ハイドロポンプ

水タイプの最高威力技。
他の高威力特殊技と違って追加効果が無いが、雨乞いによってパワーアップができ、属性的な通りも良い。
威力を取るか命中率とPPを取るかは完全にケースバイケースなので、
この技と波乗りのどちらを採用するかはほとんどのポケモンは決まっていない。
エースでもサポートでも、どちらの採用も大いにあり得る。

この技を覚えるポケモンは必ず波乗りも覚えるため、「波乗りを覚えないので仕方無く使う」ということは無い。
この技を覚えない水ポケモンはヤドン族、ジュゴン族、パルシェン族、キングラー族、ヌオー族、オクタン族、サニーゴ。
逆に水ポケモン以外でこの技を覚えるのはルギアだけである。2000では関係の無い話だ。

・オムスター
この技を最高火力で打てるポケモン。ライコウの雷やルージュラの吹雪と同じ火力だが、
雨乞いとの併用によりここから更に1.5倍ダメージを叩き出すというのが、それらには真似出来ない。
レベル次第では、急所に当たればスターミーを一撃で倒すに至る。

・スターミー
この技を最速で打てるポケモン。特攻も高いため火力も優秀。
雨乞いと併用すればカビゴン突破も現実的になって来る。

・ゴルダック、オーダイル、ドククラゲ、ニョロボン、ニョロトノ
エースで使う場合、火力のために波乗りでなくこちらを採用する場合が多い。

・ギャラドス、ハリーセン
これぐらい特攻が低いポケモンになって来ると、
最低限の役割を遂行するのにも波乗りでは威力不足になり必然的にこの技を採用せざるを得なくなることが多い。

・カブトプス
初代ではこの技をレベルアップで覚えたが金銀では覚えなくなってしまったため、
特殊な両立不可パターンがある点に注意。

・アズマオウ
逆に初代ではこの技を覚えなかったが金銀で覚えるようになったという唯一のポケモン。

・シャワーズ
この技を使えるのはLv.52からなので要注意。

・スイクン
この技を覚えるのはLv.71であるため、2000ルールでは使えない点に注意。

・代表的なログ
スターミー:波乗りと違って低レベルでもバンギラスを2発
スターミー:セミフル型のメイン技として
スターミー:波乗りと併用して威力差を利用する
シャワーズ:並の耐久のポケモンは等倍でも2発
キングドラ:スイクンと同じ寝言型で火力で差を付ける
ドククラゲ:物理+特殊の属性一致技両刀
ギャラドス:物理+特殊の属性一致技両刀
カブトプス:物理+特殊の属性一致技両刀
カメックス:高速スピンしつつフォレトスに圧力
オムスター:メイン技(いばみがと併用)
ニョロトノ:メイン技(腹太鼓と両刀)
オーダイル:メイン技(フルアタ)
ゴルダック:メイン技(フルアタ)
マンタイン:メイン技(雨乞いで強化)
【ドラフト対戦】アズマオウ:急所で特殊耐久の低いポケモンを一撃

はかいこうせん

威力150という超火力と、90%という悪くない命中率を持つ代わりに、
命中したら次のターンは反動で動けないという効果を持つ、ハイリスクハイリターンな技。
自らが戦闘不能になる自爆・大爆発と、威力が変動する技を除いた全ての攻撃技の中で最高威力を誇る。
この技をただ連打するだけでは、恩返しどころかのしかかりを連打するよりもダメージ総量は少ないため、
反動で動けないターンのデメリットをいかに打ち消すかの工夫が非常に重要となる。
具体的には、「これを当てれば相手を倒せる」という状況での使用が主となるだろう。
最後のトドメとして使うか、破壊の遺伝子や腹太鼓などと組み合わせて相手を一撃で倒せるようにすることで、
この技は真価を発揮出来るようになる。
初代ではバージョンによって反動が起こる条件が異なりプレイヤーが混乱しがちだったが、
金銀ではシンプルに「敵を倒したかどうかに関係無く、命中すれば反動あり、外れたら反動無し」となっているため、
攻撃を外してしまったらすぐにもう一度打ち直すことは可能。
因みに寝言でも普通に発動し、反動の条件も同じとなっている。
この技の大きな特徴として、初代でも金銀でも技マシンが無限に手に入るが、
ほとんどの未進化ポケモンは覚えることが出来ず、ほとんどの進化後のポケモンは覚えることが出来るという点がある。
詳細は後述の「小ネタ」で記載することにする。
また、この技を持たせる際の注意として、威力の高さを過信しないという点がある。
威力150という火力は、鈍いを1回積んだ状態での恩返し(102×1.5)未満であり、
地面や格闘ポケモンにとっては属性一致の地震やクロスチョップ(100×1.5)と全く同じであり、
弱点を突ける場合は岩雪崩(75×2)と全く同じでありドリル嘴(80×2)やヘドロ爆弾(90×2)には及ばない。
他の攻撃技を撃った時との火力の比較には十分注意しよう。

・ケンタロス、リングマ、ドードリオ
この技を属性一致、すなわち1.5倍のダメージで打てるポケモンが、
破壊の遺伝子を持たせてこの技を打つことで恐ろしい火力のダメージを叩き出すことが出来る。
Lv.55ケンタロスがこれをすることで、55サンダーや50カビゴン等の水準を高確率一撃で倒すことができ、
この技を最強の火力で打つことが出来るリングマに至っては、Lv.55で55カビゴンを確定一撃で倒すに至る。
属性一致のこの技は150×1.5で実質威力225相当となるため、
弱点を突ける場合であっても地震(100×2)より多いダメージを与えることが出来る。
マルマイン等で壁を残して爆破からタイマンに繋いだり、
相手を眠らせる等して隙を作ってから場に出すことで効果を発揮することが出来る。

・リザードン
この技を腹太鼓と併用出来るポケモンの代表格。
リザードンの腹太鼓+この技の火力は、リングマの破壊の遺伝子+この技の火力とほぼ同等であり、
Lv.55ならば55カビゴンを確定一撃で倒すことができ、Lv.50でも50カビゴンや55サンダー水準を高確率一撃。
因みに先述した通り、サンダー等に対しては岩雪崩を打つのと同じ火力になる。
基本的に腹太鼓型で使うなら他の技はメインの大文字と、攻撃範囲の広い地震はほぼ確定となるため、
残りはサンダー等の飛行ポケモンを意識するなら岩雪崩、カビゴンを意識するならこの技、という選択になる場合が多い。

