最終更新日:'25/4/18  最終チェック日:'25/4/18
我流・個別分析 <チョンチー>

変態ポケモン図鑑はこちら


<概論>

ランターンの進化前の姿。ランターンを使えるルールでわざわざチョンチーを採用する理由はほぼ無いので、
リトルカップや金銀ファンシー等、未進化ポケモンや低種族値帯が出場するルールが主な舞台となる。
特徴的なのは素早さで、ランターンに進化して速くなるわけではなく、全く同じ素早さをしている。
したがって、全体的に参戦ポケモンの種族値が落ちるルールにおいては、
チョンチーというのは相対的に素早さが高めの部類に入ることがある、というのが、
2000ルールにおけるランターンとの大きな違いである。
その他の種族値も未進化ポケモンの中ではHPを中心に高水準に纏まっており、
特にリトルカップにおいては特殊耐久は全体で7位、特攻もそこまで高くはないが絶妙に足りている。
戦法に関してはどのルールにおいてもほとんどランターンと同じで、
属性一致の水技+電気技を、得意の電磁波+怪しい光と絡めて行くことになるだろう。
「2000に比べて火力・耐久・素早さすべてにおいて性能の高いランターン」のような感覚で使うことが出来る。


<技候補>

波乗り
ハイドロポンプ
属性一致技1。リトルカップでは波乗りでも大抵の地面・炎ポケモンを一撃。
ハイドロポンプならばラッキーの突破すら見えて来る。
10万ボルト
属性一致技2。リトルカップでは10万ボルトでも大抵の水・飛行ポケモンを一撃。
ストライクには耐えられてしまうが、雷ならばこれも9割で一撃に。
電磁波補助技筆頭候補。どんなルールでも汎用的な強さがある超優秀サポート技。
怪しい光補助技筆頭候補。同上。とにかく困ったらここまでの4つの技を組み合わせれば戦える。
冷凍ビームサブ技候補。草への唯一の打点。凍える風や吹雪は覚えないので注意
メロメロ怪しい光と併用してストコンに徹する場合に。
どくどくリトルカップではダメージ率が低くて微妙だが、アラフォーぐらいなら使える。
電磁砲技スペースが足りない場合に、10万ボルトと電磁波を1枠に圧縮する感覚で。
雨乞い水技と雷の両方と相性が良い。
嫌な音怪しい光の混乱ダメージ増幅で、ラッキー等を倒しやすくなる。
恩返し
めざ格
めざ地
嫌な音と併用すれば、物理技で攻める手も無くはない。
堪える
じたばた
火力は低いが、リトルカップでは最大威力200を出せる数少ないポケモンではある。


<型サンプル>

Lv.5 波乗り/10万ボルト/電磁波/怪しい光@食べ残し
<対応ルール:リトルカップ>

概論にも技候補にも書いたように、とにかく属性一致の2種類の技と、電磁波と怪しい光があれば、
どんなルールでもランターンと同等以上の活躍が見込める。
特にリトルカップにおいては、素早さも耐久もかなり高い部類であり、火力もそこまで低くなく、
弱点を突けば大抵の相手は波乗りと10万ボルトで十分足りている。
素早さもあるので、対面から何もさせずに上から出オチさせられる場合があるのは大きい。
デルビル・ムチュール・イワークなど同速のポケモンがそこそこ居るのには注意で、
特にイワークには、逆に地震を打たれるとやや高確率一撃で倒されてしまうので、
対面したらどちらが同速を制するかが勝敗にダイレクトに関わって来る。
ディグダには確実に先制される上に地震で確定一撃なので、対面からは何も出来ない点に注意。
一発で倒せない相手にも、とりあえず電磁波+怪しい光で仕事が出来るのは大きく、
そこからエレキッドに対して波乗りで打ち勝つことも狙えるし、
チョンチー自身が突破役にならずとも、麻痺サポートからカラカラに繋げる等も出来る。
場に居座り続けることが多いので、リトルカップの中では比較的食べ残しと相性が良いが、
それでも回復量は毎ターン1しか無いため、普通に木の実や木の実ジュース等でも良い。
また、チョンチー自身が麻痺してしまうと大幅に動きにくくなるため、奇跡の実なども有力。
パーティ … ストライクラッキー編成(2022)
パーティ … カラカラエース編成(2023)
ログ … シンプルに怪しい光+攻撃技の強さ
ログ … 電磁波のサポート性能
ログ … ストコンでラッキーを強行突破
ログ … ストコンでラッキーを止めつつ後続の起点作成


Lv.5 ハイドロポンプ/雷/電磁波/怪しい光@食べ残し
<対応ルール:リトルカップ>

多くの相手には波乗りや10万ボルトの火力で足りているが、
波乗りはポニータやゴマゾウに中乱数で耐えられ、
10万ボルトはゼニガメ・メノクラゲ・ホーホーに乱数で、ストライクに確定で耐えられてしまう。
これをハイドロポンプや雷にすることで、いずれも確定もしくは高確率で一撃となる。
そればかりか、ポリゴンやスリープ等の特殊耐久の高いポケモンすら、高確率2発で倒せるようにになる。
極めつけは対ラッキーで、この火力を持つことで、
麻痺+混乱と絡めて強行突破することが普通に出来てしまう。
ハイドロポンプor雷3発+混乱自傷2回でラッキーを倒すことが出来るため、
試行回数を稼いでいれば、いずれ2連自傷+3連命中で普通に突破が狙える。
ラッキー側が光の粉や先制のツメ、光の壁、電磁波といった対抗手段を持っていれば粘られるが、
普通の鈍い+捨て身タックルで、持ち物もラッキーパンチだったりしたら、
タイマンですら現実的にそこそこの確率で勝てる見込みがある。
流石に攻撃技が2つ揃ってこれだと、命中安定技が無くなってしまうため、
どちらか片方は波乗りもしくは10万ボルトでも良いだろう。


Lv.5 ハイドロポンプ/雷/冷凍ビーム/電磁波@奇跡の実
<対応ルール:リトルカップ>

凍える風や吹雪は覚えないが、冷凍ビームだけは覚えるため、
これによって草ポケモンに対して打点を持つことも出来る。
全ての草ポケモンはもれなく確定2発で倒すことができ、
特にタマタマに対しては、ハイドロポンプ+冷凍ビームでも超高確率で倒せるので、
木の実を持っていたとしても、それを発動させず2発で倒すことが出来る。


Lv.25 ハイドロポンプ/10万ボルト/電磁波/怪しい光@食べ残し
<対応ルール:金銀ファンシー>

金銀ファンシーでも同様の型で、同様の活躍を見込める。
リトルカップほど全体の耐久は低くはないため、波乗りや10万ボルトで一発で倒せるほどの火力は無いが、
電磁波+怪しい光の性能だけは裏切らない。
以下省略するが、アラフォーなど他のローカルルールにおいても、
チョンチーが参戦出来るルールならばほとんど同じような型で、同じような活躍が見込めるだろう。


戻る