最終更新日:'25/2/26  最終チェック日:'25/2/26
我流・個別分析 <ゴーリキー>

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<概論>

合計種族値No.1の格闘ポケモンであるカイリキーの、進化前の姿。
2段階進化の中段なので数値はそれなりにあり、
Lv.55のゴーリキーがLv.50のカイリキーとおおよそ同等の性能を持っていると言われている。
カイリキーを差し置いて敢えてゴーリキーを採用する理由は無いが、
カイリキーの使用が禁止されたルールにおいて、擬似的にカイリキーのように使うことが出来る。
また、2000等カイリキーが使えるルールにおいても、
カイリキーというのは持たせたい攻撃技が多く、技スペースが足りなくなりがちなので、
役割を分担し、ゴーリキーを第二のカイリキーとして、同じパーティに組み込む余地がある。
技はほとんどカイリキーと同じものが使えるため、技構成も同じように考えれば良い。
同じクロスチョップや岩雪崩を打てる格闘ポケモンとしては、他にオコリザルも競合するが、
物理耐久や地震・地割れ・アンコールあたりの技で差別化が出来る。
特に地震が欲しい場合は、進んでゴーリキーの方を選ぶことになるだろう。
2000ルールにおいて、カイリキーが一線級で使われているのは、
カビゴンやバンギラス、ケンタロスなど有利を取れるポケモンが上位に多く居るからというのが大きいが、
カイリキーの使用が禁止されたルールは、大抵はそれらのポケモンも同時に禁止されているため、
ゴーリキーが必ずしも環境上位のポケモンに刺さるとは限らない。
そのため、下手なローカルルールよりは、むしろ2000において、たとえカイリキーの完全下位互換であったとしても、
カイリキーと同じパーティに組み込むのが、最もゴーリキーの性能を活かせる道なのかも知れない。
もしくは、2006や1000のようなコスト制のルールで、
ジェネリックカイリキーのような使い方をするのも良さそうだ。


<技候補>

クロスチョップ必須の属性一致メイン技。基本的に弱点を突けば2発で倒せるぐらいの火力はある。
めざ霊サブ技筆頭候補。ムウマに対しては数値の低さが影響しないことが多い。
岩雪崩サブ技筆頭候補。鈍いを1回積めば55サンダーも2発なのは偉い。
地震サブ技選択候補。毒ポケモンに満遍なく。オコリザルとの差別化も可能。
めざ蟲サブ技選択候補。レベルを割いてもナッシーを抜けないのが痛い。
大文字サブ技選択候補。特攻はかなり落ちるので、やや有効打にはなりにくい。
めざ飛サブ技選択候補。ヘラクロスやフシギバナを意識。
捨て身タックル
恩返し
のしかかり
サブ技選択候補。弱点を突けないと微妙なので、
やるなら麻痺狙いののしかかりか。
鈍い
ヨガのポーズ
1回積むことで様々なポケモンを倒しやすくなる。
どうせ素早さは低いので、鈍い+先制のツメが有力か?
アンコール数値の低さを誤魔化せる搦手。岩雪崩等とは両立不可。
怖い顔相手に先制出来るようにして、アンコールとのコンボが出来る。
眠る少し寿命を伸ばしたい場合に。
寝言カイリキーと同様、攻撃技2つで運用する手もある。
穴を掘る
ロケット頭突き
我慢
これらの技は寝言で発動しないので、
眠る+寝言と併用することで、クロスチョップが出やすくなる。
カウンターカイリキーよりもダメージ反射が大きいことを活かしたい。
冷凍パンチ
雷パンチ
ローカルルール等で有効な相手が居る場合のサブ技候補。
光の壁サポート例。わざわざゴーリキーでやる意味は果たしてあるのだろうか。
泥棒サポート例。初見殺し。黄金の実と組み合わせよう。
どくどく
守る
サポート例。数値の低さを誤魔化せる。アンコールと併用するとなかなか厄介かも
泥かけサポート例。飛行ポケモンには効果が無いので注意。
指を振るハサミギロチンが出ればサンダーだって一撃必殺木っ端微塵
地割れ一撃アリ用。数値が低い分、カイリキーよりも依存度は高い。


