個別分析予備軍 ~タマタマ~

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~技候補~

よく持ってる宿木のタネ 眠り粉 身代わり
時々持ってるサイコキネシス 大爆発 痺れ粉 メロメロ リフレクター
稀に持ってるめざ草 ギガドレイン 泥棒 悪夢 光合成
変態大歓喜めざ炎 めざ蟲 転がる 影分身


~型サンプル~

Lv.50 サイコキネシス/宿木のタネ/眠り粉/身代わり@食べ残し

タマタマは進化後のナッシーの完全下位互換なので、
使う意義を見出すならば、ナッシーが既に入っているパーティに、第二のナッシーとして組み込む必要がある。
ナッシーは大きく分けて、光合成や宿木のタネ+身代わりで粘りながら決定力を出して行く型と、
場を荒らしながら最終的に大爆発してエースに繋ぐサポート型の2種類に分けられ、
その中でも特に補助技の選択肢は色々とあるため、
タマタマとナッシーをパーティに同時に入れ、異なった仕事を任せるというのは比較的実現させやすい。
タマタマを使う際に気を付けなければならないのは、他のポケモンと比べて、進化後よりも大幅に種族値が落ちるという点。
特に、ナッシーは準伝であるサンダーやファイヤーと同じ、125という特攻種族値を持つが、
タマタマの特攻は全く高くなく、実は防御種族値が最も高いという配分になっている。
しかし、草ポケモン特有の、種族値に依らない優秀な補助技を覚えるため、それに頼って行くことになる。
やはり優秀なのは、フシギバナやワタッコでも使われる宿木のタネ+眠り粉のコンボ。
これさえあれば、寝言などを持っていないポケモンを、一方的に倒せるチャンスが常にある。
ここで未進化ポケモンであるタマタマならではなのが、HPが低いため、宿木回復量が相対的に大きくなるという点。
特に55カビゴンに対して宿木のタネを植えることで、宿木+食べ残し回復量が、身代わりによるHP消費量を上回るため、
宿木のタネさえ植えてしまえば、あとは身代わりを連打してもHPは減るどころか回復する一方であり、
そのうちカビゴンを倒すか、素眠りに追い込むことが出来る。
この動きによって、未進化ポケモン、しかもLv.50でありながら、55カビゴンにタイマンで勝つことが出来る。
ただしサイコキネシスの火力は貧弱なので、あくまで眠り粉を絡めての突破となる。
そのため、カビゴンが寝言を持っていると粘られて、PPが切れてしまう危険性がある。
あくまで、サブ技持ちの素眠りカビゴンと戦うことを考えた方が良いだろう。
またついでに、一般的な型のフシギバナにもタイマンで勝つことが出来る。
対面からだと一旦上から眠り粉をかけられてしまうものの、葉っぱカッターのみではそうそう倒されず、
起きたターンに身代わりを貼れば、あとは眠り粉+サイコキネシスで押すことが出来る。
素眠りの55カビゴンと、フシギバナに同時にタイマンで勝てるとなれば、それなりのセールスポイントになるだろう。
サイコキネシスの火力は本当にアテにしない方が良く、50カイリキーにすら乱数で2耐えされてしまう。
素早さも、ガラガラより遅く、サイドンとようやく同速である。
普通の草やエスパーポケモンだと思って扱わない方が良い。
攻撃技を電気技しか持っていないゲンガーぐらいなら撃退することが出来そうだ。


Lv.50 念力/宿木のタネ/メロメロ/身代わり@食べ残し

では寝言を持ったカビゴンを突破するにはどうすれば良いか、という課題のひとつの解決策がこれ。
メロメロを絡めることで、相手が動けない間に宿木ダメージで弱らせることが出来る。
攻撃技は、サイコキネシスではどうせPPが足りないため、威力を落としてでもPPが多い技を採用した方が良い。
攻撃技の直接的なダメージよりも、宿木で与えるダメージの方がよっぽど大きいからである。
これは、フシギバナが威力55しか無い貧弱な葉っぱカッターだけでも十分カビゴンを押せることから想像出来ることだろう。
威力とPPのバランスのひとつの落とし所として、念力という選択肢がある。
威力50、PP25(最大40)のエスパー技だが、10%の確率で混乱させる追加効果が魅力。
これが発動すれば、メロメロ+混乱で、相手は25%の確率でしか行動出来なくなる。倒し切る絶好のチャンスというわけだ。
最大40発これを打てるということは、期待値では4回混乱を引けるという計算になる。
これでも決して確実に突破出来るというわけではないため、もっと確度を上げるには、
防御面が不安定になるものの、身代わりを切って眠り粉を持たせるという手もあるかも知れない。
また、レベルは55まで上げてしまっても良い。これによって少しは突破力がマシにはなる。
ログ … メロメロ+念力型


Lv.50 サイコキネシス/眠り粉/宿木のタネ/大爆発@黄金の実

至って普通のサポートナッシーと全く同じ仕事をタマタマにやらせても良い。
ナッシーには痺れ粉やリフレクターなど別の仕事をさせたり、光合成で長期的に戦えるようにしても良いだろう。
やはりHPの低さによる、宿木のタネの相対的な回復量によって、50カビゴン相手には十分仕事が出来そうだ。
ナッシーと役割分担さえ出来ていれば良いので、あとはご自由に。


Lv.50 宿木のタネ/影分身/転がる/身代わり@食べ残し

宿木で回復しながら影分身を積み、最終的に転がるで全抜きするコンボ。
ナッシーでも同様のことが出来るが、ナッシーはサイコキネシスの火力が十分過ぎるので、わざわざそんなことをする必要が無かった。
タマタマの場合は火力不足なので、このような型で使う価値が相対的に大きくなる。
やはり、カビゴンの前で宿木のタネ+身代わりモードに入ることで起点を作りたい。レベルはご自由に。


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