最終更新日:'15/1/24  最終チェック日:'15/1/24
我流・個別分析 〜ライチュウ〜

変態ポケモン図鑑はこちら


〜概論〜

「器用な電気タイプ」という面で、エレブーと双璧を成すポケモン。
クロスチョップや冷凍パンチ、サイコキネシス等が目立つエレブーに対してこちらは、
アンコール、波乗り、起死回生、甘える、歌うと言った技が特に特徴的。
特にアンコールを使える電気ポケモンとしては唯一無二の存在で、
型サンプルに挙げたような甘えるや起死回生と絡めたテクニカルな戦術を展開することが出来る。
波乗りは目覚めるパワーより威力が高く、弱点である地面タイプにも隙を見せないのはもちろん、雨乞い+雷とのコンボも可能。
また電気ポケモンの中では、サンダーと並んで物理攻撃力No.1でもあり、サンダーと違って手足を使えるので、
その攻撃力を活かしたノーマル・格闘技もエレブーに負けないぐらい使いこなすことが出来る。
その他の能力値に関しては、素早さはサンダーと同速であり、耐久面に関してはかなり脆いものとなっているので、
アンコールを初めとした得意技で攻めの姿勢を貫きたいポケモンだ。


〜実戦的ステータス〜

タイマン性能■■■■■■■□□□ 出番の多さ■■■■■□□□□□
複数対決性能■■■■■■■■□□ 使い方の多様性■■■■■■■■■■
対カビゴン性能■■■■■■■□□□ 不利な相手への対抗力■■■■■■■■■□
対その他の一線級■■■■■■□□□□ 個人的総合評価■■■■■■□□□□


〜優劣関係〜

格好の餌エアームド パルシェン ムウマ ブラッキー
割と有利スイクン スターミー サンダー ハピナス ファイヤー ゲンガー
場合によるカビゴン バンギラス サイドン ライコウ
割と不利ガラガラ ハガネール ヘラクロス カイリキー フーディン ケンタロス
天敵ナッシー フシギバナ ニドクイン ニドキング ベトベトン


〜防御面〜

55食べ残し5550黄金の実50
55磁石サンダーの雷確4低確率3発微低確率3発確3
55ライコウの10万ボルト乱数6〜7発確5確5超高確率4発
50スターミーの波乗り確4微高確率3発超高確率3発確3
50パルシェンの冷凍ビーム超高確率4発超低確率3発超低確率3発確3
52ゲンガーの冷凍パンチ乱数6〜7発確5超低確率4発超高確率4発
50カビゴンののしかかり超高確率3発確3超低確率2発低確率2発


〜技候補〜

10万ボルト
属性一致メイン技。どちらを取るかは完全に用途次第。
アンコールライチュウの重要な個性。コレを使える唯一の電気ポケモン。
素早さもあるので、巧く相手の技を読んで、どんどん縛って行きたい。
カビゴンの鈍いなんかもコレで対策出来るのがポイント。
甘える重要な個性2。電気ポケモンとしてはサンダースも覚えるが、
アンコールと組み合わせることによって、鈍い+物理技のような構成に強くなれる。
どくどく上記の補助技と相性が良いためサポートにうってつけ。毒を撒き散らそう。
電磁波毒の代わりに麻痺を撒き散らすのもイイ。また、両方持たせるという手も。
フーディン等と違い、自力で覚えるためアンコールと両立出来るのがポイント。
堪える
起死回生
重要な個性3。それなりに優秀な素早さと物理攻撃力からコレが打てる。
電気技+格闘技という組み合わせ自体の相性も抜群。対カビゴン、ハピナス、バンギラス等に。
爆裂パンチ物理攻撃力を活かせる技。起死回生と違ってどんな技とも両立出来るので入れやすい
波乗り超重要な個性4。目覚めるパワーと違って威力があるので、
ほとんどの地面ポケモンを2発で落とせるので大きな圧力になるというのが偉い。
アンコールや起死回生と言った遺伝技とは両立不可なので注意。
雨乞い雷と波乗りの双方を強化出来るお得な技。
めざ氷波乗りだと草で止まるので、他の電気ポケモン同様コレもサブ技候補。
アンコールや起死回生を使う際はそもそも波乗りを両立出来ないため代わりにもなる。
歌う命中は悪いがそれなりの素早さから打てるのでハマれば脅威。
これも波乗り同様、他の遺伝技とは両立不可。
捨て身タックル一応こういう物理技の選択肢もある。
眠る寝ながら粘れるポケモンではないので、使うとしたら薄荷の実と併用で1回きりか。
影分身
身代わり
丸くなる
転がる
全部セットで。実はライチュウはこの4点セットを使える最速のポケモンである。
詳しくは型サンプルにて。
メロメロ目覚めるパワーを持たずして地面の弱点を突ける超貴重な電気ポケモンなので、
波乗りと併用して1FFFという個体値で♀で使うことが出来る。
花弁の舞変なサブ技候補1。他の電気ポケモンのめざ草と同じく、ヌオーキラーの他、
地面+水という組み合わせに対して一貫する技としても使える。
ただ、めざ草と同じ威力という割に行動制限と混乱のデメリットも大きいため、使いにくい。
地獄車変なサブ技候補2。爆裂パンチでなく、普通に格闘技として使いたい場合に。
アイアンテール変なサブ技候補3。威力があり、岩ポケモンには爆裂パンチと同じダメージが入る。
光の壁
リフレクター
サポートとしてこういうことも出来る。地味ではあるが便利。
泥棒アンコール等と組み合わせてコレで場を荒らすことも可能。
波乗りが無いと分かれば地面をホイホイと呼べるので、
ガラガラの太いホネやハガネールの食べ残しを奪いやすい・・・かも?
余談だが実はピカチュウは使うことが出来ず、進化して初めて覚えられるようになる。