<型サンプル>

Lv.55 クロスチョップ/地震/岩雪崩/目覚めるパワー蟲@黄金の実
<対応ルール:一撃無し2000、2006、1000等>

概論に書いたように、カイリキーが既に入っているパーティに、第二のカイリキーとして組み込む使い方。
カイリキーはサブ技の種類が豊富で、技枠が足りなくなりがちなので、
カイリキーとゴーリキーでサブ技の攻撃範囲を変えて、それぞれ役割分担するような使い方になるだろうか。
幸いにもカイリキーというポケモンは、得意とする相手が環境上位に数多く存在するが、
まとめて何匹も倒し続けるのは難しいポケモンなので、同じようなポケモンを2匹使えるということには一定の価値がある。
また、カイリキーに進化しないと覚えない技は破壊光線しか無く、サブ技の地震や岩雪崩などはカイリキーと同じように使え、
種族値も攻撃面・耐久面バランス良く兼ね備えているため、他の格闘ポケモンと差別化する必要は全く無い。
ゴーリキーの種族値はおおよそカイリキーより10-20程度ずつ低いが、これは大体Lv.55とLv.50の差と似ている。
すなわち、ゴーリキーはLv.55まで振れば、Lv.50のカイリキーに近い性能を発揮出来るということになる。
Lv.50カイリキーというと、カビゴンを初め、属性的に有利な相手には問題無く勝てるぐらいのスペックはある。
実際、物理攻撃の火力・物理耐久・特殊耐久どれもほとんど50カイリキーと同じなので、詳しい計算結果はここでは省略する。
素早さに関しても、実数値でこちらの方が1遅いだけだが、これに関しては、この違いはかなり痛い。
45族と言うとガラガラと同速で、すなわち55ゴーリキーは55ガラガラと同速である。
Lv.50の55族が、これより1早いというのは有名な話で、
55ゴーリキーは残念ながら、50ナッシー・50ハピナス・50カイリキーと言ったメジャーどころに抜かれてしまう。
したがって、カイリキーのようにナッシーに正面から喧嘩を売るのはやめた方が良さそうだ。
50カイリキーと似たようなポケモンということで、サンプルでは50カイリキーがよくやりそうな型にしたが、
あとはカイリキーと同じ感覚で適宜カスタマイズすればOK。
先述したように、対ナッシーはあまり任せられないので、めざ蟲は変更しても良いかも知れない。持ち物もご自由に。
ただし、地震を持たない場合はオコリザルを使った方が良いということにもなりかねないので、
物理耐久をよく計算しておきたい。
例えば50カビゴンののしかかりをほほ3耐え、55カビゴンの恩返しを確定2耐え等で差別化出来る。


Lv.55 クロスチョップ/岩雪崩/目覚めるパワー霊/鈍い@先制のツメ
<対応ルール:一撃無し2000、2006、1000等>

これまた50カイリキーでも使える鈍い+先制のツメ型だが、
55ゴーリキーは上記のように激戦区に抜かれているため、素早さ面でのビハインドが元々大きい。
したがって、先制のツメを持たせれば、カイリキー以上に効果が発揮出来るかも知れない。
鈍いを積んで下からずっしりと構える動きは、オコリザルにも真似しにくい。
岩雪崩は、鈍いを1回積めば55サンダーを超高確率2発になったり、先制のツメが発動すれば怯みチャンスがある。
めざ霊は、ゴーストと交戦する際に、先制のツメが発動すれば道連れを掻い潜りながら一方的に倒せるチャンスがある。


