最終更新日:'13/3/10  最終チェック日:'13/3/10
我流・個別分析 〜トゲチック〜

変態ポケモン図鑑はこちら


〜概論〜

特防だけは立派にあるが、その他の種族値にはあまり恵まれていないマイナーなポケモンのひとつ。
特に素早さは飛行ポケモンの中では最も遅く、サイドンやフォレトスと同速でガラガラより遅い。
しかし技はかなり特徴的なものを揃えており、その中にはアンコール、甘えると言った非常に優秀なものもあり、
それだけで一定の活躍は保障されているポケモンと言える。
攻撃技に関しては、種類が少ない中、大文字、電磁砲、サイコキネシスあたりは覚え、
特攻はハピナスより少し高い程度には備えているので、それらをメイン技として機能させることが出来る。
あとは得意のアンコールを絡めたサポート的な使い方を巧く出来れば種族値以上の活躍は期待出来るだろう。


〜実戦的ステータス〜

タイマン性能■■□□□□□□□□ 出番の多さ■■■■■■□□□□
複数対決性能■■■■■□□□□□ 使い方の多様性■■■■□□□□□□
対カビゴン性能■■■■■□□□□□ 不利な相手への対抗力■■■■■■□□□□
対その他の一線級■■■■□□□□□□ 個人的総合評価■■■□□□□□□□


〜優劣関係〜

格好の餌フォレトス ハガネール エアームド
割と有利ナッシー フシギバナ ヘラクロス ムウマ
場合によるカビゴン パルシェン ガラガラ ゲンガー
割と不利スイクン カイリキー フーディン
天敵サンダー ライコウ バンギラス


〜防御面〜

55食べ残し5550黄金の実50
55サンダーの10万ボルト確2確2中乱数1発中乱数1発
50ナッシーのサイコキネシス確4微低確率3発中乱数3発確3
50スターミーの波乗り中乱数4発確4確4超高確率3発
55フーディンのサイコキネシス超低確率3発超高確率3発超高確率3発確3
50ゲンガーの10万ボルト確3低確率2発低確率2発確2
50ハピナスの冷凍ビーム確4中乱数3発微高確率3発確3
50カビゴンののしかかり確4微低確率3発中乱数3発確3
50ヘラクロスのメガホーン乱数5〜6発中乱数4発中乱数4発確4
50エアームドのドリル嘴乱数5〜6発中乱数4発中乱数4発確4


〜技候補〜

アンコールトゲチックを使うからには最低限コレは欲しい。
遅いと使いにくい技だが、それでもコレひとつあるだけで大違い。
甘えるアンコールの次に是非欲しい補助技。コレも遅いと使いにくいが、
カビゴンに対して上から打てるだけで全然違うだろう。
大文字
火炎放射
属性一致技では火力を出しにくい中、敢えてメイン技を選ぶならこれら。
鋼、ナッシー、ヘラクロスと有効範囲は広い。
電磁砲サブ技候補。自らの低い素早さを補う他、麻痺サポートにも使える。
サイコキネシスサブ技候補。弱点を突かないと大した威力にならないため、カイリキーやゲンガー対策か
どくどく炎技ともアンコールとも相性抜群なので、自然と採用しやすい補助技。
眠るハガネールやフシギバナ等を何度も受けられるようにする技。
寝言安心して寝られる耐久では無いのでコレで常にアンコール等の圧力を。
捨て身タックル威力のある属性一致技だが、攻撃力が低過ぎて決定力を出しにくい。
鈍いもし捨て身タックルを使うなら、コレぐらいは欲しい。
日本晴れ
ソーラービーム
得意な炎技と併用出来るが、わざわざトゲチックでやる必要性は薄い。
あくまで炎エースのサポート程度か。
雨乞い実はこちらも出来る。ただ雷などは覚えないので、やはりサポートだけ。
夢喰いサイコキネシス同様、弱点を突かないと火力が出ない。使うなら回復を利用したい。
シャドーボール
鋼の翼
このあたりは弱点を突いても大したダメージにならないのであまりオススメ出来ない
オウム返しアンコールと併用出来るのはトゲチックだけ。詳しくは型サンプルにて。
神秘の守り状態異常に弱いガラガラ等のサポートに。
天使のキッスクソゲーワンチャン。
指を振るあなたならハサミギロチンを出せます。そう信じるんです。