・ハッサム
この技を剣の舞+バトンタッチと併用出来るポケモン。
このコンボを決めようとする際に、吠えるや吹き飛ばしで対策されることがあるが、
それを読んでこの技を打つことが出来れば、大ダメージを与えることが出来る上に自らは即時に退場するため、
反動で動けないターンを完全にカットすることが出来るというカウンター戦術である。
しかも、ハッサム自身元々攻撃力が高い上に剣の舞で攻撃力が上がった状態で打てるため尚更ダメージは強く、
場合によってはそのまま相手を倒せてしまう場合もある。

・ガラガラ
太い骨を持つことによって、属性不一致ではこの技の最強の使い手となる。
先述した通り火力は属性一致の地震と同じであり、弱点を突ける場合岩雪崩とも同じだが、
地震に耐性を持ち岩雪崩でも弱点を突けない、草ポケモンやヘラクロスに対して有効となる。
剣の舞を1回積めば、それらのポケモンを余裕で一撃で倒せるようになる。
ただ、それぞれに対して目覚めるパワーで弱点を突くこともでき、
交代読みを外した時のリスクも大きいため、積極的に採用される技ではない。

・バンギラス
道具を考慮しない場合、属性不一致ではカイリューと並んでこの技の最強の使い手。
カイリューは属性不一致でありながら威力120の捨て身タックルという高火力の物理技を覚えることが出来るため、
それをメイン技として使いやすいが、
バンギラスは岩雪崩(75×1.5)がせいぜいであり、安定した高火力の物理技を持てない。
そのため、威力のかけ離れたこの技の有難みがある。
具体的な使い所として、低レベルのカイリキーに対して嫌な音+この技を使えば高確率一撃で倒すに至る。
カイリキーには先制出来るため、後出しされた際に嫌な音を打つことが出来れば、完全に出オチさせられるということである。
バンギラスが出来る、天敵カイリキーに対する明確な役割破壊は目覚めるパワー飛行とこの技ぐらいである。

・代表的なログ
ケンタロス:破壊の遺伝子を使った典型的な強さ
ケンタロス:50カビゴン+55サンダーを2タテ
ケンタロス:反動を受けながら2回打つ
ドードリオ:火力はケンタロスより高い
リザードン:腹太鼓から55カビゴンを一撃
ラッタ:怒りの前歯で削った後トドメ
グランブル:恩返しとの威力差を利用
オニドリル:破壊の遺伝子+睨み付けるで威力3倍

・小ネタ
初代の時点での「未進化ポケモン」は、自力でこの技を覚えるミニリュウ・ハクリューを除き誰も覚えることが出来ず、
「自らの進化前が存在する最終進化形態」は全員もれなく覚えることが出来る。
「無進化ポケモン」の場合はまちまちだが、多くのポケモンはこの技を覚えることが出来る。
具体的にはカモネギ・イワーク・サワムラー・エビワラー・メタモンのみ覚えず、他のポケモンは全員習得可能である。
金銀ではこれらの習得の可否は据え置きで、そこに追加された進化系はカポエラー以外全員この技を覚えることが出来る。
すなわちクロバットやキングドラは当然この技を覚えることが出来るが、
その進化前のゴルバットやシードラも、金銀では「未進化ポケモン」でありながらも、
初代の時点では「自らの進化前が存在する最終進化形態」だったので、やはりこの技を使うことが出来る。
「無進化ポケモン」だったのが金銀になって「未進化ポケモン」になったラッキーやポリゴンも同様である。
逆に、サワムラーとエビワラーは、金銀でバルキーという進化前のポケモンが追加されたことにより、
「無進化ポケモン」だったのが金銀になって「自らの進化前が存在する最終進化形態」にはなったものの、
この技の習得の可否は初代から据え置きであるため、依然としてこの技を覚えることは出来ない。
そして、初代とは関係の無い、金銀で追加されたポケモンは、初代と同じ法則により、
「未進化ポケモン」は自力でこの技を覚えることが出来るテッポウオ・ヨーギラス・サナギラス以外は覚えず、
「自らの進化前が存在する最終進化形態」は全員この技を覚えることが出来る。
唯一の例外としてカポエラーは、金銀で追加された「自らの進化前が存在する最終進化形態」であるにも関わらず、
自らの進化前であるバルキーの分岐進化先として初代から存在するサワムラー・エビワラーがこの技を覚えないので、
恐らくその巻き添えとしてカポエラーもこの技を覚えないという設定にされてしまった。
「自らの進化前が存在する最終進化形態」でこの技を覚えることが出来ないのはこの一族だけである。
また、金銀で追加された「無進化ポケモン」は初代とは打って変わってほとんどのポケモンがこの技を覚えない。
覚えることが出来るのは伝説・準伝説のポケモン全てと、ケンタロスと対の存在と考えられるミルタンク、
そして例外的に技マシンでは覚えないがスケッチで覚えることが出来るドーブルのみである。
「無進化ポケモン」に関しては初代でも金銀でも、
基本的に小型のポケモンはこの技を覚えず、大型のポケモンは覚えるというざっくりとした法則があるが、
金銀で追加されたポケモンはマンタインやヘラクロス等、
小型とは言い難いようなポケモンでもこの技を覚えることが出来ないので注意。
因みに、以上の法則から、金銀の時点での「未進化ポケモン」しか参加出来ないリトルカップにおいては、
この技を自力で覚えるミニリュウ・ヨーギラス・テッポウオの他は、
初代では「無進化ポケモン」であったラッキー・ストライク・ポリゴンしかこの技を使うことが出来ない。
なお、ここまで挙げて来たミニリュウ等、この技を自力で覚える「未進化ポケモン」は、
初代でも金銀でも、技マシンではこの技を覚えることが出来ず、レベルアップで覚えるか遺伝させる必要がある。

はがねのつばさ

鋼タイプの中威力技。威力は目覚めるパワーと同じだが、命中率が90%であり劣っている代わりに、
攻撃個体値を落とす必要が無かったり、他の目覚めるパワーと併用出来るという点で秀でている。
アイアンテールに比べ命中率で上回っているものの、威力の差は大きく、
両方覚えるポケモンならばまず間違いなくアイアンテールが採用されるため、性能としては劣りがち。
アイアンテールを覚えずこの技を覚えるポケモンが、属性一致技として使用したり、
岩に対する役割破壊としてサブ技に持たせるといった使い方が主となる。
10%の確率で自らの防御力を上げるという個性的な追加効果があるが、わざわざ狙うほどのものでもない。

・エアームド
ドリル嘴の代わりにこの技が、属性一致メイン技として使われることがある。
ドリル嘴に比べて威力が落ち、草や格闘ポケモンに有効でなくなるため汎用性は落ちるが、
岩ポケモンに有効打が欲しい場合に採用の価値がある。
ドリル嘴と併せて両刀で使うのもアリ。

