チョウジジムパーティ

51パルシェン波乗り撒き菱リフレクター大爆発黄金の実FFFF
51ジュゴン冷凍ビ−ム神秘の守りアンコ−ル滅びの歌奇跡の実1FFF
52サンダー10万ボルト吹き飛ばし眠るめざパ氷薄荷の実BDFF
52ガラガラホネブ−メラン岩雪崩剣の舞めざパ蟲太いホネDDFF
52カビゴン恩返し地震腹太鼓自爆食べ残しFFFF
52メガニウムアイアンテ−ル宿木のタネ剣の舞光合成麻痺治しの実FFFF
'12/1/6構築、'13年2月完成
速さ★★★★
硬さ★★
コンビネーション★★★★
変態度★★★
煮詰め度★★★★★
総合的満足度★★★★★

チョウジジムパーティを自分流に組んでみた。
嘗てお城で行われていたジム戦と同じように、氷ポケモンを必ず選出するという縛りのもとで。
氷ポケモンというのはなかなかに優秀なポケモンが多いが、エース向きが少ないのでバランスパーティというのはほぼ決まり。
では誰を使うかと言った時に、候補が多過ぎて非常に迷った。実質ニューラとデリバード以外全て候補だった。
ただ、クチバとグレンに於いて伝説の鳥が主役だったので、まずはフリーザーでやってみようと思った。
幸いフリーザーというのは耐久型であるため、低レベルのサポートの方が向いているのではないかと思っていた。
もう1匹の氷はやはり何かと便利なパルシェン。イノムーとラプラスも候補だったが、
イノムーは今時活躍の場が狭そう。ラプラスはガラプラスでは良かったが、
他の良い使い方が思い付かず、結局ガラガラと組み合わせることになってこれも用途が狭そうだと思った。
ということで無難にパルシェンと、無難な役割埋めのようなメンツで暫く使っていた。ログ1〜4あたりがこのα版。
それなりに不自由無く戦えていて、このまま完成としても良いかなと思っていた。

しかし、ある時気付いてしまった。「これフリーザーほとんど毒撒いてるだけであんまり機能してない」
何と言うかやってることが別にフリーザーでなくても良く、これがベストな使い方じゃないと思った。
更に、'12年に入った頃だろうか、52サンダー昆布というものに注目していた頃、
チョウジジムでパルシェンと組ませて使うのが良いのではないだろうかと考えた。
同時にルージュラ+ガラガラという組み合わせが強かったなというのも思い出した。
この2つを融合させたら、攻撃的で面白いものが出来るかも知れないと思って組んでみた。
バンギラス対策として、鈍い地震カビゴンも追加。
これがβ版であり、ログ5〜6あたりのパーティだが、これがかなりイケると思った。
撒き菱+サンダー昆布、リフレクター+ガラガラ、悪魔のキッス+ガラガラ、
それから攻撃範囲的な氷+電気+地面という相性の良さ。
確実に初期版よりも強さも面白さも感じられたし、氷ポケモンを活かせているなと思った。
チョウジジムの核となるのは、これらのポケモンだなとここで確信して、一気に道が開けた。
完成系の基盤となったので、↑の「構築開始」とはこのβ版を組んだ時期である。

更なる発展。このチョウジジムとは全く関係無く、
こちらの記事に書いたような組み合わせのバランスパーティが強そうだなと思い始めた。
そして、β版の鈍いカビゴンを食べ残し+腹太鼓+自爆に換えればそのまま再現出来るじゃないか!と気付いてしまった。
このあたりで一気にチョウジジムモチベに火が付いた。

パルシェン、サンダー、ガラガラ、カビゴンまでは決定。この先の調整。
ルージュラも良かったのだが、別にそこまでルージュラである必要は無く、
このままだとあやみがスターミーに対して壊滅的であるということに気付いたため、
この枠はそれに対抗出来るポケモンにすることにした。
ここで候補に挙がったのは10万ボルトラプラスと、アンコール滅びの歌ジュゴン。
残りは6枠目(最新版のメガニウムの枠)との兼ね合い。
ガラガラも身代わりに強いホネブーメランにした。
他の穴を考えてみる。ちゃんとしたカビゴン受けとサンダー受けが居ない。バンギラス対策も不安。課題は主にこの3つだった。
このカビゴンとサンダーとバンギラスを同時に相手出来るなどという神のようなポケモンは流石に居ない。
しかしサンダーに関してはほとんど釘付け出来ているので良いなと思った。
ジュゴンにしろラプラスにしろ冷凍ビームは入るし、カビゴンもガラガラも居るので何とかなるだろう。
逆に氷ポケモンにバンギラスを任せるのはいじめ。ということで6枠目は主に対バンギラス性能が重要となる。
バンギラスから大文字や波乗りが当然のように飛んで来る現環境だと、
バンギラスとカビゴンを同時に何とか出来る良いポケモンは残念ながら居なかった。
よって氷ポケモンの枠に対カビゴン性能を重視する。そう考えると、アンコールが使えるジュゴンに軍配が上がった。
更には、対バンギラス性能に関してもジュゴンの方がラプラスより上だろう。
奇しくもパルシェン、ジュゴン共にLv.51でバンギラスと完全に同速になってしまうのだが、
あとはもうカビゴンやガラガラで全体で何とかしよう。

