ではここから、本編に入って参ります。

「どっちが地雷で、どっちが開くか分からない。でも、どちらか一方は地雷なんだ!
という場面に出くわすことは、上級以上の盤面では非常に多いです。
早速具体的な状況を挙げてみましょう。



コチラです。Eの左にある3を見れば、二個あるEのうちどっちかは分からないけど、
少なくともどちらか一方は絶対に地雷だ、ということが分かるはずです。
では、一体どっちが地雷なんでしょう?そんなことはまだ分かりません。絶対に分かりません。
でも、だからと言ってここで身を引いてしまってはいけません。
2の方に注目して下さい。上に旗が立っています。ということは、周りにある地雷は残り一個。
ここでEに注目です。Eのどちらか片方は必ず地雷なので、2の「残り一個」をここで満たせるわけです。
と、いうことは、残るDのマスには地雷があるはずがありません。よってDは開いても良いということです。
逆にDに旗を立ててしまったら、これで2の周りの地雷は満たされたので、
Eは二つとも開けられる。そうなると、3に矛盾してしまうことになりますね。
だからDは開くのです。

説明がダラダラしてて分かりにくい?まあ、つまりは
Eのどちらかが必ず地雷だから、Dは開けても良い。
以上!ただそれだけのことです。

このように、「どちらか分からないけど片方は地雷だ」と分かっていれば、
それがヒントとなってその周りのマスの地雷の有無を判定出来ることがある、ということです。

では、例をもうひとつ。



これは端の壁を利用していますが、先ほどと考え方は全く同じです。
右端の1を見れば、二個あるEのうちどちらか片方は地雷だ、ということが分かるはずです。
その上で、隣の1に注目すると、
Eのどちらかに地雷はあるんだから、三つあるDのマスは全て開けられることが分かりますね。
逆に、Dのどれかに旗を立ててしまったら、角の1は満たされますから、
Eの両方を開けることになり、右端の1に矛盾してしまうことになります。

先ほどの例では1個のマスが開いただけですが、今回は3つも開くことが出来ます。これはラッキーですね。



この通りです。

では最後に応用問題を。



★のマスは、地雷でしょうか?開くでしょうか?
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