パワーオブザパワー
| 55 | カイリキー | クロスチョップ | 岩雪崩 | 目覚めるパワー 蟲 | 鈍い | 先制のツメ | DDFF | ログ 4,5,6 |
| 55 | ヘラクロス | メガホーン | 地震 | 鈍い | 眠る | 奇跡の実 | FFFF | ログ 2 |
| 55 | サワムラー | 飛び膝蹴り | 目覚めるパワー ゴースト | メガトンキック | マッハパンチ | 破壊の遺伝子 | DEFF | ログ 1,3 |
| 55 | ニョロボン | ド忘れ | 鈍い | 影分身 | 眠る | 食べ残し | FFFF | ログ 7,8,9 |
| 50 | ナッシー | サイコキネシス | 宿木のタネ | 眠り粉 | 大爆発 | 黄金の実 | FFFF |
| 50 | カビゴン | のしかかり | 大文字 | 眠る | 自爆 | 薄荷の実 | FFFF |
'23/10/29構築、11/27改良、'24/5/30改良
速さ | ★★★★ |
硬さ | ★★ |
コンビネーション | ★★★ |
変態度 | ★★★★ |
煮詰め度 | ★★★★ |
総合的満足度 | ★★★ |
ヤーーーーーー!!!!!!!!
属性統一カルテットエースシリーズ第9弾 〜格闘編〜
●カイリキー
飛行に対して岩雪崩で最も抵抗が出来る格闘ポケモン枠。
55サンダーなんか出て来たら基本的にカイリキーに任せるしか無い。
サンダー+パルシェン+カビゴンのようなテンプレに対して頑張ってもらう。
鈍い+岩雪崩で55サンダーも2発なので、あとは先制のツメでの上振れ狙い。
その他、ファイヤーやリザードン等の飛行に対しても。
一応エスパーが居ても良いように目覚めるパワーも持たせておく。
●ヘラクロス
対エスパーは言わずもがな、得意なサブ技が地震なので、ライコウやゲンガー、毒ポケモン等の処理を任せる枠。
50ムウマに対しても上からの地震でゴッソリ削れる。
この中では耐性が優秀で受け役割も持てるため、ある程度サイクルも可能。
格闘ミラーやガラガラに対しても強いのはヘラクロスの特権。
●サワムラー
ワンチャン上振れ狙い枠。遅いポケモンが多い相手に対して刺せる可能性がある。
破壊の遺伝子で動きさえすれば、50カビゴンも50パルシェンも、爆破もさせずに上からワンパンは大きい。
加えてムウマより速いことを利用し、目覚めるパワーゴーストでも上からワンパン。
面白いのはマッハパンチで、スターミーには目覚めるパワーをギリギリ耐えられてしまうことがあるが、
その場合に次のターン何もさせずトドメを刺せるというのが地味に偉い。
ケンタロスやミルタンクといった、自分より速いノーマルに対しても有効。
マッハパンチは遺伝技なので、捨て身タックルは両立出来ない。
そのためメガトンキックはこの型のサワムラーが打てる最大威力のノーマル技となる。
飛行や毒などの格闘耐性に満遍なくダメージが入り、動きさえすれば2発で倒せる相手も多い。
●ニョロボン
パワーとはかけ離れた陰湿枠。QAにこういうポケモンが1匹は居た方が良い枠。
いわゆる闇型の亜種だが、身代わりを切って代わりにド忘れを持たせることで、
電気やエスパーポケモンに対してもチャンスを残せるのはなかなか面白い。
例えば雷サンダーに対して、1発目の雷を避けたりすれば、対面からでもタイマンで勝つに至る。
電気+物理ポケモンのようなWAの編成はよくあるが、
そのような組み合わせに対して、どちらのエースが来ても両対応出来たりする。
途中、サポメンの都合で食べ残しを持たず、光の粉などを持たせていたこともあったが、
流石に悪足掻きモードに入った際に食べ残しが無いとすぐに反動で自滅してしまい、弱すぎたため戻した。
また、オコリザルに変更していた時期もあったが、
特段オコリザルでしか刺せない範囲というのがこのパーティにおいては無さそうだったため、
それよりも全く異なった動きが出来るニョロボンの方が補完が利くだろうということで戻した。
●サポメン
かなり長期に渡って様々な変遷があった。
初めはサイクル意識で、敢えてカビゴンを入れず、
「格闘+サンダーは相性が良い」「格闘+エスパーは相性が良い」ということで、ナッシー+サンダーという編成だった。
しかし、やはりQA編成において50サンダーは大人しすぎて、足を引っ張ることがあった。
その後「格闘エースの隣に50メロみが電磁波フーディンを置くと強い」ということを思い出し、
カビゴン+フーディンという編成にし、フーディンに食べ残しを持たせた。
フーディンの個人技によって刺せる試合もあったが、前述したようにニョロボンから食べ残しを奪う形になってしまい、
ニョロボンの枠が成立しなくなってしまった。
結局、何だかんだでお手軽に爆破速攻が出来る方が動きやすいということで、
最終的にカビゴン+ナッシーという普通の編成に落ち着いた。
強い組み合わせ・よくある組み合わせには、それ相応のちゃんとした理由があるのだということを改めて実感した。
ただ、この組み合わせだとエアームドに弱くなるので、カビゴンのサブ技だけは少し変化を付けて、大文字を持たせた。
天敵のバンギラスに対してはエース4匹すべての中から好きなように選ぶことが出来るのが大きい。
バンギラス+フシギバナにはヘラクロス、バンギラス+サンダーにはカイリキー、
バンギラス+ムウマにはサワムラー、バンギラス+エアームドにはニョロボン、など。
●その他
元々は2018年頃に組み始め、初めはオコリザルが入ったりしていたが、しっくり来ずすぐに解散してしまった。
2023年に改めて1から組み直したが、上記で解説したように、特にサポメンに関してはなかなか定着せず、
またニョロボンに関しては意外と思うように理想的なタイマンに持ち込むことが出来なかったため、
公開までに時間がかかってしまった。
ニョロボンの枠を大幅に変えて、食べ残しが余れば途中使っていたメロみがフーディンを採用するのも良さそう。
改めてログを見返して思うのは、格闘ポケモンで相手の選出を歪ませてサポメンから崩しているログもそこそこあるため、
金銀における格闘ポケモンはもしかしたらそういうポジションなのかも知れない、という示唆が見えた気がする。
ログ壱 …対55エレブー、サワムラー選出、ナッシーでのタイマンに持ち込む
ログ弐 …対55ゲンガー、ヘラクロス選出、ナッシーの攻撃範囲を刺す
ログ参 …対55ミルタンク、サワムラー選出、初手から突撃
ログ肆 …対55カイリキー、カイリキー選出、サンダーの範囲が刺さる
ログ伍 …対55サンダー、カイリキー選出、メロみがフーディン始動
ログ陸 …対バランス、カイリキー選出、圧倒的主人公
ログ漆 …対55ミルタンク、ニョロボン選出、型の反省
ログ捌 …対55エビワラー、ニョロボン選出、カビゴンの範囲刺さる
ログ玖 …対55ライコウ、ニョロボン選出、ド忘れ発揮
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