「あははｗ そうだね」
「でしょー？？」
予備校物語
第38話 〜一身を投げ打って〜
「校長じゃあないが、女子が増えると活気付くってもんだな。」
「最近楽しいぜーーー」
「フッ・・・まぁ、雰囲気が良くなってみんなのモチベーションが上がることは、決して悪いことではないですね。（ﾒｶﾞﾈｸｲｯ）」
「お前、そんなこと言って、デリバードちゃんのことがちょっと気になってんだろ。分かってんだからな」
「は、、はぁあああ？？？？ボ、ボクがなんでそんな」
「動揺しすぎクソワロタｗｗｗｗｗｗｗｗ」
「フ、フン！！もう知らない！！」
「まぁまぁｗ ねえねえみんなどっち派？僕は活発なハクリューちゃんかな〜」
「僕は、おしとやかなデリバードちゃんかな・・・」
「おやおや。賑わってますね」
「そろそろ試合の時間じゃぞ〜」
「今回はマリルリ君とパラセクト君だよ。2人とも元々同じクラスから来たから、チームワークを見せてあげてよ！」
「ゲッホ、ゴッホ、、、・・・すまん。」
「校長先生！！大丈夫ですか！？」
「どこか体でも悪いんですか？？」
「いや・・・大丈夫じゃ。大したことはない。」
「（・・・先生、どうされたのですか？）」
「（実はね・・、この間、生徒にレベルを割いてあげるために、自分のレベルを落とす薬を飲んだんだ。
どうやらその薬の副作用で、少し調子が悪くなってしまったらしいんだ・・・）」
「（そうだったのか・・・校長も大変だな）」
「（でも、長引くものじゃないから、心配しなくていいよ。
それと、このことは、レベルを割いた3人にはナイショだからね。）」
「（・・・分かりました。早く治るといいですね。）」
「みんな、すまんすまん。ちょっと風邪をこじらせてしまったようじゃ。大したことはないから、心配せんでおくれ」
「お大事にしてくださいね。」
「あまりご無理をなさらぬよう・・・」
「年寄り扱いは御免じゃぞ！！ワシはまだまだ現役じゃああ！！！」
「色んな意味でな」
「」
つづく