・ハッサム
この技の最強の使い手。属性一致でこの技を使えるのはエアームドとハッサムだけ。
しかしながら属性一致でも威力は105相当であり、不一致の捨て身タックルに及ばない。
そのため、寧ろメイン技である捨て身タックルに耐性を持つ岩やゴーストへの対策として、サブ技としての意味合いが強い。
サブ技として目覚めるパワー格闘が使われることも多く、その場合この技が第2のサブ技として使われることもある。
バトンタッチ型などで攻撃技が1つしか持てないような場合、攻撃技にこの技を採用する場合もある。
捨て身タックルはバトンタッチとは両立出来ず、恩返しよりはほんの僅かに威力が高く無効化される属性も無い。
この技でなく目覚めるパワー蟲などが使われることも多い。

・ドードリオ、ストライク
ハッサムと同じく、メイン技がノーマル技であり、地震や格闘技を覚えないため、
岩とゴーストに有効なこの技をサブ技として採用する価値がある。

・代表的なログ
ハッサム:捨て身タックルと違って反動が無い
【2012ルール】エアームド:このルールでは岩や氷が多いのでメイン技となる

・小ネタ
まともな翼を持っているポケモンならばほとんどがこの技を技マシンで覚えることが出来る。
レベルアップでこの技を覚えるのは実はエアームドのみであり、遺伝技として覚えるのはネイティのみ。
そしてそんなネイティとネイティオは、実は技マシンではこの技を覚えられないという不思議な仕組みになっている。
何故か、ストーリー中に技マシンが2個手に入る。

ばくれつパンチ

50%という低い命中率と引き換えに、命中すれば必ず混乱の追加効果が付いて来る、博打要素の強い技。
格闘技で威力も100と、火力そのものもクロスチョップと同等にある。
カビゴンやバンギラスと言ったメジャーどころに対して非常に有効であるため、
不安定な技ではあるものの命中した時のリターンは非常に大きく、詰み解消の目的で持たせることも非常に多い。
交代読みだったり、相手が眠るターンを読んだりと、立ち回りの中で外れのリスクを抑えることも出来る。
攻撃範囲を広げるタイプのエースにとっては、カビゴンや、弱点が少なく耐久力の高いポケモンを倒すのに骨が折れるが、
この技を持たせるだけで戦いやすさが大幅に変わることも少なくない。
また、PPが少ない上に試行回数を稼ぎたい技なので、寝言と併用して使うと相性が良い。
この技への対策として奇跡の実や苦い木の実(※PBSでは凍った木の実)を持たせることもあり、
打つ際には相手の持ち物を考慮する必要も出て来る。
まともな腕を持つポケモンの多くがこの技を覚えることが出来る。
その不安定さからメイン技にはしづらく、多くの格闘ポケモンにとってはもっと安定した属性一致メイン技が存在するため、
この技は属性不一致のポケモンがサブ技として使うことがほとんど。

・バンギラス、カイリュー、ゲンガー、バクフーン、ニドキング、オーダイル、ベトベトン
攻撃技を3つ以上持たせて攻撃範囲を広げたポケモンが、第二もしくは第三のサブ技としてこの技を持たせるケース。
この技が無いと鈍いカビゴンを突破するのが難しいというポケモンが多く、
逆にこの技さえあれば、運悪く外れ過ぎない限りは鈍いカビゴンとも渡り合うことが出来るようになる。
補助技として鈍いや嫌な音を併用した場合は更に火力に磨きをかけることが出来る。
嫌な音の場合はダメージそのものの他、混乱ダメージを増幅させることも可能。
バンギラスとカイリューは属性不一致ではこの技の最強の使い手であり、カビゴンの体力を半分前後削ることが出来る。
カビゴンの他にもちろんブラッキーやバンギラス、ハピナス等に対してもとても有効。

・デンリュウ、ライチュウ、ピカチュウ、ヤドラン、ヌオー、マリルリ、ウソッキー、リザードン
広範囲型とは限らないが、やはりカビゴンやバンギラスを中心とした相手に対する打点と詰み解消性能のために、
サブ技で採用することが少なくないポケモンの代表例。
電気ポケモンにとっては、メインの電気技ともそれなりに相性が良い。

・カビゴン、ミルタンク、オオタチ、リングマ、グランブル
ノーマルポケモンが、属性一致メイン技が効きづらい岩・鋼ポケモンへの役割破壊としてサブ技に持たせるケース。
もちろん追加効果の混乱も美味しいが、「威力の高い格闘技」としてダメージそのものを期待する場合が多い。
カビゴンやミルタンク等の場合は同族意識の意味合いもある。
鈍いと併用することが多いが、カビゴンは高い耐久力を活かして眠る+寝言と併用することもある。

・ニョロボン
まともな属性一致技を覚えない格闘ポケモンが、格闘の属性一致技としてこの技を使うケース。
と言っても、ニョロボンだけの話である。
属性一致である分、火力はかなり高いが、不安定であるのでサブ技的な扱いにはなりがち。
攻撃範囲を広げる場合もあるし、眠る+寝言と併用する場合もある。

・サワムラー、エビワラー、カポエラー
跳び膝蹴りというまともな属性一致技を覚えるが、他に覚える技のバリエーションが少ないため、
サブ技のような感覚でこの技を持たせることがあるというケース。
サブ技として覚えるのはせいぜいノーマル技と目覚めるパワーぐらいなので技枠は余りがちであり、
詰み解消の意味合いも兼ねてこの技を持たせることがある。
また、仮にも威力だけ見れば100はあるので、跳び膝蹴りよりも単純にダメージが大きいため、
跳び膝蹴りでは倒せないがこの技なら命中さえすれば相手を倒せる、というようなシーンで使うのも有効。

・フーディン
いばみがもしくはメロみが型で使う際に、サイコキネシスが全く効かない悪ポケモンや、
カビゴンを突破しやすくするためにサブ技として持たせることがある。
特にいばみが型の場合、相手の攻撃ランクを最大まで上げてしまったらもう威張るは無効になってしまうが、
この技を当てることによって再度混乱させることができ、大量の自滅ダメージを期待出来るようになる。
ダメージそのものよりも追加効果の混乱に重きを置いているため、
メロみが型の場合でも♀にするために攻撃個体値を3まで下げてでもこの技を持たせる場合が少なくない。

・ガラガラ
パルシェンとバンギラスを強く意識する際に、この技を持たせることがある。
対パルシェンは、地震+この技によって黄金の実を持っていようが2発で倒すことが出来るようになり、
対バンギラスは、地震では低めの乱数で一撃だが、この技なら確定一撃なので勝率が上がる。
この他、既に自分の残りHPが少ない状態でのカビゴンとのタイマン等、不利な状態で勝率を確保するという効果もある。