〜型サンプル〜

Lv.50 大文字/どくどく/甘える/アンコール@食べ残し

得意技のアンコールと甘えるの双方と相性が良い毒を撒くことでサポートする型。
いばみがorあやみがをするポケモン(回復は食べ残し依存)との対決では、
相手は毒を喰らいたくないのでまず身代わりを貼りたいところだが、
こちらはそれを読んで後攻アンコールで身代わりを連発させ、後ろのポケモンの起点にするということが出来る。
しかもこれはトゲチックの特殊耐久を活かすことが出来て、
流石に弱点を突いて来るサンダーやサンダース相手には無理だが、
スターミーやフーディンに対してはアンコールにより数回流すことが期待出来るのが面白い。
メイン技はやはり、最も使いやすくて有効な相手が多く、どくどくとの相性も良い大文字。
これで草、鋼、ヘラクロスあたりに打点を持つことが出来る。
物理攻撃力は貧弱なので、ノーマルや飛行技はあまりアテにはならないだろう。
自分より遅い貴重な相手であるカビゴンには、上から甘えるや毒で弱らせ、鈍いに対してアンコールの圧力を。
道具については、食べ残しが勿体なかったら黄金の実でも悪くないだろう。
ログ … どくどく+アンコールでのサポート性能


Lv.50 大文字/電磁砲/甘える/アンコール@食べ残し

こちらはどくどくの代わりに電磁砲で麻痺を狙う型。
遅いガラガラやカビゴンのサポート役にするならこちらが良いかも知れない。
麻痺によって、状態異常を治せないポケモンにも圧力がかかる。
また、電磁砲+大文字が命中すれば、麻痺を治せないパルシェンにタイマンで勝つことも可能。
あやみがorいばみがポケモンとの対決については、こちらもどくどくと同じことが言える。
ログ … サポート電磁砲トゲチック
ログ … サポート電磁砲トゲチック2


Lv.50 甘える/アンコール/眠る/寝言@光の粉

ツボツボのように、攻撃を持たず寝言で粘りながらアンコールで相手の行動を縛る型。
一生相手にダメージを与えられないのはキツいので、甘えるの枠をどくどく等にしても良いかも知れない。
ハガネールやフシギバナ、フォレトスあたりには受け役割を持てそうである。


Lv.50 大文字/甘える/オウム返し/アンコール@奇跡の実

実はトゲチックは、能力では全ての面でピクシーに負けている(特防は高いが特殊耐久で劣るので意味が無い)。
しかも、ここまでに挙げた甘えるやアンコール、大文字などの技も全てピクシーは使える。
肝心の属性が異なるため、地震無効やメガホーン半減あたりを活かせば劣化になることは無いが、
それでも技で差を付けたいという場合は、オウム返しという選択肢がある。
奇跡の実を持ってコレを使うことで、相手が打って来た状態異常技をそのまま跳ね返すことが出来る。
スターミーの電磁波、ナッシーの眠り粉・痺れ粉あたりは特に有効だろう。
あやみが電磁波スターミーに対しては、相手がアンコールを警戒して身代わりを貼らず、
電磁波を直接打って来る読みでオウム返しを決めれば、その瞬間スターミーを終了させることが出来る。
オウム返しというのは後攻の方が使いやすい技で、
先攻だと相手が技を打った後にチェンジして来たら失敗してしまうが、
後攻なら、相手の技を読む必要はあるものの、必ずそのターンに打って来る技を跳ね返すことが出来る。
また、アンコールとオウム返しを両立出来るのはトゲチックだけである。


Lv.55 捨て身タックル/鈍い/大文字/アンコール@食べ残し

エースで使うとなると流石に不一致技では頼り無いので、鈍いで頑張って決定力を出す型。
アンコールと併用出来るので、相手の行動を縛って起点を作った上で鈍いを積みたい。
何かと便利な大文字、ここではサブ技に回すことで鋼への役割破壊となることが出来る。
鈍い+捨て身タックルで50ハピナス・54サンダース・55ヘルガー確2、50スターミー超高確率2発、
52カビゴン・55サンダー・55ガラガラ確3、50スイクン超高確率3発、
大文字でフォレトス・ハッサム確1、その他の鋼・55ナッシー・55イノムー・51ヘラクロス・50フシギバナ確2、
50パルシェン高確率2発、50ゲンガー確3、50ムウマ高確率3発。
素早さは、Lv.55だと51ガラガラまでに先制。


Lv.55 日本晴れ/大文字/ソーラービーム/アンコール@食べ残し

日本晴れ+大文字で50エアームド・ハガネール確1、50イノムーやや高確率一撃、50ナッシー中乱数一撃、
50ゲンガー確2、50マルマイン・フーディン超高確率2発、50ムウマ高確率2発、
ソーラービームで55オムスター・サイドン確1、50パルシェン高確率一撃、55ガラガラ・スターミー確2、55スイクン確3。
食べ残し持ちで日本晴れ状態で55オムスターのハイドロポンプを乱数で5回耐える。
で、何故トゲチックでこんなことやってるんですか


戻る