第3部 ~地獄のお出迎え~



ザバァッ!


暫くして、Cigaretteたちが陸に上がって来た。

みみ隊長!!」

Ciga「おお、みみみー!無事か!!」


傷付いたみみみーの前に伊達じゃない!!が倒れている。

みみ「あっしは何とか動けやす。しかし伊達が…」

雷神「…おい、大丈夫か?!」

伊達「ぅ・・・・ぁ・・・・」

龍御グリップ博士は何処だ!?」

みみ「申し訳ねぇ、、、雪春の手に……」

雷神「奪われたってのか……」

Ciga「そうだ、、わたちゃんは何処に!?」

みみ「それが、用があったと船に戻ったきり…」

TRY「何だと!?!?」

伊達元…隊長は……、俺を…船の中から……助けt………(ガクッ)」


雷神「おい!しっかりしろ!!」

Ciga「船の中……だと!?!?」

龍御「まさか、元隊長は……!!!!」

TRY「バ、馬鹿な!嘘だ!そんなはずがあるか!!」

みみ元隊長……!!!」



Ciga「(クッッ……、落ち着け、俺…。まず、今やるべきことは……)」


Ciga「…皆ひとまず落ち着くんだ!まずは伊達の介抱が先決だ!」

雷神「よし、小屋に連れて行こう!」

TRY「俺が担ぐ!」

TRYSTEY伊達を担ぎ、みみみー龍御の肩を借り、
一行はひとまずヤッホーコブロンの待つ小屋へと戻った。



コブ「何だって!?」

ヤホわたちゃん元隊長が……!!」

助手博士は!博士はどうなってるんですか!!!」

Ciga「すまない・・・・、我々が至らなかったばっかりに・・・」

みみ博士に付いていたのは俺です。だから俺の責任で・・・」

Ciga「いや、雪春とやり合って勝とうなんて俺でも正直難しいところだ。
   あの役は誰に任せても同じだっただろう…」

助手「これだから心配だったんだ…」

TRY「あ?貴様誰に向かって…!」

Ciga「おいおい喧嘩してる場合じゃない。とにかく奴らの後を追って一刻も早く島へ行くんだ!」

みみ「しかし、博士が既に洗脳砲を喰らってたとしたら…!」

龍御「かと言って何もせずじっとしているという法も無いぞ。」

雷神「いや、それはいいんだけど、船が無くては…」

ヤホ「俺の戦闘機で島まで送るよ!」

Ciga「おお、それは助かる!」

コブ「俺はここに残って伊達助手たちを匿っておきましょう」

Ciga「ありがとう、宜しく頼む!」



一方、グリップ博士を奪い、船で摩仁島に着いた雪春一行は、
洗脳砲を持つDATEの到着を待っていた。

雪春「フフ、待っていろよ。もうすぐアンタも我々の仲間になるのだからな」

博士「ぐぬぬッ……!!」


部下「ボス!連れて参りました」

部下が、人相の悪い4人組を連れて来た。紅獣蒼竜金鬼翠魔である。
彼らは摩仁島の山奥に住む、腕貸し屋の4兄弟であり、以前雪春を手伝ったこともあった。

雪春「おお、久しぶりだな」

紅獣「どうやら今度は、なかなか大きな仕事のようで…」

金鬼「その分、報酬の方も…(ニヤニヤ)」

雪春「フフ、コイツめ…」


~~~


TRY「じゃあ隊長、早速!」

雷神「ヤッホー、頼んだ!」

ヤホ「おう!」

ヤッホーは急いで戦闘機の準備をし、一行を同乗させて陸を発った。



見る!