対戦相手様はガラガラを繰り出した!
クラヴハンマーはマルマインを繰り出した!
相手のマルマインに対して後手を取りたくなかったので、初手はマルマインから。
もしガラガラ来たら、そこからパルシェン後出しでも良いだろうという構えです。
さて、早速ガラガラエースが判明したので、カビゴンは気にしなくて良くなりました。
サイクルしながらリザードンの大文字蓄積コース狙いましょう!
クラヴハンマーはマルマインを戻してパルシェンを繰り出した!
ガラガラのじしん!
パルシェンの HP 156→ 73
パルシェンはおうごんのみでHPを回復した!
パルシェンの HP 73→103
ここで、まずは何が何でも撒き菱です。読まれて地震打たれようが撒き菱です。
対戦相手様はガラガラを戻してパルシェンを繰り出した!
パルシェンのまきびし!
パルシェンはまきびしをまいた!
やはりパルシェン居ました。が、撒いたターンに出て来られてしまったので、まだ撒き菱を踏んでません。
ここから1回サイクルを回す必要がありますね。
このターンは悩みました。シンプルにマルマインにチェンジするか、一旦リフレクターを貼っておくか。
リフレクター貼ることで、リザードンがガラガラと対面した場合でも、大文字を選択出来るというメリットがあります。
何なら、マルマインとガラガラが対面してしまった際、地震読みでリザードン後出しなんていう択も。
ただ、この試合は速攻勝負になると予想されるので、リフレクターを安易に貼ってしまうのは危険です。
天候と違ってリフレクターは貼り直しが出来ないので、
リフレクターを選択してしまうということは、「ここから4ターンの間、リフレクターを貼れなくなる」ということなんです。
これによって、悪いタイミングでリフレクターが切れてしまい、貼り直す隙を狙われる、という場合があります。
なので躊躇いましたが、対戦会なので時間制限があり、正直ここは決められず、気付いたら残り5秒だったので、直感で慌ててリフレクターを選択しました。
何が正解だったかは分かりません。
パルシェンのまきびし!
パルシェンはまきびしをまいた!
パルシェンのリフレクター!
パルシェンは物理攻撃に強くなった。
まだまだここから先の分岐がありすぎるので、実際は何が正解というわけでもないと思いますが、
ひとまずリフレクターをせっかく貼ったからには、それを活かす方向にしたい。
とりあえずここは、居座ってもしょうがないので、サイクル回すために一旦はマルマイン出します。
クラヴハンマーはパルシェンを戻してマルマインを繰り出した!
マルマインはまきびしのダメージをうけた!
マルマインの HP 166→146
パルシェンのなみのり!
マルマインの HP 146→ 88
撒き菱+波乗りは痛手ですが、ギリギリもう1回同じことをする体力はあります。
さて、ここは流石に引いて来ると思うので、リザードン行きます!
ガラガラと対面したら、早速リフレクターが活かせるかなと。
もしマルマインと対面してしまったら、こちらも一旦マルマインに引くことになるかな。
クラヴハンマーはマルマインを戻してリザ−ドンを繰り出した!
パルシェンのなみのり!
効果抜群だ!
リザ−ドンの HP 201→ 94
、、、、、、、、完全に読まれました。
この瞬間、もう全てが終わったと思いました。
腹太鼓を叩くつもりはありませんが、リザードンがここまで削られてしまうと、もう二度と波乗りは喰らえないし、
それどころか、リフレクターあってもガラガラの岩雪崩を耐えない。マルマインの10万ボルトも耐えないから1ターンも居座れない。
あとはサイクル回されてジリ貧で、ほぼ詰みだと悟りました。投了ボタンがあったら押したいぐらい。
実際、相手の選出がガラガラ+パルシェン+マルマインだったら、どう足掻いてもほぼ詰んでたと思います。
途方に暮れていましたが、僕は以前、自分で書いたある記事のことを思い出しました。
それがこちら(「詰み」に直面した際の合理的ヤケクソ)です。
この試合からは6年ほど前に書いた記事。
簡潔に言ってしまうと、「どうせ○○だったら絶対勝てないのなら、いっそ○○じゃない方に賭けて、その前提で動こうぜ」という内容です。
今でもたまに、あまりにも絶望的な状況だと、冷静さを失って忘れてしまうことがあるのですが、
そうした絶望的な状況でこそ、それを勝ちに繋げるための極めて重要な考え方だと思っています。
今の状況、相手の選出がガラガラ+パルシェン+マルマインだと勝手に想定した上で話を進めていますが、
実は肝心のマルマインの姿がまだ見えていません。つまり、マルマインでないという可能性もあるわけです。
マルマインだったらもうどう足掻いても無理なら、もういっそマルマインじゃなかった時のことを考えるべきなのではないか。
実際投了するわけにも行かないし、一応急所とかの事故要素はあるので、
例えば大文字急所が出れば相手が誰であろうが一撃で倒せるからと、テキトーに大文字でも打とうかと、最初は考えていました。
しかし、マルマインが居ない想定をするのなら、今ここに居るリザードンをもっと大事にしないといけません。
このサイクルさえ回すことが出来れば、相手のパルシェンは撒き菱を踏み、大文字高確率一撃で倒せるようになる。
ガラガラの岩雪崩は耐えられないけど、大文字2発で倒すことは出来るので、後出しは許さない。
ガラガラに対しては、まだパルシェンが残ってるので、サイクルを回すことも出来る。
じゃあもしマルマインじゃないとしたら、具体的には相手の残り1匹は誰なのか?
