最終更新日:'15/4/29  最終チェック日:'15/4/29
我流・個別分析 <オオタチ>

変態ポケモン図鑑はこちら


<概論>

ストーリー攻略では便利な秘伝要員として重宝するが、対人戦では種族値の低さがアダとなり、活躍が難しいポケモンのひとつ。
特に全ての種族値で負けており、技も悉く被っているガルーラとの差別化が困難を極める。
シャドーボール、アイアンテール、起死回生まで被ってしまっているのは非常に痛いと言わざるを得ない。
また、種族値・技ともにラッタとも被りがちであるが、こちらには全体的に耐久で勝っており、
技も捨て身タックル+起死回生の両立や、爆裂パンチあたりで差を付けることが出来る。
これらのポケモンに出来ない技として実戦的なものは、転がる、切り裂く、泥棒、度忘れ等が代表的。
ピントレンズ+切り裂くで急所を狙ったり、まるころをメインにしたり、度忘れ+鈍いを積んで行くと言った使い方になるだろう。
それぞれ全く毛色の違った戦い方となるので、型を読み外すと対策が機能しなくなりがちというのは利点と言えそうだ。
更に細かいことを言えば他にも差別化出来る技はあるため、下記の技候補を参照されたい。
素早さが高いのは救いで、一度軌道に乗れば2タテぐらいはそれなりにチャンスがある。


<実戦的ステータス>

タイマン性能■■□□□□□□□□ 出番の多さ■□□□□□□□□□
複数対決性能■■□□□□□□□□ 使い方の多様性■■■■■■□□□□
対カビゴン性能■■■■□□□□□□ 不利な相手への対抗力■■■■□□□□□□
対その他の一線級■■□□□□□□□□ 個人的総合評価■□□□□□□□□□


<優劣関係>

格好の餌ハピナス
割と有利バンギラス ポリゴン2 ブラッキー
場合によるカビゴン スイクン パルシェン ナッシー フーディン
割と不利ムウマ サンダー ライコウ スターミー ガラガラ ハガネール フシギバナ ヘラクロス
天敵ゲンガー エアームド カイリキー


<防御面>

55食べ残し5550黄金の実50
55サンダーの10万ボルト低確率2発微高確率2発超高確率2発確2
55ライコウの10万ボルト確3低確率2発中乱数2発確2
50スターミーの波乗り微低確率3発確3確3確3
50パルシェンの冷凍ビーム確4中乱数3発高確率3発確3
55ゲンガーの10万ボルト超低確率3発超高確率3発確3確3
50ハピナスの雷乱数5-6発超高確率4発超高確率4発超低確率3発
バンギラスの噛み砕く超低確率3発超高確率3発確3確3
55カビゴンの恩返し確3超低確率2発低確率2発確2
50カビゴンののしかかり確4低確率3発微高確率3発確3
50エアームドのドリル嘴乱数5-6発中乱数4発超高確率4発確4
50ヘラクロスのメガホーン超低確率2発微低確率2発高確率2発確2
55ポリゴン2の捨て身タックル確3確3低確率2発超高確率2発


<技候補>

捨て身タックル属性一致メイン技。威力は充分で、まともに戦うなら必須。
切り裂くガルーラと差別化するために候補となる技。こちらをメイン技にすることも。
爆裂パンチサブ技筆頭候補。メイン技との相性抜群。ただしガルーラにも出来る
起死回生
堪える
サブ技候補。ただしガルーラにも出来る。
泥棒と併用してサポートで使い捨て型なんかは面白いかも知れない。
シャドーボールサブ技選択候補。ゴーストへの打点。ただしガルーラにも出来る
アイアンテールサブ技選択候補。岩・ゴーストへの打点。ただしガルーラにも出来る
転がる
丸くなる
ガルーラとの貴重な差別点。度忘れまで併用出来るのは偉い
鈍い普通に戦うために決定力の源となる、重要な積み技。
眠る必要かどうかは型次第で、何とも言えない
寝言ピントレンズ+切り裂くで使えば、ガルーラとの差別化はバッチリ?
度忘れガルーラには出来ない。まるころと併用しても良いし、鈍い+捨て身タックルでも。
泥棒ガルーラには出来ない。サポート用か。
気合溜めガルーラにも出来るが、切り裂くを使うなら欲しい技。
連続斬りガルーラにも出来るが、度忘れで耐久を上げてから使うということが出来る。
波乗り
冷凍パンチ
炎のパンチ
4倍弱点キラー程度。
穴を掘るガルーラには出来ない。大爆発スカしに使えるかも!?
電光石火ガルーラには出来ない。鈍いとの相性はバッチリ。
見切りガルーラには出来ない。守ると違ってPPが少ないので、アンコール対策になり得る。
追い打ちガルーラには出来ない。シャドーボールと併用してムウマ狩りぐらいなら何とか…?
メロメロ♂でのメロメロがガルーラには出来ない。例えば♀ツボツボを倒しやすくしたり出来るかも