・スリーパー、ニューラ、エイパム、レディアン
サポート型だったり、まともな属性一致技が無かったりと言った理由で、
この技をほぼメインのような使い方をする場合があるポケモン。
当然、安定性はかなり低い。

・エレブー、ブーバー、ゴルダック
クロスチョップという、より安定した格闘技を覚えるため基本的にはそちらを採用されるが、
クロスチョップは遺伝技であるため、初代マシン技や、一部の他の遺伝技とは両立出来ない。
それらの技(ほとんどの場合は身代わり)をどうしても使いたくて、尚且つ格闘技を持たせたいという場合に、
クロスチョップの代わりとしてこの技を持たせることがある。

・代表的なログ
バンギラス:カビゴンを簡単に倒す
バンギラス:ヒット+自滅でバンギラスを1ターンキル
バンギラス:混乱自滅に砂嵐ダメージを加算
ヌオー:混乱自滅に砂嵐ダメージを加算
ウソッキー:混乱自滅に砂嵐ダメージを加算
カイリュー:急所でカビゴン即死
カビゴン:寝言で試行回数を稼いで事故らせる&バンギラスを一瞬で削る
ミルタンク:鈍いと併用してノーマル耐性を崩す
バクフーン:相手が眠るを使う瞬間に打ち、奇跡の実を奪う
ゲンガー:フルアタの一環
ニドキング:フルアタの一環
ヤドラン:特殊ポケモンによるカビゴン突破手段
デンリュウ:特殊ポケモンによるカビゴン突破手段
ライチュウ:特殊ポケモンによるハピナス突破手段
ライチュウ:いざという時の最終手段
オーダイル:嫌な音と併用でカビゴンを楽々突破
ベトベトン:硬い相手を突破する補佐
ニューラ:硬い相手を突破する補佐
マリルリ:硬い相手を突破する補佐
オオタチ:鈍いとの併用

・小ネタ
ジムリーダーに貰えるマシン技なので、自力で覚えるポケモンは存在しない。

ハサミギロチン

一撃必殺技。このサイトでは基本的に一撃必殺技禁止のルールを扱っているため、考察していない。
キングラー族とカイロス、グライガーのみが覚える。
指を振るで発動すれば、超ラッキーだ。

・グライガー
Lv.52以上でないと、地震との両立不可なので注意。

・ドーブル
この技をロックオンor心の眼と併用出来る唯一のポケモン。
キノコの胞子まで絡めることが出来るため有用性は非常に高い。

はさむ

ノーマルタイプの小技のひとつ。キングラー族とカイロスだけが覚える技。
すなわち属性一致でこれを使えるのはドーブルのみ。
威力は55と地味に高めであり、実は居合切りの上位互換技だったりするのだが、
それでもPP以外はもっと優秀なノーマル技はたくさんあるので、実戦での採用はまず無い。

はたく

ノーマルタイプの小技のひとつ。PPがある分、特定の技の劣化にはならないが、
PP戦のためにわざわざここまで威力が低く追加効果も無いこの技を採用する価値も無いため、実戦での採用はまず無い。
因みに引っ掻くと全く同じ性能である。

はっぱカッター

草タイプの主力技。威力は55しか無いが、急所技であるため、期待値に換算すると68.75相当となる。
それでも目覚めるパワーに劣るほどの威力にしかならないのだが、
これより威力の高い草技は、ソーラービームは溜め技なので晴れ状態でないと使いづらく、
花弁の舞は行動制限がある上に混乱という反動まで付いて来るのでこれまた使いづらい。
ギガドレインは使い勝手は悪くなく回復のメリットも大きいのだが、
PPが最大でも8と威力に全く見合わず、何よりも身代わりに無効化されてしまうというのが痛過ぎる。
目覚めるパワー草は唯一技そのもののデメリットは無く威力もそこそこあって使いやすい技ではあるが、
HPが大幅に下がってしまうのが何よりのデメリットであり、
また攻撃範囲の狭くなりがちな草ポケモンにとっては他の目覚めるパワーを持たせたい場合も少なくない。
以上の理由から、この技を覚える草ポケモンは、ここまで威力が落ちてでもこの技をメイン技として採用することが多い。
また、威力の低さのせいかPPが25(最大40)と、メイン技とは思えないほど多く、
急所を狙うために連射するのに非常にマッチしている。
ただし、ここまで書いたのはあくまで草ポケモンが「属性一致である草技を使う場合」の話であり、
草技に拘らない場合、敢えて威力の低いこの技を採用する必要も無く、
他のタイプの目覚めるパワーや、剣の舞と併用した物理攻撃をメイン技とする場合も多い。
またナッシーのサイコキネシスやウツボットのヘドロ爆弾など、複合属性がある場合は、
もう一方の属性の一致技が使われることも多い。
この技はあくまで草技を採用したい時に筆頭候補に挙がる技。
なお、この技は草ポケモンしか覚えないため、他のポケモンがサブ技として使うようなことは無い。
命中率は95%であり、ほとんどは当たるのだが、ごく稀に外れる可能性もあるということは頭に入れておこう。

・フシギバナ
この技とは切っても切れない関係にあるポケモン。
宿木のタネ+眠り粉を駆使した長期戦を得意とするポケモンだが、それはこの技の功績が大きい。
この技のPPの多さのお陰で、粘って来る相手にも惜しみなく攻撃を連射することができ、
更には急所技でもあるので連射しているうちに相手を事故で突破するチャンスもかなり多い。
火力だけを取ったらのしかかりや他の目覚めるパワーの方が強い場合が多いのだが、
技の性能がフシギバナの戦術とこれ以上無いほどマッチしているのだ。
低レベルでパルシェンやバンギラスに先制出来るのも偉いため、
それらの弱点を突ける草技であるということも、この技の採用理由のひとつ。

・ウツボット、メガニウム、ラフレシア、キレイハナ、キマワリ
その他、この技を覚える草ポケモン。
そもそも草技自体を持たないことも多いが、もし持たせる場合やはりこの技が最も採用されやすい。
ただ、メガニウム以外はどれもフシギバナほど長期戦向きではないため、
PPの低いギガドレインや、耐久力を犠牲にした目覚めるパワー草で代用されることもある。
キマワリはこの技の最強の使い手である。

・代表的なログ
フシギバナ:驚異的なPPの多さと急所率
フシギバナ:眠り粉と併用して急所でフーディンを突破
フシギバナ:王者の印を持たせてカビゴンを倒しやすくする
メガニウム:草技の一貫性
キマワリ:成長を積み急所でカビゴン一撃
キマワリ:身代わりに強い草技