Lv.50 クロスチョップ/目覚めるパワー霊/怖い顔/アンコール@黒帯
<対応ルール:一撃無し2000、2006、1000等>

Lv.50で使う場合の例。流石に数値がかなり低くなるので、攻撃技にはあまり頼らず、搦め手を使うという手がある。
怖い顔+アンコールは、カイリキーにもある、素早い相手に対して行動を縛れるコンボ。
また、上から道連れを張って来るゴーストに対しては、アンコールを使わずとも、
怖い顔で素早さを逆転させ、次のターンにトドメを刺せば、先制のツメと同じように、道連れされず一方的に倒すことも出来る。
もちろん、カビゴンの鈍いなどに対してアンコールで詰ませることも可能。
ゴーリキーをLv.50で使う際には、致命的な欠点がある。それはクロスチョップの火力で、
55バンギラスに高確率耐え、55食べ残しカビゴンに高確率2耐え、55ミルタンクに中乱数2耐えされてしまう。
これらの問題を一気に解決出来るのが黒帯で、これらの高確率耐えが全て、高確率で倒せるようになる。
この型は地味にミルタンクにも勝てるところがポイントで、
搦め手無しの殴り合いならば、ミルタンクに鈍い+恩返し+恩返しと動かれると、
ゴーリキーはクロスチョップを急所に当てない限り負けてしまう。これは低レベルのカイリキーでも同じことが言える。
しかし、この型ならば初手怖い顔から入ることで、それを防止することが出来る。
初手鈍いに対しては、後攻で怖い顔を当てれば素早さを逆転出来るので、次のターンからは先制アンコールで完全に詰ますことが出来る。
また、初手から恩返しで殴って来た場合も、怖い顔を当てれば次から先制でき、
黒帯があればクロスチョップ超高確率2発で倒すことができ、こちらは恩返しを2耐え出来るため、
あとは単純な殴り合いで打ち勝つことが出来る。
サブ技の枠は、対策したい相手に合わせて適宜変更しても良いだろう。
ただし、アンコールは遺伝技であるため、初代マシン技である岩雪崩やのしかかり、捨て身タックルあたりとは両立不可。
カイリキーとゴーリキーの使い分け、レベルの振り方などに関して、
下記パーティに詳しい思考過程を記してあるので、そちらも参照されたい。
パーティ … 【一撃無し2000】ユンゲラーカイリキーWA(2020)
ログ … 【一撃無し2000】Lv.50怖い顔アンコール型1
ログ … 【一撃無し2000】Lv.50怖い顔アンコール型2
ログ … 【一撃無し2000】Lv.50怖い顔アンコール型3
ログ … 【一撃無し2000】Lv.50怖い顔アンコール型4


Lv.50 クロスチョップ/のしかかり/眠る/寝言@黒帯
<対応ルール:一撃無し2000、2006、1000等>

純粋に、低レベルで使うなら、カイリキーと同様にこのようなサポート型もアリだろう。
黒帯さえ持っていれば、バンギラスやカビゴン等への役割はある程度遂行出来る。
目覚めるパワーは流石に火力が足りず、スターミーには自己再生で回復が追い付かれてしまう。
数値の低いポケモンは、状態異常などで性能を誤魔化すのが一番だ。


Lv.55 クロスチョップ/地震/岩雪崩/冷凍パンチ@奇跡の実
<対応ルール:2006、2012等>

例えば2006ルールにおいては、コストの影響で、
グライガーやマンタインといったポケモンが格闘受けとして起用されることがある。
このように、環境に多い格闘受けに対して、適切な役割破壊を選択して行くことで、
2000におけるカイリキーのような全破壊が期待出来る。
グライガーは冷凍パンチで余裕で2発で倒すことができ、
マンタインもレベル差最大の岩雪崩なら確2。特殊耐久が高いので、4倍弱点の雷パンチよりも岩雪崩の方が効く。
2012ルールでは、格闘受けにバリヤード等のエスパーポケモンや、
ラフレシア等の毒ポケモンが使われることがあるので、
どれかを抜いて目覚めるパワーゴーストや飛行あたりを代わりに持たせると良さそうだ。


Lv.55 クロスチョップ/地割れ/岩雪崩/鈍い@先制のツメ
<対応ルール:一撃あり2000>

一撃ありルールにおいても、カイリキーと同様、有利対面を作りながら地割れを振り回すことが出来る。
カイリキーに比べて数値が低い分、地割れの恩恵は大きい。
55ケンタロスの捨て身タックルは手ぶらでもやや高確率で2耐えする。


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