最終更新日：'25/4/29　　最終チェック日：'25/4/29
我流・個別分析 ＜ヨーギラス＞

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＜概論＞

2段階進化して最終的にバンギラスになるたねポケモン。
タイプはサナギラスと同じく岩/地面で、バンギラスのように多様な特殊攻撃も覚えないため、
基本的には他の岩や地面ポケモンと同じように扱うことになる。
サナギラスを使えるルールでわざわざヨーギラスを採用する理由はほぼ無いため、
未進化や低種族値のポケモンを使えるルールが主戦場となる。
有力なのはリトルカップで、その属性によって、ストライクやエレキッドと言った一線級のポケモンに有利を取れる。
同じタイプのイワークやサイホーンと競合することになるが、
攻撃力でイワークに、素早さでサイホーンに、特殊耐久でその双方に勝っている他、
最も大きいのは原始の力で差別化出来るという点がある。
同属性の中でこれを打てるポケモンはヨーギラスのみであり、
威力は低いながらも属性一致と4倍相性によってストライクは余裕でワンパンすることが出来る。
したがってストライクと対面した際は原始の力が打ち得となり、
運が良ければ追加効果によって全てのステータスが上昇し、そのまま3タテに繋げられる場合もある。
サナギラスを活かす場合はどちらかと言うとサイドンやゴローニャが覚えない嫌な音がメインだったが、
リトルカップではまずは原始の力を中心に考えると良いだろう。


＜技候補＞

地震一致技１。流石にどんな型でも抜けないだろう
岩雪崩
めざ岩
原始の力		一致技２。実質サブ技のような扱い。対ストライクは原始の力で足りている。
岩/地面ポケモンでこれを打てる唯一のポケモンなので、
独自性を見出すためにも優先的に原始の力を持たせたい。
怖い顔他の岩ポケモンと差別化出来る技。怯みを狙える岩雪崩との併用もアリか？
嫌な音ラッキー対策や、怖い顔をかけて上から起点作成のために使うなど。
泥かけこちらも起点作成用。身代わりストライクに繋ぐなど。
砂嵐その身代わりストライクへの対策としても使える補助技。
雨乞い岩/地面ポケモンでこれを打てる唯一のポケモン。水ポケモンや雷のサポートに？
日本晴れこちらはポニータ等のサポートに。水技を耐えるのは残念ながら難しい
堪える技スペースが余りがちなので、木の実ジュースと併用したコンボを狙っても良い。
追い打ち対面有利からサイクルを崩せる可能性がある。原始の力と両立不可なので注意
破壊光線地味に未進化ポケモンでこれを打てる貴重な存在だが、属性一致地震と同火力…。
噛み砕くヤドンを高確率2発で倒せる唯一の技。ついでにタマタマも確２。


＜型サンプル＞

Lv.5　地震/原始の力/噛み砕く/堪える＠木の実ジュース
＜対応ルール：リトルカップ＞

概論に書いたように、基本的には属性一致の地震と原始の力があれば事足りている。
地震で弱点を突けばエレキッドはもちろん、チョンチーやポニータも確１、
オムナイトには乱数で、サイホーンやイワークには確定で耐えられる。
原始の力は2倍弱点の飛行ポケモン等は2発かかるが、ストライクはしっかり確１。
有利対面を活かして原始の力の追加効果を狙って行きたい。
ストライクと対面した際には、ただ役割遂行技として打っているだけで常に1割のチャンスがある。
素早さはカラカラ等と同じで、1段階上昇してもストライクは抜けないが、
ビリリダマ・エレキッド・ディグダと同速になり、ポニータ等は抜けるようになる。
岩ポケモンで原始の力を打てるのはこの他にオムナイトやカブトも居るが、
地面タイプの複合はヨーギラスのみで、
ポニータやチョンチーの上から属性一致の地震で一撃で倒せるようになるのはかなり大きい。
ヨーギラスの性能の大部分が地震＋原始の力だけで成り立っているため、
残りの2枠は何を持たせても微々たる違いと言えるだろう。
攻撃範囲を増やすならば、タマタマを確２、ヤドンを上から高確率2発になる噛み砕くや、
鈍いを積んで来るラッキー対策としての嫌な音あたりが無難か。
タマタマには目覚めるパワー蟲を打っても残念ながらワンパン出来ない。
それどころか個体値が下がる影響で他の攻撃の火力も落ちてしまうため、
目覚めるパワーはなるべく持たせない方が良いだろう。
堪えるは、木の実ジュースと併用することで、HPをほぼ全回復することが出来る。
残りHPが半分以上でまだ木の実ジュースが発動していないが、
エレキッドの冷凍パンチやクロスチョップ等で倒されてしまう圏内に入っている場合に役に立つ。
ログ　…　【リトルカップ】原始の力＋地震で全抜き


Lv.5　地震/原始の力/怖い顔/雨乞い＠木の実ジュース
＜対応ルール：リトルカップ＞

後ろ2つの技のその他のチョイスの一例。
これらはいずれもヨーギラスのアイデンティティを活かしており、
怖い顔はイワークやイシツブテは覚えず、雨乞いは同タイプでこれを覚えるのはヨーギラスのみである。
ポニータ等の炎ポケモンで日本晴れ＋大文字のコンボが使われることがあるため、そこへの対策として使ったり、
後続に水ポケモンや雷を持った電気ポケモンを控えさせて、サポートとして使うことも出来る。
ヨーギラス自身はどうせ元々水技なんぞ食らったら一溜りもなく余裕の一撃であり、
逆に雷に関しては完全に無効化出来るため、実は雨乞いを打つデメリットがほぼ無い。
他の岩/地面ポケモンとの差別化は原始の力だけで十分出来ているため、
他の技は誰にでも出来るようなものを持たせても良い。
と言ってもそこまで有力なものは無く、例えば起点作成として泥かけを持たせたり、
せっかく怖い顔で先手が取れるようになったら、上から怯みを狙える岩雪崩や噛み付くを持たせる、
と言ったあたりがせいぜいか。


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