最終調整。ジュゴンの技を洗い直してみると、神秘の守りというのが目に止まった。
毒や眠りに非常に弱いガラガラと、神秘の守りが非常に相性が良いというのは以前から思っていた。
更に、カビゴンもこの型だと状態異常(特に眠り)に弱いので、実はこのパーティにマッチするのではと考えた。
神秘の守りというのは他に使える氷ポケモンも幾つか居り、割と氷ポケモンのイメージにも丁度合っているかなと。
最後に6枠目。バンギラスに強めで、カビゴンにもある程度の抵抗が出来るポケモン。
もうひとつの条件として、ここまでで対サンダーは釘付けのようなことは出来ているが、
実はタイマンとなると勝てるポケモンが誰も居なかったので、サンダーにタイマンで勝てるという条件も付随した。
いばみがは運の要素もあるし、最悪腹太鼓カビゴンで対抗出来なくもないため、寝言サンダーぐらいに勝てれば良い。
ここで考えたのがメガニウム。宿木のタネと光合成で粘り、剣の舞で決定力を出せれば寝言サンダーには何とか勝てる。
そして、対バンギラスを考えるとメイン技は地震かアイアンテール。対サンダーがあるので当然アイアンテールとなった。

以上の経緯でこのようなパーティになった。
さて、このパーティには一見カビゴン受けが居ない。パルシェンも鈍いですらない。
しかし私はCH流トキワジムを他の人が使ってくれたこちらのログにインスピレーションを受けた。
55鈍いカビゴンも、リフレクターパルシェンと腹太鼓カビゴンが居れば対抗出来るんだなと。
(↑のログでは相手のカビゴンがのしかかりなのに救われているが、それ以前に大爆発を外している。)
更に、この方法に依存するわけではなく、鈍いだったらジュゴンでアンコールしてしまうという手もある。
要は、立ち回りでカバー出来ればそれで良い。

色んな要素の考えが同時に並行して組み立ったパーティなので、解説がゴチャゴチャしていて申し訳無い。
このパーティのポイントは、簡単にまとめると以下である。
・撒き菱+サンダー昆布(カビゴンやガラガラに厚い選出に対して物凄く強い)
・腹太鼓自爆カビゴン+ガラガラのシステム
・リフレクターサポート+カビゴンやガラガラのアタッカー
・パルシェンとカビゴンで爆破爆破ゲー
・アンコールでのアタッカーの起点作り
・神秘の守り+ガラガラやカビゴン(眠り粉や毒エアームドに強い)

オマケとして、このパーティはハナダジムにアレンジすることも出来る。
どちらも水・氷なのでこのままハナダジムとしても機能するが、
水にはスイクンというポケモンが居るので何もバンギラスに苦労する必要は無い。
ジュゴンを寝言スイクンに変更し、メガニウムの枠は対カビゴンとサンダーに厚くすれば良いだろう。
ゴローニャ、ハガネール、ゲンガーあたりで良さそうだ。
(サイドンも悪くないがガラガラと被り過ぎだと思われる。ガラガラの代わりに入れるには決定力が不足。)

ログ壱 …対55カビ、フリーザーの毒サポート
ログ弐 …対55サンダー、受け合い
ログ参 …ガラ釘付け、対スターミーののしかかりカイリキー
ログ肆 …対55フーディン、身代わりスターミーの活躍
ログ伍 …対バンギラス、リフルージュラ+ガラガラ
ログ陸 …華麗なサンダー昆布
ログ漆 …対55ヘラ、華麗な昆布+爆破
ログ捌 …対バンギラス、太鼓カビでの崩し
ログ玖 …対55カビ、思わぬ伏兵
ログ拾 …対バンギラス、太鼓カビでの崩し2
ログ拾壱 …対55カイリキー、昆布+メガニウム


戻る