バトンタッチ

自分にかかっている能力ランクの変化や、一部の能力変化を味方に引き継ぐという、当時としてはかなり画期的な技。
これによって、第1世代ではほとんど無かった、味方のポケモン同士で連携したコンボを作ることが出来るようになった。
通常は積み技と組み合わせて使うことで、味方のポケモンを強化するために使われるが、
逆に相手に能力ランクを下げられていた場合、その負の効果も引き継いでしまうという点には注意。
その他の状態変化としては、気合溜め、白い霧、混乱、宿木、悪夢、呪い、猛毒などを引き継ぐ。
草ポケモンは通常、宿木状態にならないが、宿木状態のポケモンがこの技を草ポケモンに繋いだ場合、宿木状態が引き継がれる。
眠っていて悪夢状態のポケモンが、寝言によりこの技を発動し、別の眠っているポケモンに繋いだ場合、悪夢状態が引き継がれる。
どくどくを喰らい猛毒状態のポケモンが、この技を毒状態の控えポケモンに繋いだ場合、猛毒状態が引き継がれる。
混乱状態のポケモンが、この技を苦い木の実や奇跡の実を持ったポケモンに繋いだ場合、即時に実が発動して混乱が解除される。
これを利用して、この技を持ったポケモンに破壊の遺伝子を持たせ、苦い木の実を持ったエースに繋ぐというコンボが存在する。
黒い眼差しやクモの巣は、使った側も使われた側も、この技によって効果が引き継がれる。
これを利用して、黒い眼差しやクモの巣で相手を捕まえ、この技によって有利なポケモンを後出しし、
逃げられない相手を倒すというコンボ(通称ロックバトン)が存在する。これは第4世代以降では成り立たないコンボである。
メロメロはかけたポケモン・かけられたポケモンのどちらかが退場した瞬間効果が切れるので、引き継がれない。
身代わりも引き継ぐことができ、身代わりのHPは引き継ぎ先のポケモンには関係無く、
あくまで身代わりを貼ったポケモンのHPに依存する。

この技は能力ランクや状態変化を引き継ぐ他に、「ポケモンをチェンジ出来る」という効果自体も見逃せず、
例えば相手がチェンジしたターンにこの技を使うことで、
相手のチェンジ先のポケモンを見た上で、それに強いポケモンを対面させるという、後出しじゃんけんのようなことが出来る。
また、この技を使うポケモンが相手よりも素早さが遅い場合、後攻でチェンジ出来ることになるため、
交代先のポケモンにダメージを与えず無償光臨出来るというテクニックもある。
更に、通常のポケモンチェンジではないため、追い打ちを使われてもダメージが2倍にならず、防止策にもなる。

この技を覚えるポケモンは、蟲系のポケモンが多い。
サポートに徹することが出来るため、種族値が低くても活躍を見出すことが出来る。
この技で繋ぐことが出来る能力変化技のうち、鈍いや影分身は技マシンで誰でも覚えることが出来るが、
ほとんどのポケモンはそれ以外にも何らかの積み技を覚え、それを繋ぐことが出来る。
これは制作側も意識してのことだろう。
なお、PPは無駄に40(最大64)もある。

・ブラッキー、アリアドス
この技を、黒い眼差しもしくはクモの巣と併用出来るポケモン。
上記のコンボにより、吠えるや吹き飛ばしなどの対策が無い相手には一方的に有利を取れる場合がある。
ブラッキーは特に、甘えるとの併用によって物理ポケモンを無力化してから、起点に繋ぐことも可能。
アリアドスはこの他、高速移動も同時に繋ぐことが出来る。

・サンダース
この技を高速移動や身代わりと併用することが出来る。
特にガラガラと組ませたコンボは古代から使われており、これを軸としたパーティは「キルパ」等と呼ばれていた。
決定力は一流だが素早さが遅いガラガラに高速移動を繋ぐことで、無双出来るようになる。
また、直接相性で見ても、サンダース自身がガラガラの苦手な水ポケモンやエアームドに強いため、相手は対策を出しにくい。
この他、身代わりや影分身も繋ぐことが出来るため、併用される場合もある。

・ハッサム、ストライク、カモネギ
この技を、剣の舞および高速移動と併用することが出来るポケモン。
これらを両方持たせても良いし、どちらか片方だけを繋ぐ仕様にしても良い。
ハッサムは、ノーマル耐性を持つ唯一のこの技の使い手であり、
コンボを繋ごうとする際に大爆発で分離されてしまうのを防ぐことが出来る。
ハッサム・ストライクはこの技を遺伝で習得し、カモネギはポケモンスタジアム金銀の景品であるため、
いずれも身代わりや捨て身タックル等の初代マシン技とは両立不可という点に注意。
なお、ハッサム・ストライクは気合溜めも併用することが可能。

・シャワーズ、バリヤード
この技を、溶けるもしくはバリアーと併用出来るポケモン。
ハッサムと同じように、防御力を上げることで大爆発による対策を抑止出来るという利点がある。
どちらも身代わりとも併用可能で、特にシャワーズはこの技の使い手の中では最大のHPの高さを誇る。
シャワーズはこの他に吠えるとも併用可能であり、相手がコンボを吠えるや吹き飛ばしで阻止して来ようとする場合、
自分が相手よりも素早さが遅ければ、こちらの吠えるが打ち勝つため、相手の対策を防止することが出来る。
シャワーズは白い霧も覚えるが、残念ながらこの技との両立は不可。
バリヤードは他にヨガのポーズや催眠術との併用が可能。
催眠術も、相手のコンボ対策を阻止出来る技のひとつ。

・キリンリキ
この技を、ド忘れと併用出来る唯一のポケモン。
ただし、2000(一撃無し)ルールでは基本的に物理決定力の方がメジャーであるため、
特防アップをわざわざこの技で繋ぐ有用性はあまり高いとは言えない。
高速移動も併用出来るため、どちらかというとこちらメインになるかも知れない。
なお、高速移動+この技を使えるポケモンの中で、
バンギラスのあらゆる技を、急所に当たらなければ確実に1発耐えることが出来る唯一のポケモンである。

・レディアン、エイパム
その他、この技を高速移動と併用出来るポケモン。
種族値は低く、単体での活躍は難しいが、ガラガラや腹太鼓カビゴンに繋ぐことに成功さえすれば、あとの決定力は保証されているので、
そのようなポケモンと組み合わせることでサポートとしての活躍を見出すことが出来る。
相手の対策を阻止する技としては、レディアンはリフレクター、エイパムは爆裂パンチ等がある。

