CH流グレンジムパーティ

55ファイヤ−大文字日本晴れ眠るめざパ草薄荷の実AEFF
55リザ−ドン大文字地震岩雪崩腹太鼓奇跡の実FFFF
50マルマイン10万ボルト電磁波光の壁大爆発麻痺治しの実FFFF
50ナッシ−眠り粉リフレクタ−めざパ草大爆発黄金の実EEFF
50カビゴンのしかかり爆裂パンチ眠る寝言光の粉FFFF
50ハガネ−ル地震のしかかり嫌な音大爆発食べ残しFFFF

'12/2/17構築
速さ★★★★
硬さ★★
コンビネーション★★★
変態度
煮詰め度★★★
総合的満足度★★★★★

グレンジムパーティを自分流に組んでみた。カスタムではなく完全にゼロから。
嘗てお城で行われていたジム戦と同じように、炎ポケモンを必ず選出するという縛りのもとで。
まずこの記事のようにファイヤーリザードンWAが強いと思い、非常に興味があったのでこれで行くことにした。

●ファイヤー
ファイヤーの型やファイヤーパーティの主な戦法についてはゴールドさんのグレンジムリーダーパーティ
およびマサユキさんのファイヤーについて。他で既にかなり明確に文章化されているので省略気味。
このパーティも幾らかそれらの影響を受けている。
とりあえずファイヤーは体力、PP共に持久力のあるポケモンではないため、爆破を利用した速攻パーティにしている。
ただしタイマンで勝てるポケモンが多いというわけでもないため、爆破+爆破+ファイヤーと単純に行くのではなく、
サポメンで状態異常を撒いたり壁を張りつつ出来るだけ機会を伺ってからファイヤーで起点にして枚数を減らして行きたい。
爆破はここぞと言う時に使う。ファイヤーを出して日本晴れをしてから一旦爆破ポケモンに引き、
すぐ爆破して再びファイヤーを出すことで「初めから晴れ状態のファイヤー」を出すことが出来たり、
またファイヤーで1匹倒してから残りを爆破+爆破で処理する等も可。
リフレクターもしくは光の壁が残っているか、はたまた相手が麻痺しているという前提ならば、
ファイヤーがタイマンで勝てる相手は飛躍的に増えるため、それらを是非活用したい。

因みに持ち物についてだが、薄荷の実よりも奇跡の実の方が良いのは重々承知しているのだが、
リザードンがどうしてもと言うことを聞かなかったため、譲ってあげるという優しい奴、それがファイヤー。
(訳:リザードンが奇跡の実を失うデメリットよりも、ファイヤーの奇跡の実が薄荷の実になるデメリットの方が小さいと判断したため)

●リザードン
リザードン自体の性能としてはこの記事を参照されたい。
この記事では低レベルの全抜きポケモンとして紹介しているが、今回はパーティの性質上エースに。
記事に書いてあるようにバンギラスパーティやライコウパーティにとても強いのが特徴的で、
特にそれらのパーティはファイヤーにとってあまり戦いたくない相手なので、美味しい所を埋めてくれる存在。
レベルを振ってあるお陰で、同速となる55サンダーにも幾分か張り合えるようになる。
また、今回は光の壁マルマインがお供に付いているため、
自分より早い電気やスターミーが相手に居ようが腹太鼓を叩けるようになっている。
ファイヤーと同じく速攻であるのだが、起点となるポケモンの前で腹太鼓を決めないと基本的に意味を成さないので、
爆破で分離してしまっては返ってマズい。起点となるポケモンを倒してしまわないようにしつつリザードンを出す必要がある。

●マルマイン
CH流トキワジムでガラガラと組ませた爆破速攻パーティの中核がここにも登場。
電磁波によってサンダーやライコウ等を麻痺させたり、光の壁でエースの相性を逆転させたりと非常に重要な存在。
またリザードンの項で「爆破で分離してしまってはマズい」と書いたが、
マルマインの場合非力過ぎて多くの相手を大爆発で倒せないため、それが幸いしてリザードンの起点を作りやすくなっている。

●ナッシー
眠り粉でエースの起点を作りやすくする爆破ポケモン。マルマインに持たせていないリフレクターを張る役も兼任。
攻撃技はサイコキネシスでなく、バンギラスやスターミーに有効なめざ草を採用。
特に両エースにとって厄介なあやみがスターミーへの対策はコレが一番。
道具は大爆発で倒せる相手が増えるピンクのリボンも候補。

●カビゴン
冒頭に載せた記事にあるように、ファイヤーと相性の良い自爆カビかリザードンと相性の良いクソカビかで悩んだが、
リザードンの隣が自爆カビになることよりもファイヤーの隣がクソカビになった方がマシだと判断し、クソカビに。
色んなポケモンを誤魔化しつつ麻痺と混乱を撒きながら、エースの出番を伺いたい。

●ハガネール
カビゴンから自爆が抜けてしまったのでもう一枠ぐらい爆破ポケモンが欲しいという点、
エースの苦手な電気にはサポメン全体がそれなりに戦えるようになりたいという点、食べ残しが余っているという点。
これらから最後の枠はハガネールが最も適任であると思った。エースの苦手な水を爆破しやすいのもある。
技構成は、飛行に対して爆破しか出来なくなるのが嫌だったので、麻痺狙いも込めてのしかかりを持たせたが、
このパーティは吠える要員が居ないので吠えるにしても良いかも知れない。現状必要かどうかは不明だが。
嫌な音は、厄介な寝言カビゴン全般への対策。

●まとめ
個人的にはかなり変更の余地の無いところまで来たと思う。
動くとしたらせいぜいナッシーの持ち物がリボンになるとかハガネールに吠えるが入るとか、その程度だろう。
日本晴れや壁技と、5ターン技の管理が重要になって来る。
爆破シミュレーションも含め、数ターン先を見通す詰将棋的な考え方を要するパーティかも知れない。

ログ壱 …対55ケンタロス、晴れを残して爆破
ログ弐 …対55バクフーン、電磁波の恐怖
ログ参 …対55ガラ、衝撃のラスト
ログ肆 …対バンギラス、リザードン無双
ログ伍 …対カイリュー、1ターン目の絶望
ログ陸 …対55フリーザー、なるべくファイヤーの負担をなくす
ログ漆 …対55スターミー、カビ+マイン2枚体制
ログ捌 …ゲンガー+寝言カビに刺すネール


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