにおける対カビゴンと言った、
超メジャー級ポケモンを受けることは出来なかったり、何よりも大爆発が使えないというデメリットは大きいが、
上記の独自性の魅力はなかなか侮れず、比較的マイナーな部類ではあるがガチで使用されることも稀にある。
対格闘の他には、水タイプによる耐性を活かしてパルシェンやスイクンを受け、起点にすることが出来たり、
火炎放射+どくどくでサポートするような炎ポケモン等を受けることが出来る。
特に、スイクンに圧倒的に強いというのはポイントのひとつで、
これを活かし、スイクンに弱いバンギラスのサポートとして組み込むことが出来たりする。


〜実戦的ステータス〜

タイマン性能■■■□□□□□□□ 出番の多さ■■■■■■■□□□
複数対決性能■■■■■■■□□□ 使い方の多様性■■□□□□□□□□
対カビゴン性能■■■□□□□□□□ 不利な相手への対抗力■■□□□□□□□□
対その他の一線級■■■□□□□□□□ 個人的総合評価■■■■□□□□□□


〜優劣関係〜

格好の餌スイクン パルシェン フォレトス キングドラ ツボツボ
割と有利カイリキー エアームド ベトベトン ブラッキー ファイヤー ハピナス
場合によるヘラクロス スターミー バンギラス ハガネール ナッシー ムウマ
割と不利カビゴン ガラガラ ミルタンク リザードン フシギバナ
天敵フーディン ライコウ サンダー ゲンガー ケンタロス


〜防御面〜

55食べ残し5550黄金の実50
50サンダーの10万ボルト微低確率1発微低確率1発確1確1
50スイクンの波乗り乱数7〜8発乱数5〜6発乱数5〜6発確5
55ファイヤーのめざ草超低確率4発確4確4微高確率3発
50フシギバナの葉っぱカッター乱数5〜6発超低確率4発微低確率4発確4
50カビゴンののしかかり確4微低確率3発中乱数3発確3
50カビゴンの地震微低確率2発高確率2発超高確率2発確2
50ヘラクロスのメガホーン乱数5〜6発中乱数4発高確率4発確4
55カイリキーのクロスチョップ乱数5〜6発超高確率4発超高確率4発超低確率3発
55ベトベトンのヘドロ爆弾乱数6〜8発乱数5〜6発乱数5〜6発低確率4発
50エアームドのドリル嘴乱数5〜6発高確率4発超高確率4発超低確率3発
バンギラスの岩雪崩超高確率3発確3低確率2発低確率2発
バンギラスの噛み砕く超高確率3発確3超低確率2発超低確率2発
50ナッシーのサイコキネシス確2確2超高確率1発超高確率1発


〜技候補〜

撒き菱コレが無いと流石に存在意義が危ういというレベルで必須中の必須技。
ヘドロ爆弾属性一致メイン技。特攻が低いのと、役割の関係上主にこちらがメイン。
ハイドロポンプ
波乗り
属性一致技だが、地面・岩・鋼に打つサブ技のような感覚で、必須というわけではない。
火力が無いので持たせるならハイドロポンプがオススメ。
鈍い素のヘドロ爆弾の火力はイマイチなので、コレでスイクン等を突破出来るようにする。
鈍い+寝言型のカイリキーやヘラクロスを受ける際にも必要。
眠る受け役割を遂行するためには必須の技。
寝言耐久は上がるが、撒き菱+攻撃技1本だけではどうしても不便なのであまり使われない。
黒い霧相手の鈍い、腹太鼓、影分身などを解除出来る。他の撒き菱ポケモンには出来ない技のひとつ。
堪える
じたばた
爆発が出来ないので、代わりに最後の抵抗をする技。
流石に素の火力はかなりしょっぱいのでヘラクロスのような全抜きは期待出来ない。
吹雪
冷凍ビーム
水技と相性の良いサブ技だが、草にはヘドロ爆弾で充分。
サンダーを2発になったりもしないので、凍結狙いがせいぜいか。
凍える風寧ろ↑より味方のサポートが出来るこちらの方が有用かも。
丸くなる鈍い持ち格闘を受けるために防御を上げたいという際、
素早さを落とさずガン受けだけしたい時に鈍いの代わりに。転がるとのコンボも。
小さくなる
転がる
丸くなる+小さくなると併用しても良いが、技スペースを喰うので単発の転がるもアリか?
守る毒を喰らわないので、眠るを抜いて食べ残しと組み合わせてコレで粘る手も。
ヘドロ爆弾の追加効果の毒との組み合わせもある。また、パルシェンの爆破を封じたり。
ミサイル針3回ヒットすれば同レベルのスターミーの身代わりをギリギリ壊せるという程度。