・エーフィ、ブースター、モルフォン
これと言った特別な積み技などは覚えないが、とりあえずこの技を覚えるというポケモンの代表例。
それぞれ影分身と鈍いは最低限使うことができ、モルフォン以外は身代わりとも併用が出来る。
また、破壊の遺伝子を持たせ、苦い木の実か奇跡の実を持ったポケモンに繋ぐコンボも使える。
エーフィは特に、素早さを活かして相手の補助技などを読み、身代わりを残すことが出来れば、この技で控えを無償光臨出来ることになる。
Lv.52以上なら55サンダーに先制出来るため、命中率の低い雷サンダーになら身代わりの起点に出来る可能性が高い。
そこから更に影分身を積んで行くコンボも可能。
ブースターは吠えるを覚えるため、上記のシャワーズと同じように自分より素早いポケモンの吠えるや吹き飛ばしを阻止出来る。
モルフォンは吹き飛ばしを覚えるものの、この技とは両立不可。エーフィは吠えるを覚えない。
モルフォンは眠り粉によって、相手の吠えるや吹き飛ばし、大爆発などによる対策を阻止出来るという強みがある。

・ドーブル
ここまで書いたあらゆる技を全て、この技と併用することが出来る。
この他、他に使い手が存在しない腹太鼓や成長、白い霧との併用によるコンボも使うことが出来る。
ドーブルの体力で決めるのは難しいが、腹太鼓はプテラやケンタロスに繋ぐことに成功すればその瞬間勝ったようなもの。
成長はサンダーやファイヤーに繋ぐことで、カビゴン等を楽に倒しやすくなる。
この他キノコの胞子やアンコールと言った搦め手を使うことが出来るため、
純粋に高速移動やクモの巣などと併用しても他のポケモンとは全く異なった動きが出来る。
特に、キノコの胞子で相手のコンボ対策を封じられるのが強力。
ドーブルがこの技で繋ぐのは腹太鼓、成長、高速移動、クモの巣(黒い眼差し)の4種がほとんどだろう。

・セレビィ
ウルトラカップで使えるセレビィも、この技を覚えることが出来る。
ただし、特別な積み技は一切覚えないため、実質的に鈍いか影分身を繋ぐぐらいしかすることは無い。
原始の力と併用出来るため、運良く追加効果が発動すれば、それを繋ぐというコンボは出来なくはない。

・代表的なログ
ブラッキー&ハッサム:黒い眼差し+影分身+高速移動+剣の舞を順番に積んで行ってエースに繋ぐ
ブラッキー&エーフィ:身代わり+影分身を2匹で交代しながら積んで最終的にツボツボに繋いで全抜き
ドーブル:アンコール+キノコの胞子で相手を足止めしながら高速移動をガラガラに繋ぐ
ドーブル:腹太鼓をプテラに繋いで全員一撃
ドーブル:成長をサンダーに繋いでライコウに勝つ
ハッサム:吠えるポケモン全般に強いベトベトンに剣の舞を繋いで全抜き
ハッサム:剣の舞を両刀ライコウに繋いで全抜き
ハッサム:剣の舞+恩返しで殴りながら途中で控えに繋ぐ
シャワーズ:相手の積み技を吠えるで阻止しつつ自分だけ溶けるを積んでドククラゲに繋いで全抜き
サンダース:甘えるで相手のカビゴンを引かせつつ高速移動をカビゴンに繋いで全抜き
ブースター:吠えるハガネールを圧力で引かせて影分身をドククラゲに繋いで全抜き
エーフィ:フーディンを受けながら後攻でエースを無償光臨させる
ブラッキー:黒い眼差しと併用した典型的なハメ技
ブラッキー:黒い眼差しとのコンボ&後攻でこの技を使うことの強み
ブラッキー:身代わりの硬さを活かして後続を無償光臨させる
ブラッキー:黒い眼差し+身代わりと併用し有利なポケモンに繋いで行く
バリヤード:吠える持ちを催眠術で阻止しながら影分身を繋ぐ
ストライク:あわよくば剣の舞も狙いつつ高速移動をバンギラスに繋ぐ
レディアン:高速移動を積んで相手が吠えて来る読みでリフレクターを残す
アリアドス:クモの巣でムウマを捕まえて他のポケモンを道連れさせる
キリンリキ:電磁砲で水ポケモンを阻止しながら高速移動をガラガラに繋ぐ
【2006ルール】バリヤード:バリアー+身代わりを両方カイリキーに繋いでガラガラに勝つ
【2006ルール】バリヤード:バリアーをミルタンクに繋いでカイリキーに勝つ
【ドラフト対戦】アリアドス:高速移動+影分身をベロリンガに繋いで全抜き
【金銀ファンシーカップ】カモネギ:剣の舞をヤミカラスに繋いで全抜き
【リトルカップ】ストライク:高速移動をカラカラに繋いで全抜き

・小ネタ
クリスタル発売前の金銀のみの環境では、イーブイ族はこの技を覚えなかった。
つまり、ロックバトン戦術が使えるのはアリアドスのみであった。
ドーブルは少し工夫すれば、正規の方法でこの技をスケッチにより習得することが可能だが、
制作側のミスで、ドーブルはこの技は覚えないことにされており、ポケモンスタジアム金銀で使用するとトレーナー名が赤くなってしまう。

はなびらのまい

2〜3ターン攻撃を続けた後、自分が混乱状態になってしまう。
あらかじめ神秘の守りをかけておいたり、苦い木の実(PBSでは凍った木の実)or奇跡の実を持たせておくことで予防出来るが、
それ以前に2〜3ターン行動が縛られてしまうこと自体が大きなリスク。
威力も70と、目覚めるパワーと同じなので、これを覚えるポケモンでもわざわざ持たせることは少ない。
葉っぱカッターなど他の便利な草技を覚えず、
尚且つ草以外の目覚めるパワーを使いたかったり、目覚めるパワーによってHPが大幅に減少することを避けたい場合に限り、
採用の余地が出て来る。
寝言でこの技が発動した場合、単発の攻撃技となり、行動制限や混乱のリスクは無くなるため、
眠る+寝言と併用すれば多少使いやすくなる。

・ライチュウ、ピカチュウ
ヌオーやサイドン、ゴローニャ等の4倍弱点を突くことができ、目覚めるパワーと違ってHP減少が無いという利点がある。
とは言えサイドンやゴローニャに対しては波乗りが使えるため、実質ヌオーへのピンポイント役割破壊と言って良い。

はねる

全く効果の無い、スカ技。PPだけは無駄に40もあるが、その観点から見ても、
同じノーマル技であり、PPが同じく40あり、また相手に下手な影響を与えるリスクも持たない、
成長や丸くなるの完全下位互換技と考えて良いだろう。

・小ネタ
金銀とは関係の無い話だが、第3世代ではソーナンスがこの技を覚えることが出来る。
これによって、ソーナンス同士が対面してお互い影踏みで逃げられない完全タイマンにおいて、
PPの多さにより何とこの技がPP戦のために役に立つことがある。
管理人はこの話を聞いた時いたく感銘を受けた。