〜型サンプル〜

Lv.50 10万ボルト/どくどく/甘える/アンコール@食べ残し

ライチュウの必殺技である甘えるとアンコールをフルに活かす型。
特にこの2つによって、カビゴンを初めとする自分より遅い物理をそれなりに誤魔化せるのがなかなか偉い。
ただし物理耐久はかなり柔らかいので、地面ポケモンには喧嘩を売らない方が良い。毒を巧く絡めたい。
50サンダーと同速だったりするのが気になるならば、レベルはもう少し上げても良い。
また甘えるの枠は、ドンファンやジュゴンと同様のコンボが出来る守るに変更するのもアリだろう。
食べ残しが出来れば理想だが、余らなかったら黄金の実あたりで妥協しても良い。
なお、甘えるの枠を眠るに変更し、Lv.55にすることで電気や水をある程度受けられるようにした型を、
その昔、某氏が某大会予選で使い大活躍を魅せていた。ログはこちら。
流石に今の環境で素眠りは厳しいと思われるが、
当時ライチュウのアイデンティティを多くの人に認めさせたであろう使用者は偉大。


Lv.55 10万ボルト/アンコール/堪える/起死回生@麻痺治しの実

ライチュウの必殺技その2、こらきし型。素早さはもちろん、攻撃種族値も90と電気ポケモントップであるのでそれなりの火力。
とは言ってもこれぐらいの威力なら他にも出せるポケモンは居るのだが、重要なのはここにアンコールが絡んで来るという点。
例えば堪える読みで補助技等を打って来た相手にはそのままアンコールを決めれば良いし、
逆に攻撃を喰らった後わざとそれをアンコールして堪える態勢に持ち込むということも出来る。
この組み合わせが出来るのはドーブルとライチュウだけである。
Lv.55の最大威力の起死回生でバンギラス・55ヘルガー・55ピクシー・53ポリゴン2・53イノムー確1、
55食べ残しハガネール・55ライコウ・55めざ霊カイリキー・55めざ飛ガラガラ・52ヌオー確2。
また黒帯を持たせると、55ポリゴン2・55イノムー・55ケンタロス・54ガルーラ・52カビゴン・50ブラッキー確1と、意外と侮れない。


Lv.55 雷/波乗り/雨乞い/爆裂パンチ@奇跡の実

ライチュウの必殺技その3、波乗り型。これによって多くの地面ポケモンは先制2発であるため、なかなか後出し出来ない。
これは電気技も雷にして、雨乞いをフルに利用出来るようにした型。
雨乞い中の波乗りならば55ライコウも急所待ちぐらいには出来る。
もちろん雨乞いに拘らず、普通に電気技+波乗りで使っても相性が良い。
爆裂パンチの枠は自由で、他に素早さを活かした歌うや、電磁波あたりも候補か。
ただしアンコールや起死回生と言った遺伝技は波乗りと両立出来ないので注意。
ポケモンスタジアム金銀でマチスが波乗りと起死回生を併用したライチュウを使って来るが、実はこれは立派な反則である。


Lv.55 10万ボルト/目覚めるパワー氷/爆裂パンチ/アンコール@奇跡の実

セミフル型。波乗りを、威力を抑えた目覚めるパワーで妥協することによって、アンコール等と両立出来るようになる。
爆裂パンチも非常に相性が良く、属性的にはエレブーと全く同じ攻撃範囲なので説明は不要だろう。


Lv.50 10万ボルト/電磁波/アンコール/泥棒@黄金の実

アンコールは初代マシン技とは両立不可だが、電磁波は自力で覚えるので両立出来るというのはひとつのポイント。
自分より早い相手に対して、電磁波で素早さを逆転させてから1ターン前の攻撃をアンコールするということが出来る。
低〜中レベルのサポート向けだと思うので、このサンプルでは更に場を荒らせる泥棒まで持たせたが、
ここは他にも甘えるやどくどく等の選択肢アリ。眠る+薄荷の実で一度回復出来るようにしても良さそうだ。