今改めて冷静にパーティを見返すと、ハピナスじゃないとしたら、エアームド一択ですね。
実際、こちらのパーティを見ると、カビゴン+ガラガラが居るので、エアームドが選出されるのも納得が行きます。
しかしこの時は、時間制限もあったし、流石にそこまでは考えきれませんでした。
が、具体的にエアームドかどうかはどうでも良く、とにかく考えたのは「マルマインでさえなかったら」ということです。
選出段階で、「マルマイン以外は全部リザードンで行ける」という判断をして、この選出をしたので、その記憶はちゃんとありました。
つまり、「マルマインでさえなかったら、誰であろうが、とにかくリザードンを残しておけばワンチャンある」という判断ぐらいは瞬時に出来ました。
これがただの野良試合だったら、ここまで粘らず、諦めてテキトーに急所狙いの大文字を打っていたかも知れません。
これが結果の出る対戦会で、ここまで2連勝しており、またこのパーティが、是非とも勝ち進みたい自信作でもあったからこそ、
一度冷静になって考え直して、自分が過去に書いた記事のことを思い出せたのかも知れません。
ということで、「合理的ヤケクソ」の考えのもと、僕はリザードンを保護し、マルマインでパルシェンを流しに行く選択をしました。
クラヴハンマーはリザ−ドンを戻してマルマインを繰り出した!
マルマインはまきびしのダメージをうけた!
マルマインの HP 88→68
パルシェンのなみのり!
マルマインの HP 68→ 10
マルマインはもう、撒き菱圏内になってしまったので、ここからは引っ込めることは出来ません。
居座りは確定するのですが、それでもシンプルに10万で殴るか、光の壁を残すか、大爆発してしまうか。択は色々あります。
でも、ここではもう「相手にマルマインは居ない」という前提で考えているので、その場合、
「眼の前に居るパルシェンさえ一旦流して、撒き菱を踏ませればワンチャンある」ということになります。
すると、シンプルに10万を打つのが良いでしょう。
対戦相手様はパルシェンを戻してエア−ムドを繰り出した!
マルマインの10まんボルト!
効果抜群だ!
エア−ムドの HP 171→ 43
マルマインにかかっていたリフレクターの効果がきれた。。
その結果がこれです!!!!!何と、本当にマルマインは居ませんでした!!!!!!
しかも、エアームドという、リザードンで問題無く一撃で倒せる相手!!
「マルマインではない誰か」でしか考えていなかったので、これを見てようやくエアームドの存在を思い出したぐらいでした。
こうなったら脳みそフル回転です。パルシェンは引っ込んだので、実質大文字一撃。エアームドも当然一撃。
ガラガラは大文字2発、かつパルシェンもまだ残っている。これは全然行ける!!
マルマインの大爆発をガラガラに当てるのが、最も楽に勝てる筋です。あと全員リザードンで一掃出来るので。
ということで、目の前にガラガラ出されても全く問題無いということで、ここも普通に10万打ちます。
対戦相手様はエア−ムドを戻してガラガラを繰り出した!
ガラガラはまきびしのダメージをうけた!
ガラガラの HP 182→160
マルマインの10まんボルト!
ガラガラには効果がないようだ・・
ここで大爆発をガラガラに当てればほぼ勝ち・・・ですが、当然読まれてパルシェンとかで受けられるかも知れません。
ここで、光の壁という選択肢を考えました。リザードンが、パルシェンの波乗りに対してもう1回後出し出来るようになるのです。
地震打たれたらマルマインは倒れてしまいますが、パルシェン出せば、ガラガラは一旦流せます。
その後相手がパルシェン出して来たら、そこにリザードン出せば、相手は受からなくなるはず!!