バブルこうせん

水タイプの中威力技。追加効果の素早さダウンにより独自性を持っているが、
発動率は10%しか無いため、これを狙うために採用はしにくい。(※初代では33%だった。)
それよりもむしろ、純粋に水タイプの攻撃技としての採用価値がまれにある。
水タイプでないポケモンがこの技を使える場合、波乗りを覚えず、この技が最高威力の水技となることがある。
威力は65なので目覚めるパワーに僅かに劣るのだが、
目覚めるパワー水はHP減少があったり他の目覚めるパワーと併用出来ないというデメリットがある。

・ラッタ、ペルシアン、ピクシー、ハピナス
波乗りを覚えないノーマルポケモンが、岩に対する役割破壊として使える。
特にこの中でペルシアンは、冷凍ビームも覚えないため、岩・地面タイプのポケモンに対しては非常に重要な技となり得る。

・ルージュラ、フリーザー
氷ポケモンが、波乗りを覚えずこの技を覚える例。
ただ弱点を突くだけでは属性一致冷凍ビームの方が強いため、
冷凍ビームが効果今ひとつであり、なおかつこの技が効果抜群である、炎への役割破壊専用となる。

・代表的なログ
【2012ルール】ラッタ:ゴローニャを楽々倒す
【2012ルール】ラッタ:ムウマやエアームドにも一貫性

・小ネタ
初代ではジムリーダーから貰えるマシン技であるため、自力で覚えるポケモンは存在しなかったが、
金銀では自力で覚えるポケモンが居るほか、遺伝でこの技を習得出来るポケモンは多い。
初代マシン技で覚えるケースと遺伝で覚えるケースがあるため、両立不可に注意しよう。

はらだいこ

自らのHPを半分(切り捨て)削ることにより攻撃ランクを最大化するという、「諸刃の剣」と呼ぶに相応しい技。
相手の攻撃を耐えることさえ出来れば瞬時に強烈な火力が手に入るため、そのまま3タテで勝利に結び付くことも少なくない。
この技があれば低レベルからでも十分な決定力を出せることも多い。
また、どの攻撃ランクからでも、この技を使えば必ず最大である+6まで上昇するため、
甘える等で攻撃力を下げられた際の対策にもなる。
削る体力は小数切り捨てなので、HPが奇数である場合は回復せずに2回この技を使うことが出来る。
それを狙いたい場合、HPが偶数のポケモンはわざと努力値を減らしてHPを奇数に調整するのも手。
また、黄金の実はHPが半分「未満」になった時に初めて発動するため、この技とのコンボとして使うことは出来ない。
呪いと違って、この技を使う時点で残りHPが既に最大の半分未満だった場合、技そのものが失敗するため、
自滅してターンカットするような使い方は出来ない。
また、既に攻撃ランクが+6だった状態でも、技そのものが失敗する。

使い方としては、当然この技を使っても相手の攻撃を耐えることができ、
尚且つその後、後ろに控えているポケモンもそのまま牛蒡抜き出来るという状況で使うことが出来れば一番強い。
壁などを用意して相手の攻撃を耐えられるようにしておくのももちろん大事だが、
複数のポケモンを一気に倒そうとする場合は素早さがとても重要になる。
目の前のポケモンに勝つためだけに使うという方法もあるが、そうでない場合は、
相手の控えに誰が残っているか、それらを一撃で倒し切ることは出来るかをよくシミュレーションしておく必要があるため、
試合における大局観が試される技のひとつと言えるだろう。

・リザードン
この技の最速の使い手。先制出来る相手が多いということは、
この技が決まればそのまま有無を言わさず上から倒せる相手も多いということである。
フシギバナやヘラクロス等、明確に起点に出来るポケモンも存在するため、この技を決めやすいポケモンでもある。
メイン技の大文字によって一撃で倒せるナッシーやエアームド、ハガネール等も、
大爆発や吹き飛ばし等で阻止される危険性があるとは言え、実質起点に出来ると言える。
この技を決めた後は地震+岩雪崩や、地震+破壊光線によって多くのポケモンを一撃で倒すことが出来る。
特に破壊光線では、同レベルのカビゴンをほぼ一撃で倒すことが出来るのが偉い。

・ピクシー
この技を再生回復と併用出来る唯一のポケモン。
自らの体力を半分減らすというのは当然かなりの痛手であり、
一度この技を使ったからにはそのまま居座って戦い続ける覚悟が必要であることがほとんどなのだが、
ピクシーだけはこの技で減った体力を月の光によってまるまる回復することが出来るので、
突破が難しそうなら無理せず、一度回復して引っ込ませ、再度繰り出してからこの技を使うと言った柔軟な立ち回りが可能。
また、この技をアンコールと併用出来る唯一のポケモンでもあり、
アンコールによって相手の行動を制限させることでこの技の起点を作ったり、
この技に対して鈍い等で受けて来ようとする相手を詰ませると言ったコンボが出来る。
攻撃力はさほど高くなく、威力の高い捨て身タックルやメガトンキックはこの技と両立出来ないが、
恩返しでも属性一致の威力102なので十分の火力である。

・カビゴン
非常に遅いながらも、並外れた耐久力と攻撃力の両立により、非常にこの技を決めやすいポケモン。
カビゴンがこの技を使うことを禁止するローカルルールまで存在する。
この技を使った状態での攻撃種族値110からの属性一致ノーマル技や、弱点となる相手に対する地震の火力は手に負えない。
捨て身タックルではオーバーキルになるというほどで、
同レベルカビゴンに対しても恩返しどころかのしかかりですら一撃で倒せるほどである。
並々ならぬ耐久力を持っているため、たとえ後手であってもこの技を決めた上で動けることが多い。
また、多くの特殊ポケモンに対しては強制交換力が強いため、相手が逃げて行く隙にこの技を決め込むことも狙いやすい。
低レベルでも十分な決定力を出すことが可能であり、
自爆との併用により岩や鋼ポケモンも問答無用で道連れにするという使い方も出来る。
エースで使う場合は、多くの特殊攻撃を耐えることが出来る身代わりと併用するコンボがある。

・ガラガラ
基本的には剣の舞で火力は十分過ぎるほどであり、この技ではオーバーキルになるほどだが、
甘えるの対策として使うことが出来たり、
レベル差を付けたエアームドを岩雪崩で一撃で倒せるようになるといった利点がある。
特にエアームドに対しては、剣の舞+岩雪崩で半分程度のダメージを与えたところで、
黄金の実+泥棒を狙われてしまったり、どくどく+守るで粘られたりしてしまう危険性があるため、
「一撃で倒すことが出来る」という恩恵はかなり大きい。