〜型サンプル〜

Lv.50 ヘドロ爆弾/鈍い/撒き菱/眠る@薄荷の実

概論に書いた通り、撒き菱役としては、パルシェンやフォレトスと違って大爆発で使い捨てが出来ないので、
生き長らえつつどのように役割を果たすかを考える必要がある。
この型はメインの撒き菱という仕事をしつつ、耐性を活かして格闘や水を受け、場合によっては決定力も出すという、
最もオーソドックスとされている(であろう)型。
ただし格闘受けと言えども、地震を持っている格闘ポケモンも多いので、そこは過信しないようにしたい。
逆に鈍い+クロスチョップ1本のカイリキーのような相手には、
こちらも鈍いを合わせて行けば何とか受け切れそうだ(55カイリキーのクロスチョップでほぼ4発かかる)。
素のヘドロ爆弾で53までのナッシーを確2、
鈍い+ヘドロ爆弾で50ハピナス確2、50スターミー超高確率2発、52カビゴン確3(鈍い1回で先制も可)。
ナッシーに対しては鈍いを積んでしまうと、素早さ逆転した上にサイコキネシス一撃で返り討ちにされてしまうので注意。
因みにヘドロ爆弾1本だと攻撃範囲が狭そうだが、鋼や地面が不在の3匹の組み合わせというのは実戦では意外とあるので、
場所さえ選べばそこそこ一貫性を持つことが出来る(例:カビゴン+パルシェン+サンダー等)。
この型は某氏が愛用していたものでもある。こちら参照。


Lv.50 ヘドロ爆弾/ハイドロポンプ/撒き菱/鈍い@黄金の実

せっかくの水ポケモンなのに、ヘドロ爆弾1本で地面・岩・鋼で止まることを気にするならこちら。
属性一致のヘドロ爆弾+ハイドロポンプという組み合わせは、あのドククラゲと同じで、
ドククラゲのように高い素早さと剣の舞から決定力を出せるわけではないが、止まりにくいと言えば止まりにくい。
ハイドロポンプでサイドンやゴローニャは一撃、55ガラガラ・ハガネールを確2、51エアームド・52フォレトス確3。
波乗りだと火力が無さ過ぎるのでハイドロポンプだろう。
惜しむらくは、ハイドロポンプを以てしてもパルシェンの波乗りより少し火力が劣るという点である。
また、ガラガラは2発で倒せても、ハリーセンは地震を弱点としているため一撃で倒されてしまい、タイマンでは勝てないので注意。
サンプルでは黄金の実で使い捨て型にしてあるが、ここは眠るで回復出来るようにしても良い。
ヘドロ爆弾+ハイドロポンプの両刀を採用するならば、鈍いを抜くしか無くなるが。
ログ … ニョロボン受け
ログ … フリーザーエースのサポート
ログ … カビゴンエースのサポート
ログ … ウツボット受け


