1が一列にズラッと並んでいる。そういうときは、入口があるかも知れません。
例えばこんな状況です。
「122213」と並んでいますが、旗を考慮するとどれも実質1になりますね。
ここはまずEに注目してみると、Step1.どっちか一方は地雷!の考え方により、
Dのマスは開くことが出来ます。その上で、今度は更にBに注目すると、
Eと全く同じ要領で、Cのマスを開くことが出来るはずです。
この画像ではそこでストップしていますが、仮にそこから右に1がずっと並んでいても、
同じ要領の繰り返しで、端から3の倍数個目のマスは全て開くことが出来るというわけです。
因みにこの画像では、Cが開いたことによって、そこから左に連鎖してマスが確定して行きますね。
右側のBと、右側のEが地雷のマスになることは、自明になると思います。
ちゃんと、合っています。
次に、これの応用型を紹介します。
上で紹介した方法で、右から3マス目を開けることができ、出てきたものは図の通り、1でした。
ここで出たものが1だった場合、更にもう少しマスを開くことが出来ます。
図のEに注目して下さい。このEはどちらか一方が地雷であることが分かると思います。
その上で、Eに挟まれた1に注目します。Eはどちらかが地雷なので、
下の赤い四角で囲ったマスは全て開くことが出来るのです。
この通り、3マスも開くことが出来ました。しかし!ここで終りではありません。実はまだ開きます!
「213」と並びましたが、真ん中が1です。
一方で、ふたつあるEは、相変わらずどちらかが地雷という状況のままです。
と、いうことは、真ん中の1に注目すれば、さっきと全く同じ考え方で、
赤い四角で囲った3マスを開くことが出来ます。
このように、運良く真ん中が1であれば、Eのお陰でここまで開くことが出来るのです。
かなり汚い形になってしまっていますが、この図の状況だと、
新たに開いて出てきた3などが確定し、先に進むことが出来ますね。
さて、次はこんな状況。
これも実戦ではよくあるものです。
さっきの例と同じ、「端から3マス目が開く」の考え方を適用すると、
縦に3つあるマスのうち一番上と一番下が開き、真ん中に地雷が確定することになります。
というか、真ん中の1を見れば、この3マスの中に地雷が1個しかないことは明らかであるし、
一番上が地雷なら下2つが開いてしまって3に矛盾する、
一番下が地雷なら上2つが開いてしまって上の1に矛盾する、という考え方でも、
真ん中のマスが地雷である、という答えに辿り着けることと思います。
閉ざされた直線状での1,1,1の並びでは、真ん中の1の上に地雷が来る。
これを「111の定理」などと呼んだりもしますかね。
ところで、上の画像の「113」の並びが、もし縦に1マス増えて「1113」だったらどうなるでしょうか?
(ちょっと状況が用意出来なくて申し訳無いですが、想像して下さいということで)
上から3つ目と、下から3つ目が開くので、一番上と一番下のマスが地雷になる、
ということがお分かり頂けるでしょうか。
「111」が「開く、地雷、開く」なのに対し、
「1111」は「地雷、開く、開く、地雷」になるということです。
こちらも「1111の定理」と呼ばれることがあります。
実戦ではあまりお目にかかれません(実際、管理人は画像を用意出来ませんでしたorz)が、
余裕があれば覚えておくと良いでしょう。
ただ、定理というものは、原理が分かっていれば覚えていなくても自分で作れるものなので、
タイムを気にせずゆっくりまったりやるのならば、無理して覚える必要は無いですね。
さて、今度は応用編で、1じゃなくて2が並んでいる場合。これも、同じ考え方で行けます。
上から攻めましょう。図のEはどちらか片方が地雷なので、Aには旗が立ちますね(もう説明はしません(笑)
Aに旗が立ったことにより、今度はCのどちらかが地雷であることが分かるはずです。
すると同じ要領で、Bにも旗が立つわけです。
この通り、AとBのマスは地雷でした。
1の連続だと「3の倍数個目のマスが開く」のに対し、
2の連続は逆に、「3の倍数個目のマスが地雷」になっているわけですね。
今回の画像の状況だと、AとBに旗を立ててもそれ以上の進歩は見られませんが、
周りの状況によってはこの方法で立てた旗が役立つこともちゃんとあるので、侮れてはいけません。
戻る