・ヌオー
期間限定の配布タマゴによってこの技を習得出来るポケモン。
配布タマゴ技なので、のしかかり等の遺伝技とは両立出来ない点に注意。
カビゴン等と同じくかなり遅いが、電気など一部のポケモンに対して強制交換力を持っているため、
そこを起点にしてこの技から決定力を出して行くことが出来る。
攻撃力はさほど高くはないものの、属性一致で威力100の地震を使えるというのは大きく、
同レベルのカビゴンをぴったり一撃で倒せるというのはかなり大きい。
カビゴンののしかかりも捨て身タックルも2発以上耐えるため、対面からでもこの技を決めることが可能。
特にLv.50ののしかかりカビゴンに対しては、こちらもLv.50でタイマンで勝つことが出来る。
全抜きを狙う場合はサブ技に目覚めるパワー岩を持たせると相性が良い。

・ニョロボン、ニョロトノ
属性一致のハイドロポンプと、威力の高いノーマル技や属性一致の格闘技と併用した使い方。
ニョロトノでもLv.55でこの技+地獄車によって55カビゴンを一撃で倒すことができ、
Lv.55ニョロボンに至っては黒帯を持たせることによって50エアームドまで一撃で倒すに至る。
また、ニョロボンは恩返しで、ニョロトノは捨て身タックルやメガトンキックで、
それぞれフシギバナ程度の耐久のポケモンは一撃で倒すことが出来る。
元々持っている水という属性を活かし、地面や岩ポケモンを起点に出来るほか、
催眠術と併用出来るため、相手を眠らせることでこの技の起点を作るというコンボも狙うことが出来る。
素早さはLv.55ならば低レベルのフシギバナぐらいにまで先制出来るのは美味しい。
この技と併用した物理技の火力はニョロボンが高く、属性一致の水技の火力はニョロトノの方が高い。
因みに、この技を遺伝でなく自力で覚えるため、捨て身タックル等の初代マシン技と併用出来る数少ない種族である。

・ニョロゾ
ニョロボン・ニョロトノよりも高い素早さでこの技を使うことが出来る。
全ポケモンで見ても、リザードンの次に高い素早さでこの技を使うことが出来るポケモンである。
素早さ以外のスペックは進化後に大幅に劣るものの、
この技を使うからには先制さえしてしまえば勝ち、というような場面も決して少なくないため、
下手をすれば進化後よりも使える、ということもあり得る。
もちろん、高い素早さからの催眠術と併用することも可能。
Lv.55で黒帯を持たせればこの技+地獄車で55カビゴンを一撃で倒すことができ、
捨て身タックルorメガトンキックや地震で、Lv.50のヘラクロスやムウマをそれぞれ先制した上で一撃で倒せる。
50サンダーに先制し高確率一撃で倒すことまででき、
この辺りを先制一撃で倒すというのは進化後には出来ないことである。

・マリルリ
この技が、カメックスとの差別化のひとつになる。
金銀初登場ポケモンでありながら、捨て身タックルを遺伝で覚えるため、この技と併用することが可能。

・代表的なログ
カビゴン:高速移動+バトンタッチから繋いで全抜き
カビゴン:身代わりを貼ってから安全に使う
カビゴン:低レベルから決定力を出す
カビゴン:自爆がリフレクターパルシェンを一撃で倒せる火力に
カビゴン:圧力を利用して相手に大爆発させる
リザードン:バンギラス+エアームドを刺す
リザードン:カビゴンを起点にして全抜き
リザードン:破壊光線で55カビゴンが一撃になる
ピクシー:アンコールと併用&減った体力を月の光で回復
ヌオー:低レベルから決定力を出す
ニョロトノ:催眠術と併用で全抜き
ニョロトノ:リフレクターサポートを受ける&フシギバナを先制一撃
ニョロゾ:催眠術と併用
ベロリンガ:削った体力を守る+食べ残しで回復する
ドーブル:プテラにバトンタッチして全抜き

・小ネタ
この技を自力で覚えることが出来るのはカビゴンとニョロモ族のみであり、
それ以外の種族は遺伝で覚えるため、捨て身タックル等の初代マシン技とは両立不可であることが多いので注意。

バリアー

防御力を2段階上げる、守りに徹した技。
全く同じ効果を持つ溶けるに比べると、技タイプが違うものの、PPが少ないのでほぼ下位互換と言って良いが、
覚えるポケモンは全く異なり、PPが少ないと言っても30と十分過ぎるほどあるので採用価値は十分にある。
むしろ、こちらの方が他の技と絡めたコンボが出来るポケモンが使えるため、恵まれているのかも知れない。

・フーディン
アンコールと併用した型は「バリアンコ」の名で有名。
カビゴンを始めとした物理ポケモン相手に特化した型であり、
圧倒的とは言えないもののカビゴンとのタイマンで有利を取ることが出来る貴重な型。
防御力を上げておくことで捨て身タックル等の物理技が自己再生で回復が追い付くようになり、
あとはサイコキネシスで殴り倒す。
こちらが防御力を上げたからと言って相手は合わせて攻撃力を上げようと鈍いを使うと、
アンコールで完全に詰ませることが出来るというギミックである。

・バリヤード
この技をバトンタッチで継承することが出来る唯一のポケモン。
更にこれに加え、身代わりや影分身などの防御的な効果をバトンタッチすることも出来る。
また、フーディンと同じくアンコールとも併用出来るため、タイマン性能を上げることも可能。

・パルシェン
場全体に残るリフレクターを覚えるため、わざわざ敢えてこの技を採用することは少ないが、
剣の舞や鈍いをとことん積んで来るポケモンに対して、この技があればワンマーカーの受けとして使うことが出来る。
また、リフレクターと違って高速スピンと両立出来るという利点も一応はある。

・ドククラゲ
剣の舞から高い決定力を出せるポケモンだが、物理耐久面に不安があるため、
先にこの技で耐久力を上げておいてから、剣の舞で決定力を出すという方法もある。
ただ、そこまでの時間があるかは怪しい。

・代表的なログ
フーディン:アンコールと併用でカビゴンに勝つ
フーディン:防御を固めてから攻める
【2006ルール】バリヤード:カイリキーにバトンタッチしてガラガラに勝つ
【2006ルール】バリヤード:ミルタンクにバトンタッチしてカイリキーに勝つ

・ケーシィ
リトルカップではこの技を非常に有効活用出来るポケモンのひとつ。
一撃で倒されてしまう強力な物理攻撃に対し、黄金の実か木の実ジュースを持たせて先制でこの技を使えば、
ダメージをHPの半分以上喰らったあと道具が発動して体力を全回復でき、
防御力だけが2段階上がった状態で次のターンを迎えることが出来るというコンボである。
この方法を使ってカラカラ等にタイマンで勝つことが出来るようになる。


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