<型サンプル>

Lv.55 捨て身タックル/切り裂く/眠る/寝言@ピントレンズ

その昔、某氏が使っていたらしい型。ポイントは、ガルーラにもラッタにも真似出来ない切り裂くである。
これをピントレンズと組み合わせることによって、急所率という面で独自性を出すことが辛うじて出来る。
切り裂くは威力70なので、ダメージは急所に当たっても捨て身タックルより少し強い程度だが、
相手の鈍いやリフレクター、甘えるを貫通するという性質を利用したい。難しそうだが。


Lv.55 切り裂く/爆裂パンチ/気合溜め/鈍い@ピントレンズ

↑に対抗して私が考えた型。パーティとログはこちら
更に気合溜めまで絡めることで、急所率50%の切り裂くを放つことが出来る。
素の急所だけではまだパンチが足りないので鈍いも絡ませたい。
55カビゴンに対して、鈍い+切り裂く2連急所を引けば、超高確率2発で倒せるのがポイント。先制も出来る。
なお、鈍い1回積んで54ガラガラや51イノムー・ドンファン・ベトベトン等と同速になる。
眠らないわ奇跡の実も無いわなので、体力も状態異常も回復出来ない点に細心の注意が必要。
ログ … 鈍い切り裂く型
ログ … 鈍い切り裂く型2


Lv.55 捨て身タックル/鈍い/度忘れ/眠る@食べ残し

度忘れで無理矢理差別化したバージョン。
防御と特防を両方上げられるので、ひたすら殴って来るような相手には滅法強くなる。
鈍いの無いカビゴン、吠えるの無い電気、スターミー、ヘラクロス等、
1匹残しなら吠える持ちの電気や鈍いの無いエアームド等も突破出来るだろう。
素早さ以外はカビゴンに負けているが、↑の型のように鈍いを1回積んで誰かに先制、というのを活かしたい。
更に差別化したいなら捨て身タックルの枠を切り裂くでも良いが、
ピントレンズが無いと急所率は25%なのでそこまで期待は出来ない。
鈍い+捨て身タックルで50カビゴン・55カイリキー・55ケンタロス・55サンダー・55めざ蟲ガラガラほぼ2発。
ログ … ド忘れ鈍い型


Lv.55 切り裂く/シャドーボール/堪える/起死回生@奇跡の実

一応可能なこらきし型。しかしやはり切り裂く等で無理矢理ガルーラと差別化しなければならない。
最大威力の起死回生でバンギラス・55ハピナス・55ヘルガー・52ピクシー・50ポリゴン2・50イノムー確1、
他抜群を突ける相手は55ハガネール以外確2、50ガラガラ・51カイリキー・52ライコウ・55プテラ確2、
55エアームド・54フォレトス・54ツボツボ確3。


Lv.50 捨て身タックル/泥棒/堪える/起死回生@破壊の遺伝子

低レベルで暴れる使い捨て型。泥棒もガルーラとの差別化になる。
このような型はオオタチより攻撃力と素早さで上回るラッタにも出来るが、ラッタには耐久面で全体的に勝っている。
泥棒との相性が良いのと、低レベルで暴れるためにサンプルでは破壊の遺伝子を持たせたが、黄金の実などでも良いだろう。
因みに破壊の遺伝子状態での最大威力の起死回生で、55サイドン・54サンダース・50ハガネール一撃。


Lv.55 丸くなる/転がる/度忘れ/眠る@食べ残し

まるころもガルーラには真似出来ない芸当。しかも度忘れまで覚えるため、
↑の鈍い型と同様に、物理・特殊双方を固めながら積んで行くことが出来る。
これはもはや完全にガルーラとは別のポケモンである。
カビゴンでも出来る型だが、素早い分先制で防御や特防を上げられるので気にしなくて良いだろう。


Lv.55 影分身/度忘れ/連続斬り/眠る@食べ残し

連続斬りも使える。しかしこれはガルーラにも出来るので、やはり度忘れで固める使い方をしたい。
サンプルのような型だと防御が上がらないため、鈍いを積んで来る相手に対応出来ない点に注意。


Lv.55 捨て身タックル/シャドーボール/鈍い/追い打ち@食べ残し

シャドーボールを持てばゴーストに強いポケモンとなることが出来る。特にムウマには先制が可能。
Lv.55のシャドーボールで、Lv.50のゲンガーとムウマを共にしっかり確2で落としてくれる。
つまりシャドーボールを持ったオオタチからは、ゴーストは逃げることになる。そこに追い打ちを刺す。
追い打ちも、ガルーラには出来ない技のひとつである。
残念ながらシャドーボール+交代際の追い打ちだけでは倒し切ることが出来ないが、
低レベルのゲンガーやムウマにならこちらも複数回後出し出来るので問題無いだろう。
流石にそれだけで狩りポケモンとして使うなら他のポケモンでやれば良いため、
このようにエースで普通に鈍い+捨て身タックルをしながらそれを狙うのが面白いのではないだろうか。


<その他ルールのログ>

・ドラフト対戦
ログ … 鈍い+恩返しで決定力

・218ルール【オタチ】
パーティ … 龍の怒りコイキング編成(2022)
パーティ … 影分身ヒマナッツ編成(2015)
ログ … 電光石火で速いポケモンにトドメを刺す


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