マルマインのひかりのかべ!
マルマインは特殊攻撃に強くなった。
ガラガラののしかかり!
急所にあたった!
マルマインの HP 10→ 0
マルマインは倒れた。。
クラヴハンマーはパルシェンを繰り出した!
パルシェンはまきびしのダメージをうけた!
パルシェンの HP 103→84
しっかりターンを数えます。ここから更にリフレクターを貼る。地震打たれても耐える。
パルシェンチェンジされたら、リザードン後出し。光の壁のおかげで波乗りは耐える。
もし大爆発されたら倒れるけど、最後パルシェンvsガラガラになるのでこちらの勝ち。
パルシェンとリザードン対面したら、こちら大文字安定。ガラガラは後出し出来ない。
リザードンチェンジ読みでガラガラ合わせられてしまったら?
大丈夫。今から貼るリフレクターのおかげで、パルシェンをもう1回ガラガラに後出しが間に合う。これだ!!!!!
すべての勝ち筋が見えた瞬間です。緊張が走る。
対戦相手様はガラガラを戻してパルシェンを繰り出した!
パルシェンはまきびしのダメージをうけた!
パルシェンの HP 156→137
パルシェンのリフレクター!
パルシェンは物理攻撃に強くなった。
予定通りリザードンへ。波乗りは耐える。ガラガラ合わせられても、もう1回パルシェンで受かる。
クラヴハンマーはパルシェンを戻してリザ−ドンを繰り出した!
パルシェンののろい!
パルシェンのこうげきがあがった!
パルシェンのぼうぎょがあがった!
パルシェンのすばやさがさがった
来た!!!!!!この対面さえ作れば、あとは大文字さえ外さなければ・・・!!
リザ−ドンのだいもんじ!
パルシェンの HP 137→ 0
パルシェンは倒れた。。
対戦相手様はガラガラを繰り出した!
ガラガラはまきびしのダメージをうけた!
ガラガラの HP 160→138
ッッッシャアアアアアアアア!!!!!この瞬間ほぼ勝ちです!!!!
もうリザードンはこのまま捨てて、あとはパルシェンで勝てます!!
相手まだエアームドが残ってるけど、マルマインの10万食らったおかげで、冷凍圏内。
リザ−ドンのだいもんじ!
しかしリザ−ドンの攻撃ははずれた。
ガラガラののしかかり!
リザ−ドンの HP 94→ 56
リザ−ドンは麻痺した!
リザ−ドンはきせきのみでまひをなおした!
リザ−ドンにかかっていたひかりのかべの効果がきれた。。
ここは判断ミスです。大文字打つ必要無く、地震で確実に削っておいた方が良かった。
それによって、後続のパルシェンの冷凍ビーム圏内に確実に入れることが出来てました。
結果的には、相手が岩雪崩選択せず、もう1回動けるので、結果オーライ。
リザ−ドンのだいもんじ!
ガラガラの HP 138→ 31
ガラガラのいわなだれ!
効果抜群だ!
リザ−ドンの HP 56→ 0
リザ−ドンは倒れた。。
クラヴハンマーはパルシェンを繰り出した!
パルシェンはまきびしのダメージをうけた!
パルシェンの HP 84→65
パルシェンにかかっていたリフレクターの効果がきれた。。
ここも本来なら地震で良かった。
パルシェンのれいとうビ−ム!
効果抜群だ!
ガラガラの HP 31→ 0
ガラガラは倒れた。。
対戦相手様はエア−ムドを繰り出した!
最後、このタイマンもちゃんと考えました。冷凍ビーム一発圏内なので、同速に勝てば勝ち。
同速に負けたら眠るで回復されてしまうけど、その瞬間後攻の冷凍が1発分入ることになるので、残り2発。
この間、エアームドが全部先手を取れるとしても、どくどく打って、即素眠りして、ぐうぐうで猛毒を稼がれても大丈夫!
それを耐え切るHPが残ってます。こちら冷凍ビーム連打で勝てます!!!!
パルシェンのれいとうビ−ム!
エア−ムドの HP 43→ 0
エア−ムドは倒れた。。
クラヴハンマー WIN!
ありがとうございました。
ッッッッッッッッッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マジで、年1回ぐらいの頻度でたまーにある、嬉しすぎてリアルで吠えてガッツポーズした瞬間でした。
忘れられない1勝になりそうです。