Lv.55 10万ボルト/波乗り/メロメロ/身代わり@食べ残し

電気ポケモンは、氷もしくは水タイプのサブ技を1個持つだけで格段に攻撃範囲が広がり、特殊攻撃だけで戦えるため、
余った残り2枠をメロメロ+身代わりで使えれば非常に相性が良い。
しかし現実は、サンダーやライコウのように性別不明でメロメロという概念がそもそも無かったり、
サンダースのように♀で特殊タイプの目覚めるパワーを使えないというようなポケモンばかり。
そんな中ライチュウは、目覚めるパワーに頼らず波乗りという特殊攻撃を使えるため、
1FFFという個体値で使い、♀でメロみがをすることが出来る非常に稀な電気ポケモンである。
これが出来るのは他に冷凍パンチエレブーだけである。
相変わらず草ポケモンの突破には骨が折れるので注意したい。


Lv.55 雷/捨て身タックル/威張る/身代わり@食べ残し

上記の型はライチュウ自慢の物理攻撃力を完全に捨てていたが、このように活かして両刀にするのも手。
捨て身タックルで50カビゴンや55ライコウを4発なので、このあたりは混乱を絡めれば突破が期待出来る。
全く同じ型をサンダーでも出来るが、電気ポケモンの電気技や、不一致の氷技を身代わりが耐えるという長所がある。
サンプルではいばみがにしたが上記のようにメロみがにし、♀で攻撃個体値最大の7FFFという個体値で使うのもアリかも知れない。
また、物理技の枠は捨て身タックルに拘らず、爆裂パンチや地獄車、アイアンテールと言った選択肢もある。
非常に脆いので極力本体が直接攻撃を受けてしまわないよう慎重に立ち回りたい。


Lv.55 身代わり/影分身/丸くなる/転がる@食べ残し

某氏が生み出した闇の世界に住むライチュウ。
実はこの4つの技を全て覚えるポケモンの中では、ライチュウは最速である。
(一見マルマインが出来そうだが、実はマルマインは丸くなるを覚えない。実に哲学的である)
ミルタンク等で定番の影分身+丸くなる+転がるを、回復技の代わりに身代わりと両立させることで、
宿木のタネや状態異常などの補助技、急所事故に強くなることが出来る。
型がバレれば大したことは無いのだが、問題は他の型のライチュウと比べて対策法が全く違うため、
選出の時点で型を読み外すとエラい目に遭うということである。
また、転がるの火力は丸くなるを使わなくても充分なので、防御UPに拘らないならば、
この枠はハガネールやサイドン、ガラガラ等苦手なポケモンを撃退出来る波乗りに変更するのも有効。


Lv.55 雷/転がる/尻尾を振る/空を飛ぶ@破壊の遺伝子

解説拒否



〜活躍したログ〜

ログ1 … セミフル型エース
ログ2 … 波乗り+まるころ型


〜大体どれにでも通用する対策〜

型サンプルを見てもらえば分かると思うが、ライチュウは大きく分けて2通りの構成がある。
まずひとつはアンコールや甘えるに状態異常を絡めた型。
この構成の場合は波乗りを絶対に持っておらず、ライチュウ独特の持ち味を活かすため補助技メインで、
変な目覚めるパワーを持っていることも滅多に無いため、
基本的には地面ポケモンで起点にすることが可能。
更に言えば、どくどくを無効化出来るハガネールやニドクイン・ニドキングならほとんど完封出来る。
ただしハガネールは起死回生だけ注意したい。最大威力で打たれると、体力の2/3程度は削られてしまう。
このような都合の良いポケモンが居ない場合は、アンコール対策に2枚受けが出来ると良い。

もうひとつの構成は波乗りを絡めた型。これは逆に地面では全く受からない。
しかしアンコールや甘えると言った厄介な補助技が無いので、普通の電気ポケモンを受けるのと同じ感覚で、
カビゴンやライコウあたりで対策出来ることが多い。
ただし爆裂パンチには注意したい。特にカビゴンとハピナスで受ける場合。

これらどちらのタイプかを選出の時点で見極めるのは難しいかも知れないが、
どちらにも概ね対策出来るポケモンが居る。それは草ポケモン。
他の電気ポケモンと違ってめざ氷を持っていることが少ないため、
波乗りにしてもアンコールにしても、致命傷は受けず大きな壁となることが出来る。
最も理想的なのはどくどくにも起死回生にも強いフシギバナやウツボットだが、ナッシーでも充分だろう。
ただし注意すべきは、先制は取られてしまうのでアンコールで動きが縛られてしまうとマズいことがあるため、
ライチュウに対して一時凌ぎ程度が出来るポケモンを隣に添えておけると良い。
と言ってもサンダー等のように強い攻撃を打てるポケモンではないため、パルシェンやエアームドほど極端でなければ、
大抵のポケモンで一時凌ぎ程度は出来る。


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