Lv.50 ヘドロ爆弾/ハイドロポンプ/目覚めるパワー格闘/撒き菱@破壊の遺伝子

ハリーセンと言えば上記のどちらかがほぼテンプレ、という状態のまま20年近くの時が経ち、
開拓も特にされないまま迎えた2020年、某氏が遂に爆誕させた新世代ハリーセン。本人による記事はこちら、使用ログはこちら
Lv.50の破壊の遺伝子持ちというのが数値としてあまりにも絶妙に美味しいところを突いていて、
ヘドロ爆弾で50カビゴン・55サンダー・55カイリキー・55ケンタロス等の水準をことごとく高確率2発、低レベルのナッシー・メガニウム確1。
今書いた全てのことを、同じタイプのドククラゲには逆立ちしても真似出来ない。
つまり、撒き菱を持たせずしてドククラゲとの差別化が比較的容易に出来てしまうという、ハリーセンにとっては革命的な型である。
とは言え、撒き菱というのは極めて強力な技であり、
また電気ポケモン等に流されてしまった場合はすぐに破壊の遺伝子は解除されてしまうため、
以降も普通の使い方が出来るようにするためには、やはり撒き菱は持たせるに越したことはない。
目覚めるパワー格闘はバンギラスへのキラーとなるが、他の岩や鋼ポケモンには基本的にハイドロポンプの方が効き、
50カビゴンにはヘドロ爆弾でも火力が足りているので、この枠は破壊の遺伝子解除後用に鈍いなどでも良いかも知れない。
ただ、50カビゴンが食べ残しを持っている場合、ヘドロ爆弾ではやや低確率2発となってしまい、これがめざ格ならやや高確率で倒せる。
せっかく攻撃力を上げるのなら、堪える+じたばたを持たせるのもアリかも知れない。
破壊の遺伝子+最大威力のじたばたで、50カビゴン等は残念ながら倒せないものの、
50カイリキー、50めざ蟲ガラガラ、50めざ氷サンダー、50めざ草ナッシー、50ギャラドス、51ライコウ、51フシギバナ、
52ヘラクロス、52リザードン、54スターミー、55サンダースあたりを全て一撃で倒すことが出来る。
特にカイリキー、ガラガラ、フシギバナ等には先制も出来るためチャンス。ヘラクロスとは同速である。
ただし、じたばたは肝心の破壊の遺伝子が解除されてしまうとかなり貧弱なので注意。


Lv.50 ヘドロ爆弾/波乗り/撒き菱/黒い霧@黄金の実

某大会で某氏が使っていた型。こちら。黒い霧もパルシェンやフォレトスには真似出来ない。
対カビゴンもそうだが、他に鈍いカイリキー等に対しても、こちらで鈍いを合わせずとも黒い霧で解除するという手があるのだ。
その他、腹太鼓カビゴンや、影分身戦術に対しても有効なのは言うまでもない。
特に、身代わり+影分身のような戦術の起点にされにくくなるという点は馬鹿に出来ない。


Lv.55 ヘドロ爆弾/鈍い/眠る/寝言@毒バリ

エースで使ってみた場合。撒き菱ももちろん良いのだが、物理攻撃力でドククラゲと差別化出来るため、更に毒バリでパワーアップ。
鈍い+ヘドロ爆弾では50カビゴン・55サンダー・55カイリキー等を残念ながら超低確率3発でしか倒せないのだが、
毒バリを持たせることでこれがことごとく高確率3発、すなわち鈍いを1回積むことで高確率2発で倒せるようになる。
ギリギリの高確率なので、もちろんこれは55ドククラゲには真似出来ない。
特に地震持ちの50カビゴンに対しては、鈍いを積むことにより地震を2発耐えるようになり、
なおかつ先制でヘドロ爆弾高確率2発になるため、タイマンで勝てるというのは大きい。
(基本的に食らいたくはないが、鈍いを1回積めば一応自爆も約1/3の確率で耐えることが出来る。)
逆に地震が無く、のしかかり+鈍い+ねむねごような50カビゴンに対しても、
単純な殴り合いではお互い3発、かつお互い眠る+寝言なので、殴り合いで勝てる可能性が十分にある。
眠る+寝言と併用しているため、スイクンや地震の無いカイリキー等は完全に起点にすることが出来る。
ログ … 55ねむねごハリーセン
ログ … 55ねむねごハリーセン2


Lv.50 撒き菱/小さくなる/丸くなる/転がる@食べ残し

頑張ってください!応援しています!


戻る